2009/03/13 - 2009/03/16
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Alohamahaloさん
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サンフランシスコのお題3つとなると、ケーブルカーとゴールデン・ゲイト・ブリッジは、外せません。
3つ目はシティ・ホールになるか、アルカトラズ島か、フィッシャーマンズ・ワーフになるか、それぞれでしょうけど。
ゴールデン・ゲート・ブリッジは、自殺の名所でもあって、調べるとどの場所から飛び降りた人が多いなどという、分布図なんかもあります。
方面としては、やはりサンフランシスコを向いた東側が多く、場所としてはは中央あたりか、この画像のサンフランシスコ寄りの主塔のあたりが人気のスポットのようです。
生存率は2パーセント。
ところどころに、自殺防止として、クライシス・カウンセリングのホットラインのお知らせが設けてあります。
橋の色は、インターナショナル・オレンジと呼ばれる朱色です。
Golden Gate Bridge
URL: http://goldengatebridge.org/
タイトルの《 San Francisco, open your golden gate 》は、またしても『San Francisco』の歌詞からいただきました。
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ケーブルカー博物館としては、1974年のオープンですが、パワーハウスとして機能しています。
煙突というかサイロというか、ちょっとバーン(納屋)っぽいですね。
Cable Car Barn and Power Houseは、1966年にナショナル・レジスター番号NRHP66000233で、ナショナル・ヒストリック・ランドマークに登録され、1971年にはサンフランシスコのランドマーク(No.43)に指定されています。 -
では、博物館に入ってみます。
Cable Car Museum
1201 Mason St. San Francisco, 94108
URL: http://www.cablecarmuseum.org/index.html -
階段をトントントンと上がると、ケーブルカーを動かしていた昔の滑車の展示があります。
ここがメインフロア。 -
メインフロアからは、サンフランシスコのケーブルカー3路線を動かしている4つの巨大な滑車とケーブルを見ることができます。
これって展示用ではなくて、ちゃんとお仕事している滑車で、向こうから、MASON, CALIFORNIA と書いてありますね。手前がHYDE です。
MASON の先のが POWELL。 -
昔の車両も展示してあるのですが、囲いがないので、乗っている人は危なっかしかったことでしょう。
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現在運行しているのは3路線だけですが、オリジナルでは8社のケーブルカー会社により、市内をくまなく網羅していました。
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パワーハウスから送り出された動力で、今日もケーブルカーは元気に坂をくだります。
(登ると書きたいところですが、画像ではくだっているのでねぇ。) -
博物館からケーブルカーでマーケット・ストリートまで降りてきました。
この日はおりしもセイント・パトリック・デイに近い土曜日で、緑色の物を身に着けている人が多いのです。 -
ここは、ハイルディ・プラザ(Hallidie Plaza)と言いまして、パウェル・ストリートがマーケット・ストリートにぶつまる場所。
アンドリュー・ハイルディさんというのは、世界初のケーブルカーシステムを開発して、1873年にクレイ通りで最初のケーブルカーをテストした人です。
写真では撮れてないのですが、ハイルディさんの貢献の記念碑があって、ケーブルカーのグリップが取り付けられています。
この地下からミュニ・メトロに乗ってみましょう。 -
ミュニ・パスポートって、カードはカードなのですが、プラスチックとか磁気というものではなく、乗る日の日付の銀色の部分をスクラッチするというかなりアナログな代物。
なので、駅員さんがいるところのゲートから入らなくてはなりません。
無事通過してさらに地下のホームへ。 -
パウェルから6,7分で、着いた先はカストロです。
-
駅から出ると(まだ地下なのですが)、アトリウムっぽい感じで、ハーヴィー・ミルク・プラザがあります。
ゲイであることを隠さず市議に当選(1977年)した人です。
このプラザの上には、21メートルのポールに9メートルX6メートルの巨大な虹のフラッグが掲げられています。 -
駅から地上に上がったところがカストロ・ストリートとマーケット・ストリートの交差点。
実際には17th ストリートも交差しているので、六辻ですね。
角の建物の時計が正確ならちょうど12時。
ランチはカストロですね。 -
カストロ・ストリートをそぞろ歩いています。
トロリーのための電柱には、鮮やかなレインボー・フラッグが掛けられています。
お店があるのは、わずか2ブロックくらいの小さいエリアです。 -
こんな風にですねぇ、おそろの洋服のお兄さんの二人連れというのがとっても多いのです。
こっちの趣味ではないのですけど、微笑ましさを感じてしまいます。
女性同士のカップルがいないわけではないのですが、
目を引くほどではなく、いわゆる普通のカップルと、さして人口比率は変わらないようでした。 -
カストロ・シアター側を歩いていたら、こんなブックストアがありました。
前の年の冬に公開された、ショーン・ペンの映画《ミルク》のポスター、店内にはゲイの象徴、レインボー・フラッグ。
ちょっとのぞいてみましょう。
お客さんはほとんど男性です。怪しげな本もありますが、ふつーの本も売っています。
A Different Light Bookstore
489 Castro St. San Francisco, 94114 -
この交差点(カストロX18th)を、そのまま半ブロックも歩けば、ハーヴィー・ミルクが始めたというカメラ屋さんの場所だったのですが、惜しいことをしました。
何せ下調べが完全ではなかったもので、逆サイドに渡ってしまいました。
カストロ・カメラ & ハーヴィー・ミルク・レジデンスは、2000年にサンフランシスコのランドマーク(No.227)に指定されています。
一応住所を記しておきます。
The Castro Camera and the Harvey Milk Residence
575 Castro St. San Francisco, 94114 -
カストロX18th の角にある、ハーヴィーズというレストラン。
バーなんだけど、食事も出すという感じの雰囲気でした。
もちろんハーヴィー・ミルクが由来の店名なのでしょう。
ガラス越しにのぞいてみると、かなり賑わっていて、賑わっているお店は歓迎なのですが、あまりにも、ソレ系の方々が多くて、引いてしまいました。
Harvey's
500 Castro St. San Francisco, 94114
URL: http://www.harveyssf.com/ -
ランチは、奥のスペースでイート・インを兼ねている、イタリア食材店の A.G. フェラーリ。
後でわかったのですが、イタリアの20以上ものエリアから、それぞれの特産品を輸入しています。
サンフランシスコだけではなく、バークレーやオークランドなどのベイ・エリア、パロ・アルトやサニーヴェイルなどのシリコン・ヴァレーにもお店がある繁盛店のようでした。
下の画像は、店内のご様子。
A.G. Ferrari Foods
468 Castro St. San Francisco, 94114
URL: http://www.agferrari.com/ -
チキン・シーザー・サラダです。
ロメイン・レタスにグリルド・チキン・ブレストのスライスが乗せてあります。ホームメイドのガーリック・クルトンも見え隠れしています。
画像からみると、どうやらドレッシングとパーミジャーノはオン・ザ・サイドだったようです。 -
こちらはホウレン草のキッシュ。
ホウレン草とチーズが良いバランスでした。 -
そして、カストロ・シアター。
1922年に建てられたスパニッシュ・バロックのファサードですね。決してゲイ物の映画ではなく、ふつーの映画も上映しているようです。
カストロ・シアターは、1977年にサンフランシスコのランドマーク(No.100 ジャストでおめでとう!)に指定されています。
Castro Theatre
429 Castro St. San Francisco, 94114
URL: http://www.thecastrotheatre.com/ -
カストロからは再びミュニ・メトロに乗って、シティ・ホールです。
市庁舎としては1915年にオープンした、ボザール様式の美しい建物です。
以前の建物は、27年もかけてようやっと1899年に建設されたのに、1906年の地震で完全に破壊されてしまった(わずか7年の命、嗚呼)ので、建築家のアーサー・ブラウン・ジュニア(コイト・タワーもこの人!)によって新しく設計されたのです。
パリのアンヴァリッド・ドームに基づいて作られたこのドームは、DCのキャピタルのドームより高さがあります。
San Francisco City Hall
1 Dr Carton B Goodlett Pl, San Francisco, 94102
URL: http://www.sfgov.org/site/cityhall_index.asp -
1894年に建てられたパイオニア・モニュメント。
モニュメントの中央は、ユリーカ(Eureka)と呼ばれる女神アテネのような銅像で、その周りに、サー・フランシス・ドレイクやジョン・サター、そしてネイティブ・アメリカンなどの銅像が配置されています。
右側の建物1996年にオープンしたメイン・ライブラリ。
オールド・ライブラリは、モニュメントをはさんで向かい側に位置し、現在はアジアン・アート・ミューゼアムになっています。
San Francisco Public Library
100 Larkin St. San Francisco, 94102
URL: http://sfpl.org/ -
シティ・ホールの前のシビック・センター・パークには、セイント・パトリック・デイのパレードの流れで、たくさんの人々が繰り出していました。
シビック・センター・パークもシティ・ホールも、それぞれ2ブロック分の広い敷地です。 -
アルコールの販売もあるのですが、こんな風に柵の中でだけ飲むことができます。
-
土曜日なので、シティ・ホールの中には入れませんでした。
多くの映画でロケーションとして使われた階段は見たかったなぁ。
ここは、1954年に野球選手のジョー・ディマジオとマリリン・モンローが結婚した場所。
そして1978年にジョージ・モスコーン市長とハーヴィー・ミルクが殺されたところでもあります。 -
シティ・ホールの、向かって正面の左側に置かれたリンカン大統領の銅像です。
彫刻家ヘイグ・パティジャン(Haig Patigian)による1928年の作品です。
やや上体を右に倒し、右手を胸に当てているリンカン。
考え込んでいるのでしょうか。
苦悩しているのでしょうか。
「うっく、ニトロ、ニトロ」なら左胸のはずですが。 -
ヴァン・ネスから振り向いたアングルのシティ・ホール。
シティ・ホールは、1970年にサンフランシスコのランドマーク(No.21)に指定され、
1978年には、San Francisco Civic Center Historic Districtとして、ナショナル・レジスター番号NRHP78000757で、ナショナル・ヒストリック・ランドマークにも登録されています。 -
シティー・ホールの裏側には、大きな建物が連なっています。
まずはデイヴィス・シンフォニー・ホール。
1980年に28ミリオン(ドル)で建設されました。360度のパノラミックなホールで、席数は2,743。
Davies Symphony Hall
201 Van Ness Ave San Francisco, 94102
URL: http://www.sfsymphony.org/ -
シンフォニー・ホールの右隣は、戦争記念オペラハウス。
美しいボザール様式です。
シート数は3,146席で、別に立ち見席が200です。
完成は1932年ですから、この「ウォー・メモリアル」というのは、第一次世界大戦のこと。
この右隣には、ハーブスト・シアターというのがあって、オペラハウスと双子のような建物です。
オペラハウスは1977年にサンフランシスコのランドマーク(No.84)に指定されています。
War Memorial (Opera House and Veterans Building)
301 Van Ness Ave San Francisco, 94102
URL: http://sfopera.com/ -
マカリスター・ストリートを超えたところにあるのが、ステート・ビルディング。
コーナーのカーブに沿うようなモダンなデザインです。
Californ
ia State Building
455 Golden Gate Ave. San Francisco, 94102
そのビルに掲げられているのは、シール・オブ・カリフォルニア(Seal of California)。
右側の女性は、ローマ女神ミネルバで、知恵と戦争の女神です。
女神の膝下では、州の動物とされているグリズリーが、カリフォルニア・ワインを象徴するブドウの葉を食べています。
農業を象徴する穀物の束。
その上には、ゴールドラッシュ時代の坑夫がつるはしを振り、帆船は交易や経済の豊かさを表わしています。
そして、EUREKA ユリーカとは、「見つけたぞ」というラテン語で、カリフォルニア州のモットーでもあります。 -
5番のバスでど〜んとアラモ・スクエアに行く予定だったのですが、バスがスケジュールを変更して、相当待たなくてはならないことがわかりました。
じっと待っているのも何なので、気合を入れて歩くことに。
約10ブロックですから、1マイルくらいでしょうか。
お約束のペインテッド・レイディースです。 -
一番左端のグリーンの建物の横の道、グローブ・ストリートからは、シティ・ホールも見えました。
-
フィルモア・ストリートまで戻り、22番のバスをつかまえてやってきたのが、ブロードウェイとスタイナー・ストリートの角。
ここでバスを降りられます。
そして、これが映画《ミセス・ダウト》のロケ現場。
詳しくはブログ<映画の中のサンフランシスコ Filming Locations in San Francisco (2009)>をご覧ください。
URL: http://4travel.jp/traveler/angel_traveler/album/10378705/ -
スタイナーとユニオン・ストリートの角にある、イピスカパル・チャーチ・オブ・セイント・メアリー・ザ・ヴァージンという長い名前の教会。
だからといって、どうのこうのと言うわけではないのですが、バスを待っている間にここまで歩いちゃったし、教会を見かけると撮らずにはいられない性格だし。
Episcopal Church of St. Mary the Virgin
2325 Union Street, San Francisco, 94123 -
結局、ロンバード・ストリートまで6ブロック歩いてしまいました。
この通りはUS101でもあります。 -
ロンバードから28番のバスでパレス・オブ・ファイン・アートに行くつもりが、降りそこなってしまい、ゴールデン・ゲート・ブリッジに近づいてしまいました。
(実はちょっと不安) -
ここまで来たからには、バスを降りてしまうしかないでしょう。
設計者のジョセフ・シュトラウスさんもお出迎えしてくれています。なんか小柄な人ですね。
ゴールデン・ゲイト・ブリッジの建設は、1933年に始まり1937年に完成しました。 -
画像は、橋を吊っているケーブルの断面のディスプレイで、直径約93センチメートルです。
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歩いて渡るとなると、全長は約3キロメートルということなので、往復だと6キロです。
それは無理無理。暗くなっちゃうわ。
でも海の上のあたりまでは出てみなくっちゃ、ということで、いざ。
橋の下を船が航行中です。 -
なんとかサンフランシスコ側の主塔のところまで行き着きました。
やっぱり渡り切るのは問題だな。風も強いし。
ゴールデン・ゲイト・ブリッジは、1999年に、サンフランシスコのランドマーク(No.222)に指定されています。
意外と遅い認証。(だと思いません?) -
橋の上から見た、サンフランシスコの町方面です。
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車の料金所です。通行料は2008年から6ドルになったとのこと。5時前なので市内の方にそろそろ引き返しましょう。
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