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 (杭州−街並みと龍井村へのプチ旅行−から続く)<br /> 龍井村の周さんの指示通り、バスの運転手さんは、<br />「雷峰塔前だよ」(中国語だったので、多分)、と私に合図をしてくれました。<br /><br /> 本当は雷峰塔には、それほど興味はなかったのだけど、<br />龍井村の巧みな罠?から、早く抜け出したかったので、<br />周さんに対しては、適当に、そこへ行く、って言ったのでした。<br /><br /> バスを降りると、雷峰塔の前に、なにやら渋いお寺がありました。

杭州−お茶と点心と雷峰塔−

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2009/12/29 - 2009/12/31

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sitejm

sitejmさん

 (杭州−街並みと龍井村へのプチ旅行−から続く)
 龍井村の周さんの指示通り、バスの運転手さんは、
「雷峰塔前だよ」(中国語だったので、多分)、と私に合図をしてくれました。

 本当は雷峰塔には、それほど興味はなかったのだけど、
龍井村の巧みな罠?から、早く抜け出したかったので、
周さんに対しては、適当に、そこへ行く、って言ったのでした。

 バスを降りると、雷峰塔の前に、なにやら渋いお寺がありました。

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  •  浄慈寺です。

     浄慈寺です。

  •  954年に呉越王が建立したのだとか。<br /> 1000年以上もの歴史のあるお寺です。

     954年に呉越王が建立したのだとか。
     1000年以上もの歴史のあるお寺です。

  •  浄慈寺の境内には、私のような観光でなく、お参りに来ている方がたくさんいらっしゃいました。

     浄慈寺の境内には、私のような観光でなく、お参りに来ている方がたくさんいらっしゃいました。

  •  寺社の中を覗いてみます。

     寺社の中を覗いてみます。

  •  大仏様の立派さと豪華さにびっくり!<br /> <br /> 手前の蝋燭がでっかいので、写真では分かりにくいですが、お堂の天井まで届くほど、立派な大仏様でした。

     大仏様の立派さと豪華さにびっくり!
     
     手前の蝋燭がでっかいので、写真では分かりにくいですが、お堂の天井まで届くほど、立派な大仏様でした。

  •  上の窓から、1980年代に日本の永平寺がこのお寺に贈ったと言う「南屏晩鐘」が少しだけ見えています。<br /><br /> 高さ3.6メートル、周囲に6万字の妙法蓮華経が刻まれているのだそう。<br /> 昔、存在した鐘は19世紀に焼失したのだとか。

     上の窓から、1980年代に日本の永平寺がこのお寺に贈ったと言う「南屏晩鐘」が少しだけ見えています。

     高さ3.6メートル、周囲に6万字の妙法蓮華経が刻まれているのだそう。
     昔、存在した鐘は19世紀に焼失したのだとか。

  •  お坊さまたちの生活場のようでした。<br /><br /> お坊さまの作務衣から、建物の色まで、モノクロのみの質素さ。<br /> でも、緑がそれを彩るように鮮やかで、とても清廉な雰囲気。

     お坊さまたちの生活場のようでした。

     お坊さまの作務衣から、建物の色まで、モノクロのみの質素さ。
     でも、緑がそれを彩るように鮮やかで、とても清廉な雰囲気。

  •  あっ!境内から雷峰塔が見えました。<br /><br /><br />(このあと、このお寺の中で、ニーハオ・トイレを初体験してしまいました。<br /> 感想を申し上げますと、<br /><br />「みんなでやれば怖くない!」<br />っていう気持ちと、<br /><br />「この開放感!!」<br />という妙な清々しさが心に残りました。)

     あっ!境内から雷峰塔が見えました。


    (このあと、このお寺の中で、ニーハオ・トイレを初体験してしまいました。
     感想を申し上げますと、

    「みんなでやれば怖くない!」
    っていう気持ちと、

    「この開放感!!」
    という妙な清々しさが心に残りました。)

  •  ところ変わって、こちらは、雷峰塔。<br /> <br /> 浄慈寺の入場料10元と比べると、雷峰塔は40元と、少々割高かな?<br /><br /> まあ〜、遺跡巡りも今の時代はエスカレーターなんですね。<br /> 高くつくはずです。

     ところ変わって、こちらは、雷峰塔。
     
     浄慈寺の入場料10元と比べると、雷峰塔は40元と、少々割高かな?

     まあ〜、遺跡巡りも今の時代はエスカレーターなんですね。
     高くつくはずです。

  •  さて、建物の根っこのところに入ってみるといきなり、土の柱の壊れたようなものばかり。<br /><br /> 崩壊する前の雷峰塔の土台だそうです。<br /><br /> 現在の雷峰塔は、2000年に再建されたものだそう。<br /> どおりで、エスカレータ付なわけですね。<br /><br /> 

     さて、建物の根っこのところに入ってみるといきなり、土の柱の壊れたようなものばかり。

     崩壊する前の雷峰塔の土台だそうです。

     現在の雷峰塔は、2000年に再建されたものだそう。
     どおりで、エスカレータ付なわけですね。

     

  •  1階だけ上ると、こんなにゴージャス!?<br /><br /> 金色の細工を施した白天井に、ガラス張りのエレベーター。<br /> すらりとした男前のエレベーターボーイもいたりして。<br /> 階段で上ろうかときょろきょろしていると、こちらへどうぞ!と爽やかに誘引してくれました。<br /> <br /> 

     1階だけ上ると、こんなにゴージャス!?

     金色の細工を施した白天井に、ガラス張りのエレベーター。
     すらりとした男前のエレベーターボーイもいたりして。
     階段で上ろうかときょろきょろしていると、こちらへどうぞ!と爽やかに誘引してくれました。
     
     

  •  ゴールドと緋色って、派手ですね。

     ゴールドと緋色って、派手ですね。

  •  斎場みたいな感じもしますけど・・・。

     斎場みたいな感じもしますけど・・・。

  •  遠くから見ると日本の五重塔とは異なる外観ですが、近くで見ると、似ていますね。<br /><br /> ちなみに日本の五重塔は、遠くの人も参拝できるように高層化しただけで、天辺まで普通に上ることはできませんが、中国の塔は一般的に内部から天辺まで上れるのですね。<br /><br /><br /> 

     遠くから見ると日本の五重塔とは異なる外観ですが、近くで見ると、似ていますね。

     ちなみに日本の五重塔は、遠くの人も参拝できるように高層化しただけで、天辺まで普通に上ることはできませんが、中国の塔は一般的に内部から天辺まで上れるのですね。


     

  •  南の方には、先ほどの浄慈寺も見えました。<br /><br /> 上から見ても立派ですね〜!<br />(って、写真はぼけぼけでごめんなさいね〜!)

     南の方には、先ほどの浄慈寺も見えました。

     上から見ても立派ですね〜!
    (って、写真はぼけぼけでごめんなさいね〜!)

  •  真裏へ廻ると、西湖が眺められます。<br /><br /> 2階から5階まで、すべて外へ出て、景色を眺められるようになっていました。

     真裏へ廻ると、西湖が眺められます。

     2階から5階まで、すべて外へ出て、景色を眺められるようになっていました。

  •  河坊街で異様に目立っていた城隍閣も見えました。<br /><br /> 眺めもいいですが、何と言っても感心したのは、お掃除ボーイが何人か居て、あちこちの欄干を拭き拭きしていたことでしたわ。

     河坊街で異様に目立っていた城隍閣も見えました。

     眺めもいいですが、何と言っても感心したのは、お掃除ボーイが何人か居て、あちこちの欄干を拭き拭きしていたことでしたわ。

  •  雷峰塔の内部はがらんどうではなく、←のような美術品(彫り物?)や、絵画で装飾されています。

     雷峰塔の内部はがらんどうではなく、←のような美術品(彫り物?)や、絵画で装飾されています。

  •  雷峰塔周辺は、ちょっとした自然公園のようになっていて、のんびり歩くのにもいいかもしれません。<br /> 私は、冬だったから、せかせか歩いていましたけど。<br /><br /> 周辺に小さな植物が一面にびっしり生えているので、よく見たら、小さな小さな赤い実のついた南天の木が、一面に植えられていたのでした。

     雷峰塔周辺は、ちょっとした自然公園のようになっていて、のんびり歩くのにもいいかもしれません。
     私は、冬だったから、せかせか歩いていましたけど。

     周辺に小さな植物が一面にびっしり生えているので、よく見たら、小さな小さな赤い実のついた南天の木が、一面に植えられていたのでした。

  •  かつての雷峰塔の説明パネル。<br /> 塔は黄土とレンガなどで造られたものだったそう。<br /> 975年に建設されたこの塔は、1925年に崩壊したそうです。<br /><br /> 展示パネルの英語の説明を読むと、なんと、日本の海賊(多分、倭寇)が壊したということになっていました!<br /> 間接的には関わりがあっても、事実ではないらしいので、なんだかひどい濡れ衣のような。

     かつての雷峰塔の説明パネル。
     塔は黄土とレンガなどで造られたものだったそう。
     975年に建設されたこの塔は、1925年に崩壊したそうです。

     展示パネルの英語の説明を読むと、なんと、日本の海賊(多分、倭寇)が壊したということになっていました!
     間接的には関わりがあっても、事実ではないらしいので、なんだかひどい濡れ衣のような。

  •  さてさて、お昼も食べずにあちこち歩き、少し疲れたので、西湖のほとりの茶館に入りました。

     さてさて、お昼も食べずにあちこち歩き、少し疲れたので、西湖のほとりの茶館に入りました。

  •  黄色いのは、桂花茶(金木犀の花のお茶)。<br /><br /> 金木犀は杭州市の市の花だそう。<br /><br /> ふわ〜っと花のいい香りがします(金木犀の強烈な感じは薄れています)。<br /> 一杯のお茶で、身体だけでなく、心も癒されそう。<br /><br /> ただ、中国って日本の物価と比較して見ると、コーヒーやお茶1人分が60〜70元程度(1,000円くらい)で、ちょっと高いんですよね。

     黄色いのは、桂花茶(金木犀の花のお茶)。

     金木犀は杭州市の市の花だそう。

     ふわ〜っと花のいい香りがします(金木犀の強烈な感じは薄れています)。
     一杯のお茶で、身体だけでなく、心も癒されそう。

     ただ、中国って日本の物価と比較して見ると、コーヒーやお茶1人分が60〜70元程度(1,000円くらい)で、ちょっと高いんですよね。

  •  お腹が空いて、思わず注文した海老の蒸し饅頭。<br /> 全然、桂花茶と合いませんが。<br /><br /> 酢醤油でいただきました。少しも海老くさくなく、満足。<br /><br /> こちらは7個で28元(420円)と、お茶と比べて安すぎ。<br /> 日本との物価の感覚の差が摩訶不思議。

     お腹が空いて、思わず注文した海老の蒸し饅頭。
     全然、桂花茶と合いませんが。

     酢醤油でいただきました。少しも海老くさくなく、満足。

     こちらは7個で28元(420円)と、お茶と比べて安すぎ。
     日本との物価の感覚の差が摩訶不思議。

  •  さて、カフェを出て、少しだけ街を歩きました。<br /><br /> きちんとした雰囲気のお茶屋さんがあったので、土産でも買おうかと覗いてみました。<br /> 私よりややお姉さま年齢に見える店員二人とその父親らしき人が切り盛りするお店は、店内は広いし、さまざまなお茶の葉が整然と並べられていました。<br /> <br /> 龍井茶が1人分ずつ小分けされて、小さな四角い缶に納められた手頃なもの、さっき、すっかり魅了された桂花茶、それからクコ、ナツメ、氷砂糖などが入った八宝茶と、店員さんに勧められるままに、ジャスミン茶を選びました。<br /><br /> いいおみやができたわ、とお茶の入った袋をぶんぶん振って、ルンルンとホテルに帰ったのですが・・・<br /><br /> わたし・・・・またやられました・・・。

     さて、カフェを出て、少しだけ街を歩きました。

     きちんとした雰囲気のお茶屋さんがあったので、土産でも買おうかと覗いてみました。
     私よりややお姉さま年齢に見える店員二人とその父親らしき人が切り盛りするお店は、店内は広いし、さまざまなお茶の葉が整然と並べられていました。
     
     龍井茶が1人分ずつ小分けされて、小さな四角い缶に納められた手頃なもの、さっき、すっかり魅了された桂花茶、それからクコ、ナツメ、氷砂糖などが入った八宝茶と、店員さんに勧められるままに、ジャスミン茶を選びました。

     いいおみやができたわ、とお茶の入った袋をぶんぶん振って、ルンルンとホテルに帰ったのですが・・・

     わたし・・・・またやられました・・・。

  •  ホテルの部屋で落ち着いて考えてみると、どう考えても、土産に払った代金が多すぎたのです。<br /><br /> 店員が紙に書いて計算していたので、頭の良い中国人、まさか間違えないだろう、、と思って油断したのが仇でした。<br /> <br /> 一日に2回もぼられるとは・・・。<br /> しかも、同じ、お茶で。

     ホテルの部屋で落ち着いて考えてみると、どう考えても、土産に払った代金が多すぎたのです。

     店員が紙に書いて計算していたので、頭の良い中国人、まさか間違えないだろう、、と思って油断したのが仇でした。
     
     一日に2回もぼられるとは・・・。
     しかも、同じ、お茶で。

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