微笑みと祈りの国　ミャンマー６（マンダレー郊外）

2009/11/21 - 2009/12/29

ヤンゴン〜バガン〜マンダレーを周る８日間個人旅行。
昨日、マンダレー市内をすべて周ってしまったので、郊外に足を延ばすことに。午前中は船でミングォンへ、午後はザガイン・インワへバイタクで気合いで周ってきました。

エリア ミャンマー

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船

朝８時３０分出発の船でマンダレー→ミングォンへ船着き場はマンダレー市内のイワラジ河に面した一角にあります。

川沿いに住んでいる人が朝食で使った食器をイワラジ河で洗っています。黄土色して汚そうですが、近くで見ると泥が浮いているだけで水自体は汚くありません。マンダレーでも飲み水はイワラジ河から取っています。

外国人専用船（外国人はこれしか乗れない）で出発。途中、長い竿で川底をあさっている小舟が見られます。流木を探しているでしょうか？

ミングォンが見えてきました。約９０分の船旅はスピードも緩く、とてものどかです。

ＴＡＸＩと書かれて牛車が待ち受けています。歩いたほうが早そうです。

超巨大な建造物が見えてきました。これがミンゴォンパヤーで１４０ｍ四方の仏塔の土台部分です。この上に１５０ｍの高さとなる仏塔が建つはずでしたが、王の死と共に工事中止となりました。

帰りの船便は１３時なので、ゆっくり時間をつぶさないといけません。ということで登ります。

イワラジ河が眼下に広がります。レンガ造りですが、大きなヒビが入っていたり、崩壊へ向かっています。

パヤーの前方には造りかけのライオンの像がありますが、地震で崩れたまま放置されています。

木材船が見えます。ミャンマーは木材の輸出で有名です。チーク材は高価に売れますが、自然破壊が進んでいるため政府は伐採を禁止しています。そこで基本は夜に木材を運んでいるそうです。

さらに１０分ぐらい歩いて行くとシンピューメェという仏塔が見えてきます。形がとてもきれいです。

上まで登ってみると日蔭は風通りがよくとても涼しいです。

巨大仏塔のため鐘だけ先に造ってしまいました。外径５ｍでこっちも超巨大です。

お土産屋が立ち並んでいる中に絵を売っている店が非常に多いです。ミャンマー人自体がとても絵が好きなんでしょう。

女性の僧はピンク色した袈裟を着ていてとても鮮やかです。横の緑のスカートの子は中学生の服装なんで、学校帰りっぽいです。

見どころは周ってしまったので、地元の喫茶店で地元の人と一緒にプレミアリーグの中継を見ました。結構、サッカーにみんな詳しいです。昼飯はジョンカオスエ（小麦麺）で超シンプル味です。

１３時にミングォンを出発し、１４時半ぐらいにマンダレーへ到着。すぐにザガイン・インワを周るためバイクタクシーをチャーターしました。４０分後ぐらいにはザガインへ到着してザガインヒルへ登りました。

昨日行ったマンダレーヒルと同じように寺院や仏塔が立ち並んでいますが、ザガインヒルのほうが数は多そうです。

山の斜面に見えるウーミントンゼーパヤーへ。アーチ状をしした金色と緑色が映えるとても美しい建物です。

中には仏像が整然と並んでいます。

丘を降りたところにウーミンゴーゼーパヤーの入口があります。この谷間にも名もない寺院が立ち並んでいます。ちょっと日本の温泉街っぽい街並みです。

東西南北に仏像が立ち並んでいます。

頂上にあるサンウーポンニャーシンパヤー。テラスからはこのあたり一面が見渡せます。

寺院、僧院が立ち並んでいます。ミャンマー国内でもたくさんの僧がやってくる聖地となっています。

イワラジ河に架かるインワ鉄橋を渡ってザガインからインワへ向かいます。こんな巨大な橋なんて、ミャンマーではとても珍しいです。

道に迷いながら、なんとかインワへ到着。バガヤー僧院は高いヤシに囲まれた木造建築です。

ヤシの木とのコントラストが非常に南国っぽいです。

急いで他の場所へ。もう日が沈みそうです！急げ！！！

旧王宮はお堀や一部城壁だけ残っていて、中は何も残っておらず、畑となっています。その中に監視塔だけ残っています。

王宮跡には何も残っていません。栄枯を感じます。

最後に王宮敷地内に石造りだからまだ残っていたマハーアウンミェ僧院へ。結構凝った造りですが、中は真っ暗で怖いです。

帰り道は真っ暗な中、急に冷え込んでとっても寒かったです。

マンダレー市内に帰ってきて、最後にマハムニパヤーへ。地元の人がたくさんいて、今も現役であることがわかります。

ムハマニ仏像の前で地元の人が入れ替わり祈りを捧げていきます。

仏像にはどんどん金箔が貼られていくため、かなり膨らんでしまっています。

夕飯はエィミィッタで魚カレーを食べました。地元の人にも人気でとても混んでいます。ここのカレーは日本っぽくてとてもおいしくて大満足！接客の少年もおても親切です。

夜は人形劇場の隣にある伝統舞踊のショーへ。お客さんが少ないですが、力を抜かずに踊ってくれます。最後の少女のセパタクローでのリフティングショーには超びっくり。