２００９ 秋　奈良へ　最終　京都　浄瑠璃寺の秋

2009/12/05 - 2009/12/05

２００９　秋　奈良へも最後は　京都の浄瑠璃寺さんへ

堀　辰雄氏の著書は「浄瑠璃寺の春」ですが

　　　　もう師走。。

浄瑠璃寺ＨＰ
http://homepage2.nifty.com/ashibinomise/joururizi.htm

義臣　関連旅記

２００５　平城京　大極殿復原工事　浄瑠璃寺
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10050708/

２００９　秋　奈良　東塔解体修理始まる薬師寺さん
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10407165/
２００９　秋　奈良　平成大修理終わる　唐招提寺さん
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10407676/
２００９　秋　奈良　唐招提寺　紅葉
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10407924/
２００９　秋　奈良　奈良県庁屋上から
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10408299/
２００９　秋　奈良　紅葉　法隆寺−１
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10408646/
２００９　秋　奈良へー５　法隆寺紅葉
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10408646/
２００９　秋　奈良へー６　法隆寺から中宮寺へ
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10409773/
２００９　秋　奈良へー７　千早ふる龍田川
http://4travel.jp/traveler/jiiji/album/10409985/

戦時中の教科書に堀　辰雄氏著の「浄瑠璃寺の春」がありました。

エリア 木津・加茂(京都)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

私が最初に訪れたのはウン十年前のお正月

奈良の駅から五万分の一の地図を片手に

寒い、、日でした

てくてく、、
途中にからす瓜の実の色を今でも目中に残ってます、　　田圃で登る煙、匂い、
山道で石仏さんがまだまだと言ってる様で立ってました。

　　門前　浄瑠璃寺の文字

堀　辰雄さんは　このように

※最初、僕たちはその何の構えもない小さな門を
寺の門だと気がつかずに危うく其処を通り越しそうになった。
その途端、その門の奥のほうから、一本の花ざかりの緋桃の木の上に。。。云々

何時来ても変わらない門です。

　　なんだい。。猫君

花が本堂へ向かう途中飾ってありました。

九体の仏さんに挨拶、、（九体寺とも言われます）

　　　　　表へ

　　寺の内から門

※「おい、こっちに、いい池があるから来てごらん」
　
　　「あら、ずいぶん古そうな池ね」

　　浄瑠璃寺の春　より

十数年前か？綺麗に修理された

　　　わたしも好きな三重塔

※ふいとそのあたりを翔け去ったこの世ならぬ
美しい色をした鳥の翼のようなものが、自分の目に入って、おやと思って、そこに足を止めた、
それが浄瑠璃寺の塔の錆びついた九輪だったのである。。

　　堀　辰雄　著　浄瑠璃寺の春より

国宝　浄瑠璃寺三重塔

国宝　浄瑠璃寺本堂

九体の阿弥陀様をまつる為の本堂

　　池を間に三重塔

　典型的な　彼岸思想の形

　本堂より　晴れた空　三重塔　映る池

木々間から陽の光

食堂というのでしょう

　このお店は以前は農家で

浄瑠璃寺さんへ来る人が

「お水下さい」
「トイレかしてください」

それならとお店にしたそうです。

私の古い写真をご覧になって　

「農家時代の家が映ってる」

当時　この付近はお店などなく。。

ここまで来る人も少なかったので。。

あ志び乃さんＨＰ
http://homepage2.nifty.com/ashibinomise/

行かれる前にＨＰをご覧になって行くと良いでしょう。
浄瑠璃寺さんの最新情報が出ています。

　　山菜料理が美味しいですよ。

　　　　　　推薦

あ志び乃さんがまだ農家だった頃のあ志び乃さん

付近に一軒もお店がなかった頃

堀　辰雄さんも馬酔木の花が好きだったそうで
※「まあ、これがあなたの大好きな馬酔木の花」
　　妻もその潅木のそばに寄ってきながら。。。

そろそろ帰る時間

あ志び乃さんで休む時間もなくレンタカーへ

　　　奈良駅へ

京都駅到着、、

春には4tra仲間と食事したお店へ

今回もこちらで食事　

　　目の前は京都タワー

春は二時間近くもおしゃべりでしたが。。

新幹線指定席の切符の時間

京都タワー夜景

　　駅構内で

希望で予約した　７００系新幹線

車中。。

　もう。。家路。。


　　　完了

次回　外交官の家ー２を予定してます。

この旅行記へのコメント （6）

• トモとアックさん 2009/12/20 06:55:28

  浄瑠璃寺

  義臣さん、おはようございます。
  今年もあっと言う間に、残り少なくなりました。
  
  前から気になっていた浄瑠璃寺。
  鄙びた良い雰囲気のお寺ですね。
  
  義臣さんの旅行記を見て
  いつか必ず行きたいと思いました。
  ありがとうございます。
  
  トモとアック

  義臣さん からの返信 2009/12/20 09:53:46

  RE: 浄瑠璃寺

  トモとアックさん　
  是非、、春　夏　秋、、人影も無い寒い冬、、
  書き込んでありますが　あ志び乃さんのＨＰご覧になって
  情報を知って行かれたら良いかと思います。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　義臣

• 前日光さん 2009/12/20 00:46:59

  いいですねぇ〜浄瑠璃寺。。。

  こんばんは。
  浄瑠璃寺、いつ見ても心が落ち着く風景です。
  
  もうずいぶん前に訪れたのですが、今でも変わらず猫くんがいるのですね。
  ２０年以上も前になりますが、参道、受付付近を逍遙する猫たちの穏やかな顔を思い出します。
  
  堀辰雄、いいですよねぇ。。。
  今の若い人には、あまりピンとこないらしいのですが、何か社会や時代が、もう少しゆっくり流れてくれるといいのですが。
  そうすれば、堀辰雄の世界もしっとりと沁みてくるのではないのかと。
  
  池越しに眺めた本堂の屋根の形、相変わらず美しいですね。
  三重の塔も蹲いもすばらしいです。
  
  浄瑠璃寺は、秋もまた格別ですね。

  義臣さん からの返信 2009/12/20 09:50:30

  RE: いいですねぇ〜浄瑠璃寺。。。

  前日光さん
  お早うございます。　矢張り行かれていたのですね。
  此処にも日本の美しい姿が生きて残されている、、素晴しいですね。
  私も数年置きに、、もっと時間を置いてかもしれませんが来たくなる時があるので。
  
  堀辰雄、、田宮虎彦、、ヘルマンヘッセなんで夢中で読んだ時代がありました。
  ここに書き込んだ堀辰雄の文章のその名残です、
  もう消えて行く名前かも知れませんね。
  　
  　蹲、、気になります。。「小宇宙」、
  とコメント書いてくださった人が居られて
  まさに小宇宙の言葉がピッタリと感じてます
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　義臣

• elmaxさん 2009/12/19 09:06:40

  やがて自然に帰るツクバイ。

  義臣さま
  蹲が苔に覆われて、やがて草が付く植物遷移の見本の様な
  小宇宙ですね。だが、金魚や睡蓮の鉢になってしまうのは
  チョッと悲しいですね。
  

  義臣さん からの返信 2009/12/19 17:20:18

  RE: やがて自然に帰るツクバイ。

  小宇宙、、ピッタリの良い言葉です、、
  
  早速　使わせて頂きたいのですが？　如何で無論　お名前入りで
  
  まさに小宇宙。。
  
  　　　　　　　　　　　義臣