2009/04/23 - 2009/04/23
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ソフィさん
2009年4月23日(木)
南海高野線の終点極楽橋から高野山まで、最急こう配30度というケーブルで、標高340メートルを一気に登り、5分で到達する。
難波から高野山まで、1時間半を切るスピードである。
夏ならばここで、自然の冷気に出会い、生き返った感じになるところだ。
高野山駅は、私の生まれた年、昭和5年(1930年)に、ケーブルと同時に開業した。
ケーブルができる前は、山道を足で登らなければならなかった。
その頃山へのアプローチは、はるばるやって来た旅人をしびらせるような、信仰の空気に満たされていたことと聞く。
駅の内装はすっかり新しくなり、足の悪い人に優しくなっている。
ヒノキの香りが心地よい通路をたどりながら、山の空気を愛でる。。
駅前にはタクシーが、3台待っていた。
乗る人は少ないだろうとたかをくくっていたが、次々に客が拾い、見る見ろ一台もいなくなってしまった。
ちょっと困っていると、「バスが出ますよ、乗りますかー」と、遠いところから声が掛かる。
「ハーイ」と答えて、バスの切符売り場まで急いだ。
行き先の僧院を言うと、丁寧に地図を使って教えてくれた。
その間停まっているバスには、ほぼ座席いっぱいのたくさんの客が、足の遅い私がバスに辿り着くのを、静かに待っていてくれた。
私は、街の人も旅人同士もが、すっかり心を合わせてお互いに優しくなっているのを感じ、早くも少し感動気味となる。
日常生活ではあまり感じない、旅ならではの感傷である。
バスには、外国の中高年ペアが多い。
席を譲り合いながら目礼し、微笑み交わす。
彼らは日本のこの聖地を、どんな心で感じているのだろうか。
写真が、
http://4travel.jp/traveler/katase/
にあります。
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