2008/11/20 - 2008/11/28
44位(同エリア152件中)
宇野モフさん
本日は、パリ東駅からシャンパーニュ地方へ列車コライユ(corail)で1時間半のトロワ(TROYES)へお出かけ。
トロワは、石材に恵まれなかった為に木造建築が発達した町で、
漆喰に木の梁(はり)のある家や、カラフルな木造の街並みが特徴です。
ここまでは、石造りの街並みに慣れてきてたので、木造建築はとても新鮮!
だがしかし、旅人はおろか町人ですらまばらなこの季節(季節のせいかな?)、どこへ行っても注目され「ジャポネ」「ジャポネ」「ジャポ・・」と呪文のように聞こえてきます。
なんで注目されてたのかは未だ謎ですが、ひょっとしたら美貌の持ち主だからかも知れません。←
なぜか「ニーハオ」と挨拶された事もありましたが、「ニーハオ!」と元気に返しました。
それでは、今日も日の出前から、寒さに負けずしっかりレポートしたいと思います^^
▽11/20 日本→パリ
▽11/21 シャンティイ、サンリス
▽11/22 パリ市内(ヴァンヴ、モンマルトル)
▽11/23 ヴェルサイユ
▽11/24 パリ市内(シテ島)
▼11/25 トロワ
▽11/26 モンサンミッシェル
▽11/27 パリ→日本
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
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-
パレ・ド・ジュスティス通り。
パリ東駅7:11発→8:34着トロワ駅。
朝早くに到着したため、まだ駅前の観光案内所は開いていません。(9:00〜OPEN)
ぷらぷらと町の探索に向かいました。 -
ふゎーすごい。
朝からテンション上がります↑↑^^
古いなぁ、そんで木造だなぁ。
「出梁(だしばり)造り」という、梁を外壁より外側に突き出して床や軒を支える建て方は、シャンパーニュ地方特有らしいです。
1階よりも2階の方がせり出してますね。 -
エミール・ゾラ通り。
トロワで最もにぎやかな通りらしいのですが、朝早いため店はどこも開いていません。
おそらく通勤途中と思われる人(数名)とすれ違いました。
今日も底冷えのする寒い日です。
写真に小さく写っている女性は、赤いベレー帽がよく似合っていました。 -
ここの通りは、スーパーや美容室など多くのショップが並んでいました。
唯一開いていたタバコ屋兼新聞屋で、地元の人が新聞を買うため並んでいる列に混じって、トロワの絵葉書を数枚購入しました。
それにしてもこの注目度。いつかは快感・・!となるんでしょうか?
いまんとこ居心地わるいです(笑) -
うぉお、なんだコレ!面白い建て方!^^
上に上にかぶせたみたいです(笑)
カーテンがかかっていて中は分りませんが、おそらく1階部分はショップかな〜。
外壁は、木でできたウロコのようです。 -
木のウロコ。
どうやって造るんだろうこれ・・・
大工をしていたじいちゃんが生きてたら聞いてみたいところです。
やっぱり上に上に重ねていくのかな。 -
こちらは、柱や梁の骨組みがそのままの外壁。
手すりも窓ごとに違うようで凝っています。
クリスマスが近づいてきたせいか、リボンの飾りがしてありました。
ちなみに、ここらの空き家を管理しているのは「センチュリー21」で、日本でもCMの流れている会社だったのがちょっと意外でした。 -
更にこちらは変わった外壁。
木の骨組みの中に(多分)レンガを積んでいるようです。
どの建物もみんな古いです。 -
エミール・ゾラ通りにあるレストラン、Brasserie Dosgienneで朝食タイム。
この時間メニューは無いとのことで、クロワッサンを注文。
サクサクで、本当にフランスで食べるパンは美味しいです♪^^
斜め前のテーブルには、地元の奥様が5、6人集まって井戸端会議中のようでしたが、こちらが気になるようで、好奇心いっぱいの眼差しがチクチク痛いです。
振り返ってまでチラチラ見てはヒソヒソ話・・・この繰返しで、んも〜いよいよ気になります; -
ユルバン通りにある、サン・ユルバン教会。
民家に囲まれた中に建っていました。
あまりに民家との距離が近いので、教会ではなく民家なのかと思いました(笑)
この教会は、13世紀にトロワ出身で教皇になった聖ユルバン(Urbanus ?)の名前を冠しています。 -
同じくユルバン教会。
この色、オカルト過ぎます!(笑)
魔除けのガーゴイルがあちこちから飛び出し、建物全体がトゲトゲしています。
いったいいつから清掃されていないのだろう・・とにかくすごい色です><
内部はステンドグラスが美しいらしいのですが、入口は開いていませんでした。残念。 -
シテ通りを歩いていくと・・・出ぇたーーー!!
ま、まるで・・絵画だ・・・ッ!><
予想だにしなかった登場の仕方です!
ゆるゆると通りを歩いているときは、まったく視界に入りませんでした。
そして建物が途切れて、突然目の前にど・どーんと建っていました。本当にびっくり!
おそらく相当のボリュームで叫んだと思います(笑)
そしてこちらは、「サン・ピエール・サン・ポール(聖ペテロと聖パウロ)大聖堂」という、二人の名をコラボした?ちょっと欲張りな大聖堂です。
どうぞよろしく。
営業:9:00〜17:00(火〜土)10:00〜17:00(日)(昼休憩12:00〜14:00)
休日:月 -
教会内部。
ここは、4世紀の小礼拝堂に始まり、11世紀に大聖堂が建築されたようです。
しかしその後の大火で焼失し、17世紀に再建したとの事です。
長〜い歴史があるんですねぇ。
人がまったくいないので、貸切状態でじっくり見て回ります。
コツ、コツ、と自分の足音だけが教会内に響いています。とても心地良い^^
ちなみに、受付でこの大聖堂の解説書(日本語版あり)が買えました。 -
トロワは、ステンドグラス文化を支えてきたガラスの町でもあり、黄色が美しい事で有名です。
そのためステンドグラスを見ると、自然に黄色を探してしまいます^^ -
ここには、13〜19世紀までの1500m2に及ぶステンドグラスがあります。
そして、ステンドグラスの総面積はシャルトル大聖堂に次いで2位です。
巨大空間を独り占めしつつ、圧巻のステンドグラスに囲まれて、しばし至福の時間。。。
静寂の中、11時を告げる鐘の音がゆるやかに鳴り響きました。 -
教会を満喫したあと、外に出て正面の建物をパチリ。
田舎風の可愛い建物が並んでいました。 -
そういえば、(パリ以外の)フランスではどこへ行っても工事の音がしています。
古い建物の温存に努めている国なので、修復工事が主なようです。
日本と違って、家は「建てる」というよりも「買ったら直す」という感じでしょうか。
通りがかりに、室内がボロボロの家を見ましたが、その家も修理の人が入っていました。
どのくらい使われていなかったのか分りませんが、きっと美しい室内に生まれ変わるんでしょうね。
使い捨てずに生かす知恵、見習いたいものです^^ -
シテ通り沿いのレストラン、le Gainz'bar。
時間が中途半端だったので入っていませんが、雰囲気がとても良さげです^^
あー、こうゆうとこ入ってシャンパン飲みたいな〜>< -
レモン・ポワンカレ通りのチョコレート屋さん、Cemoins。
ディスプレイがキュート♪
チョコが苦手なため、外から眺めるだけです。
でも、チョコ風味のスナックでさえ美味しかったので、きっとチョコレートも甘すぎずに美味しかったんだろうなぁ。
食べてみれば良かったかも。 -
大きなボールにめいっぱい入ったチョコが印象的です。
(ガラス越しなので風景が写り込んでしまいました;) -
ジェネラル・ド・ゴール通りのおもちゃ屋さん、abRACADABRa。アブラカダブラ?
あぁぁまさかこんな所で「日本人」を発見するとは!!(笑)
なんでこんな所に???すごい知りたいけど、、、
残念!店閉まってる〜;;
ボンジュー、エメラルダス&トチロー☆(&金田、悟空その他のみなさま)
みんながフランスに移住してたなんてボク知らなかった。← -
クロード・ユエ通り。
家には煙突があって、多くの煙突から煙が上っていました。(曇り空のため画像では分りにくいけど)
暖炉を使っていると思われますが、家の内装をぜひ見てみたい!
暖炉のある家・・・、うーん憧れます!><
ちなみに、(フランスの国旗がある)右手の建物は警察署です。
所変われば警察署でさえ、煙突付きのピンクの建物♪^^
そして前にある白い車がパトカーです。 -
マドレーヌ通り。
なんの建物か分りませんが、とても古いレンガ造りの建物です。 -
同じくマドレーヌ通り。
この左横が、サント・マドレーヌ教会になっています。 -
サント・マドレーヌ教会、内部。
聖マドレーヌ、すなわちマグダラのマリア(キリストの妻)に捧げられた教会です。
トロワでもっとも古い教会で、12世紀に建立され、16世紀に再建されました。
ジュヴェ(le Juve)と呼ばれる仕切り壁の彫刻が、レースのように繊細で見事^^
営業:10:00〜17:00(月〜土)14:00〜17:00(日)(昼休憩12:00〜14:00) -
教会のステンドグラス。
今まで見てきたステンドグラスの中で、この教会のものが一番ポップで親近感がわきました^^
教会自体は、埃っぽくあまり手入れされていない印象を受けましたが、ステンドグラスには説明が一つずつ付いていて、絵本のように可愛いかったです。 -
マドレーヌ像と、ステンドグラス「聖エロイの生涯」。
正面奥にあり、美しくて立派でした。
この他ステンドグラスは、イエスの系統樹など面白いものもありました。
また、正面左には祈りを捧げるジャンヌ・ダルク像もあり、小さいながら味のある教会です。 -
座って大丈夫かな?と少し不安になるほど、イスもボロボロなのがありました(笑)
でも補修などされていないところが、逆に風情があって、歴史を感じられて良かったです。 -
プルヌヴァル通り。
さて、町の探索も一息ついて、そろそろお腹が減ってきました。
このまま歩いて駅前の観光案内所へ行ったあと、レストランに入ります。 -
観光案内所の道を挟んで向い側、「CAFE DE LA GARE BAR RESTAURANT」でランチタイム☆
楽しみにしていた、名物アンドゥイエット(豚の臓物ソーセージ)を食します。
もう一品は、サーモンです^^
このレストランは、メインを選んだ他はビュッフェ形式(食べ放題)で、デザートが豊富でした。
自家製ケーキが何種類も並び、フロマージュも本格的。さすがスイーツの国だと思いました。
また、ピクルス(らっきょ入り)がとても美味しかったです。
しかし、食事内容はさておき、ここでもやはり「ジャポネ、ジャポネ」と好奇の目にさらされます;
ランチタイムで、結構客が入っていたのですが、みんな無遠慮に見過ぎ(笑)
あっちもこっちも、おじさん達ガン見です。
なんなの一体もぉ〜、こんなのが続くんだったら美貌は放棄します!← -
食事のあとはお手洗い、という事で男性トワレットへ。
食事中の方すみません。
でもこのトイレ、真ん中に虫の絵が書いてあるんですよ!><
虫(中心)をめがけてやれって事で、汚さない知恵らしいです。
今まで聞いたことはあったのですが、実物を見るのは初めてで、なんかミョーに感激しました(笑) -
食事の後は、来た時と逆方向の列車コライユに乗って、一路パリを目指します。
トロワ駅14:43発→16:15着パリ東駅。
約1時間半の、のどかな田園風景が広がる列車の旅です。
朝の列車は、6人用のコンパートメントになっていて、ドアもカーテンも締切り電気も消して、3人掛けのイスをベッド代わりに寝る事もできました。
でも帰りの列車は、普通の新幹線の座席みたいです。
ちょっと残念(笑) -
コライユのチケットは、事前にフランス国鉄(SNCF)のサイトからPrem's(早割り)で往復購入しました。
通常往復43.2Eのところ、およそ半額の20Eで済みました。
オンラインでカード決済して、あとはプリンターでチケットを印刷していくだけ。
それがそのままチケット代わりになるので、発券や打刻の手間もなくラクちんでオススメです♪ -
16:15、定刻通りパリ東駅に到着。
思えば、行きは(多分)電気系統の故障で、駅と駅の間で10分ほど電車が停車してました。
車内アナウンスがあったけど、フランス語なのでちんぷんかんぷん;
ただ、電車に乗っている間ずっと暖房がつかなくて非常に寒かったので、それらしき故障だったのだと察しました。
帰りは、何事もなくスムーズだったので良かったです^^ -
メトロだけでなく、国鉄にも慣れてきました^^
東駅は、乗換えを含め何度か利用し、ホテルからやや近いという事もあり勝手に親近感を持ちました(笑) -
日没せまる夕方のエッフェル塔。
実は昨日エッフェル塔に行ったのですが、小雨のためうまく写真が撮れませんでした。
今日はそのリベンジ!
なんとか日があるうちに・・と焦ってやって来ました。間に合って良かったー><
営業:9:30〜23:45(1/1〜6/12、9/1〜12/31)9:00〜0:45(6/13〜8/31)
休日:無
料金:E12(エレベーター料金別途) -
日没直後のエッフェル塔。
普段はオレンジ色にライトアップされていますが、今日は青いライトアップです。
これは、フランスが7月1日から下半期のEU議長国になるのを記念して、ライトアップをEUカラーのブルーにしたためだそうです。
12/31までの期間限定のようで、そんな時期に来れてちょっと得した気分です^^ -
とうとう真っ暗になりました。
暗闇に一際輝くエッフェル塔。美しいです。
エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して、エッフェルさんが1889年に造ったそうです。
夕方以降のライトアップ後、毎時0分から5分間キラキラと点滅します。
大阪の初代通天閣のモデルで、下半分のモデルは凱旋門だそうです。←無茶苦茶や(笑) -
エッフェル塔を満喫した後は、ダイアナ妃が事故死したことで有名なアルマ橋を通って、シャンゼリゼへ。
ラデュレ(LADUREE)のマカロンを買うためだけに、のらのら歩いてやってきました。
ウィンドウ越しに、シャンゼリゼのライトアップが見えます。 -
テイクアウトして、ホテルでおやつに食べました。
うめー
ピスタチオとミントが特に気に入りました♪^^
これで6日目は終了。【仏⑥】へ続きます。
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