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今日はベリー地方の古都ブールジュに立ち寄り、世界遺産のサンテティエンヌ大聖堂(写真)を見学し、その後、世界遺産、ロワールの古城を訪れる。<br /><br />私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。<br />http://www.e-funahashi.jp/<br /><br />

フランス世界遺産紀行③(古都ブールジュ~ロワールの古城)

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2009/06/29 - 2009/07/10

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funasan

funasanさん

今日はベリー地方の古都ブールジュに立ち寄り、世界遺産のサンテティエンヌ大聖堂(写真)を見学し、その後、世界遺産、ロワールの古城を訪れる。

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

  • 相変わらず野菜のない朝食。まずくはないが、健康のために野菜を食べたい。

    相変わらず野菜のない朝食。まずくはないが、健康のために野菜を食べたい。

  • 7:45早くもホテルを出発。リヨンから約300Km離れたブールジュへ向かう。車窓からはのどかな田舎の風景が延々と続く。見る限りフランスは大農業国である。

    7:45早くもホテルを出発。リヨンから約300Km離れたブールジュへ向かう。車窓からはのどかな田舎の風景が延々と続く。見る限りフランスは大農業国である。

  • 11:30ブールジュに到着。まるで絵葉書のような風景(写真)に出会い嬉しくなる。この近くのレストランに入りランチタイムをとる。

    11:30ブールジュに到着。まるで絵葉書のような風景(写真)に出会い嬉しくなる。この近くのレストランに入りランチタイムをとる。

  • レストランの店内の壁には大きな絵が描かれている。さっきの川辺の風景のようである。

    レストランの店内の壁には大きな絵が描かれている。さっきの川辺の風景のようである。

  • 前菜:レタスのサラダ、やっと生野菜にありつけた。Good.<br />

    前菜:レタスのサラダ、やっと生野菜にありつけた。Good.

  • メイン:モモ肉のローストチキン、フレンチフライ添え、皆さんおいしいと言っていたが、私はあまりローストチキンが好きではないので、いまいち△。フレンチフライは○

    メイン:モモ肉のローストチキン、フレンチフライ添え、皆さんおいしいと言っていたが、私はあまりローストチキンが好きではないので、いまいち△。フレンチフライは○

  • デザート:三色のアイスクリーム、袋に入ったまま出てきたのには閉口した。自分で袋から出して食べる。

    デザート:三色のアイスクリーム、袋に入ったまま出てきたのには閉口した。自分で袋から出して食べる。

  • 驚きの景観、いきなり、世界遺産「サンテティエンヌ大聖堂」(写真)の壮大な建物が現れた。これは凄い!

    驚きの景観、いきなり、世界遺産「サンテティエンヌ大聖堂」(写真)の壮大な建物が現れた。これは凄い!

  • 「サンテティエンヌ大聖堂」は1195年に創建され13世紀後半に完成したゴシック建築の大聖堂である。フライング・バットレス(写真:広げたこうもりの羽)が2層に重なり、天井を高く築かせている。

    「サンテティエンヌ大聖堂」は1195年に創建され13世紀後半に完成したゴシック建築の大聖堂である。フライング・バットレス(写真:広げたこうもりの羽)が2層に重なり、天井を高く築かせている。

  • 大聖堂の正面(写真)。大き過ぎて上半分しかカメラに収まらない。

    大聖堂の正面(写真)。大き過ぎて上半分しかカメラに収まらない。

  • 大聖堂入り口正面には5連の扉が重なり、それぞれに微細な彫刻(写真)が施されている。

    大聖堂入り口正面には5連の扉が重なり、それぞれに微細な彫刻(写真)が施されている。

  • 大聖堂内部に入る。天井が非常に高い。神は天高くにおり、神に近ずくために教会の天井は可能な限り高くしなければならない。

    大聖堂内部に入る。天井が非常に高い。神は天高くにおり、神に近ずくために教会の天井は可能な限り高くしなければならない。

  • 聖堂内部にある多数のステンドグラス(写真)が素晴らしい。これらのステンドグラスは13世紀に作られたオリジナルだという。

    聖堂内部にある多数のステンドグラス(写真)が素晴らしい。これらのステンドグラスは13世紀に作られたオリジナルだという。

  • サンテティエンヌ大聖堂の前にある庭園(写真)がまた素晴らしい。6月下旬から7月上旬にかけてバラが咲き乱れる。

    サンテティエンヌ大聖堂の前にある庭園(写真)がまた素晴らしい。6月下旬から7月上旬にかけてバラが咲き乱れる。

  • この時期にヨーロッパを訪れると宮殿や教会やお城の回りは美しい花々で囲まれる。観光旅行にベストなシーズンである。写真:サンテティエンヌ大聖堂の前にある庭園

    この時期にヨーロッパを訪れると宮殿や教会やお城の回りは美しい花々で囲まれる。観光旅行にベストなシーズンである。写真:サンテティエンヌ大聖堂の前にある庭園

  • 赤いバラとサンテティエンヌ大聖堂(写真)。私のベストなショット。1時間ちょっとの短い時間で大聖堂見学を終え、次にロワールの古城に向かう。ツアーは忙しい。

    赤いバラとサンテティエンヌ大聖堂(写真)。私のベストなショット。1時間ちょっとの短い時間で大聖堂見学を終え、次にロワールの古城に向かう。ツアーは忙しい。

  • 15:30ロワールの古城「シュノンソー城」着。プラタナスの並木道を通り抜けていく。

    15:30ロワールの古城「シュノンソー城」着。プラタナスの並木道を通り抜けていく。

  • ロワール地方は美しい小川、小さな丘、森の中の古城などフランスの美的要素がつまっており、世界遺産「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に登録されている。写真:シュノンソー城

    ロワール地方は美しい小川、小さな丘、森の中の古城などフランスの美的要素がつまっており、世界遺産「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に登録されている。写真:シュノンソー城

  • 16世紀の創建以来19世紀まで、シュノンソー城(写真)は代々の城主が女性だったことから「6人の女の城」とも呼ばれる。<br />

    16世紀の創建以来19世紀まで、シュノンソー城(写真)は代々の城主が女性だったことから「6人の女の城」とも呼ばれる。

  • シュノンソー城はシェール川にかかる橋の上にまで増築されたお城で、川に浮かぶ船のような優美な姿をしている。

    シュノンソー城はシェール川にかかる橋の上にまで増築されたお城で、川に浮かぶ船のような優美な姿をしている。

  • 入り口のホール(写真)は1515年に造られたもので、フランスルネッサンス期の装飾的彫刻が壁面に施されている。

    入り口のホール(写真)は1515年に造られたもので、フランスルネッサンス期の装飾的彫刻が壁面に施されている。

  • 16世紀に作られた礼拝堂(写真)。フランス革命の時、時の城主Dupin婦人が「ここは木材の貯蔵庫だ」と言って革命軍からの破壊を免れた。

    16世紀に作られた礼拝堂(写真)。フランス革命の時、時の城主Dupin婦人が「ここは木材の貯蔵庫だ」と言って革命軍からの破壊を免れた。

  • 2代目城主「ディアーヌ・ド・ポアチィエ」は時の王アンリ2世から寵愛(王の愛人)を受け、王よりも20歳も年上でありながら、衰えることのない美貌で愛を独占したという。写真:ディアーヌ・ド・ポアチィエの寝室、アンリ2世のお気に入りの部屋

    2代目城主「ディアーヌ・ド・ポアチィエ」は時の王アンリ2世から寵愛(王の愛人)を受け、王よりも20歳も年上でありながら、衰えることのない美貌で愛を独占したという。写真:ディアーヌ・ド・ポアチィエの寝室、アンリ2世のお気に入りの部屋

  • しかし、アンリ2世の死後、正妻「カトリーヌ・ド・メディシス」は積年のうらみを晴らすべくディアーヌを城から追い出し、3代目城主となる。そして、ディアーヌの寝室に乗り込み自分の肖像画(写真)を掲げる。壮絶な女のバトル!

    しかし、アンリ2世の死後、正妻「カトリーヌ・ド・メディシス」は積年のうらみを晴らすべくディアーヌを城から追い出し、3代目城主となる。そして、ディアーヌの寝室に乗り込み自分の肖像画(写真)を掲げる。壮絶な女のバトル!

  • 橋の上のギャラリー(回廊)。全長60m、幅6m、壮麗なダンスホールである。屋根をくり抜いた円窓は18ヶ所ある。<br />

    橋の上のギャラリー(回廊)。全長60m、幅6m、壮麗なダンスホールである。屋根をくり抜いた円窓は18ヶ所ある。

  • 円窓から外を眺める。足の下にはシェール川(写真)が流れ、ギャラリーが橋の上に出来ていることが分かる。

    円窓から外を眺める。足の下にはシェール川(写真)が流れ、ギャラリーが橋の上に出来ていることが分かる。

  • 美しい女性の絵画を見るとついカメラを向けてしまう。

    美しい女性の絵画を見るとついカメラを向けてしまう。

  • 1650年7月14日、ルイ14世がシュノンソー城を訪れた記念に作られた「ルイ14世のリビングルーム」(写真)<br />

    1650年7月14日、ルイ14世がシュノンソー城を訪れた記念に作られた「ルイ14世のリビングルーム」(写真)

  • シュノンソー城の周りには2つの大きな庭園がある。写真:カトリーヌの庭園から見たシュノンソー城

    シュノンソー城の周りには2つの大きな庭園がある。写真:カトリーヌの庭園から見たシュノンソー城

  • バラやラベンダーが咲き乱れているカトリーヌの庭園(写真)は見事。

    バラやラベンダーが咲き乱れているカトリーヌの庭園(写真)は見事。

  • カトリーヌの庭園から見たシュノンソー城(写真)ピンクのバラが咲き乱れ実に美しい。

    カトリーヌの庭園から見たシュノンソー城(写真)ピンクのバラが咲き乱れ実に美しい。

  • 正妻「ディアーヌ」の庭園から見たシュノンソー城(写真)

    正妻「ディアーヌ」の庭園から見たシュノンソー城(写真)

  • カフェテリア(写真)で休憩したいところであるが時間がない。17:00シュノンソー城を出発し、今夜のホテルがあるツールへ向かう。<br />

    カフェテリア(写真)で休憩したいところであるが時間がない。17:00シュノンソー城を出発し、今夜のホテルがあるツールへ向かう。

  • ツール郊外にあるホテル「レスキュリアル」(写真)部屋にエアコンがない、という添乗員さんの事前説明に一同絶句。正面玄関の見栄えも悪く期待外れ。

    ツール郊外にあるホテル「レスキュリアル」(写真)部屋にエアコンがない、という添乗員さんの事前説明に一同絶句。正面玄関の見栄えも悪く期待外れ。

  • しかし、客室(写真)は意外と広く快適。大きな窓を全開すれば涼しい風が入ってくる。夜中まで窓を開けていたら天然のクーラーの如く客室は冷えて、朝までぐっすり眠れた。

    しかし、客室(写真)は意外と広く快適。大きな窓を全開すれば涼しい風が入ってくる。夜中まで窓を開けていたら天然のクーラーの如く客室は冷えて、朝までぐっすり眠れた。

  • バスルーム(写真)も広くて清潔。いつものようにゆっくり風呂に入る。その後、夕食までベッドで休憩。

    バスルーム(写真)も広くて清潔。いつものようにゆっくり風呂に入る。その後、夕食までベッドで休憩。

  • 気品のあるレストラン(写真)にも満足。しかし、エアコンがなく暑いのには参った。

    気品のあるレストラン(写真)にも満足。しかし、エアコンがなく暑いのには参った。

  • 本日のスープ:「ジャガイモとトマトのスープ」適度な酸味があり非常においしい。お腹が減っているのでフランスパンと共に味わう。両方ともGood.<br />

    本日のスープ:「ジャガイモとトマトのスープ」適度な酸味があり非常においしい。お腹が減っているのでフランスパンと共に味わう。両方ともGood.

  • 本日のメイン:白身魚のソテー、ホワイトソース、フレンチ料理らしい味わいでGood. 全部食べる。

    本日のメイン:白身魚のソテー、ホワイトソース、フレンチ料理らしい味わいでGood. 全部食べる。

  • デザート:牛乳プリン、見栄えは悪いが味はいい。Good. 本日のディナーは大変良かった。

    デザート:牛乳プリン、見栄えは悪いが味はいい。Good. 本日のディナーは大変良かった。

  • 夕食後はホテルの裏庭に出て散歩したり、ガーデンテラス席でツアーの皆さんとお喋りをして過ごす。結果的には非常にいいホテルであった。明日はいよいよ世界遺産「モンサンミッシェル」に行く。

    夕食後はホテルの裏庭に出て散歩したり、ガーデンテラス席でツアーの皆さんとお喋りをして過ごす。結果的には非常にいいホテルであった。明日はいよいよ世界遺産「モンサンミッシェル」に行く。

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