杭州でお茶を～西湖と清河坊～

2009/12/29 - 2009/12/31

　杭州旅行を決めたのは、この一年、ずーっと諸葛八卦村に行くことを夢見ていたから。
　実のところ、杭州には興味はなく、諸葛八卦村に行くことだけを考えていました。
　ところが、訳あって、諸葛八卦村には行けなくなって・・・。
　お陰であてもなくフラフラしていたら、「お茶」でぼられまくり！の旅になりました。
　まー、楽しかったんですけど。

エリア 杭州(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

　関西空港から杭州へ向かいました。

　杭州周辺は田園地帯？
　きれいに縦横に区切られているのが印象的です。

　空港から杭州市内行きのリムジンバスに乗りました。
　チャン・ツイィー似の若いバスガイドさん（バスの荷物庫のところにいる人）は、始め英語で話しかけた私につっけんどん。
　でも、降りるときに「多謝」と言ったら、にっこり笑って荷物を渡してくれました。

　泊まったのは友好飯店。
　クチコミで紹介の通り、好印象なホテル。

　とりあえず、着いたら直ぐに向かったのは・・・

　もちろん、西湖。
(写真がよぼよぼでお恥ずかしいですが・・・）

　曇天の湿った空気が非常に冷たい日。
　歩いているだけで西湖の冷気に当てられます。

　それでも、遊覧船に乗っている人もいました。
　かなり寒そう！

　西湖の周囲は舗装されて、とても歩きやすい。

　西湖沿いのレストラン「涌金楼」。
　北宋時代まで遡る歴史あるレストランだそう。
　
　1フロアに一組しかお客を取らないんだとか。
　敷居高すぎです。

　西湖の金の牛「金牛出水」

　中央の端の手前にちょこっと見えますか？？　

　西湖の底には金の牛がいて、湖水が涸れても、その牛が水を吐いて、また湖が蘇るという言い伝えがあるのだとか。

　西湖博物館です。中には入りませんでした。
　外観を見る限り、とっても立派な博物館。

　今度は古い街並みのある河坊街まで行って見ます。

　きれいな街並みです。

　でっかいデジタルスクリーンの目立つ呉山広場。
　整いすぎて中国らしくない？

　でも、その向こうに超アナログ的な城隍閣がそびえているのが面白い！違和感ありありです。

　清河坊に、ようやくたどり着きました。

　寒いけど、この賑やかさに元気が出ました！

　なんか良くわからないですが、迫力があって気に入りました。

　すっごく渋い薬屋さん「回春堂」。
　名前がすごいですね。元気出そうで。。
　お客は女性が多かったです。

　金の布袋さん。
　不況を吹っ飛ばすようなこの笑顔。
　この金ぴかを見ていて、中国は強いな〜って感じました。
　GDPでもう、日本は抜かれますしね。

　清河坊の通りから路地に外れても、いろいろな店が並んでいます。
　特に、屋台の並んだ通り（寒さの余りカメラの電源が落ちて、写真がないのですが）では、さまざまな中華料理や杭州料理がずら〜っと並んでいて、どれを食べるか迷うほど！一皿10元（2009年12月末の両替レートで150円くらい）でたっぷり食べられますけど、胃袋は一つですから。
　迷った挙句、やっぱり東坡肉！杭州に来たら絶対食べたかったのです。
　自分で作るのと味はよく似ているな〜（まじか？）と思ったのですが、艶っぽいまでのこの照りは出せません！
（杭州−夕食とホテルの巻−に続きます）

この旅行記へのコメント （2）

• Komuさん 2010/01/21 22:26:23

  緑がきれいに見えますね。

  sitejmさん、こんばんは。
  杭州の旅行記におじゃましました。
  
  お茶でぼられまくりって、笑ってはいけないけど、
  なんだか興味が湧いてしまうはじまり方ですね。
  
  杭州は以前、行ったことがあり、
  日本から美術留学に行かれている方と、
  食事をさせていただきましたが、
  芸術向きの街なのだなって感じながら過ごしました。
  
  続きも楽しみに読ませていただきます。
  

  sitejmさん からの返信 2010/01/23 18:20:52

  RE: 緑がきれいに見えますね。

  Komuさん、こんばんは。
  
  > お茶でぼられまくりって、笑ってはいけないけど、
  > なんだか興味が湧いてしまうはじまり方ですね。
  
  　いえいえ、笑っていただいて結構ですよ。
  　結果、楽しみましたから（笑）
  
  
  > 杭州は以前、行ったことがあり、
  > 日本から美術留学に行かれている方と、
  > 食事をさせていただきましたが、
  > 芸術向きの街なのだなって感じながら過ごしました。
  
  　Komuさんの杭州の旅行記も拝見しました。
  　いつもツボにはまる旅行をされていますね。
  
  　芸術向きの街ですか。そういう街なのですね。
  　歩きながら美しすぎて、柄じゃないかも〜、とちょっと思う
  自分があったかもしれません。
  　でも、いいところでしたし、いい旅になりました。