アルメニア一人旅★Yerevan市内、エチミアジン、リプシメ

2009/04/27 - 2009/05/05

アルメニア映画、セルゲイ･パラジャーノフの「ざくろの色」を偶然見て以来、ずっと気になってた未知の国。
ノアの箱舟と、early Christianityにも惹かれて。
いまを逃したら一生来ることはないだろうって、ほんまに、直感と勢いで吸い寄せられるように来てしまいました。
あまりに世界が違うから、現実を忘れてしまうかと思った。
はじめての、長めの一人旅。

表紙★Republic Squareの、歌う噴水。

エリア エレヴァン(アルメニア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空

岡山からはるばる東京(泊まりだよ！）⇒
アエロフロートでモスクワ⇒エレバン。
着くまでがめちゃくちゃ長かった！

アエロフロート･･･荷物なくなる？
あぶない？機内食マズイ？
いろいろネットで悪いうわさ見たけど、予想に反してすごくよかった★
機内で見たロシア映画「12人の怒れる男」もよかった。

シェレメチェボ空港。
２階はさびれたおみやげ屋とやる気なさそうなレストラン･･･
値段は高い！

やっぱロシアはマトリョーシュカなんやねー

乗り継ぎ待ち時間で一緒になった、トルコ行きの人と一緒に食べてみました☆
ロシアといえばボルシチを食べてみないとねーって
味はノーコメントやけど･･･ロシア記念に！！

豆知識
じつはアルメニアってトルコのとなり。

暗くなるのは、夜２１時過ぎてから。
途中で、何時間空港にいるかわからなくなりそうになった。
それでも長かったけど。
６時間この空港はとってもキツイ（＞＜）
だから乗り継ぎ待ち仲間がいてくれてすごいよかった☆色々話ができてたのしかった。

たぶん、端から端までよーいドンしても２００メートルくらいしかないんじゃないかなあ
７往復はしたと思う。

大国やのにミニエアポート

アルメニアに着いたんは深夜４時！
ホステルのスタッフがあったかく迎えてくれて心底ほっとした･･･
すごい疲れマックス＆３時間くらいしか寝れんのに次の日のツアーに申し込みました

朝、すがすがしいお天気で撮った外観写真☆
ハイシーズンじゃなくて、ホステルの一部屋をまるまる一人でずっと使えた♪

おはよう

ホステルの近く
もう全部がめずらしくていっぱい写真とった

アルメニア文字
くさびみたい、不思議！

大通りに、灰色かかったピンクのレンガが並ぶ

マシュトツ大通り

マシュトツ大通りをずっと行くと街のはじっこ、
ラズダンスタジアム

近くにはアララトファクトリ
アララト:アルメニアの名産、コニャックの会社(フランス資本だが)

マシュトツ通りにある、自由市場
売ってるのは野菜とかナッツ類、食料品がほとんど
とても活気がある

ドライフルーツ、ナッツ類を売っていたおじさん
面白い人だったのでついつい買ってしまった
「わかった！マイシスター　それなら3000ドラムにしよう」これがどのくらいの相場なのかはわからなかったけど･･･
アプリコットがとても美味★

バザール外観

夜は19時くらいまでやってた、たしか。

看板を近くから
なんて書いてあるかわからないけど味がある

通りをもう少し先に行くと、教会

なにやら人がたくさん集まっている･･･

今日は結婚式みたい！
残念ながら中には入れなかったけどとてもきれいだった

教会の、外観。
ロンドンやパリで見た教会とはまた雰囲気違ってシンプルな感じがする

これもマシュトツ通り沿いにある、イランのモスク
あまり知られてないけどイランはお隣の国。

イランのインフォメーションセンターも兼ねている

緑ゆたかな庭園の中にモスクが建っててきれいだった
人が少なくて、日陰でゆっくり涼んだ。
最終日スーツケース持ってうろうろしたときは、ココに入ってスーツケースばーんと広げて荷物整理をしてました･･･
※お昼はめちゃめちゃ日差しが強いです。4月末〜5月だったけど、半そででもいいんちゃうかと思った。

ミニバス(マルシュルートカ)
乗ってみようとトライしようとしたが、文字が読めなくて断念。

チャイニーズレストラン
入ってみたかったけど、一人やったのでごはんはずっとホステルで作るかお惣菜買ってました

街中で絵が売られてます

ロシアの絵がかいてあるけど、
ごくふつうのスーパーマーケットらしかった

サヤト・ノヴァ通り
映画「ざくろの色」の題材になった詩人の名前
ここかぁって思うとちょっとどきどきした
ごくふつうの通りやけど･･･

オペラ劇場･･･の、裏口。

劇場の演目がいっぱい。

どんな話なんだろう

エレバンはセピアとピンクが混じったような色をしている。
↓ガイドさんがこんなこといってたような

"Yerevan is called "pink city", for it's buildings are made from a lot of pink stones"

ここは新しいきれいな通り
ブランド店もたくさんあるようなところやった
すぐ裏通りは、ピンクの灰をかぶったようにすすけている雰囲気

なぜか、どこへ行ってもdentistの看板は歯をかたどったかわいいものばかり！
日本にはこんなのないよね。

憩いの広場
とっても平和な雰囲気だったエレバン
外務省の危険情報には「注意してください」と書いてありますが、治安は日本と変わらないくらい良いのでは？と思いました。

メトロ入り口。
中は写真撮るのひかえておいた

一駅だけ乗ってみて、降りたらみごとに道にまよった･･･
歩いてると謎の遊園地が。

ここはどこ？ここも市場っぽい

2000年くらいに新しくできた教会らしい
彩度とかつやのない、モノクロな建物が多いな〜って感じる

エレバンを見渡せる大きな階段、カスカード

にゃんこがいます

うさぎも跳んでます

下には疲れたおじさんの像が

上へのぼっていく

下から見上げるとこんな感じ
デートスポットらしくカップルいっぱいでした

街がどんどん小さく、広がってくる

きれいな整然としたピンク色のなかに、
ところどころ、壊れた＆建設中の建物もみえる

かなり上のほうまで登った。
天気がよかったら、うしろにアララト山が見えるはず。
(見たかったなぁ･･･)

てっぺんまで登ったらぽっちゃり兵士の像に会えます。

上の上まで登りきったら、工事中でした。

夜はこんな感じ。21時くらいかな？
ホステルで仲良くなったドイツ人と一緒に登っていろいろ話した。
仕事を調整して、2週間とか1ヶ月まとまった休みとって世界を色々旅してるらしい･･･いいなー。
彼は英語もロシア語もペラペラだったので色々と助けてもらった。
ガイドさん含め、色んな言葉が話せる人にいっぱい会った。すごすぎるー。

夜もすごくきれいだったのだけど、写真にするとうまく撮れないな。

シネマ・モスクヴァのクモ

夜の共和国広場。
エレバンの中でいちばんキレイな場所かも？
ここだけ見ると、アルメニアってこんな綺麗な場所だったんだーとびっくりする事間違いなし

毎晩、噴水とライトアップ、音楽が楽しめる！
ときどき花火もあるらしい。いーなー

ライトアップがきれーい

キレイで、毎晩でも来たいくらいお気に入りの場所でした★

やけど、ホステルからは若干歩く(10-15分くらい？)ので、誰かと一緒の方がいいやろうなと思った
身の危険を感じたりはしなかったけど。

毎晩、人でにぎわってました。
この広場のまわりにマリオットホテルとか高級なホテルがある。

共和国広場にある、博物館の入り口

博物館は、アルメニアの民族衣装とかの展示があって、すごくよかった。

昼の共和国広場。

昼はめちゃくちゃ日差し強いので、人はそんなに多くない･･･

車ががんがん走ってます。
アルメニアの交通事情はかなり危険。

エレヴァン滞在5日目の朝。
これは行っとかないとって思ってたエチミアジンとリプシメに行こう！とマルシュルートカ(公共のミニバス)を探したけど、文字がさっぱり分からないため諦めた（ーー；）
ホステルで乗り場とか詳しく教えてもらってればよかったな！
タクシーで行くことに。
多分、相場からしたら高い価格だと思うけど、交渉する元気もなかったのでそのままで。

30分もしないうちに着いた！！！

中庭とか売店とかもあって、敷地はかなり広い。

鐘の下から。細かいところまで装飾が施されている。

教会の中へ。

光の射す丸い天井が美しい。

思い起こせば、フォートラベルの他の方のブログで教会のこーいう天井の写真を見たのも、アルメニア行きたい！って強く思ったきっかけの一つだったな。

拡大すると、キリスト教の絵画にのってる焦点の合わない目をした人の顔に。
何か神聖な意味合いはあるのだろうけど、人の顔をした鍵みたいで、どことなくシュール。

平日だからか、人はわりと少ない。

祭壇

左の盾？はよーく見てみると中央にキリスト像が彫ってある。

地下にあった薄暗い展示室に飾られていた絵画。
なんかキリスト教の絵って目を閉じているかどこかあさっての方向を向いているイメージがあるけど、この絵の女の人は真っ直ぐにこちらを見ている。珍しい。

教会の外を出たところにある石。
墓地ではないからお墓ではないと思うけど、お墓みたい。なんだろう。

教会の建物の向こう側に、教会関係の施設のような建物がある。
メインの教会以外にも色々な建物が。
アルメニア正教会の総本山というだけあって、さすが広い。

教会と別の建物にあったキリスト教の壁画。

エチミアジン教会をあとにした。
次はリプシメ教会に立ち寄って、エレヴァン市内に戻る。

教会の周りにたくさんいたタクシードライバーの一人に声をかけたけど、アルメニア語もロシア語も分からないので(汗)電話で英語の話せる人を呼んでもらって、リプシメ教会に行ってほしいことを伝えた。

それにしても、教会に空の青が映えてホントに綺麗だなあ。

リプシメ教会。
こちらは、どっしり、荘厳としたエチミアジン教会とは違ってひっそり、こぢんまりした印象。

コロンとした丸い形がいいなって思った。
そんなに写真は撮らなかったから、ドライバーさんから、写真撮らないの？って不思議そうにされた。

市内に戻る前に、ほんとは、途中にあるズヴァルトノツ遺跡も見たかったのだけど、伝わっていなかったようで、残念ながら見られず！

マテナダラン博物館の行き方を教えてもらって、ドライバーさんと別れた。