北京旅行記2−1　北京の年越し

2009/12/31 - 2010/01/04

以前上海で年越しをした時は、南京路を見渡す限り人で埋め尽くされ、おおよそ数万人は居たのではないかという盛り上がりだったので、首都北京で年越しをしてみようと思い立ち、北京に行きました。

寒いのが苦手にも関わらず何故北京に行ってしまったのか！と自分を罵りたくなる程の激寒で、一度ホテルに入ると年越しの時間に外に出たくないと思わせる冷たい風。そして寒々とした町並み。
外の気温はマイナス10度程との事でしたが、体感温度はもっと寒いのではないかと思えました。

ロシア系と思われる、寒さに強そうな人たちも不安な眼差しで、どこかで何かあるのだろうか･･･という様子で外をウロウロしています。

泊まったホテルは、ラッフルズホテル（北京飯店菜佛士）だったので、王府井と天安門・故宮博物館（紫禁城）にも徒歩圏内の所で、ホテル内もしくは近隣で何かあるのではと期待したのですが、残念ながら12時前にホテルの明かりは消え、不安げな眼差しの複数の外国人の方方と、寒さも飛ばないような強張った笑顔のまま、「Happy New Year!」と声を掛け合い、北京の年越しは終わりました。

この寒さで、外で何かあると思うのは間違いでした。（ホテル内も何もなし･･･）
身体も心も冷え切った年越しでした。

エリア 北京(中国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL

2009年12月31日、午後11時45分頃の天安門前写真です。

ライトアップは綺麗ですが･･･人がほとんどいません。

本当にライトアップは綺麗なのですが･･･（笑）

天安門向かいの様子。立ち入り禁止のようで、人は誰もいません。車はそこそこ通ってます。

明けて2010年1月1日　午前12時10分頃の王府井の様子。天安門で何もなかったと落胆し、全力疾走で王府井に向かうも、こちらも特に何もなし。地元の人が30人ほど端のほうで騒いでいましたが、一緒に仲間に入れて欲しいと思える様子ではなかったので、震える身体を抱きしめながらホテルに帰りました。