2009/10/25 - 2009/10/27
2883位(同エリア4047件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記619冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,127,783アクセス
- フォロワー190人
大運河からの眺めを堪能した後は、ヴェネツィアの小路歩きがいい。サンタ・ルチア駅前からスカルツィ橋を渡り、標識(PER S.MARCO)に従って歩いていけば「リアルト橋」→「サン・マルコ広場」に着く。ただし、標識を見失うと全くの迷路になる。我々は2度も迷路探検をしたが、これもまた楽しい。ヴェネツィアはおとぎの国のワンダーランド、数々の発見がある。
写真:サン・マルコ広場
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
PR
-
サンタ・ルチア駅前からスカルツィ橋を渡り標識に従って歩いていくと小運河のほとりに出た。有名でもない建物の白い外壁に見事な顔の彫刻(写真)が並んでいる。
-
今日は10月26日(月)、風もない快晴の朝。小運河の水面に周囲の建物が写って微かに揺れている。
-
迷路のような小道を進むと、小さな運河に突然ゴンドラ(写真)が通り抜けていく。
-
道に迷っていて通りがかった教会(写真)、S.G.オリオ教会?
-
小さな運河(写真)をいくつも通り越して進む。大運河に比べると、ここらは地元の人の生活の場の雰囲気がする。
-
ヴェネツィアのほぼ中心にある「サン・ポーロ広場」(写真)に出る。ここは町で一番大きな広場で、祭りの時には様々な催しが開かれるという。
-
サン・ポーロ広場に面して建つサン・ポーロ教会と鐘楼(写真)。鐘楼は1362年の建築。
-
標識に従ってリアルト橋方面に進むが、小道は左に右に曲がり、運河(写真)も何度も渡る。よって、自分がどこを歩いているのか分からなくなってしまう。
-
サンタ・ルチア駅前から1時間以上かけて、ようやくリアルト橋のたもとに着く。写真:サン・ジャコモ・リアルト教会
-
サン・ジャコモ・リアルト教会前の広場。写真左側には土産物屋が立ち並び、観光客が物色している。
-
そして、この土産物屋はリアルト橋(写真)の上まで続いている。
-
お腹が減ってきたので、リアルト橋付近のレストラン「サン・バルトロメオ」(写真)に入りランチにする。
-
1階がカウンター形式でテイクアウトもできるセルフサービスレストランであるが、2階に上がるとテーブル席(写真)があり、落ち着いた雰囲気で食事ができる。2階席がお客が少なくおすすめ。
-
我々のランチメニュー(写真)は「大盛りのサラダ、パン付き(9ユーロ)」「シーフードーパスタ(14ユーロ)」席料2人分4ユーロ、合計27ユーロ(3564円)非常においしかったので夕食もここで食べた。
-
我々の夕食(写真)メニューは「青りんごジュース(5ユーロ)」「野菜スープ(8ユーロ)」「ピザ(トマト、モッツェラチーズ、ハム、マッシュルーム:9.5ユーロ)」席料2人で4ユーロ、合計26.5ユーロ(3498円)野菜スープはダメだったが、ピザは抜群にうまい。
-
もう1回の夕食はサン・マルコ広場近くにあるセルフサービスレストラン「シャキリ」で食べた。メニュー(写真)は「野菜サラダ」「フルーツ盛り合わせ」
-
そして、「ピザ、マルガリータ」「ボトルの水」、相変わらず陳腐な料理選択に我ながらあきれる。合計17ユーロ(2244円)いずれの味もGood.こちらの店は席料なし。
-
リアルト橋のたもとのサン・バルトロメオ広場から、標識に従ってサン・マルコ広場に向かうと「メルチェリエ」と呼ばれる路地を通る。道の両側にブティック、バール、土産物屋などがひしめき合い、値段を見ながら歩くだけでも楽しい。写真:メルチェリエでの仮面屋さん、見事な仮面が並んでいる
-
サン・マルコ広場に近い運河(写真)に来ると、ゴンドラが多くなる。今日は天気がいいので、お客もゴンドリエーリ(稼ぎ時なので)も気分がいい。
-
参考までに、ゴンドラの基本料金は1艘6人まで40分で80ユーロ(10560円)、以降20分ごとに40ユーロ(5280円)。1人あたりにすれば1時間乗っても2640円なのでそれ程高くない。(6人で乗る場合)
-
サン・マリコ寺院の回廊を抜けたところにオルセオロ運河があり、ゴンドラの係留所になっている。その正面にホテル「カバレット・エ・ドージェ・オルセオロ」(写真)があり、ホテル、運河、ゴンドラが一体になってヴェネツィアらしい雰囲気を出している。
-
やってきました「サン・マルコ広場」(写真)雲一つない快晴の下、サン・マルコ寺院が輝いている。我々の気分も最高潮に盛り上がる。
-
サン・マルコ寺院(写真)。巨大な、壮麗な、見事な寺院。近くによってしばらく見上げる‥‥。
-
828年、エジプトのアレキサンドリアから2人のヴェネツィア商人が「聖人マルコ」の遺体を運んできた。サン・マルコ寺院(写真)はこの遺体を祀るために建てられたという。
-
サン・マルコ寺院横にある「時計塔」(写真)。1496〜1499年に建てられたもの。屋上ではブロンズ製のムーア人が大きな鐘を長い金槌で打って時を告げる。
-
サン・マルコ寺院と一体になっているドゥカーレ宮殿(写真)。ヴェネツィア共和国総督の居城として使われたほか、国会、行政、裁判、牢獄の機能も果たした。ヴェネツィアの富と権力の象徴であり、内部見学をすると、その凄さが分かる。
-
サン・マルコ寺院の入口前にある高さ96.8mの鐘楼(写真)。屋上までエレベーターで上がれ、そこからのヴェネツィアとラグーナの眺望は素晴らしい。必見の場所!ただし、時間待ちの長蛇の列を覚悟。
-
ドゥカーレ宮殿の前から東に続く広い海岸通りが「スキアヴォーニ河岸」。運河に面して高級ホテルが建ち並んでいる。写真:ホテル「ロンドラ・パラス」
-
スキアヴォーニ河岸の前にはヴァポレットの船着場やゴンドラの係留所があり非常に賑わっている。ここから眺める「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」が素晴らしい。
-
快晴のヴェネツィア!鐘楼に登らずして帰れない。時間待ちの長蛇の列を我慢して登る。お登りさんの典型であるが、十分価値あり。写真:スキアヴォーニ河岸とサン・マルコ運河方面
-
この鐘楼は888〜1514年の間に建てられ、昔は灯台の役も果たしていたという。しかし、1902年7月4日の朝、突然倒れ、1912年に元のままの姿で再建された。写真下:サン・マルコ寺院の5個のドームとドゥカーレ宮殿
-
ヴェネツィアは街全体が赤いレンガ屋根と白い壁で統一されており美しい。写真:ラグーンに浮かぶサン・ミケーレ島方面
-
サンタ・ルチア駅方面に豪華客船(写真)が停泊している。10万トン級のクルーズの乗客は2000人を越え、それらのお客が一斉にヴェネツィア観光に訪れる。
-
よって、ヴェネツィアはいつも観光客であふれ物価も高い。鐘楼よりサン・マルコ広場(写真)を望む。
-
サン・マルコ広場のオープン・カフェ(写真)。ここの特設ステージで常時ヴァイオリンその他の生演奏が行われている。
-
太陽が西に傾き、日が陰ってくると急に寒くなる。厚めのコートを着て夕陽に輝くサン・マルコ寺院(写真)の前に立つ。
-
夕方のサン・マルコ寺院(写真)は昼間とは違った色を帯びる。正面に飾られた金色のモザイクとゴシック様式の繊細な尖塔が夕陽に照らされて金色に輝く。これもまた見事!
-
サン・マルコ寺院正面に5つのモザイクがあり、これらは聖マルコの遺体を運び出す一連の伝説を描いたもの。写真は中央の一番大きなモザイクで金色に輝いている。
-
サン・マルコ寺院のアーチの上には様々な像や尖塔があり、繊細で巧妙な出来栄えに感心する。
-
サン・マルコ寺院正面最上部に「聖マルコと有翼の獅子像」が金色に輝いている。聖マルコはキリストの福音書の4人の著者の1人でヴェネツィアの守護神。有翼の獅子は彼のシンボル。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
funasanさんの関連旅行記
ベネチア(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40