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 ふと広げた昔のアルバム。そこには35年前の私がいました。場所は平戸です。<br /> 平戸は、江戸時代の鎖国の中で、唯一オランダとの交易が許されていた港を抱える「歴史とロマンの島」!<br /> <br /> 見ている内に、再び同じ場所に立って見たくなりました。<br />お金も、時間もなくっても、変に実行力だけがある私。(^.^)思い立ったが幸いと、夫を誘って出かけました。<br /> <br /> 「さるく」とは長崎弁で「あるく」ということらしいです。「遊さるく」とは「遊び歩く」とでも言えばいいのでしょうか。

☆長崎遊さるく! <平戸 懐かしや>☆

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2009/11/20 - 2009/11/20

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ナオ

ナオさん

 ふと広げた昔のアルバム。そこには35年前の私がいました。場所は平戸です。
 平戸は、江戸時代の鎖国の中で、唯一オランダとの交易が許されていた港を抱える「歴史とロマンの島」!
 
 見ている内に、再び同じ場所に立って見たくなりました。
お金も、時間もなくっても、変に実行力だけがある私。(^.^)思い立ったが幸いと、夫を誘って出かけました。
 
 「さるく」とは長崎弁で「あるく」ということらしいです。「遊さるく」とは「遊び歩く」とでも言えばいいのでしょうか。

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  •  車で早朝の3時に家を出た私達は、山陽自動車道、中国自動車道、九州自動車道と走り、鳥栖JCTから長崎自動車道に入って、金立SAまでやって来ました。<br /> ここはもう佐賀県です。

     車で早朝の3時に家を出た私達は、山陽自動車道、中国自動車道、九州自動車道と走り、鳥栖JCTから長崎自動車道に入って、金立SAまでやって来ました。
     ここはもう佐賀県です。

  •  長崎自動車道の金立SAです。<br /> 武雄北方ICで高速道路から降りて、L498号で伊万里へ、そこからはL204号で松浦・平戸と、一般道を走しるつもりなので、少し長い休憩を取ります。<br /> 金立SAには「徐福の里」の標識があり、「薬用植物園」があります。徐福は秦の始皇帝の命令で、不老不死の薬を求めて日本まで来て、各地に足跡を残しています。私は前に、和歌山県新宮で「徐福の公園」を尋ねたことがありますが、ここ佐賀の金立山にも徐福の話が残されています。<br /> 

     長崎自動車道の金立SAです。
     武雄北方ICで高速道路から降りて、L498号で伊万里へ、そこからはL204号で松浦・平戸と、一般道を走しるつもりなので、少し長い休憩を取ります。
     金立SAには「徐福の里」の標識があり、「薬用植物園」があります。徐福は秦の始皇帝の命令で、不老不死の薬を求めて日本まで来て、各地に足跡を残しています。私は前に、和歌山県新宮で「徐福の公園」を尋ねたことがありますが、ここ佐賀の金立山にも徐福の話が残されています。
     

  •  L498で佐賀県をドライブ、車窓の景色を楽しみながら伊万里市に出て、L204で海岸沿いに走って来ました。<br /> ここはもう長崎県松浦市です。松浦は中世に海を舞台に活躍した武士団・松浦党の発祥の地です。<br /> これは「松浦水軍の兜」です。

     L498で佐賀県をドライブ、車窓の景色を楽しみながら伊万里市に出て、L204で海岸沿いに走って来ました。
     ここはもう長崎県松浦市です。松浦は中世に海を舞台に活躍した武士団・松浦党の発祥の地です。
     これは「松浦水軍の兜」です。

  •  来たかった平戸にやって来ました!この平戸大橋を渡れば、そこはもう平戸で〜す。(*^_^*)<br /> 確か35年前には平戸大橋はなく、私達はフェリーで愛車を平戸に渡したと覚えています。<br /> ありました。ありました。アルバムの隅に、昔のフェリーの乗船券。料金は1400円となっています。

     来たかった平戸にやって来ました!この平戸大橋を渡れば、そこはもう平戸で〜す。(*^_^*)
     確か35年前には平戸大橋はなく、私達はフェリーで愛車を平戸に渡したと覚えています。
     ありました。ありました。アルバムの隅に、昔のフェリーの乗船券。料金は1400円となっています。

  •  平戸大橋を渡ってすぐ、平戸市街地へと向かいます。<br /> 35年前は平戸で一泊したので、平戸の島のほとんどを巡りましたが、今回は長崎泊まりなので、平戸市街地の散策のみです。<br /> 平戸は日本が鎖国していた江戸時代に、オランダとの貿易が許された唯一の港でした。それだけに、ここには東洋と西洋の文化が違和感なく入り混じって残っています。<br /> ここは展望のいい地に立つ平戸物産館です。ここからは海と平戸城が見えています。<br />

     平戸大橋を渡ってすぐ、平戸市街地へと向かいます。
     35年前は平戸で一泊したので、平戸の島のほとんどを巡りましたが、今回は長崎泊まりなので、平戸市街地の散策のみです。
     平戸は日本が鎖国していた江戸時代に、オランダとの貿易が許された唯一の港でした。それだけに、ここには東洋と西洋の文化が違和感なく入り混じって残っています。
     ここは展望のいい地に立つ平戸物産館です。ここからは海と平戸城が見えています。

  •  これが平戸物産館の前から見た平戸城です。

     これが平戸物産館の前から見た平戸城です。

  •  平戸の市街地に入って来ました。<br /> ここは平戸城に通じるオランダ橋の所です。この橋の本当の名は幸橋(さいわいばし)といいます。元禄15年、時の城主の命令で、オランダ商館の建造に携わった石工の手によって造られた石造単アーチ橋です。

     平戸の市街地に入って来ました。
     ここは平戸城に通じるオランダ橋の所です。この橋の本当の名は幸橋(さいわいばし)といいます。元禄15年、時の城主の命令で、オランダ商館の建造に携わった石工の手によって造られた石造単アーチ橋です。

  •  これは幸橋(オランダ橋)から続くお城の石垣です。その向こうに見えているのは、平戸市役所です。

     これは幸橋(オランダ橋)から続くお城の石垣です。その向こうに見えているのは、平戸市役所です。

  •  私達は港のところの平戸港交流広場の一角にある駐車場に車を止めました。2時間まで無料とのこと。<br /> 観光案内所があり、ここでは親切に散策コースを教えてくださり、散策マップもいただくことができました。<br /> 隣の交流広場には、いろんな銅像や記念碑などがあります。見えているのもその一つです。

     私達は港のところの平戸港交流広場の一角にある駐車場に車を止めました。2時間まで無料とのこと。
     観光案内所があり、ここでは親切に散策コースを教えてくださり、散策マップもいただくことができました。
     隣の交流広場には、いろんな銅像や記念碑などがあります。見えているのもその一つです。

  •  私達はいただいた平戸マップを持って、「平戸遊さるく」としゃれ込みます。<br /> ここは松浦資料館入口の標柱のある通りです。この通りは「歴史の道」となっており、道の脇には色々な彫刻や銅像などが設置されています。

     私達はいただいた平戸マップを持って、「平戸遊さるく」としゃれ込みます。
     ここは松浦資料館入口の標柱のある通りです。この通りは「歴史の道」となっており、道の脇には色々な彫刻や銅像などが設置されています。

  •  通りの横に、「平戸温泉うで湯・足湯」を見つけました。足湯は良くありますが、うで湯は珍しいです。私もちょっと!(*^_^*)

     通りの横に、「平戸温泉うで湯・足湯」を見つけました。足湯は良くありますが、うで湯は珍しいです。私もちょっと!(*^_^*)

  •  平戸温泉のうで湯・足湯の横には藤浦洸の「平戸のうた」の歌碑が建立されています。<br />

     平戸温泉のうで湯・足湯の横には藤浦洸の「平戸のうた」の歌碑が建立されています。

  •  平戸温泉のうで湯で温まった後は、お腹がすいたので、どこかいいところはないかを見回すと、目の前に、「婆娑羅」と言う店がありました。<br /> 「婆娑羅」は元酒蔵だった築200年の建物をお店にしたのだそうで、重厚な趣きある建物です。1階は平戸の地酒やお土産物を商っており、2階は喫茶&amp;お食事処となっています。<br /> 私達はここで昼食を取ることにしました。

     平戸温泉のうで湯で温まった後は、お腹がすいたので、どこかいいところはないかを見回すと、目の前に、「婆娑羅」と言う店がありました。
     「婆娑羅」は元酒蔵だった築200年の建物をお店にしたのだそうで、重厚な趣きある建物です。1階は平戸の地酒やお土産物を商っており、2階は喫茶&お食事処となっています。
     私達はここで昼食を取ることにしました。

  •  「婆娑羅」の中です。二階が喫茶&amp;お食事処ですが、御覧のとおりすごい梁が見えています。この梁は樹齢300年の木が使われているのだそうです。

     「婆娑羅」の中です。二階が喫茶&お食事処ですが、御覧のとおりすごい梁が見えています。この梁は樹齢300年の木が使われているのだそうです。

  •  これが私が「婆娑羅」で、この日に食べた昼食です。

     これが私が「婆娑羅」で、この日に食べた昼食です。

  •  やって来たのは「松浦資料博物館」です。<br /> 「松浦資料博物館」は旧平戸藩主松浦家の私邸だった建物で、建物自体が国の登録文化財となっています。<br /> ここに国指定重要文化財を含む3万点余りの収蔵資料が保管展示されています。展示品は御所人形から鎧、お籠、絵巻物、平戸焼きなどの他、オランダ製の地球儀や天球儀など多岐にわたります。入館料は500円でした。

     やって来たのは「松浦資料博物館」です。
     「松浦資料博物館」は旧平戸藩主松浦家の私邸だった建物で、建物自体が国の登録文化財となっています。
     ここに国指定重要文化財を含む3万点余りの収蔵資料が保管展示されています。展示品は御所人形から鎧、お籠、絵巻物、平戸焼きなどの他、オランダ製の地球儀や天球儀など多岐にわたります。入館料は500円でした。

  •  これは県史跡の「平戸の六角井戸」です。

     これは県史跡の「平戸の六角井戸」です。

  •  これは大ソテツです。35年前に平戸に来た時の記憶で、なぜかこの大ソテツをよく覚えています。

     これは大ソテツです。35年前に平戸に来た時の記憶で、なぜかこの大ソテツをよく覚えています。

  •  延命町から平戸焼きの平戸茂右ヱ門窯のところを通り、平戸遊さるく!

     延命町から平戸焼きの平戸茂右ヱ門窯のところを通り、平戸遊さるく!

  •  ここからも平戸城が見えています。

     ここからも平戸城が見えています。

  •  聖フランシスコ・ザビエル記念教会にやって来ました。

     聖フランシスコ・ザビエル記念教会にやって来ました。

  •  聖フランシスコ・ザビエル記念教会は昭和6年に建てられたカトリック教会です。

     聖フランシスコ・ザビエル記念教会は昭和6年に建てられたカトリック教会です。

  •  これも聖フランシスコ・ザビエル記念教会です。

     これも聖フランシスコ・ザビエル記念教会です。

  •  聖フランシスコ・ザビエル記念教会から石段や石畳の坂道を港に向かって下ります。振りかえれば、聖フランシスコ・ザビエル記念教会の尖塔が望めます。

     聖フランシスコ・ザビエル記念教会から石段や石畳の坂道を港に向かって下ります。振りかえれば、聖フランシスコ・ザビエル記念教会の尖塔が望めます。

  •  「お寺と教会の見える風景」は、古都平戸ならではの静かな散歩道として、今最も人気がある知る人ぞしる散策コースなのだそうです。

     「お寺と教会の見える風景」は、古都平戸ならではの静かな散歩道として、今最も人気がある知る人ぞしる散策コースなのだそうです。

  •  寺院と教会の見える坂道から港に下りてきました。ここは「ポルトガル船入港の地」と書かれた石柱のある所です。

     寺院と教会の見える坂道から港に下りてきました。ここは「ポルトガル船入港の地」と書かれた石柱のある所です。

  •  「平戸遊さるく!」もおしまいで、平戸港交流広場に帰って来ました。無料駐車場のところです。<br /> これは平戸交流広場にたつ「ジッャガタラ娘の像」です。オランダ貿易が行われていた頃、商館の外国人と一緒になった日本人母子が、ジャガタラ(今のインドネシア)に追放されたことを偲んで建てられているのだそうです。<br /> 悲しい歴史もあるのですね。

     「平戸遊さるく!」もおしまいで、平戸港交流広場に帰って来ました。無料駐車場のところです。
     これは平戸交流広場にたつ「ジッャガタラ娘の像」です。オランダ貿易が行われていた頃、商館の外国人と一緒になった日本人母子が、ジャガタラ(今のインドネシア)に追放されたことを偲んで建てられているのだそうです。
     悲しい歴史もあるのですね。

  •  ちなみにこれは、35年前に私達が平戸を訪れた時の写真です。

     ちなみにこれは、35年前に私達が平戸を訪れた時の写真です。

  •  これも35年前の平戸城です。

     これも35年前の平戸城です。

  •  そしてこれは、35年前に私達が泊まった平戸観光ホテル千里ヶ浜別荘です。この時はちょうど平戸ツツジの咲く時期で、とても綺麗でした。<br /> 

     そしてこれは、35年前に私達が泊まった平戸観光ホテル千里ヶ浜別荘です。この時はちょうど平戸ツツジの咲く時期で、とても綺麗でした。
     

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