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泉涌寺総門横にある即成院では、毎年十月の第三日曜日にこの行事を行っている。2009年の今年は10月18日に実施されたので、見てまいりました。<br />「二十五菩薩お練供養」は、阿弥陀如来が現世へ来迎する様子を、実際に仮装して演じ、行列を作って境内を練り歩くという行事です。<br />当院では、本堂を極楽浄土、境内の地蔵堂を現世に見立てて、その間に、高さ二メートル、長さ五〇メートルの橋が掛けられ、その上を、阿弥陀如来の化身である大地蔵菩薩を先頭に二十五菩薩が、おごそかな来迎和讃に合わせて、本堂から地蔵堂へ、そして地蔵堂から本堂へ練り歩きます。(即成院のHPより抜粋)<br />お練供養だけの見るのであれば無料ですが、ご祈祷札を購入し菩薩の舞を本堂で見るのであれば1千円いります。

即成院二十五菩薩お練供養

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2009/10/18 - 2009/10/18

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花好京人

花好京人さん

泉涌寺総門横にある即成院では、毎年十月の第三日曜日にこの行事を行っている。2009年の今年は10月18日に実施されたので、見てまいりました。
「二十五菩薩お練供養」は、阿弥陀如来が現世へ来迎する様子を、実際に仮装して演じ、行列を作って境内を練り歩くという行事です。
当院では、本堂を極楽浄土、境内の地蔵堂を現世に見立てて、その間に、高さ二メートル、長さ五〇メートルの橋が掛けられ、その上を、阿弥陀如来の化身である大地蔵菩薩を先頭に二十五菩薩が、おごそかな来迎和讃に合わせて、本堂から地蔵堂へ、そして地蔵堂から本堂へ練り歩きます。(即成院のHPより抜粋)
お練供養だけの見るのであれば無料ですが、ご祈祷札を購入し菩薩の舞を本堂で見るのであれば1千円いります。

交通手段
高速・路線バス

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  • 即成院の入口

    即成院の入口

  • 写真中央の本堂から写真左手の地蔵堂まで、長さ50m高さ2mの橋が架けられており、その上を山伏、僧侶、稚児、菩薩が歩きます。

    写真中央の本堂から写真左手の地蔵堂まで、長さ50m高さ2mの橋が架けられており、その上を山伏、僧侶、稚児、菩薩が歩きます。

  • 本堂

    本堂

  • 地蔵堂

    地蔵堂

  • 13時になりますと、僧侶を先頭に山伏の集団が橋を渡ります。<br />いよいよお練供養の始まりです。

    13時になりますと、僧侶を先頭に山伏の集団が橋を渡ります。
    いよいよお練供養の始まりです。

  • 山伏に続いて稚児が現れます。<br />次ごう3回の渡りがありますが、1回目は稚児による献花です。

    山伏に続いて稚児が現れます。
    次ごう3回の渡りがありますが、1回目は稚児による献花です。

  • 本堂から地蔵堂に渡り地蔵堂から本堂に戻る山伏の集団です。。<br />

    本堂から地蔵堂に渡り地蔵堂から本堂に戻る山伏の集団です。。

  • 続いて同様に稚児も手に造花を持って戻ります

    続いて同様に稚児も手に造花を持って戻ります

  • 吹流しの上には扇子が掲げてありました

    吹流しの上には扇子が掲げてありました

  • 2回目の渡りも僧侶の先導に続いて山伏が渡ります。その後稚児が献供を行います。

    2回目の渡りも僧侶の先導に続いて山伏が渡ります。その後稚児が献供を行います。

  • 3回目の渡りです。1回目2回目と異なりフルキャストで行われます。<br />僧侶の先導で旗に続いてご婦人方の来迎和讃が聞こえてきます。

    3回目の渡りです。1回目2回目と異なりフルキャストで行われます。
    僧侶の先導で旗に続いてご婦人方の来迎和讃が聞こえてきます。

  • 続いて山伏の集団です。

    続いて山伏の集団です。

  • その後一山の僧侶が続きます。

    その後一山の僧侶が続きます。

  • 僧侶の後は稚児に担がれた御輿、稚児と続きます。

    僧侶の後は稚児に担がれた御輿、稚児と続きます。

  • 僧侶や稚児からは彩色された絵札が撒かれます。<br />3枚手に入りましたが、どれも図柄が異なっていました。

    僧侶や稚児からは彩色された絵札が撒かれます。
    3枚手に入りましたが、どれも図柄が異なっていました。

  • いよいよ菩薩のお出ましです。<br />こちらは大地蔵菩薩です。

    いよいよ菩薩のお出ましです。
    こちらは大地蔵菩薩です。

  • 阿弥陀如来の化身である大地蔵菩薩を先頭に二十五菩薩が、おごそかな来迎和讃に合わせて、本堂から地蔵堂へ、そして地蔵堂から本堂へ練り歩きます。

    阿弥陀如来の化身である大地蔵菩薩を先頭に二十五菩薩が、おごそかな来迎和讃に合わせて、本堂から地蔵堂へ、そして地蔵堂から本堂へ練り歩きます。

  • 大地蔵菩薩に続き観世音菩薩、大勢至菩薩、普賢菩薩の登場です。<br /><br />観世音菩薩と大勢至菩薩は、他の菩薩と異なり巧な踊りを披露しながら進みます。

    大地蔵菩薩に続き観世音菩薩、大勢至菩薩、普賢菩薩の登場です。

    観世音菩薩と大勢至菩薩は、他の菩薩と異なり巧な踊りを披露しながら進みます。

  • 次々と菩薩の登場です。

    次々と菩薩の登場です。

  • 地蔵堂からの帰り道、山伏たちは人垣を作りました。

    地蔵堂からの帰り道、山伏たちは人垣を作りました。

  • 山伏の人垣の中を通ってお練りは本堂に戻ります

    山伏の人垣の中を通ってお練りは本堂に戻ります

  • 僧侶の集団も戻ります。

    僧侶の集団も戻ります。

  • ここで25菩薩を順に紹介します。(菩薩様の説明文は即成院の説明文を利用)<br />こちらは阿弥陀如来の化身の大地蔵菩薩です。

    ここで25菩薩を順に紹介します。(菩薩様の説明文は即成院の説明文を利用)
    こちらは阿弥陀如来の化身の大地蔵菩薩です。

  • こちらは、観世音菩薩です。<br />観世音菩薩は阿弥陀如来の脇侍で、世の人々の願いを自由自在に観じて救済する菩薩です。

    こちらは、観世音菩薩です。
    観世音菩薩は阿弥陀如来の脇侍で、世の人々の願いを自由自在に観じて救済する菩薩です。

  • 3 大勢至菩薩です。

    3 大勢至菩薩です。

  • 大勢至菩薩は観世音菩薩と同じく阿弥陀如来の脇侍で、人々の無知を救う仏の智慧を象徴した菩薩です。

    大勢至菩薩は観世音菩薩と同じく阿弥陀如来の脇侍で、人々の無知を救う仏の智慧を象徴した菩薩です。

  • 4 普賢菩薩<br />普賢菩薩は文殊菩薩と兄弟で、智慧の文殊、定行の普賢といい、釈迦如来の脇侍として有名な菩薩です。<br />

    4 普賢菩薩
    普賢菩薩は文殊菩薩と兄弟で、智慧の文殊、定行の普賢といい、釈迦如来の脇侍として有名な菩薩です。

  • 4 普賢菩薩

    4 普賢菩薩

  • 5 薬王菩薩<br /><br />薬王菩薩と次の薬上菩薩は兄弟で、ともに良薬で病に苦しむ人々を救います。<br />

    5 薬王菩薩

    薬王菩薩と次の薬上菩薩は兄弟で、ともに良薬で病に苦しむ人々を救います。

  • 6 薬上菩薩<br />薬王菩薩と薬上菩薩は兄弟で、ともに良薬で病に苦しむ人々を救います<br />

    6 薬上菩薩
    薬王菩薩と薬上菩薩は兄弟で、ともに良薬で病に苦しむ人々を救います

  • 7 法自在王菩薩<br />法自在王菩薩は別名文殊菩薩と呼び、釈迦如来の脇侍で智慧の菩薩です。<br />

    7 法自在王菩薩
    法自在王菩薩は別名文殊菩薩と呼び、釈迦如来の脇侍で智慧の菩薩です。

  • 8 獅子吼菩薩<br />獅子吼菩薩は、獅子が吼えるように悟りについて説法する菩薩<br />

    8 獅子吼菩薩
    獅子吼菩薩は、獅子が吼えるように悟りについて説法する菩薩

  • 8獅子吼菩薩

    8獅子吼菩薩

  • 9 陀羅尼菩薩<br />陀羅尼菩薩は、仏教で用いる呪文、言葉の力で仏法を保持して悪法を防ぎます。<br />

    9 陀羅尼菩薩
    陀羅尼菩薩は、仏教で用いる呪文、言葉の力で仏法を保持して悪法を防ぎます。

  • 9 陀羅尼菩薩

    9 陀羅尼菩薩

  • 10 虚空菩薩<br />虚空菩薩は、智慧と慈悲が虚空のように広大無辺です。<br />

    10 虚空菩薩
    虚空菩薩は、智慧と慈悲が虚空のように広大無辺です。

  • 11 宝蔵菩薩<br />宝蔵菩薩は、七種の珍しい宝を持つ大悲の菩薩。<br />

    11 宝蔵菩薩
    宝蔵菩薩は、七種の珍しい宝を持つ大悲の菩薩。

  • 11 宝蔵菩薩<br />

    11 宝蔵菩薩

  • 12 徳蔵菩薩<br />徳蔵菩薩は、衆生の求めに応じて、功徳の宝庫を開き、一生、衆生を救う菩薩。<br />

    12 徳蔵菩薩
    徳蔵菩薩は、衆生の求めに応じて、功徳の宝庫を開き、一生、衆生を救う菩薩。

  • 13 金蔵菩薩<br />金蔵菩薩は、壊れることのない徳を持つ菩薩。<br />

    13 金蔵菩薩
    金蔵菩薩は、壊れることのない徳を持つ菩薩。

  • 13 金蔵菩薩<br />

    13 金蔵菩薩

  • 14 金剛菩薩<br />金剛菩薩は、堅固で絶対壊れることのない智慧を持ち、無尽の功徳を与える菩薩。<br /><br />

    14 金剛菩薩
    金剛菩薩は、堅固で絶対壊れることのない智慧を持ち、無尽の功徳を与える菩薩。

  • 15 光明菩薩<br />光明菩薩は、優れた智慧の光で衆生を照らします。<br />

    15 光明菩薩
    光明菩薩は、優れた智慧の光で衆生を照らします。

  • 15 光明菩薩<br />

    15 光明菩薩

  • 16 山海恵菩薩<br />山海恵菩薩は、深い海や高い山のような知徳で衆生を導かれる。<br />

    16 山海恵菩薩
    山海恵菩薩は、深い海や高い山のような知徳で衆生を導かれる。

  • 17 華厳菩薩<br />華厳菩薩は、華のように美しい悟りの境地で身を荘厳し、因果の道理を説きます。<br />

    17 華厳菩薩
    華厳菩薩は、華のように美しい悟りの境地で身を荘厳し、因果の道理を説きます。

  • 18 衆宝王菩薩<br />衆宝王菩薩は、一切の珍しい宝物を自在にあつめることのできる菩薩。<br />

    18 衆宝王菩薩
    衆宝王菩薩は、一切の珍しい宝物を自在にあつめることのできる菩薩。

  • 19 月光王菩薩<br />月光王菩薩は、月光のように清らかで汚れのない徳を持ち、一切の衆生を導く菩薩。<br />

    19 月光王菩薩
    月光王菩薩は、月光のように清らかで汚れのない徳を持ち、一切の衆生を導く菩薩。

  • 20 日照王菩薩<br />日照王菩薩は、太陽の光のように衆生の一切の明暗を照らし、利益する菩薩です。<br />

    20 日照王菩薩
    日照王菩薩は、太陽の光のように衆生の一切の明暗を照らし、利益する菩薩です。

  • 21 三昧菩薩<br />三昧菩薩は、正しい教えに心の働きを照らし合わせることのできる菩薩。<br />

    21 三昧菩薩
    三昧菩薩は、正しい教えに心の働きを照らし合わせることのできる菩薩。

  • 22 定自在菩薩<br />定自在菩薩は、自在に変現出世し、自由でなにものにもとらわれない菩薩。<br />

    22 定自在菩薩
    定自在菩薩は、自在に変現出世し、自由でなにものにもとらわれない菩薩。

  • 23 大自在菩薩<br />大自在菩薩は、神通力をそなえ 、何事もなし得る力で衆生を救う菩薩。<br />

    23 大自在菩薩
    大自在菩薩は、神通力をそなえ 、何事もなし得る力で衆生を救う菩薩。

  • 24 白象王菩薩<br />白象王菩薩は、その大きな慈悲で知られる菩薩です。<br />

    24 白象王菩薩
    白象王菩薩は、その大きな慈悲で知られる菩薩です。

  • 25 大威徳菩薩<br />大威徳菩薩は、広大無辺な威徳を持つ菩薩。<br />

    25 大威徳菩薩
    大威徳菩薩は、広大無辺な威徳を持つ菩薩。

  • 無辺身菩薩<br />無辺身菩薩は、大地蔵菩薩と同じ僧形をし、地蔵菩薩と同じように、地獄にまで行って苦しむ衆生を救ってくれます。

    無辺身菩薩
    無辺身菩薩は、大地蔵菩薩と同じ僧形をし、地蔵菩薩と同じように、地獄にまで行って苦しむ衆生を救ってくれます。

  • 本堂<br />ここで観世音菩薩と大勢至菩薩が本尊阿弥陀如来に舞を披露します。

    本堂
    ここで観世音菩薩と大勢至菩薩が本尊阿弥陀如来に舞を披露します。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • morino296さん 2009/11/01 10:56:45
    二十五菩薩
    花好京人さん

    こんにちは。

    即成院のお練供養、紹介いただきありがとうございます。
    あの境内に50mもの橋が架けられるのですね。

    二十五菩薩もすべて紹介いただき良く分かりました。
    聞くところでは、菩薩は子供がやるそうですが、
    随分、年齢幅がありそうですね。

    morino296

    花好京人

    花好京人さん からの返信 2009/11/01 13:55:17
    RE: 二十五菩薩
    morino296さん

    こんにちは。
    >
    > 即成院のお練供養、紹介いただきありがとうございます。
    > あの境内に50mもの橋が架けられるのですね。
    >
    > 二十五菩薩もすべて紹介いただき良く分かりました。
    > 聞くところでは、菩薩は子供がやるそうですが、
    > 随分、年齢幅がありそうですね。
    >
    面を着けて橋を渡るのは難しいようです。介添えがいるのは当然ですね。
    お練りのとき小さな子の中にはややぐずり気味の子もいました。

    菩薩になった子供には確かに年齢差がありました。
    お練りの後本堂で面を取って座ったときに分かりました。

    花好京人

花好京人さんのトラベラーページ

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