2010/03/20 - 2010/03/20
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sitejmさん
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東海道をたどって、伊勢の国への最初の鳥居「一の鳥居」があるのが桑名の七里の渡。
お伊勢参りが盛んだった時代、熱田から船で七里渡ったところにあります。
伊勢参道沿いで愛されたお餅の一つ「安永餅」を求めるついでに、七里の渡し跡周辺を散策しました。
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・・・とか言いながら、まずはお昼時だったので、近くの「魚利食堂」へ。
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ショーケースに並んだお惣菜の中から、自分の食べたいものを給食トレーのようなアルミトレーに取ります。
ここの特徴は、桑名らしくアサリたっぷりの貝汁!そして、普通の店では中ライスやろ!というサイズの炊き立ての「小ライス」。
そして、何と言っても、激安なのに家庭的な美味しい味のお惣菜。
トマトも小さいけど一個分を六つに切ったのがいただけるのが自分的には嬉しい(一切れだけのトマトって、飾りみたいで食欲↓なので)。 -
〆鯖もさっぱりして美味しかった。
お会計は食べてから、お店の人を呼ぶと、その場でものすごい速さで計算してくれます。
上の写真だと600円でした。
決しておしゃれでトレンディな(死語?)お店ではありませんが、こざっぱりしていて、黙って美味しいご飯を食べたい人向けです。 -
さて、ところ変わって、七里の渡の前に訪れたのは、六華苑。
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戦前っぽいレトロな建物が、なぜこんなところに??
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六華苑は、桑名の実業家「諸戸清六」さんが大正二年に竣工した邸宅です。
鹿鳴館を設計し、日本近代建築の父と呼ばれたジョサイア・コンドルさんが手がけた建築物なのだそう。 -
洋館と和館がくっついた様は、大正時代にはかなり独特なものだったと想像されます。
でも、同じ団地内でも純和風の住宅と南欧風とかモダンアート風とか、多様な外観の住宅が並んでいるのが一般的な現代にあっては、あんまり違和感を感じないような・・・。 -
入り口を入ると、まずは和館に上がります。
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広〜い!
当の施主の諸戸清六さんは、親の作った千両の借金を食事の間も惜しんで返済し、財をなした苦労人で、
「熱き飯は食ふに手間取り時間を空費するゆえ、飯は一切冷飯にすること」
を心得の一つとしていたそうです。
無駄金、無駄な時間が大嫌いで、人力車に飛び乗ったら、すぐに動き出さないと怒り出したのだとか。 -
鴨居には菊に桐の御紋。
皇室との関係は良く分かりませんでした。 -
写真はだめだめですが、広大な敷地に設けられた池泉回遊式のお庭。
和館の縁側から眺められます。
奥に小さな滝があります。
晴れた暖かい日にぼーっと眺めたいお庭。
縁側に腰掛けて1人で眺めている人が多かったです。 -
さて、今度は洋館へ。
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黄色のステンドグラスが珍しい感じ。
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あら失礼。
お手洗いも、水洗式のものは当時としては珍しいようです。今はもちろん、使用禁止ですけど、もし、使用されていたとしてもおかしくないほど近代的です。 -
2階へ上ってみます。
美しい階段は、強度の都合上、今では十人以上の人が上がれないみたい。 -
階段を上って奥まったところに、小部屋がありました。
こんなところを書斎にできたら・・・うらやましい〜! -
女中さんたちのお部屋です。
物語なんかだと、女中部屋は暗い屋根裏部屋だったりしますが、こぎれいな洋間でした。
今では、当時の人たちが使用していた鞄が飾られていました。 -
ヴィトンのワードローブトランクみたい!
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女中部屋からの眺めです。
厳しい家主のお世話に疲れても、眺めがいいと、心も癒されたかな? -
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部屋の照明スイッチも菊でした。贅沢です。
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押入れも、襖紙を洋風にして、洋式箪笥を忍ばせれば、使いやすいかも!・・・とつい庶民的な発想を・・・。
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あんまり派手派手しくないのがいいです。
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ベランダも広々。
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お庭も広くて散策に丁度いい。
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和館の裏手にもちょっとしたお庭がありました。
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六華苑の優雅さを堪能したので、七里の渡し跡まで歩きました。
揖斐川に沿ってゆる〜く歩いていたら、いつの間にか到着します。
辺りは桜の木が非常に多くて、もう少ししたら、お花見に最高のスポットになるんでしょうね。 -
伊勢の国へと通じる一の鳥居。
四日市市の日永追分とか、亀山市の関とか、伊勢参宮道への入り口や分岐点には必ず鳥居があるんです。 -
当時の桑名城周辺図です。
海に近いお城は珍しい気がします。 -
桑名城のお堀の石垣に沿って船が並んでいました。
当時もこんな光景だったのでしょうか。 -
お城自体は明治政府に焼き払われたそうで、跡形もありません。
今はお堀と石垣だけが残っていて、九華公園として整備されています。
彼岸に入ったばかりのこのときは地味でしたが、園内は桜の木でいっぱいなので、四月になったら満開の桜に彩られそうです。 -
桑名城の築城主、本多忠勝の銅像がありました。
武闘派で、軽装でもほとんど負傷したことがないそうです。 -
マンホールが可愛いんです。
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東海道バージョンも。
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旧東海道です。
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周辺にはところどころ、旧東海道を偲ばせるスポットがありました。
真っ赤な橋の向こうに、青銅の鳥居が見えました。 -
春日神社。
正式には桑名宗社だそうですが、奈良の春日大社から由来した春日大明神もお祀りしていて、地元では「春日さん」と親しまれているそうです。 -
お堀を渡る橋がたくさん架かっていました。
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旧東海道沿いには、旅館とか、かつては旅館?と思しきお店やおうちが並んでいました。
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歩きつかれたその後は、車で桑名駅辺りまで移動して、御餅屋さんへ。
東海道五十三次随一の宿場として栄えた桑名宿、安永には、「安永餅」として愛された長い焼餅があります。
安永餅を今でも作り続けるお店の一つ、桑名駅東南の「柏屋」さんは1860年ごろに創業したのだとか。
昔ながら〜な雰囲気のお店です。 -
同じ長い焼餅では、四日市でも笹井屋さんの「永餅」がありますが、
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・・・安永餅は、もっと素朴でいかにも手作りな感じ。
おひとつ 袋なしだと70円、袋入りだと80円でした。 -
添加物が入っていないためか、賞味期限は三日と短いですが、硬・やわらか〜くて香ばしい焼餅の食感とつぶ餡の重みが美味い!(もちろん、四日市の笹井屋さんの長餅も添加物なしで賞味期限が3日です。)
コーヒーにも合いました。
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