03. 大稲埕埠頭の夕陽→迪化街→寧夏夜市→九番坑

2009/09/21 - 2009/09/21

宿で昼寝していたら…思いの他、よく眠ってしまいました。すっかり夕方ですね。

そう言えば烏魚子(カラスミ)を買って無かったな。迪化街行ってみよ。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: チャイナエアライン

と言う事で、迪化街の最寄駅(全然近くは無いけど)の雙連駅に。

こっから西へ、20分くらいだったかな？

ちょうど下校の時間ですかね。あちこちに学生さんがいます。

途中に寧夏夜市があります。帰りに寄ってみましょ。

迪化街に近づくと、味のある建物を見かけるようになります。

買い物…の前に、風が気持ち良さ気なので、埠頭に出てみます。迪化街からすぐ西、淡水河にある大稲埕埠頭です。

埠頭の門の前の横断歩道のところで信号待ちをしていると、背後が何やら…台北名物、原付の集団です。(暴走族じゃありませんので、群れてる訳じゃないけど…)

信号が変わったところで、一斉に門になだれ込んで行きました…

んでも、埠頭から何処に行くんやろね？

わたしも門をくぐりまして…ちょうど夕陽の時間ですね。急ぐ理由は何も無いので、ゆっくり日が沈むのを見ていきましょう。

見通しの良さそうな所を探してウロウロ…他にも夕陽目当て？でカメラを構えている人達。中には三脚を据え付けた、本格的な方々も。実は有名な夕陽スポットだったりするのかな？

この辺が一番建物に遮られずに見えるかな？街燈にもたれかかって、日が沈むのを見届けましょ。

ふと北の方を見ると…松山空港に着陸しようとしている飛行機

だんだんと太陽が地平線(なら良いんですが、実際は高架道路)に近づいていきます。空も赤味を増して来ます。

もう、半分くらい

もう少しで沈んでしまう…

夕陽が沈むのを見届けて…なんか人出が増えてます。夕涼みの時間かね。

そう言えば、刺すような日差しも無くなって、風が心地良いね。わたしもしばらく夕方の風に当たっていくことにしました。

また、松山空港行き

すっかり日が暮れて、対岸上空に綺麗な月が見えてきました。

ふと気がつくと、カメラマンさん達はほとんど退却したみたい…

わたしも、そろそろ買い物に行こうかな。

ちう事で、迪化街に戻ってきました。この時間(19:00頃)になると、あんま人気が無くなるのね。

もちろん、まだ商売している店がほとんどですが…

美味そうなスルメ

お店の二階部分を見やると、この辺の建物の歴史を感じます。

中には、朽ち果ててしまいそうな建物も

南の方にある、霞海城隍廟に着きました。

熱心に参拝されている方もいますので、お邪魔にならないように…

廟の南側は…昼間なら食堂や屋台で賑わってたと思うんですが…薄暗い…

さて、お買い物。こちらの新亦勝さんです。いつもは西門町の伍中行さんで烏魚子(カラスミ)を購入しますが、こちらも老舗です。

いつも通り、三腹お買い上げ。帰国してからゆっくり頂きます。

[おまけ]
お家に帰って、日本酒でゆっくり烏魚子、堪能いたしました。

買い物を済ませて、次のお目当ては寧夏夜市。(ただし、晩飯はお目当てのお店があるので、覗くだけ…)

先ほど通りかかった時とは違い、すっかり夜市の時間です。結構にぎわってます。

いろいろな、美味しそうな匂いも立ちこめています。

屋台だけでなく、店舗も賑わってますなぁ。

お馴染み、臭豆腐

それほど規模は大きく無く、すぐに南端に着いてしまいました。南端はゲームとかの露店ですな。

ゲーム機やら景品が、縁日っぽくて良いね。

屋台街に戻ります。すごい熱気。まだ気温が高いせいもあるけど。

たこ焼き屋さん。意外と各地の夜市で見かけます。

こちらは人だかりで良く見えませんが、鉄板焼きみたい。

グリルの上でとぐろ巻いてる…

寧夏夜市と言えば、鬍鬚張魯肉飯。日本にも出店してる有名店。(入ったこと無いけど)

海鮮屋台かな。アンコウとアユがありますが…なんか変な取り合わせ…

一回りしましたので、晩酌に出かけます。

晩酌は、去年も通いました九番坑さん。今日は開いてるようですね。良かった…

そう言えば、こんな看板出してたっけ？

喉が渇いていたので、まずはビール。恒例のお碗ビールです。

今夜は混んでますね。そう言えば、オーナーの簡さんが見当たらないけど…

いつもながら、素敵なインテリア

メニューは出てこなくて、”セットメニュー850ドルだけ”との事。どうせお任せするから良いけど…

一品目は、当店名物の角煮が出てきました。前回は、出てくるなりハサミでザクザクされましたが、今回はハサミの前に撮らせてもらえました。

盛り付けもこだわってるよね。

ザクザクとした後の角煮。いつもながら、トロトロに煮込んであって、美味い。脂も落ちてるので、くどくないししね。

ここで紹興酒に切り替えます。やっぱ、ここの料理には紹興酒。
店内見渡しましたが、他のお客さんはお碗ビールだなぁ。

二品目。餅(のようなもの)です。米では無くて、小麦粉で作っているそうです。

口の中で溶けていく食感が楽しいですね。一緒に入っているのは、アワビのスライスかな？良いダシが出てそうね。

二品でセットは終わりました。お酒残ってるしどうしようかな？

おにぃさん、やってきて、”もう一品どうですか？ソーメンスープか、つまみか…”

と言う事で、つまみになりそうなものをお願いしました。

出てきたのがこちら。お魚の丸揚げ。なんで背中向けて出すんやろね。たまたまかな？

沖縄料理のグルクン丸揚げみたいな感じ。まぁまぁ大ぶりですが、じっくり揚げてあるので、手前の塩をつけて、背骨以外はバリバリいけます。

三品にビール、紹興酒。もう食えません、呑めません。ご馳走さま。

”そう言えば簡さんは？””お休みです。”どうしたんでしょうね。食事は満足ですが、簡さんに会えなかったのは残念。

あとは、宿に帰って、風呂に入って寝ます。Westinのお風呂は、日本人好みの深めのバスタブですので、ゆっくりつかれます。

※　酔っぱらってからの入浴は危険なので止めましょう…