東北の名峰、甑(こしき)山。あー、こんなにすごい山があったのか．．．

2009/10/01 - 2009/10/01

雑誌「山と渓谷」でその写真を見た時に衝撃を受け、すぐさま山行を計画、行って来ました甑(こしき)山。
女甑山は底知れぬ樹海の中から突如盛り上がりまっすぐに天を衝く。その山容は異様であり、放つオーラは周囲の空気を屈折させる。何か言い知れぬエネルギーがここには漂っている。標高わずか980ｍほどの山ではあるがこれほどの衝撃を与える山はめったにない。
秋の甑山、とてもお勧めです。

エリア 秋田

林道入口には結構立派な看板がありました。ここから登山口まで車で30分、4駆でなくても入れそうですが、運転に自信のない人にはお勧めできません。

登山口には3−4台の駐車スペースあり、その他近辺に4−5台は停められそう。

このようにロープの掛けられた崖のようなところを登って行きます。男甑山への登りはほとんど崖でした。初心者にはちょっときついかも。

1時間20分で男甑山頂到着。周囲に広がる樹海が山の深さを感じさせます。

木々の間から鳥海山遠望。

少し下ると女甑山が全貌を現します。でも、ヤマケイの写真と違う。実はなぜかブナの葉が黄葉しないままに全部落ちてしまっていたのです。地球温暖化の影響？

男女のコルから約30分で女甑山頂。遮るもののない山頂からは360°の大展望。鳥海山もはっきり見えます。

一旦男女のコルに戻り、そこから名勝沼に下ります。非常に湿度の高いうっそうとした道で、汗が噴き出します。今回のルートは夏は虫が多そうであまり登る気にはなれません。やっぱり秋がお勧めです。名勝沼は紅葉がきれいでした。