2009/09/06 - 2009/09/08
187位(同エリア242件中)
タックさん
9月初旬2泊3日の飛騨高山旅行
1日目:高山DAY(小京都高山の歴史と文化に触れる)
2日目:世界遺産DAY(白川郷初体験と奥飛騨の温泉)
3日目:北アルプスDAY(雄大なスケールの景観を堪能)
こんな計画を立て出発した2日目。
感動の白川郷をあとに、この日後半は高山を経由して平湯、
そして宿泊先の福地温泉でのんびりする。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
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-
白川郷から1時間半ほどで平湯大滝公園に到着。
こちらは平日のせいか観光客は少なめ。
蕎麦打ちやアイス作りなどの体験館やレストラン、大きな足湯など施設が色々あるが、
まずは滝までのシャトルバスに乗ってみた。 -
天気も良く緑の中に日本100滝にも選ばれている平湯大滝が目の前に。
こんなに離れていても風に乗ってしぶきが飛んでくるようだ。 -
あいにく整備の工事が始まるようで滝壺近くまでは行けず、この距離での記念写真となる。
-
帰りはこちらの遊歩道を使い下まで降りる。
きれいに整備され、水の音を聞きながら気持ちの良い道である。 -
こちらがレストランやロック・ガーデンなどが囲むように造られた四角い大きな池、その縁がすべて足湯となっている。
-
さすがにこの炎天下、屋根のないところに人は行かない。
こうした屋根・テーブル付のベンチに腰掛けて足湯に浸かります。 -
こんな感じに池、ロックガーデン、山々の景観を楽しみながらのんびり浸かります。
涼しい日陰で気持ちがよいです。
湯温はけっこう高かったですね、それでも元はもっと熱いので清流を加えて温度を下げているのだそうです。 -
足湯に浸かりながら二人で蕎麦をいただきました。
私は冷たいおろし蕎麦を・・・。
足からポカポカになりいい景色を見ながらの食事というのもけっこうありですね。
これで滝まで見えていると最高なのですが・・・。 -
平湯大滝公園から福地温泉の宿へ向かう途中、こちらのバスターミナルによりました。
さんまちで買った飛騨牛コロッケなどが車のクーラーBOXに入っているので氷の換えを仕入れました。
もうすでに奥飛騨温泉郷に入っているのですよね、山が近く雰囲気出てきましたねえ。 -
宿の駐車場に着いたのが3時半。
ここまで来るとあとはのんびり温泉モードです。
駐車場側の落ち着いた雰囲気の玄関をくぐります。 -
この宿は川沿いに結構広い敷地を持った宿のようでこうした小道がたくさんあります。
-
こちらが母屋の玄関。
母屋越しにすぐ近くの山が見えてます。 -
ロビー横の囲炉裏の間でお茶と今朝ついたお餅をいただき一服。
係のお姉さんからご挨拶といろいろ説明をうかがいます。 -
こちらが案内されたお部屋(木庵)。
ほんとは一つグレードの低い草庵を予約したのだが、空きがあったのでということでアップグレードしてくれていた。 -
部屋の広さは十分、それと遮音がしっかりしていて感心した。
窓を開けるとすぐそばに二つの川が並んで流れており、せせらぎというにははばかれるくらいの川の音。
窓を閉めると静かな居室となります。 -
これがその川。手前にもう一つ流れています。
木々の緑と川のせせらぎ、癒されます。 -
窓から顔を出し横を見るとこの景色!
山々のなんともいえない遠近感。
木庵は先ほどの川に面しているのですが、当初予約した部屋(草庵)は山側なのです。
私はどちらかというとこの景色を見ながらの部屋が良かったのですが・・・。 -
居間のテーブルにはご挨拶の短冊とともにお洒落な三段の器が。
-
お豆とさつま芋そして塩昆布などが入ってました。
お茶請けにいいですね。
手作り感があってうれしいものです。 -
せっかく早めに着いたので、さっそく風呂へ。
こちらは大浴場(男・女)、貸切風呂3ヶ所、森の湯2種と入ろうとすれば6つのお風呂があります。
すべての風呂が別棟になってます。
まずは貸切から、大きい方が使用中のため小さめの方へ入りました。
それでも貸切三つすべて内湯付きです。 -
小さいと馬鹿にしちゃあいけません。
掛け流しであれば小さい方が常に温泉が新鮮だということもあるのです。
このいい景色をみながらは入れる幸せ・・・。
夜じゃあ見えませんものねえ。 -
貸切風呂の棟にも囲炉裏の部屋が用意されて休憩処となっており、暖まった体を休めることができます。
メンテナンスがしっかりされており気持ち良かったですよ。 -
さあ今度は森の湯へ、温泉のはしごです。
気持ちのいい「せせらぎの小径」を通って少しだけ歩きます。
のくとまり手形といって1ヶ所ほかの宿の風呂が借りられるのですが、自分の宿の風呂も入らずに他へ行けるかってところですね。 -
雰囲気ありますよねえ。
夜8時で男女入れ替わりです。
私は「釜湯」、妻は「岩湯」へ。
暗くなるとこの電球ぐらいしかないので川の音などで怖いくらいじゃないでしょうか。 -
これが脱衣所。
中はまだ1年くらいしか経っていないのかとても綺麗。
清潔感も上々、快適でした。 -
貸切状態だったので撮っちゃいました。
まさに森の湯。
二つの川が目の前、脱衣所はそれほど広くないが、湯船は5〜6人くらいゆったり入れそう。
いや〜至福の時間でしたねえ。 -
風呂から戻り部屋で一息ついたあとはお楽しみ夕食のお時間。
予約時期が早かったおかげで個室風の腰掛けて座れる囲炉裏へ案内される、とても楽でした。
すでに炭に火が入れられており、芋五平餅と岩魚には十分火が通っている状態でした。
これってありがたいですよね。 -
食前酒のヤマブドウ酒でスタートです。
今回特別にメニューに入れていただいた飛騨牛朴葉ステーキ。
食べ頃を見計らって早めに火にかけます。
飛騨牛のボリュームが食欲をそそります。 -
こういった小鉢の座付にも手は抜かず、とてもうれしい。
美味しかったです、焼き舞茸とほうれん草の和え物。
クコの実がアクセントで全体的にとても爽やか。
このあとに写真はないがモチッとした食感で中がサクッとした蓮根まんじゅうのお吸い物があり、いい出汁加減でしたね。 -
旬彩として天子の杉板焼きと銀杏。筒状に杉の板で丸めて火を通してあります。
さらに中は朴葉にくるまれて焼かれてますのでいい香りです。
楊枝にさしてあるのがムカゴ、ホクホクと美味。
その右はいんげんを鶏肉で巻いたもの。
それと甘唐辛子の味噌炒め、酒がすすみそう(下戸ですが)。 -
朴葉みそにのったステーキに火が通る加減を見ながらいただいた芋五平餅と岩魚。
柔らかくて尻尾から四口ぐらいで平らげました。
芋五平餅の方は芋の食感が独特、五平餅?という感じ。
芋は好きなのでたいへん美味しかったです。
右の付け合わせは姫リンゴ、さっぱり甘く漬かっていい口直しとなる。 -
そろそろ食べ頃の肉が・・・、待ちきれずにレア気味でいきます。
柔らかいのは当たり前ですが、みそに負けてないところがすごい。
これは大当たりですね。
昨日高山でもっと食べたかった飛騨牛のリベンジ達成というところ。 -
どんどん来ます。
次は信州サーモンのタタキ。
いいタイミングでさっぱり系がありがたい。
見た目もたいへん綺麗でした。 -
ゆっくりたっぷり朴葉ステーキを食べ終えたところにまたもやレギュラーメニューの飛騨牛網焼きのダブル攻撃!
霜降り加減が最高でした。一緒に焼いた野菜もパプリカは普通ですが、満願寺・ペコロスといわれる玉ねぎや獅子唐?がお初の味でした。
ストレートな肉の味がまた格別でしたね。 -
こちらはそばがきと宿儺かぼちゃの揚げ出し。
好みによるでしょうが、全体的に薄味傾向なのは好感が持てました。
ここで釜炊きご飯、赤だし、香の物が出てきてもう無理だろうと思いきや・・・、
おこげの入ったご飯が美味しいこと、朴葉みその残りでおかわりしてしまいました。 -
最後の締めは水物、爽やかな黄色の宿儺かぼちゃムースと洋梨それに黃華という葡萄がデザートに。
ペロッといちゃったので写真を忘れました(笑)。
質量ともに大満足の夕食でした。 -
大満足の夕食のあと部屋に帰る途中見つけた廊下の一品。
変わった野菜や果物がきれいに飾られています。
随所にきれいな生花も飾られとてもいい気分にしてくれています。 -
部屋の前の廊下。
足下の竹かごを使った照明がいいムードを醸し出し、
間接照明をうまく使って落ち着いた雰囲気です。 -
食後と寝る前に2回入ったやはり別棟にある大浴場。
暗くて外の景色はよく見えませんが、半露天です。
そのため洗い場は壁に区切られており(別室のよう)冬場でも寒くならない。
半身浴もできるミストサウナ室もあります。
この浴槽深さがいいです、手前の段に腰掛けて半身浴、奥にいってしっかり肩まで浸かれます。
川の流れと虫の声だけが聞こえる素敵なバスタイムでした。 -
男女風呂の入口にはこのお休み処があり、飲める温泉がチョロチョロと出ております。
温泉のこぼれ落ちる竹には湯の花がビッシリ。
素晴らしい。 -
そばに冷蔵庫があり、牛乳、ビール、清涼飲料水などが入れられており、記名するだけで飲める。
私たちは二人でフリーザーから飛騨古川の名産牧成舎のアイス最中をいただきました。
少し堅すぎて、部屋に持って帰ったころが食べ頃だったかも。なんたっておすすめがこれを「レンジでチンする」ですからね。 -
これはロビーにあるお土産処の天窓。
きれいなステンドグラスが2面ありました。 -
これも廊下のお花。
次の朝コスモスに変わってました。
こうした気遣いは素敵ですね。 -
これは飲物の自動販売機(笑)。
冷たい湧き水で冷やされています、やはり記名式。
ほんとに冷たかったですよ、Webで宿泊予約した人はどれでも100円(酒は別)。
大きな製氷機も完備。
ありがたいサービスです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- wataさん 2013/07/20 20:28:35
- 初秋は爽やかですね
- タックさま
こんにちは。コメント返しのあとにすぐコメント、ですみません。
私も旅行記を書き始める前の今年2月に、似たようなルートで飛騨高山に行ったのですが、
やはり初秋の景色はぜんぜん違いますね!爽やかで素敵です。
冬は一面の雪景色でそれはそれで楽しかったのですが、
新穂高ロープウェイも吹雪いており、頂上ではまったく眺望なく。
旅行記拝見して「雪がなければこんなふうだったんだ〜」と思うところがいっぱいありました。
私がタックさんに勝ったところは「いわき」のわらび餅が買えたことくらいです(笑)。
また別の季節に行ってみたいな、と思いました。
wata
- タックさん からの返信 2013/07/24 23:37:05
- RE: 初秋は爽やかですね
- >wataさん
コメントありがとうございます、返信が遅れ申し訳ありません。
2月に行かれたのですか!
高山にしても白川郷にしても行ってみたら雪の季節はいいだろうな
と思いましたので、羨ましいです。
特に奥飛騨の雪見露天などは最高でしょうね!
(今回の秋田仙北旅行で素敵な現地のコネクションができたので
ぜひ冬の「雪見露天」を実現してみたいと思っているんです)
ただし冬場雪のある地方への旅行はまず妻の「寒さ嫌い」を克服しないと
いけないんですけどね(笑)。
そういう事情で春〜秋が多いんですが、幸い天気に恵まれることが多く
飛騨高山も素晴らしい景色を堪能できたという感じです。
あ、そういえばいわきの「早蕨」手に入れられたのですね、
これには後日談があって、TVの人気で1〜2ヶ月待ち状態だった
のですが、「夏休みで買えませんでした…」とFAXしたら
わざわざ「申し訳ありませんでした」と電話をいただき2日後に
最優先で送ってくださいました、“商人の良心”を感じましたね。
こういうのってまた行った時の「人のつながり」になりますね、
旅っていろんな出会いがあるのでやめられませんよね…。
ぜひまた素敵な場所をご紹介下さい、楽しみにおじゃまいたします。
タック
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