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嵯峨釈迦堂(清涼寺)狂言堂で行われた嵯峨大念仏狂言・秋季定期公演を楽しませてもらいました。<br /><br />嵯峨野に700余年前から伝わる狂言は、壬生寺・千本閻魔堂とあわせて京都三大念仏狂言といわれます。<br /><br />秋季定期公演は、嵯峨狂言創始者・円覚上人の命日10月26日に近い日曜日に行われます。<br />壬生狂言ほど知られていないのでしょうか、観客も少なく、長閑な雰囲気の中で楽しむことが出来ます。(しかも、無料です。)<br /><br />この日の演目は、<br />1.蟹殿<br />2.縛り坊主(後半で紹介します)<br />3.紅葉狩り(後半で紹介します)<br />の3題です。<br /><br />1、カン、デン (空き) デン カンデンデン<br />2、カン、デン、デン、デン、カン、デン、デン<br />と2種類のはやしで演じられる無言劇、なんとも素朴な味があります。<br /><br />解説などを参照した嵯峨大念仏狂言の公式HPはこちらです。<br />http://web.kyoto-inet.or.jp/people/zennaka/kyogen.html

’09 秋の京都:嵯峨大念仏狂言(前半)

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2009/10/25 - 2009/10/25

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嵯峨釈迦堂(清涼寺)狂言堂で行われた嵯峨大念仏狂言・秋季定期公演を楽しませてもらいました。

嵯峨野に700余年前から伝わる狂言は、壬生寺・千本閻魔堂とあわせて京都三大念仏狂言といわれます。

秋季定期公演は、嵯峨狂言創始者・円覚上人の命日10月26日に近い日曜日に行われます。
壬生狂言ほど知られていないのでしょうか、観客も少なく、長閑な雰囲気の中で楽しむことが出来ます。(しかも、無料です。)

この日の演目は、
1.蟹殿
2.縛り坊主(後半で紹介します)
3.紅葉狩り(後半で紹介します)
の3題です。

1、カン、デン (空き) デン カンデンデン
2、カン、デン、デン、デン、カン、デン、デン
と2種類のはやしで演じられる無言劇、なんとも素朴な味があります。

解説などを参照した嵯峨大念仏狂言の公式HPはこちらです。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/zennaka/kyogen.html

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  • 嵯峨釈迦堂と呼ばれる清涼寺は、大覚寺から徒歩10分ほどです。<br />駐車場の木が紅葉していました。<br /><br />

    嵯峨釈迦堂と呼ばれる清涼寺は、大覚寺から徒歩10分ほどです。
    駐車場の木が紅葉していました。

  • 嵯峨釈迦堂(清涼寺)の一切経蔵

    嵯峨釈迦堂(清涼寺)の一切経蔵

  • 嵯峨釈迦堂(清涼寺)の弥勒多宝石仏<br /><br />この仏様も紅葉の色づきを待っているようです。

    嵯峨釈迦堂(清涼寺)の弥勒多宝石仏

    この仏様も紅葉の色づきを待っているようです。

  • 境内の木々は色づき始めています。

    境内の木々は色づき始めています。

  • 嵯峨釈迦堂(清涼寺) 本堂

    嵯峨釈迦堂(清涼寺) 本堂

  • 本日の演目です。<br />

    本日の演目です。

  • 嵯峨釈迦堂(清涼寺)の狂言堂<br /><br />現在、嵯峨狂言は保存会という組織で行われているが、本来は上嵯峨土着の人達が伝えたもの。<br />芸の継承は手取り足取り教えられない面も多く、たいていは先葦の芸をみて覚えていくそうです。<br /><br />はやし方に於いては、鉦一、締太致一、笛一、で構成されており、現行の狂言のはやしは、<br />1、カン、デン○アキ デン カンデンデン<br />2、カン、デン、デン、デン、カン、デン、デンと<br />この二種の打ち方が基本で、<br />他に「ハヤガネ」といつて鬼やクモの動く時の連打があるだけです。(公式HPより)<br />

    嵯峨釈迦堂(清涼寺)の狂言堂

    現在、嵯峨狂言は保存会という組織で行われているが、本来は上嵯峨土着の人達が伝えたもの。
    芸の継承は手取り足取り教えられない面も多く、たいていは先葦の芸をみて覚えていくそうです。

    はやし方に於いては、鉦一、締太致一、笛一、で構成されており、現行の狂言のはやしは、
    1、カン、デン○アキ デン カンデンデン
    2、カン、デン、デン、デン、カン、デン、デンと
    この二種の打ち方が基本で、
    他に「ハヤガネ」といつて鬼やクモの動く時の連打があるだけです。(公式HPより)

  • 1番目の演目は、蟹殿(かにどん)<br /><br />登場人物:親猿、子猿、親蟹、子蟹、臼、栗、鋏<br />あらすじ:民話の猿蟹合戦と同じです。<br />親猿と子猿が登場。次いて、親蟹と子蟹がやつて来て柿を取ろうとするがなかなか取れない。<br />親猿に親蟹が柿をもらおうと頼むが渋柿を投げつけられ親蟹が死んでしまう。<br />悲しんだ子蟹は仇討ちを決意する。子蟹は身支度をし、鋏、栗、臼に腰につけたキビダンゴを半分づつ与え、三人を供として山に入る。<br />子蟹は鋏、栗、臼を布陣し猿を追い出して、親の仇討ちを果たし引き上げます。<br /><br />親子の猿が登場し、蚤とりを始めます。<br />

    1番目の演目は、蟹殿(かにどん)

    登場人物:親猿、子猿、親蟹、子蟹、臼、栗、鋏
    あらすじ:民話の猿蟹合戦と同じです。
    親猿と子猿が登場。次いて、親蟹と子蟹がやつて来て柿を取ろうとするがなかなか取れない。
    親猿に親蟹が柿をもらおうと頼むが渋柿を投げつけられ親蟹が死んでしまう。
    悲しんだ子蟹は仇討ちを決意する。子蟹は身支度をし、鋏、栗、臼に腰につけたキビダンゴを半分づつ与え、三人を供として山に入る。
    子蟹は鋏、栗、臼を布陣し猿を追い出して、親の仇討ちを果たし引き上げます。

    親子の猿が登場し、蚤とりを始めます。

  • 次に、蟹の親子が登場します。<br /><br />なんともユーモラスな横ばいです。

    次に、蟹の親子が登場します。

    なんともユーモラスな横ばいです。

  • 蟹の親子がなにやら話をしています。<br /><br />柿の実を見つけて、取る算段をしているのでしょうか。

    蟹の親子がなにやら話をしています。

    柿の実を見つけて、取る算段をしているのでしょうか。

  • 中腰で横ばいするのも大変だと思います。

    中腰で横ばいするのも大変だと思います。

  • 蟹が柿の実を取ろうとしますが届きません。

    蟹が柿の実を取ろうとしますが届きません。

  • 親蟹と子蟹が協力しても柿の実は取れません。

    親蟹と子蟹が協力しても柿の実は取れません。

  • そこに猿が出てきて、蟹から柿を取って欲しいと頼みます。<br /><br />

    そこに猿が出てきて、蟹から柿を取って欲しいと頼みます。

  • 親猿が木に登り、柿の実を取ります。

    親猿が木に登り、柿の実を取ります。

  • 親猿は、蟹の親子に柿の実を見せびらかしますが、やらずに自分で食べてしまいます。

    親猿は、蟹の親子に柿の実を見せびらかしますが、やらずに自分で食べてしまいます。

  • 親猿は、渋柿(青い柿)を親蟹に投げつけて、親蟹は死んでしまいます。

    親猿は、渋柿(青い柿)を親蟹に投げつけて、親蟹は死んでしまいます。

  • 親蟹を殺された子蟹は、復讐を誓います。

    親蟹を殺された子蟹は、復讐を誓います。

  • 蟹がいなくなった後、猿の親子が登場します。

    蟹がいなくなった後、猿の親子が登場します。

  • 親子の猿が遊んでいます。<br />(舞台に張られたロープに上りますが、結構難しそうです。)

    親子の猿が遊んでいます。
    (舞台に張られたロープに上りますが、結構難しそうです。)

  • 親猿が木に登り、柿の実を取って子猿に食べさせます。

    親猿が木に登り、柿の実を取って子猿に食べさせます。

  • 子猿は、美味しそうに柿の実を食べます。<br />(たらふく柿の実を食べた猿の親子が退場します。)

    子猿は、美味しそうに柿の実を食べます。
    (たらふく柿の実を食べた猿の親子が退場します。)

  • 身支度をした子蟹が登場します。<br />

    身支度をした子蟹が登場します。

  • 鋏が登場します。<br />(この狂言では、蜂ではなく鋏ですが、猿蟹合戦の登場人物は、場所によっても違うようです。)

    鋏が登場します。
    (この狂言では、蜂ではなく鋏ですが、猿蟹合戦の登場人物は、場所によっても違うようです。)

  • 続いて、栗の登場です。

    続いて、栗の登場です。

  • 最後に、臼が登場します。

    最後に、臼が登場します。

  • 子蟹は、鋏、栗、臼に腰につけたキビダンゴを半分づつ与え、三人を供として山に入ります。<br /><br />

    子蟹は、鋏、栗、臼に腰につけたキビダンゴを半分づつ与え、三人を供として山に入ります。

  • 子蟹は鋏、栗、臼を布陣し猿を追い出して、親の仇討ちを果たします。<br />

    子蟹は鋏、栗、臼を布陣し猿を追い出して、親の仇討ちを果たします。

  • 臼が親猿の上に乗っかています。

    臼が親猿の上に乗っかています。

  • 子蟹と臼が、親猿にとどめをさします。

    子蟹と臼が、親猿にとどめをさします。

  • 臼が親猿の首を上げます。

    臼が親猿の首を上げます。

  • 見事、親の仇討を果たした子蟹と三人のお供。

    見事、親の仇討を果たした子蟹と三人のお供。

  • 子蟹、鋏、栗、臼が引きあげて行き、終わります。<br /><br />Wikipediaによると、現代では、「敵討ちは残酷で子供の教育上問題がある」という意見のため、蟹や猿は怪我をする程度で、猿は反省して平和にくらすと改作されたものが多いそうです。<br /><br />1、カン、デン (空き) デン カンデンデン<br />2、カン、デン、デン、デン、カン、デン、デン<br />と2種類のはやしだけで、繰り広げられる無言劇、なんとも素朴な味わいがあります。<br /><br />1番目の演目は、約40分で終わりました。<br />(後半)へ続きます。

    子蟹、鋏、栗、臼が引きあげて行き、終わります。

    Wikipediaによると、現代では、「敵討ちは残酷で子供の教育上問題がある」という意見のため、蟹や猿は怪我をする程度で、猿は反省して平和にくらすと改作されたものが多いそうです。

    1、カン、デン (空き) デン カンデンデン
    2、カン、デン、デン、デン、カン、デン、デン
    と2種類のはやしだけで、繰り広げられる無言劇、なんとも素朴な味わいがあります。

    1番目の演目は、約40分で終わりました。
    (後半)へ続きます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • あんみつ姫さん 2009/10/31 00:00:27
    狂言・日本むかし話
    morino296さん、こんにちは。

    最近、むかし話は、見ることも聞くことも
    少なくなくなりましたので、
    内容を忘れてしまっています。
    なんか、まんが日本むかし話を見た気がしました。

    狂言で綱渡りのようなものも、やるのですね。
    芸事は大変そうです。
    カニの横ばいは、写真からもそのユーモラスが見て取れます。

         あんみつ

    morino296

    morino296さん からの返信 2009/10/31 08:19:42
    RE: 狂言・日本むかし話
    あんみつ姫さん

    おはようございます。
    いつも有難うございます。

    「まんが日本昔話」ありましたね。

    さるかに合戦、ちょっと調べたら、いろいろ面白そうなです。
    芥川龍之介も書いているようですし、グリム童話にも似た話があるようですし。

    大念仏狂言、伝承が大変なようですが、
    こちらでは、子供にも狂言の楽しさを体験してもらい、
    後継者を育てる努力をされているようです。

    morino296

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