2009/03/13 - 2009/04/25
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Alohamahaloさん
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ニューヨークやロサンジェルスには負けるけど、サンフランシスコも映画のロケ地にたくさん使われています。
いくつかの映画は、旅行前のおさらいで観たのですが、それにしても半年以上も前で記憶がウロウロ。
曖昧な点が多々あるのはお許しください。
表紙の画像は、ユニオン・スクエア。
ヒッチコック監督の傑作1963年の《THE BIRDS 邦題:鳥》で、ヒロインのティッピ・ヘドレンが、ギアリー・ストリートからパウェル・ストリートの方向に歩いて行くのがオープニング・シーンでした。
- 航空会社
- ユナイテッド航空
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ユニオン・スクエアの夜景のシーンは、2002年の《HIGH CRIMES 邦題:ハイ・クライムズ》で、ヒロインのアシュレイ・ジャッドが、プリッツェル・スタンドに立ち寄ったり、お買い物をするシーンに出てきます。
この撮影は、2000年の12月に行われたのですが、その後すぐにユニオン・スクエアはリノベーション工事に入り、1年半の間クローズされます。現在のユニオン・スクエアになったのは、2002年7月25日の正午からです。 -
パウェル・ストリートを登っていくケーブルカー。
この通りは、1968年のスティーブ・マックィーンのカー・アクションで有名な《BULLITT 邦題:ブリット》でも出てきます。 -
そのブリットの住まいとされていたのは、クレイ(ストリート)とテイラー(ストリート)の角あたり。
ちょうど画像の坂を上って、左に曲がって1ブロック行ったあたりです。
ノブ・ヒルですから、刑事の住まいとしてはいい場所です。 -
サンフランシスコ・フェリー・ビルディング。
映画に登場したのは、2001年の《SERENDIPITY 邦題:セレンディピティ》
映画の中では、クロックタワーの時計は、5時を指していました。
ニューヨークからサンフランシスコに戻った、ヒロインのサラ(ケイト・ベッキンセール)が、ターミナルからフェリーに乗るシーンがあります。
サラは、ミュージシャンの恋人と一緒にサウサリートに住んでいるという設定でした。
また、エディー・マーフィーの《DOCTOR DOLITTLE 邦題: ドクター・ドリトル 》1998年にも出てきます。
それから、2007年の《Zodiac 邦題:ゾディアック》のタイトルロールは海側からターミナルに寄っていくシーンです。
San Francisco Ferry Building
One Ferry Building San Francisco, 94111 -
これも《セレンディピティ》に出てきた、505 Montgomery at Sacramento Street のオフィスビルです。
《セレンディピティ》のストーリーは、ニューヨークのブルーミングデールズの手袋売り場で知り合ったジョナサン(ジョン・キューザック)とサラ(ケイト・ベッキンセール)は、楽しい時間を過ごすのですが、サラの提案で、ジョナサンの連絡先を書いた5ドル札を使って、サラはガムだかキャンディだかを買い、サラは持っていた本に連絡先を書きそれを古本屋に売るのです。
いつの日かその連絡先を見つけることができたら、それは運命だと。数年後、結婚を控えたジョナサンは、ふとサラのことを思い出し、心の底ではサラを忘れられず、彼女を探そうとする。サラもまた、恋人のプロポーズを受けながらもジョナサンを忘れられず彼を探す旅に出る、とまぁこんな感じです。
ブルーミンの店員役で、ユージーン・レヴィがさすがの演技でした。 -
ストックトン(ストリート)の1本東側のグラント・アベニューはチャイナタウンの通りです。
チャイナタウンもいっぱい映画出演しているのですが、このグラント×サクラメント(ストリート)のロケーションは、《セレンディピティ》です。
『セレンディピティ』とは、もともとは探してもいなかった素敵なものを、思いもかけない意外な出来事によって探し出せる能力、という意味です。単に幸運や偶然ではなく、問題なのはその『能力』です。
ノーベル賞クラスの発見には、セレンディピティが深くかかわっていると言われています。 -
トランスアメリカ・ピラミッドとコイト・タワー(画像左端の丘の上)の夜景が出てくるのも《セレンディピティ》。
ちょうどこんなアングルですが、もう少し遅い時間の景色です。
また、夕方のトランスアメリカ・ピラミッドが出てくるのは、《ハイ・クライムズ》。 -
昼間のトランスアメリカ・ピラミッドが出てくるのはごっそりあって、《セレンディピティ》、《ゲーム》、《プロポーズ》、《スウィート・ノベンバー》、《ミセス・ダウト》など。
《ウェディング・プランナー》ではジェニファー・ロペスの会社がこの近くという設定でした。 -
デヴィッド・フィンチャー監督、1997年の映画《THE GAME 邦題:ゲーム》で、主人公ニコラス(マイケル・ダグラス)が屋敷からオフィスに向かうシーンが、このカリフォルニア・ストリートの坂をフィナンシャル・ディストリクト方面に下るというものでした。
-
そのニコラス(マイケル・ダグラス)のオフィスがあるのが、207 Sansome St.という設定です。
サンサム・ストリートで車から降りて、ちゃんと通りを歩いたのですが、207番地は見つかりませんでした。201の次はいきなり221になってしまうのです。
もっとも、映画の中では、車に乗ったマイケル・ダグラスが坂を下って左側の建物に入るのですけど、奇数番号は右側ですから、建物の前は別のロケーションを使ったのでしょう。
会社にいるマイケル・ダグラスを訪ねてくるのが、弟役のショーン・ペンです。 -
《ゲーム》のストーリーは、父の財産を引き継いだ実業家・ニコラスは、父親が自殺した年と同じ48歳の誕生日の日、久しぶり弟のコンラッドが訪ねてきて、誕生日プレゼントとして、「凄い体験ができる」とCRS(Consumer Recreation Services)という会社の紹介状を渡します。
軽い気持ちでCRSの提供するゲームに参加することとなるのですが、次々とニコラスの身の回りで不思議な出来事が起き始め、CRSの提供するゲームの正体もその目的も判らないままニコラスは翻弄されるのでした。
この画像の場所から1ブロック下がったブッシュ・ストリートにある1 Bush Streetのビルのルーフから、最後のジャンプシーンが撮られたのだそうです。
また、同じビルのChase H & Q が、《ハイ・クライムズ》の弁護士事務所として使われています。 -
ゲーム》で、マイケル・ダグラスがスットックトン・ストリート・トンネル(画像中央)の上(つまりブッシュ・ストリート)から、坂の下を眺めるというシーンがありました。
トンネルの袂のマッサージ屋さんは、12年後の今も健在です。 -
コロンバス・アベニュー、パシフィック・アベニュー、そしてカーニー・ストリートとの六辻の交差点です。角度は違うのですが、《セレンディピティ》のサラがここを歩くシーンがあります。
鋭角の敷地に建つ、円塔があるユニークな建物は、1階がベーカリーショップです。 -
サンフランシスコと言えばゴールデンゲイト・ブリッジ。
ここはめちゃくちゃ使われています。
古いところからだと、1971年の《DIRTY HARRY 邦題:ダーティ・ハリー》。
クリント・イーストウッドが型破りな刑事ハリー・キャラハン役を演じた大ヒット作品。イーストウッド本人もこの作品で、人気アクション・スターとしての地位を不動にしました。
イーストウッドが、少女の死体を見つけた場所からゴールデンゲイト・ブリッジが見えるという設定です。
1974年の《THE TOWERING INFERNO 邦題:タワーリング・インフェルノ》の最初のシーンに出てきます。パニック映画のハシリです。
1978年のスーパーマンも、ブリッジからスクールバスを救うシーンがあったと思います。
1973年の《Live And Let Die 邦題:007 死ぬのは奴らだ》から、ジェームズ・ボンドを7作品を演じたロジャー・ムーア最後の007作品であるところの、1985年《A View to a Kill 邦題:007 美しき獲物たち》では、ロジャーがゴールデンゲイト・ブリッジからぶら下がったこともありましたね。(実際にはイギリスでセットを組んだそうですが)
でもやっぱり女王陛下の007はショーン・コネリーでしょう。 -
1996年の《THE ROCK 邦題:ザ・ロック》では早い部分でも、雲海のように見える濃い霧に浮かぶゴールデンゲイト・ブリッジが出てきますし、最後の方では、3機の爆撃機がゴールデンゲイト・ブリッジの下をくぐるという、CG以外ではあり得ないシーンがあります。
エディー・マーフィーの《DOCTOR DOLITTLE 邦題: ドクター・ドリトル 》1998年。《DOCTOR DOLITTLE 2 邦題:ドクター・ドリトル2》では、タイトルロールの直前と、エディー・マーフィーがアライグマだか何だかを連れて運転しているシーンの外は、ゴールデンゲイト・ブリッジです。
アシュレイ・ジャッド(この女優さん好き〜)が、モーガン・フリーマンと共演した2002年の《HIGH CRIMES 邦題:ハイ・クライムズ》では、タイトル・ロールでばっちり出てきます。逮捕された夫の無実を晴らそうと奮闘する女性弁護士の活躍を描く、ポリティカル・サスペンス。
ついでながら、アシュレイ・ジャッドはカントリー界の大御所、ジャッズのウィノンナの妹。
サンフランシスコとは関係ないけど、1999年の《Double Jeopardy 邦題:ダブル・ジョパディー 》、アシュレイの演じた、身に覚えの無い夫殺しの罪で投獄されてしまったヒロインのリビー役は、メグ・ライアンとブルック・シールズが辞退し、次に予定されたジョディ・フォスターが妊娠しため、アシュレイに回ってきたのですが、名優トミー・リー・ジョーンズに一歩も引かない好演でした。
同じく2002年の、キャメロン・ディアス主演の《The Sweetest Thing 邦題:クリスティーナの好きなコト》は、ラブコメの駄作ですが、これにも登場します。
ベン・キングスレーとジェニファー・コネリーが対じする、2003年の《HOUSE OF SAND AND FOG 邦題:砂と霧の家》では、ベン・キングスレーが工事現場から住まいのホテルに戻るシーンだったと思います。
しかしながら、ホテルはロスのビルトモア・ホテルだし、問題の砂と霧の家もマリブで撮影されているようです。 -
ゴールデンゲイト・ブリッジも、ウェスト・クリッシー・フィールドからの景色もたくさんあります。
《ドクター・ドリトル2》で、ダルメシアンを連れてのピクニック・シーン。
ヒュー・グラントの1995年の《Nine Months 邦題:9か月》もクリッシー・フィールドでのシーンがありました。
2000年の《SWEET NOVEMBER 邦題:スウィート・ノベンバー》では、キアヌ・リーブスとシャーリーズ・セロンが5,6匹の真っ白なプードル(でかいぞ!)を散歩させるシーンがあります。 -
アーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デ・ヴィートが組んだ、1994年の《JUNIOR 邦題:ジュニア》では、テレグラフヒルから臨むゴールデンゲイト・ブリッジでした。
こんな感じです。 -
サンフランシスコ・エアポートが出てくるのは、《ブリット》、《ゲーム》。
マイケル・ダグラスがゲート前の待合室に座っていました。 -
アラモ・スクエアの前の、カラフルな7軒のヴィクトリアン・ハウス(一部エドワーディアン)は、ペインティッド・レイディース(Painted Ladies)と呼ばれています。
1987年から1995年まで続いた、TVドラマ《フルハウス》のオープニングで映ります。
《ドクター・ドリトル2》では、ばっちりこのアングルで映ります。ただし朝のシーンだったと思いますが。
また、1994年の《JUNIOR 邦題:ジュニア》では、シュワちゃんの同僚博士、ダニー・デ・ヴィートの家はこのうちのどれかでした。 -
ペインティッド・レイディースのあるスタイナー・ストリートをずんずんとパシフィック・ハイツ方面に行くと、1993年の《Mrs. Doubtfire 邦題:ミセス・ダウト》の家のロケ現場である 2640 Steiner Street に到着です。
スタイナーとブロードウェイの角です。
ペインティッド・レイディースと同じ通りとはいえ、実際には山坂あっての相当先なので、フィルモア(ストリート)まで1ブロック戻って22番のバスに乗りました。
ロビン・ウィリアムズ演じるミセス・ダウトファイアも22番のバスに乗って、転居先のアパートメントに帰っていました。
映画の中では、玄関のレンガ色の階段は、もう少し薄い色だったように思います。 -
《ミセス・ダウト》は、妻に愛想をつかされ離婚した父親(ロビン・ウィリアムズ)が、子供達への会いたさ一心で、女装して元妻(サリー・フィールド)の家庭に家政婦として雇われるという物語です。
ストーリーとしてはたいしたことはないのですが、ロビンの特殊メイクは見ごたえがあります。
それと、ジョブ・インタビューで、雇い主である元妻への印象を良くしようと、イギリス婦人になりすますのですが、ロビンのイントネーションやアクセントの使い分けも見事です。(やりすぎなくらいですが)
サンフランシスコ湾が見下ろせる、二階と三階にベイ・ウィンドウのある大きな家です。 -
そのロビン・ウィリアムズが、スタイナー・ストリートの家を一人で出て (なんせ稼いでいるのはインテリア・デザイナーのサリー・フィールドですから)、 新しく借りるのがテレグラフ・ヒル地区。
場所は、520-522A グリーン・ストリート、グラント・アベニューとのコーナー、このミントグリーン建物の二階です。
スタイナーからここに帰るには、22番のバスに乗ってユニオン・ストリートで41番か45番のバスに乗り継げば良さそうなのですが、ロビンがスタイナーから乗る22番のバスは、方向が逆向きのような気がしました。それじゃなかなか帰り着かんだろう・・・と思います。
また、1999年の《THE BACHELOR 邦題:プロポーズ》でダニーロ・ベーカリーというパン屋さんが出るのですが、この建物の1階部分がそうです。
パン屋さんが改装し、Danilo Bakery's Bao Necciという名前で、現在はピッツァ屋さんになっています。パンも売っています。
Cafe Bao Necci
516 Green St. San Francisco, CA 94133-3921
URL: http://www.caffebaonecci.com/caffebaonecci/Home.html -
グラント(アベニュー)を2ブロック上ると、フィルバート・ストリート。中央の二本のミナレットを持つ教会は、ワシントン・スクエアのセインツ・ピーター・アンド・ポール・チャーチ。
この教会が出てくるのは《ダーティ・ハリー》。
殺人者は半ブロック下手のストックトン(ストリート)から狙っていました。
《プロポーズ》では、1億ドルの遺産相続のためには30歳の誕生日までに結婚しなくてならなくなったクリス・オドネルのもとに、100人の花嫁候補が駆けつけるのがこの教会で、ここから、コロンバス・アベニューを、トランスアメリカ・ピラミッドまで花嫁候補達に追いかけられながら走り抜けています。
セインツ・ピーター・アンド・ポール・チャーチは、実生活で、J.Lo(ジェニファー・ロペス)が俳優のベン・アフレックとの破局後に歌手のマーク・アンソニーと結婚式を挙げたところでもあります。
また、《ザ・ロック》で、ショーン・コネリーが車をすっ飛ばす坂はフィルバートで、この画像の上の方からコイト・タワー方面に向かっての走行でした。
Saints Peter and Paul Church
666 Filbert St. San Francisco, CA 94133-2805
URL: http://www.stspeterpaul.san-francisco.ca.us/index.html -
フィッシャーマンズ・ワーフが出てくるのは、《007 美しき獲物たち》。
ロジャー・ムーアがピア39の西側を歩いて(画像上)、シーフード屋さんの店に入ったりしています。
チャイニーズが経営するお店のようでしたね。 -
右端の、アメリカ国旗が立ててある建物が、レインフォーレスト・カフェ。
2004年の《50 First Dates 邦題:50回目のファースト・キス》で使われています。 -
撮影場所は、フィッシャーマンズ・ワーフからパウェル−ハイド線でロンバート付近まで上がったところ。
《ミセス・ダウト》で、ロビン・ウィリアムズ扮するミセス・ダウトファイアが、ケーブルカーに飛び乗るシーンがあります。
バックにアウカトラズとエンジェル・アイランドが見えていたので、この画像と同じアングルですからハイド線ですね。ロシアン・ヒルに近いところです。
《ドクター・ドリトル2》もほぼ同じアングルで坂道を登るケーブルカーが出ます。 -
そのロシアン・ヒルの、ロンバードのくねくね道を上から望むシーンがあるのも《ドクター・ドリトル2》。
右奥にコイト・タワーが見えます。 -
パシフィックとジョーンズの角にあるThe New Russian Hill Groceries & Liquorです。
ちょうどこの濃い緑のキャノピーの下に、《ザ・ロック》で、ニコラス・ケイジが立っていました。
この角から、ケーブルカーの爆発シーンが見えたように思ったのですが、ケーブルカーが通るのは、1ブロック上のジャクソン・ストリートです。 -
エンバーカデロ駅からケーブルカーのカリフォルニア線に乗ってみました。
モンゴメリー・ストリートとカーニー・ストリートの間の左側にあるのが、555 California Streetビル。
かつては、バンク・オブ・アメリカ・センターという名前でした。
237メートル、52階建てのビルです。 -
《ダーティ・ハリー》で、アンディ・ロビンソン扮する殺し屋スコーピオがこのビルの屋上からターゲットを狙うのがのオープニング・シーンです。
で、狙う相手がいるのは300メートルほど先のホリディ・イン(現在はヒルトン)の屋上のプールサイドにいる男。
ここで、《DIRTY HARRY》というタイトル・クレジットが出ます。
《タワーリング・インフェルノ》では、ホテルの外観は、CGでグラスタワーを作っているのですが、一階のエントランス部分の撮影はこのビルで行われています。 -
で、《タワーリング・インフェルノ》のホテルのメインロビーは、エンバーカデロにあるハイアット・リージェンシーでした。
アトリウムにあるブロンズ色のスカルプチャーは、映画の中にも映っています。 -
カリフォルニア・ストリートに戻りましょう。
画像はストックトン・ストリートとの角にあるリッツ・カールトン。
このあたりは、ノブヒルと呼ばれるエリアで、メイソン(ストリート)までの数ブロックはゴージャスなホテルが立ち並んでいます。
リッツ・カールトンが出ていたのは、マイケル・ダグラスの《ゲーム》です。
このへんはすべて、走っているケーブルカーの車内からの撮影なので、なかなかベストショットというわけにいきません。
Ritz Carlton Hotel
600 Stockton St. San Francisco, CA 94108 -
リッツと同じ左側にあるのが、ルネッサンス・スタンフォード・コート。
ここは《ブリット》に映っていました。
The Stanford Court, A Renaiassance
905 California St. San Francisco, CA 94108 -
ルネッサンス・スタンフォード・コートの先にあるのが、マーク・ホプキンス。これも《ブリット》です。
マーク・ホプキンスの向かいにあるフェアモントの画像がないのが残念なところ。フェアモントは《ザ・ロック》で、ショーン・コンリーがペントハウスのバルコニーで散髪をしてもらうシーンがあったのですけど。
Mark Hopkins intercontinental Hotel
999 California St. San Francisco, CA 94108 -
マーク・ホプキンスから1ブロック先の、テイラー(ストリート)からジョーンズにかけては、グレース・カテドラルです。
《ブリット》では、政治家役のロバート・ヴォーンがこの教会のバルコニーに建つシーンがあります。
また、ジェイ・ローが姉御肌的な結婚式のプランナーを演じるラブコメディ《ウェディング・プランナー》では、オープニングでL.Joの子供部屋にこの教会の写真が置いてあるし、この教会の前を携帯電話で話しながら歩いている時に、グッチの靴をマンホールの凸凹に引っ掛けたおかげで、小児科医のマシュー・マコノヒー(実はクライアントのフィアンセ)に助けられるという設定です。
Grace Cathedral Episcopal Church
1100 California St. San Francisco, CA 94108-2244 -
マリーナ・ディストリクトにあるパレス・オブ・ファイン・アーツ。1915年のパナマ・パシフィック・エキスポの時に建設された建物です。
《ザ・ロック》では、ショーン・コネリーが別れていた娘との再会のシーンに使われ、そこにFBIエージェントのニコラス・ケイジが追いつくというシュチュエーションでした。
《プリポーズ》では、クリス・オドネルが神父と一緒にこの湖でボートに乗っていました。
2004年の《TWISTED 邦題:ツイステッド》では、サンフランシスコ市警の殺人課捜査官役のアシュレイ・ジャッドが霧の中のパレス・オブ・ファイン・アーツを歩くシーンがあります。
The Palace of Fine Arts
3601 Lyon St. San Francisco, CA 94123 -
1963年まで連邦刑務所だった、サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島。
これはもう《ザ・ロック》でしょう。
エド・ハリス率いるUSマリーンの特殊部隊が、化学兵器VXガスを奪取して、観光客・ガイド計81人を人質にとって立てこもっている、ザ・ロックと呼ばれるアルカトラズ島に、刑務所からの唯一の脱走者ショーン・コネリーとFBIの化学兵器のスペシャリスト、ニコラス・ケイジが潜入して化学兵器を奪還するというストーリー。 -
ニコラス・ケイジが処理している緑色のぷよぷよボールのようなガスの球が転がったさきに、サンフランシスコの市街地が見ていました。
また、2002年のスティーブン・セガール主演の《Half Past Dead 邦題:DAKKAN 奪還 -アルカトラズ-》にも出ていました。 -
犯罪つながりでプレシディオ・ハイツにやってきました。
デヴィッド・フィンチャー監督2007年の《ZODIAC 邦題:ゾディアック》は、サンフランシスコとその郊外で、1968年から1974年まで実際に起きた、通称ゾディアックが殺した5人(確認されている人数)の連続殺人事件が基になっています。
1968年の最初の事件から1ヵ月後に、後に自分でゾディアックと名乗る犯人が、サンフランシスコ市警とサンフランシスコ・クリニクル紙に告白文と暗号を送り付けてきます。
新聞社で働く漫画家のグレイスミス(ジェイク・ギレンホール)と敏腕新聞記者のポール(ロバート・ダウニーJr)は、送られた暗号文を解読するうちに、この事件に染まっていくというストーリーです。
で、タクシー運転手が殺された場所がここ、3988 ワシントン・ストリートの前という設定でした。 -
ただ一つ問題が、、、この場所は、ワシントンとウォールナットの角なのですが、映画の中では、「メープルまで1ブロック」と言っているのです。
たしかにご近所にはメープル・ストリートがあります。4ブロック先ですが。映画の中は夜のシーンなので、あたりが真っ暗で(住宅街ですし)よくわからないのです。
もっとも、映画は今から40年前という設定ですので、番地だけいただいちゃったということもありそうです。
ちなみにデヴィッド・フィンチャー監督は、最近では《The Curious Case of Benjamin Button 邦題:ベンジャミン・バトン 数奇な人生》の監督を務めています。 -
チャイナタウンのすぐ脇にあるオールド・セイント・メアリーズ・カテドラルです。
これはおまけ。
というのは、《ゾディアック》で、ゾディアックを名乗る人物からテレビ局に電話があり、電話相談者の医者だか弁護士だかに、警察が「彼が会いたいと言ったら、オールド・セイント・メアリーズでと誘導してくれ」というシーンがあるのです。
もちろん自称ゾディアックはこれを拒否。
なので、撮影には使われなかったので、おまけ。
Old St Mary's Cathedral
660 California St.San Francisco, CA 94108-2566 -
実は観ていない映画なので恐縮なのですが(上映館が少なく行けなかった)、2008年ショーン・ペン主演の《Milk 邦題:ミルク》
ゲイであることを公表しながらも、サンフランシスコ市の市会議員に当選したハーヴィー・ミルクの生涯を描いた伝記映画です。
なわけで、カストロ・ストリートの画像です。
トレイラーで確認すると、この坂をワーゲンらしい車で下っていくシーンがあります。 -
ツイン・ピークスからのベイブリッジ。
島で中断された橋の「くの字」のカギのところがヤーバ・ブエナ島。
《ダーティ・ハリー》では、555 California Streetビル(旧バンク・オブ・アメリカ)からヤーバ・ブエナ島を見下ろすシーンがありました。
同様に、キャメロン・ディアスの《クリスティーナの好きなコト》では、ヘリコプター・ショットか何かだと思うのですが、やはりヤーバ・ブエナ島が見えます。
《ハイ・クライムズ》では、ロシアン・ヒルからでした。 -
こちらはフェリー・ターミナルからのベイブリッジ。
《ウェディング・プランナー》は、ピア7あたりからのショットがありましたし、《砂と霧の家》は、ピア30くらいからのショットでした。
《ブリット》では、フェリー・ターミナルを過ぎたあたりの、Daniels Hotelの看板の前を、同僚刑事と歩くスティーブ・マックィーンの背景がベイブリッジでした。
《ゲーム》では、マイケル・ダグラスが乗ったタクシーがクラッシュして海に落るのが、《ブリット》と近い場所で、夜の海にベイブリッジのライトが見えていました。 -
オークランド方面から、ヤーバ・ブエナ島経由サンフランシスコに向かって走行中です。
《セレンディピティ》では、遠景から撮ったヤーバ・ブエナ島とサンフランシスコが出てきます。
しかし、なんと言ってもベイ・ブリッジの走行というと、《卒業》です。
ダスティン・ホフマンはサンフランシスコからバークレーに向かってドライブしているという設定にもかかわらず、景色は逆向きでバークレーからサンフランシスコに向けてのものだった、というのは有名な話です。 -
ちょっとマニアックにポトレロ・ヒルです。
2001年の《Sweet November 邦題:スウィート・ノベンバー》で、シャーリーズ・セロン演ずるヒロインのサラが住んでいる建物のエクステリアにこの建物が使われました。
298 Missouri Street、18th Streetとの角です。
サラ(実は不治の病)がネルソン(キアヌ・リーブス)に、「わたしの11月にならない?」と言って、いわゆる大人の楽しい時間を過ごすのがここです。
18th Streetを少し登ると、映画で使われたFarley's Cafe, 1315 18th St.もあります。
お隣に住んでいる女装趣味の広告デザイナー(実はネルソンのライバル)役のジェイソン・アイザックスがいい味だしていました。ハリー・ポッターでルシアス・マルフォイ役の人です。 -
サンフランシスコ市街が見下ろせるポトレロ・ヒルは、他の作品にも登場しています。
ポトレロ・ヒルからのダウンタウンはこんな景色。
20th Street X Kansas Streetで、《ブリット》。
19th Street X Pennsylvania Stで《ハイ・クライムズ》。
弁護士役のモーガン・フリーマンの新しい自宅兼オフィスという設定でした。
《ダーティー・ハリー》もこんなところをドライブしているシーンがありました。 -
《スウィート・ノベンバー》のサラが、最後にネルソンに会うのがこのミッション・ドロレス・パークです。
この画像は、ミッション・ハイスクールを背中にして、18th Street側からですが、この公園は広大で、ばっちり2ブロック分奥行きがあります。
映画の撮影に使われたのは、19th ストリートとチャーチ・ストリートの側。 -
おまけで、ミッションってこんな感じのエリア。
-
最後はシティ・ホール。
画像は上から、シティ・ホールに向かってレンガの道を歩いているところ。
中段は、シティ・ホール前の広場。
この日はセント・パトリック・デイ直前の土曜日で、集会があって、たくさんの人で賑わっていました。
下段は、夜のドーム
シティ・ホールも、フィルミング・ロケーションとしては出番の多い場所です。エクステリアもそうですが、美しい流麗な階段も。
残念ながら、3月に行ったときも4月に行ったときも土曜日だったので、中に入れませんでした。
階段シーンは、《ダーティ・ハリー》、《007 美しき獲物たち》
タイトルロールに出てくるのは、《タワーリング・インフェルノ》。
1983年の《THE RIGHT STUFF 邦題:ライト・スタッフ》はDCのキャピタルの代わりにサンフランシスコのシティ・ホールが使われました。
《ザ・ロック》は、ハースト・シアターとオペラハウスとの間からのアングルでした。
《ウェディング・プランナー》は、J.Loが気の進まない婚約者とのシティ・ホール・マリッジに行きます。
観ていない《ミルク》ですが、トレイラーによると、シティ・ホールの前で、Tシャツ姿の大演説会を行っています。
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