タイ・「微笑みと癒しの国」を訪ねて　＜ チェンマイ編 ＞

2009/10/30 - 2009/11/06

　　　　　　金色の長い爪をつけタイ舞踊を舞う（オールド・チェンマイにて）

今回の旅行は、ヨーロッパ方面からアジアに目を転じて、「微笑みと癒しの国」・タイを訪ねました。
４０年以上前から、日本企業のタイ進出の仕事をされた方々の「海外旅行同好会」（リタイア組）に誘われて、同行者がタイ語の会話ができるので、安心してタイ北部（チェンマイ）より専用車（バス）で南下しつつ、途中の観光地、遺跡、眺望スポットに立ち寄りバンコクに至る。

今回の旅行に先立ち、タイの社会制度、国民性、観光、気候、風土、交通事情などの事前情報を提供していただいた、タイ在住の４トラベル会員であるjosanには、感謝申し上げます。

　（　旅行日程　）
10/ 30 中部国際空港 (ｾﾝﾄﾚｱ) ⇒ ﾊﾞﾝｺｸ ⇒ ﾁェﾝﾏｲ
　 31 ﾁェﾝﾏｲ ﾒｰｻｴﾚﾌｧﾝﾄ･ｷｬﾝﾌﾟ．ﾄﾞｲｽﾃｰﾌﾟ(ﾒｵ族の村）
　　 　 ﾀｲ民族舞踊のﾃﾞィﾅｰｼｮｰ(ｵｰﾙﾄﾞ･ﾁェﾝﾏｲ)
11/ 1 ﾁェﾝﾏｲ 　 　ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝ･ﾄﾗｲｱﾝｸﾞﾙ(黄金の三角地帯)・ 首長族の村
　 　2 ﾁェﾝﾏｲ 　　 ｽｺｰﾀｲ(約400km移動)⇒ｼｰｻｯﾁｬﾅﾗｲ観光･
　　　　　　　　　ﾛｲｸﾗﾄﾝ観光(ﾛｲｸﾗﾄﾝ&ｷｬﾝﾄﾞﾙﾌｪｽﾃｲﾊﾞﾙ見物)　　　　　　
　 　3　ｽｺｰﾀｲ 　　 遺跡観光 ﾋﾟｻﾇﾛｰｸ空港 ⇒ ﾊﾞﾝｺｸﾍ
　　 4 ﾊﾞﾝｺｸ 　　 王宮､ｴﾒﾗﾙﾄﾞ寺院､暁の寺など観光
　　 5 ｱﾕﾀﾔ　　　 ｱﾕﾀﾔ遺跡観光
　　 6 ﾊﾞﾝｺｸ 　　 ｽﾜﾝﾅﾌﾟｰﾑ空港 ⇒ 中部国際空港

エリア チェンマイ(タイ)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス 船
• 航空会社: タイ国際航空

タイのスワンナプーム国際空港は２００６年９月に開港し、敷地面積は成田空港の約３倍、旅客ターミナルビルは５６,３００?で世界一の広さです。

空港内の守護神です。

空港は非常に広いので、トランジットで搭乗口移動の際にはとにかく長い距離を歩きます。

タイ航空機は、パープル・カラーです。

飛行機は滑走路からタキシング・エリアに到着すると、ボーディング・ブリッジを使用せず、シャトルバスにより空港ターミナルへ移動することが多かった。
（地方空港も同様で、シャトルバスにはよく乗りました）

チェンマイまでの国内便に搭乗する、空港のボーディング・ブリッジの通路に展示された、フォンレップのアート写真。
（Fonlep…タイ舞踊で用いる真鋳製の金色の長い爪）

　＜ｐｌａｙ＞の英文字。

＜ａｒｔ＞の英文字。

＜ｗｏｒｋ＞の英文字。

チェンマイへの国内便の機内から、夕日が沈む光景。

夕暮れの雲は、怪獣のかたち…

チェンマイは、ランの栽培で有名らしい。

ただし、今は盛花の時期でないので、花はやや萎れています。

旅の第１日目のディナーは、オールド・チェンマイにあるレストランでタイ料理を楽しむ。

この夜、バスを降りると熱帯特有の蒸し暑い大気を感じて、タイ国内への到着を実感する。

店内には、ほとんどが外国人の観光客でした。

壁面には、熱帯の植物の飾り付け。

タイ料理の定番・トムヤムクンの辛いスープ。

夕食のお供は、タイ産のSINGHAビールです。
（やや辛口で、すっきりと飲みやすい）

ライスは、お子様ランチのようなくまさんのかたち。

本日宿泊する、ROYAL PRINCESS HOTEL入口。

ホテルは、夜間にみやげ物の露店が並ぶナイト・バザール通りの中心地にあります。

ラウンジ内には、プミポン現国王(ラマ９世）の肖像画が飾られていました。
タイは１９世紀の末、西欧の列強による植民地獲得の時代、隣国のミャンマー（イギリス領）やベトナム（フランス領）のように植民地化されなかった理由の１つに、外交力の巧みさがあげられます。
さらには、統治国同士の間の緩衝地帯としての、「タイの地勢的位置づけと役割」があるといわれます。

チェンマイのホテルの中で、上位にランクされる４ツ星ホテルです。

このホテル・ROYAL PRINCESS HOTEL は、プミポン国王の后にちなんで命名されたと思われる。

エレベーターホールの鳥の置物。

木彫りの鳥。

旅の２日目（１０月３１日）は、チェンマイ郊外のラン園を観覧する。

チェンマイ郊外にあるラン園・オーキッド・ファームの入口。

園内入口には、水の滴るオリエンタル調の壷と植物。

タイ国内には、８０種ほどのランがありますが、中でもチェンマイのランは有名らしいです。

色とりどりのランの花。

ランは、やや盛花の時期をすぎていました。

タイ国内には、８０種類ほどのランがありますが、ここにはシンビジューム、オンシジューム、カトレア系の花が主体でした。

園内には、ここで生育されたチョウが舞っていました。

チョウのサナギが中にいる木の葉。

涼しげな噴水のある水辺の風景。

ラン園の中は、回遊式の庭園となっています。

つぎに訪問した、象の村・MAESA　ELEPHANT CAMPの入口。

象の村の案内図。

村内を流れる川。

ここが、エレファント・トレッキングの出発地点です。

ここから、象に乗りジャングル、山道、川下りの初体験。

通常１頭の象には、観光客２名とゾウ使いが乗り込みます。

ボクの鼻は、長いゾウ〜 。　

１ｍ以上ある立派な象牙をもつオスの象。

象の背中の上からの目線は３ｍ以上もあり、かなり揺れるため落ちないように、手すりにつかまる。

トレッキングする山道は、雨のあとでぬかるんでいたが、象は前の足跡を辿り慎重に歩を進めます。

象の背中は、ショック・アブソーバー付きの乗り物に乗っているような感じで、あまり振動がありませんでした。

象使いのＴシャツの背中には、Maesa Elephant Camp のデザイン。

象の隊列が川に入ってゆく。

動物の背中に乗り、川を下ることは面白い体験でした。

この先では、スタッフが川を流れてくる象のウンチを、タモですくっていました。

岸辺に上がり、出発地点へ戻る。

観光客の集まる広場では、６頭の象がパフォーマンスする。

象のパフォーマンス・ショーのオープニングで、声を出しての挨拶。

サッカーゲームでボールを蹴る。

ゴールキーパーは、ヘディングでシュートをセーブする。

象に、このようなシュート、ヘディングによるディフェンスなどのプレーを教え込むことに感心しました。
（象たちは、ストライカー、ゴール・キーパー、ディフェンダーの役割を上手にプレーする）

象のお絵書き。

象は、頭もよく多才な動物である。

ショーも終わり、観客と象の交流。

象が、観客に鼻をのばしてエサをねだる。

象が描いた絵の作品。

作品は、とても象が描いた絵とは思えませんでした。

観光客から、写真撮影のモデルでチップをもらう、民族衣装の子供たち。

ホテル・Holiday Garden内のレストランで、ランチをとる。

プールのある中庭。

大きな窓の外、庭園の緑の木々が爽やかでした。

ここは、落ち着いたレストランで食事も美味しかった。

タイ料理にも、だいぶ慣れてきました。

テーブルの足には、仏像の頭部が取り付けられていました。

ホテルの中庭の祭壇。

この旅行記へのコメント （6）

• みにくまさん 2009/12/05 09:18:53

  こんにちは〜

  みにくまです。
  
  こんなところにくまさん発見。
  
  ごはんがこんな可愛い形をしているのも、珍しいですね。
  
  食べるのがっもったいないかな(*^_^*)
  

  風　魔さん からの返信 2009/12/06 19:50:16

  RE: こんにちは〜

  みにくまさん
  　こんばんは〜
  
  ご訪問＆書き込みありがとうございます。
  
  みにくまさんの旅するキャラクターのくまさんをよく見かけるので、私
  も洗脳されたのか、旅先でのくまさんのグッズに何となく意識が行くよ
  うになりました。
  タイ旅行第１日目のチェンマイでの、ディナーでお子様ランチのライス
  のような、くまさんのかたちのごはんが出てきたのには、笑いました。
  
  音羽会館の旅行記を訪問しましたが、みにくまさんの旅行記は時期的に
  タイムリーな話題を提供していただけるので、興味をもって拝見してい
  ます。ちょうど紅葉の秋、音羽御殿の古い建物、日本の政治史の一端を
  見る様な印象でした。
  
  １２月５日〜６日と私も、長男の結婚式で東京に一泊で行っており、
  今日は朝から快晴の青空で、品川プリンス・ホテルの最上階（３９階）の
  レストラン・トップ・オブ・シナガワからは、東京の街並み、高層ビル群
  さらには丹沢山系の向こうに白い積雪の富士山の山頂が望まれ、久し
  振りの都会の景色を見て来ました。
  
  また訪問します！
  
  by 風 魔

• 白い華さん 2009/11/18 20:16:29

  タイ　美人！　も　タップリ！　と・・・。

  今晩は。
  バルト海　クルーズ！　とは、　打って変わって・・・　
  今回の　海外旅行！　は、　極彩色！　の　タイランド。
  
  オール・シーズン　が　夏。　カラフル・・・な　熱帯の　花。
  そして、　極彩色　の　タイ風　寺院。
  ヨーロッパ　の　静けさ！　とは、　全く　反対！　の　雰囲気・・・を　楽しむ　のも、　実に、　面白い・・・ですよね。
  
  タイは、　ホント、　美人！　の　多い・・・お国　ですね〜。
  皆さん、　メイク　バッチリ！　ヘアー　は、　アップ・スタイル。
  そして、　綺麗な　民族　衣装！　に　身を　包み、　とっても、　お似合い・・・デスネ。
  
  お友達！　と、　「黄金　の　トライアングル」　の　タイ　奥地！　へも　行かれたんですね〜。
  そうそう・・・、　麻薬！　の　一大　生産地・・・と　いう　記憶！　が　私　にも　アリマスヨ〜。　（笑）
  でも、　大麻の　草！　を　実際に　ご覧に　なったんですね〜。
  スゴい。
  
  首長　族！　の　村・・・も　ご訪問。
  あの　輪っか・・・って、　４ｋｇ　も　あるんですか〜？
  ソレ！　を　外したら、　首が　折れて、　死んでしまう・・・と　お聞きしたコト！　が　あるんですが、　ホント、かなぁ〜？
  
  でも、　あの　輪っか！　の　支え　が、　無い・・と、　支える！　のが、　キビシイ・・・でしょうね。
  そんな　珍しい　民族！　の　ご対面　も　海外　旅行！　ならでは・・・の　面白さ・・・ですよね。
  
  象さん・・・に　乗って、　ユ〜ラユラ。
  私　も、　インドで　乗ったコト！　ありますが、　けっこう、　快適！　でした。
  
  様々な　体験！　が　出来る・・・まだ、　未踏！　の　タイ国。
  風魔さんの　素敵！な　旅行記　を　詳しく・・・拝見し、　いつか、　
  大都市！　バンコク　以外・・・の　タイの　地方　都市！　も　歩いて・・・みたく　なりました。
  魅力・・・　いっぱい！　の　ご旅行ーーー　楽しめて、　良かったデスね。
  　　　　それでは　また
  
  　
  

  風　魔さん からの返信 2009/11/19 09:06:42

  RE: タイ　美人！　も　タップリ！　と・・・。

  白い華さん
  　おはよう〜
  
  > バルト海　クルーズ！　とは、　打って変わって・・・　
  > 今回の　海外旅行！　は、　極彩色！　の　タイランド。
  > オール・シーズン　が　夏。　カラフル・・・な　熱帯の　花。
  > そして、　極彩色　の　タイ風　寺院。
  > ヨーロッパ　の　静けさ！　とは、　全く　反対！　の　雰囲気・・・を　楽しむ　のも、　実に、　面白い・・・ですよね。
  
  たしかに、今回の旅行は日本人のフィーリングにあうタイの旅情を満喫してきました。また欧米の観光客は、タイにオリエンタルとエスニックの雰囲気を求めて、大勢来ていました。（北欧、ドイツ人を多く見かけました）
  
  > タイは、　ホント、　美人！　の　多い・・・お国　ですね〜。
  > 皆さん、　メイク　バッチリ！　ヘアー　は、　アップ・スタイル。
  > そして、　綺麗な　民族　衣装！　に　身を　包み、　とっても、　お似合い・・・デスネ。
  
  チェンマイは、たしかに美人が多かったですが、お祭りでは、みんな目のまわり真っ黒のメイクなので、誰もが同じ顔に見えました。（笑）
  タイはマッサージが、有名で３回も（健全な）タイ式マッサージの店に行きました。２時間かけて頭から足の先まで揉んで、料金は３００バーツ（約９００円）なので、旅の疲れがとれました。
  
  > お友達！　と、　「黄金　の　トライアングル」　の　タイ　奥地！　へも　行かれたんですね〜。
  > そうそう・・・、　麻薬！　の　一大　生産地・・・と　いう　記憶！　が　私　にも　アリマスヨ〜。　（笑）
  > でも、　大麻の　草！　を　実際に　ご覧に　なったんですね〜。
  > スゴい。
  > 首長　族！　の　村・・・も　ご訪問。
  > あの　輪っか・・・って、　４ｋｇ　も　あるんですか〜？
  > ソレ！　を　外したら、　首が　折れて、　死んでしまう・・・と　お聞きしたコト！　が　あるんですが、　ホント、かなぁ〜？
  > でも、　あの　輪っか！　の　支え　が、　無い・・と、　支える！　のが、　キビシイ・・・でしょうね。
  > そんな　珍しい　民族！　の　ご対面　も　海外　旅行！　ならでは・・・の　面白さ・・・ですよね。
  
  少数民族の村を訪問しましたが、現代文化と観光の波が押し寄せて、観光地化されて、写真撮影にもチップをあげたりしましたが、メオ族の村の人びとは、昔の日本の田舎のように素朴で慎み深くゆったりした時が流れていました。タイの西北部には、いくつかの少数民族の住む地域があるそうです。
  
  > 象さん・・・に　乗って、　ユ〜ラユラ。
  > 私　も、　インドで　乗ったコト！　ありますが、　けっこう、　快適！　でした。
  > 様々な　体験！　が　出来る・・・まだ、　未踏！　の　タイ国。
  > 風魔さんの　素敵！な　旅行記　を　詳しく・・・拝見し、　いつか、　
  > 大都市！　バンコク　以外・・・の　タイの　地方　都市！　も　歩いて・・・みたく　なりました。
  > 魅力・・・　いっぱい！　の　ご旅行ーーー　楽しめて良かったデスね。
  　　　　
  海外旅行の目的は、「非日常の空間」の体験です。白い華さんには、スコータイのロイクラトンのお祭りは、必見の価値がありますので、タイ旅行を検討する場合、是非観覧に行くことをおすすめします。
  バンコクは、定番の観光地しかないので地方の遺跡、世界遺産、寺院などを訪れる旅もイイですよ！
  
  またの訪問と情報交換を！
  
  by 風 魔
  　
  

• Komuさん 2009/11/08 09:22:34

  色々と参考になりました。

  風　魔さん、こんにちは。
  チェンマイの旅行記におじゃまさせていただきました。
  
  自分は年末年始の休みにチェンマイ旅行を考えているのですが、
  レストランやホテルの雰囲気など楽しませていただきました。
  
  ラン園なんかもあまり写真とかを見たことがなく、
  考えてはいなかったのですが、
  なんだか行ってみたいなという気持ちになりました。
  
  最後の食事に利用したホテルも知らなかったのですが、
  キレイでよい雰囲気ですね。
  
  またおじゃまさせていただきます。

  風　魔さん からの返信 2009/11/08 11:44:31

  RE: 色々と参考になりました。

  Komuさん
  　こんにちは〜
  
  ご訪問＆書き込みありがとうございます。
  
  > チェンマイの旅行記におじゃまさせていただきました。
  > 自分は年末年始の休みにチェンマイ旅行を考えているのですが、
  > レストランやホテルの雰囲気など楽しませていただきました。
  タイの古都チェンマイは、初めて訪問しましたが近郊に見どころも多く
  落ち着いた良い雰囲気でした。宿泊したホテルは中心地にあり、歩いて
  ナイト・バザール、マーケット、マッサージ店へ行きました。
  ここは、四角い城壁に囲まれたオールド・チェンマイがあり、周辺に
  外国の観光客向けのホテルが並んでいました。
  （すぐ近くにはマック、スタバ、ハーゲンダッツの店あり）
  
  > ラン園なんかもあまり写真とかを見たことがなく、考えてはいな
  かったのですが、なんだか行ってみたいなという気持ちになりました。
  最後の食事に利用したホテルも知らなかったのですが、キレイで
  よい雰囲気ですね。
  チェンマイは、国内でもランで有名らしく、訪問した小さなラン園は
  花の鑑賞には最適でした。
  
  > またおじゃまさせていただきます。
  またの情報交換を！
  
  by 風 魔