中国出張　広東＆浙江

2024/03/10 - 2024/03/15

約1週間、中国へ出張へ行ってきました。
今回は中国国内移動もあったので、交通系をメインに整理したいと思います。
まず、最大の難関はVISAが必要との事。
最寄りのビザセンターで申請しますが、旧正月明けで何と受付から申請まで待ち時間約4時間。。。！！
事前にWEBで入力し、中国現地の会社に招聘状も書いてもらったので特に突っ込まれる事はなく、申請自体は15分で完了(逆に言えば皆さん準備悪すぎ。。。必要なモノ準備していけばとても速いです)
約1週間でVISA取得完了。
私は昔に香港から陸路で入って日帰り深圳をしたことありますがその時はノービザだったのでした。
今回、中国に1週間滞在して思ったことは
かなり最先端
(wechat payやアリペイなどスマホ1台でなんでもＯＫ)
食事が美味しい
(やっぱり本場中華料理は基本はずれがありません)
監視社会だからこそ安全
(街中のカメラもですが地下鉄や電車に乗る際の手荷物検査もある意味安全への努力です)

★これだけは持って行った方がよいもの
SIMカード
ご存じの通り、中国は検閲が厳しく、現地のwifiではyoutubeもネットフリックスもlineも使えません。
日本で事前に香港simを買う事で香港からローミングしていることになり
検閲対象外になります。
現代の日本人にはLINEが使えないことは致命的ですしね汗

エリア 杭州(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

日曜日は移動日でミュースカイに乗って中部国際空港へ。
春休みなのか結構人が多かったです

中部国際空港駅 駅

行きは中国国際航空のCA406で上海浦東へ向かいます

中部国際空港セントレア 空港

エコノミーですがANAのスタアラゴールドでビジネスクラス用でチェックイン

チェックイン自体はすぐ終了しましたが
出国列がすごい。。。
沢山並んでいるのに保安検査場は1つしか空いてない。
大丈夫かこれ。。。と思いながら並んでいると
ようやく2レーン体制に。

いつも通り、プラザプレミアムラウンジでお昼ご飯を。
メニューは全く変わりませんが1つ1つちゃんとおいしいです。

いい天気ですね～

昼前後はマニラや韓国・中国便が飛んでいます。

16番搭乗口から登場開始です。
スタアラゴールドで優先搭乗いただきます。

機材はA320のナローサイズ。
もちろん座席にはモニターもありません。。。

こぶしは1.5個と広めです

中国国際航空のマークはフェニックスだそうで

離陸後、すぐに昼食です。
小さい飛行機の割にはチキンorポークの2つから選べました。
ポークは回鍋肉丼のような料理。
日本で積んだ食事なの基本的にはおいしいです。
皆さんが書かれている通り、飲み物は別カートで前から来るので
食べてる間は基本的に飲み物なしです(笑)

上海行きは満席。
結構ビジネスマンのような人が多かったです。
ずーーーと横移動すれば上海に着くので近いと感じます

上海手前の海は茶色いです

約3時間で上海浦東国際空港へ到着です

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

今回、国際線から中国国内線に乗り継ぐ場合は一度入国し、預けた荷物をピックアップし、再度国内線チェックインカウンターでチェックインが必要です。
同じ航空会社なのでてっきり荷物スルーで行けると思ってましたが
セントレアでチェックイン時に上海までしかチケットもらえませんでした。

今回はT2に到着で、T2から出発です。
入国審査前に指紋を機械で登録する必要があります。
入国審査はまあまあ混んでいましたが、係員さんの捌きでスムーズでした。

乗り継ぎ時間は約3時間。
到着から出口まで約1時間だったので、
再チェックインが2時間前にできたので丁度よい時間配分ですね

国内線もビジネスクラス用でチェックインし、珠海まで発券してもらいました。
ちなみに中国の保安検査はめちゃくちゃ厳しくて時間かかります汗

国内線用と国際線用は分かれているようです。
VIPチケットという、カートに乗れるチケットをいただいたので
楽して移動しました

ラウンジも利用できるので、ラウンジで一休み。。。

ミールも多く、中国らしいものが沢山ありました

ホットミールも豊富に

小籠包が美味しかったです。
下の包みはあんまんでした

スナックであったこのブルボンのプチシリーズのようなお菓子、
コンソメ味のポテチでとっても美味しかったです

ちなみに、空港内のお土産屋で見つけた上海ガニ味のプリッツ。
10年ほど前に叔父が上海出張のお土産に頂いたことがあり、記憶に残っていました。
独特な味ですが癖になる味です。
12個で105元と安くはありません汗
(1元20円)

18時の飛行機なはずがなんと遅延で21時に。。。
上海から珠海までも3時間かかるのに。。。
搭乗口前では水と軽食を配っていましたが

幸いにもラウンジが使えるのでラウンジに戻りました(笑)
コンセントもあり、食事もでき助かりました。

やっとのことで搭乗し、一路珠海へ。
眠くて爆睡していましたが隣のおじさんが機内食時に起こしてくれましたがパスしました。。。

23時過ぎに珠海金湾空港へ到着です

上海→珠海が3時間遅れ、その後の珠海→上海も遅れてるので悲惨ですね(上海に着くのは4時頃、、、)

現地の会社の方がずっと待っていてくれました汗

ホテルはIHG系の中国ホテルです。
バスタブがシャワールームと別にあり、とても良いホテルでした
(出張先がばれるので場所は内緒で(笑))

ちなみに、途中で海の見える寺院に連れて行ってもらいました

中華圏らしい赤をメインとした華やかなカラーです

近くに夫婦岩がありました。
自然にこのようになっているそうです

別の日、中国国内線で移動です。
珠海→杭州へ
中国南方航空利用です。チケットはc-tripで一人8600円ほど。
チェックイン時は英語も使えました。

朝7時50分の便だったので、珠海の空港の前に宿泊し
朝一に空港まで移動しました。

香港より南で、暖かい地域でした。
日の入りは遅く、日の出も日本より遅かったです

機材は737で、新しめです

座席はこぶし1個分。

珠海とマカオは近く、眼下にマカオが見えました。
中央右下の貝型の建物が最も国境越が多い洪北口岸というマカオと珠海の国境です

朝食が出ました。
いかにも中国って感じですがアツアツでおいしかったです

途中で飛行機が平行に移動していましたのでパシャリ
拡大してして撮ってみると同じ南方航空でした

杭州へは約3時間ほど
人口1000万人の杭州は着陸前からも都会さを感じます

杭州蕭山国際空港 (HGH) 空港

杭州の空港はとても大きくて、綺麗。
到着口までとても遠かったです汗
南方航空は国内線ですが英語の放送もあり、ハードルはそこまで高く感じませんでした

つい最近、アジアゲームがここ杭州で開催されていましたね

日本語読みだと広東省の広州と同じなので
「くい」州か中国語読みの「ハンチョウ」と読むそうです

何時ごろ手荷物返却予定
やメトロの案内など、とても先進的でした

そして街中でびっくりしたのがとても静か。
と、いうのもバイクは90％近く電動化されており、
車も40％が電動自転車。
交差点がとても静かなんです！

東坡肉という、杭州名物の角煮をいただきました
程よい八角と醤油ベースでビジュアルも素晴らしい！

お肉はとろっとろで、包むパンも用意されておりとても美味しかったです。
これはきっと長崎の角煮饅のベースなんだろうなと一人で納得していました

本当は世界遺産の西湖に行きたかったんですが
夕方しか時間がなく、西渓国家湿地公園という場所を案内していただきました

春先は花が咲き、きれいなんでしょうね(まだ少し寒かったです)

中国らしい風景も見る事が出来ました

中国の会社とやり取りをしていると、ドラゴンボートフェスティバルで祝日だという事を何度か耳にしましたが
これがそのドラゴンボートだそうです

夜ご飯は湿地公園の近くで。
これ、焼き小籠包だと思って期待して食べたんですが
肉まんでした。。。(笑)

夜は夜で雰囲気のある場所でした

新しい街で、アリババの本社もこの辺りにあるとの事でした。
道を始めに設置し、その後建物を建てたのでとても区画整備が綺麗です。

翌朝はホテルを6時に出発し、タクシーで杭州東駅で

杭州東駅 駅

まあ、とにかく駅が大きいです。
空港並みに。。。
2階が出発階、1階が到着階となっています。

杭州東駅 駅

外国人はc-tripで予約した際に窓口での引き換えが必要との事でしたが、現地の会社の人が予約していてくれてパスポートだけで入場できました。
こちらも駅に入る前に手荷物チェックと乗車券のチケットがあります

春節の時期に何度か見たことある光景ですね～(笑)

15分前にゲートがオープンします。
皆さんしっかり並んでおられます。
こちらもパスポート提示で進めました
(有人改札列に並ぶ必要があります)

ボンバルディア製のCHRに乗って一路、南へ。
列車は南京発厦門行です。
何と厦門まで8時間かかるそうです(笑)

1等車は2-2の日本でいうグリーン車使用。
ごみの回収、掃除、警備員の巡回など車内はきれいに保たれておりました

帰りは日本のE2を改造した列車で

グリーン席もそのまんまで馴染みやすかったです(笑)

食事がオーダーできるとの事でしたので
韓国風ビビンバを

杭州東駅から19号線でホテルに帰ってみました。
杭州はアリババの街なので、アリペイでも乗車可能です。
19号線は空港ー杭州東駅ー杭州西駅を結ぶ路線なので、
杭州へ来られた方は馴染のある路線かもしれませんね！

最終日は、杭州→仁川→関空へ大韓航空利用で帰ります。
チェックインは3時間前からで韓国語のできる大韓航空職員さんがいらっしゃり、乗り継ぎが1時間しかないので前の方の座席をお願いしました。

国際線はT4から出発です。
近くに上海浦東もあるので国際線はそこまで多くありません。

出国してしまって、お店は免税店とスタバとお土産屋くらいしかなく、正直時間を潰すのに苦労しました(笑)

大韓航空737-800にて

機内食はポークジンジャーでした。
後は定番のパイナップルとサツマイモサラダ
大韓航空のトレーはよくできており、食べ終わったら二つ折りで蓋をすることができます。回収する側も楽でいいですね！

写真がありませんが、定刻で搭乗したのに航空機混雑の為出発が約20分ほど遅れました。
仁川には30分遅れで到着し、乗り継ぎが30分しかなく諦めていたんですが、出口で大阪行きの札を持ったお姉さんがいらっしゃり、ちゃんと大阪行きの搭乗口までアテンドして下さりました。
モニターは映画が大量です(^^)

帰りはA320-neo、大韓航空らしい座席の広さで快適です。

さっきも食べましたが、大阪行きでさらに夕食が出ます。
こちらはビーフシチューでした。
お肉も柔らかくおいしかったです

帰りは1時間15分で到着します。近いですね！

神戸空港を見つつ、関西空港へランディング。
30分の乗り継ぎで荷物はあきらめていましたがちゃんと出てきて、
予定の列車に乗ることが出来ました。
さすが大手大韓航空！

最後までお読みいただきありがとうございました。
中国はなんか少し怖い印象を持っていましたが街の発展も、食事の美味しさも改めて中国の良さを感じる事が出来ました。
VISAが必要無くなったら旅行で行きたいと思いました。

この旅行記へのコメント （3）

• 緑子さん 2024/04/09 09:32:52

  中国観光の現状は

  杭州に行きたいと思っているのですが、不穏なニュースなどがあり、警戒しているところでした。
  旅行記を読ませて頂く限り、予想通りそれほどでもなさそうで安心しました。
  ご出張ということで、日本人観光客はまだ少ないんでしょうね。
  現状での、ひとり観光旅の注意点など、お気づきの点があれば参考までに伺えれば幸いです。
  

  マコトT.Aさん からの返信 2024/04/09 10:14:55

  Re: 中国観光の現状は

  こんにちは。
  ご覧いただき、ありがとうございます！
  今回の出張を通して思ったのは日本のメディアはかなり偏った報道をしていると言う事でした。実際は日本食のお店も沢山あり人気が伺えましたし、不安な思いは全くしませんでした。また、同じアジアの顔なのでヨーロッパと違って目立つこともありません。
  特に、杭州は現地の人も言っていましたが中国一のインターナショナル都市との事で、外国人も多い印象でした。
  ただし、電子化が進みすぎてお店のメニューもQRコードで(メニューは中国語の名前しか出てきません💦)、支払いも隣にあるQRコードでと、便利ですが慣れないと戸惑います。。。
  ご計画をされるにあたり便利だと思うのは・アリペイを登録してクレジットカードを紐付け、支払いをアリペイにする(杭州はアリババ本社がありますので圧倒的にアリペイが強いです。地下鉄も乗れます)
  ・事前に香港simを購入する(ご存知の通り、検閲が厳しいので回避が必要です)・中国地図アプリを入れる(Googleマップは使いづらいです)。
  東坡肉(角煮)などの中華料理は美味しく、西湖などの自然にも恵まれた杭州はとても良い所でした。
  私もビザが不要になれば遊びに行きたいと思っています。
  稚拙ながらご参考になれば幸いです。
  

  緑子さん からの返信 2024/04/09 10:27:12

  Re: 中国観光の現状は

  アプリ、sim、食べ物、その他もろもろ、貴重な情報ありがとうございます。
  本格的に計画を練ろうかなという気になりました。
  ありがとうございました。