人生初の海外ひとり旅−目指せハルシュタットVol.1−

2009/07/16 - 2009/07/21

きっかけはカナディアンロッキーへの旅。
http://4travel.jp/traveler/atsuko0920jp/album/10281436/

旅友「きみちゃん」から
やまちゃんが英語聞けないの知ってるから必死に聞いたよわたし!
といわれてしまって大層なショックを受けたわたし。
だいすきな友達にそんなこと言わせてしまった。(がーん、がーん、がーん。。)

それから3ヶ月。そろそろ旅心がうずいてきた私は格安ヨーロッパツアーを発見。
一応きみちゃんも誘ってみるが、彼女は仕事が忙しく旅行は難しそう。
行く？？行かない？？うーん、一人旅が決定しているぞ？？
それでも。。。最終的に私は、申し込みボタンをクリックしてしまった。
ワンクリック・ヨーロッパ。現代社会はワンクリックが気軽すぎて困る(笑)

英語が話せないのに海外ひとり旅に出るなんて、小心者の私にとっては大冒険。
親には勿論「きみちゃんと行く」と嘘をついて飛び立った。

三日坊主の私が珍しく、ほぼ毎日必ず英語を勉強していた3.5ヶ月。
目的があれば、ひとはこんなに勉強できるのだと思った。
でも現地で話されている英語はとてもとても流暢で、殆どわからなかった。
結果的に、英語を喋れないことで困ったことも、必要以上のお金を
払っちゃったことも、さびしいことも、相手をあきらめさせたことも、あった。

それに、ひとりで食堂に入れない私は、現地レストランでの食事もあきらめた。
でもひとりだったからこそできたこともあったし、何より
「私は英語が話せないうえに小心者だから、絶対に海外ひとりなんて無理だ」
と思い込んでいた自分自身は覆すことができた。

だからこのたびはとても短かったけれど、ある意味本当に記憶に残る6日間なのだと思う。

Vol.1では、旅のはじまり〜初のヨーロッパ上陸まで　です。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今回も旅立ちは、いつものリュックひとつで。

お土産用に、右側のポケットにエコバックを入れてます。
毎度毎度、こんなんで良く海外に行こうと思うね、とつっこまれます。

海外から親と会社のひとにメールできるってすごい。
そしてひとり旅だから考えることもあるだろうと思ってノート持参。
ひとりじゃなくてもいつも持ち歩いてるけどね。

会社のひとは、いつもお世話になってる庶務のおねーさんなんだけれど
わたしが海外にひとりで行くって言ったらものすごく心配してくれた。
出発日は、普通に定時まで働いてからとんだのだが、昼休みに
「やまちゃんのことが心配すぎて、あたしが胃が痛くなって胃薬飲んだよ汗」
とまで言ってくれた。嬉しいので、道中に無事メールを送ることを宣言して旅立ち。

関空。初エミレーツ。

KIX23:50発だったので、トランジットのドバイに到着するまでは結構寝たと思います。
気づけばいつの間にかドバイに到着しかけていました。

日本をほぼ0:00に出て10時間くらい飛んだのに、現地時刻は4:30です。このころから早くも時差ボケスタート。

旅心くすぐる、エミレーツ機内の画面。

いらっしゃーーい、ドバイ☆

到着地の空港で日本語以外をみると、大分テンションが高くなる。今回は初のアラビア語ということで、いつもよりもテンションがあがる。

ちなみにドバイをちゃんと発音すると
「ドゥバァイ」でした。

Have a safe flight.　的なことが書いてあるらしいアラビア語の看板。

アラビア語圏の人って器用だな、って思う。
左端と右端の「くねくね」はまだ文字として成立するとして
中央部分の「絶妙な長さと感覚を持つ直線の集合」などは、どうやって文字を成しているのか解らないなあと。
左側の「長い平坦部分」なんかにも、文字を示そうという意思は感じられるものの
やっぱりよくわからない。と思う。

ドバイ空港の第3ターミナルは、エミレーツ専用のターミナルでした。
24時間、いろんな方面に飛行機を飛ばしているので、空港内にはビーチチェアーみたいな形状の椅子がずらり。私も寝そべる。

が、しかし他の皆様は本気で寝てます。荷物置いて。ひとりなのに。。。
ドバイ空港って平和なのね。と思いました。いくら日本でも空港でひとりで本気で寝る人って少ないと思います。オイルマネーがあるから平和なのか。。。

現地5:00着で10時発くらいだったので、暇なので空港内を探検します。探検ついでに海外のスタバでコーヒーを買ってみよう。

マズ現地通貨Dhsがほしい。無い。
手持ちのEuroをDhsに換金する。
その過程でもドキドキと笑いネタがあるけれど
あまりに長いのでリクエストあれば書きます。笑

そしてがんばってコーヒーをゲットするわけですが、いかんせん英語が喋れないんで、適当に「はいはい」って言ってたら、追加のトッピングソースを二つも追加されてしまい、表示価格+100円くらいになってしまいました。
日本では「追加したければ言って」だけれど、海外では「これもどう？どう？」って聞いてくるスタイルなのだね、と、こんな小さなことで文化の違いを感じる。。

*写真はお店に居た「あまりにもそれっぽい」ひと。

日が昇ってからのドバイ空港です。
どかーんとぶち抜けの気持ちいい空港です。

空港の免税店にて、スミノフがあまりにもきれいに並んでいるので、ずーっと写真を撮っていました。
空港に居るのに、空港っぽい風景は殆ど撮影せずにこればっかし。10枚以上ありました。笑

スミノフその２．

スミノフその３．
これが一番のお気に入り。
カラフルなのも良いけど、シンプルな色合いがすてきで。

スターバックス。

当然読めない。

やはり免税店で見つけたサングラス。
透ける色合いがきれいだったので、背景のディスプレイスタンドをわざと飛ばして撮影しました。

とりあえず、乗り継ぎのゲートに「Vienna」って書いてあることを確認。。

が、これがすんなりいかなかった。
大抵のゲートは結構早い時間から次のフライトの情報を書いてるのに、なぜかこのゲートに限って、Gate Openの30分前になっても前のフライトの情報が書かれてました。

行き先表示も違うし、フライト番号も違うし
「どーーーなってんの！！！」と超心配になり
行き先案内(どこ行きは何時、どこ行きは何時とたくさん書いてあるアレ)とゲートを

ゆうに　５往復　してしまいました。

あーー、とりあえず乗れてヨカッター、のVienna行き。
写真撮影用に窓際をゲットできたのは嬉しい＾＾

いろいろ便利だから飛行機では通路側を好む人が多い、という話は良く聞くけれども、空の色を楽しむのが飛行機最大の楽しみであるあたしは、いつでも窓際希望♪

それではしばしの間、素敵な空の旅をお楽しみください＾＾♪

UAEがある半島を北上中。

おなじく。

おなじく。
イラク上空を通ったりもしたけど
よくニュースで聞くイラクがこんなに茶色い大地だということをはじめて知りました。
こういうところでずっと戦争してるひとがいるのかと思うと、本当に世界中平和だったらいいなと思います。

トルコのあたりに来ました。
山深いので、湖のカタチが印象的にトガってます。

エミレーツの機内食。
今まで利用したエアラインの中では一番ごはんがおいしかったです。アルコールも追加料金なしでした。ので私はKIX-Dubai線の中で始めて機内ワインを楽しんだのでした♪

さあ、この海を抜ければ
やまちゃん初のヨーロッパへ侵入です。

時差ありすぎて、もはやどこで旅の一日を区切っていいのかまったくわからないので、この辺で次の日記にひきつぎます。

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