2008/09/13 - 2008/09/21
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アルデバランさん
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<9月18日>鎮福楼
饒平県は福建省堺の広東省だ。
計画は本日の一番遠くの街、上善鎮。
この上善の啓明楼を皮切りに引き返す形でまた土楼めぐりを始める。
上善のさらに奥は道が山越えとなり九峰に至る。
メインの街道は上善から左に曲がって大浦に至る。
上善鎮から戻る計画であったが、大浦方面にちょっと行ったところにも土楼があるというので欲張って行ってみることに…
グーグルの衛星写真を見ると福建の永定地区も含め、殆どの場所は解像度が高くない画像だが、
何故か一部だけ上饒近辺は鮮明な画像であり、大小の円楼が確認できる。
印刷すると不鮮明になってしまうので、そのまま画像をデジカメに撮って持参して来た。
これも参考にしたが、衛星の画像と実物ではだいぶ違っていた…
画像ではキレイな円形、同心円を描いていてもイザ行ってみると、建物そのものが悲惨な状態で、崩壊が進み、見るに耐えられないような状態のものが結構あった。
福建土楼は一軒の大きな家という感じだが、こちらのは、けっして大きくはないが集落という感じだ。
それは周りに外円楼の環楼を伴うためか、走馬楼がない単元式で高さが低く、中庭が明るいためか。
三饒に戻って道韻楼を見る頃は夕暮れ時で暗くなり始めていた。
こちらの土楼は客家の土楼ではないし道韻楼を除き全く観光化されておらず、キレイに整備されている訳でもなく、
そこでは普通の人が普通に生活をしている。
今日一日で、官被の在田楼から三饒の道韻楼まで数え切れない土楼を見て、「もう良いんではないか…」とバイタクの後ろに乗っていて思ってしまった。
-
さあ、再び土楼めぐりだ。
まず最初は上善鎮にある「啓明楼」
道路から農道の先に見えました…
裏山に上ると良く見えるそうだがパス。 -
久しぶりに堂々たる円楼を見ました。
でも、楼名の額が無い… -
で、中に入ってみると…
やはり単元式の造りで各戸毎の階段で2階、3階にあがる方式だ。
それにしても、2,3階の夥しい薪の束。
庭にも外にも積まれてました。バーベキューが流行ってるのかな? -
円楼の外側にはぐるっと外円楼、いわゆる楼包を伴う。
-
街道に出て、大埔方面に100メートルほど行くと更に2,3ありました。
まずは南華楼。
方楼だ。
前の池は半円形。 -
中に入ってみると…
ありゃりゃ?丸くなってる!
ということは半円だ。
池とおんなじ… -
もう少し行くと、また有りました。
今度は円楼だ。
なになに?潮源楼?
かなり珍しい楼名ですなー -
ここも、前に池がある。
そして外円楼も。しかも3重じゃん! -
門庁には潮源楼のいわれとかが記されている。
なになに?ウーム…。
漢字ばかりで解りにくい。
(あたりまえか) -
中はと言うと、中型の円楼で3重の外円楼を伴うだけに結構人がいるようだ…
何故かって、洗濯物が干してある… -
門庁の上の建具がクール!
福禄、満堂っていうことだよね… -
さらにあと数キロ先にまた2,3の土楼があるって言うんで最初の計画と違って、引き返すどころか、だんだん遠ざかってしまうけど、行ってみました。
道も良かったし…
で、これが福海楼。 -
すぐ横には正面だけタイル貼りの一見、今風の住宅が。
でも、横から見ると…
これも、楼包の発展形か。 -
その隣は東華楼。
だんだん、横浜の中華街のお店の名前のようになってきました…
でも、お約束どおり対聯の頭文字は楼名になってます。 -
狭い門庁を入ると
中は鶏やらアヒルやら凄まじい状態でした。 -
すぐ横を川が流れており、石橋のもぐり橋だろう天秤棒に水なのか、かついで畑にでも向かう女性。
でも、よくみると柄杓の柄を天秤棒代わりにしている… -
南陽楼の中庭
静でした。
正面の「詒謀堂」ってのが気になる… -
川向こうにも見っけ!
行って見ましょ… -
楼名が分からない…
大門の上の顔が珍しい。
良くみると目玉は電球のようだ…
夜は怪しく光るのか?
それにしても、漆喰で塗ってしまって楼名とか化粧が台無しだ。
でも、張り紙から楼名は新華楼であることが判明
何時の竣工かは陰で見えないが… -
分かりにくいが、ご丁寧にも各戸の入口の上には住居表示が…
他では余り見かけなかった。
郵便とか新聞も各戸に配達してくれるのか…
新華楼の人々は独立心が強いのか…
あれれ、ココの住人は全員、村上さんか。
いや、違ってました。
上善下善の… -
だいぶ遠くに来てしまった。
時間ももうじき3時だ。引き返さなくっちゃ。
ということで、先程の峠にさしかかると
ザボンの収穫だ!
満載してる。 -
上饒(茂芝)の町まで戻ってきました。
この辺りにも少し入ったところに土楼があるはずなんだけど… -
で、見つけたのは…
簡略文字が難しい。
永興楼(仮名)としておこう。 -
トンネルのような門庁を通って中に。
右手に上に登る階段がありました。
単元式だから門庁にもあるんだね。
そして梁がむき出しになってる。
上は倉庫か? -
壁にはこんな貼紙が…
劉英豪氏ダントツの50元! -
ウーン…
寄付を募るだけあって、相当痛んでますなー。
修理費足りるのかねー -
こちらは協成楼。岡田本には説明は無かったが上饒鎮の地図に乗っていたので畑道とか走り回ってやっと見っけた。
左側はぐるっと囲む、楼包。
造りは表側だけは、土楼と対照的だ。 -
協成楼の中。
おっ!今までと造りがちょっと違う。苦労して探し当てた甲斐あり!
単元式の場合でも、1階部分、2階部分、3階と3重の円楼構造で2階部分は倉庫として、軒高が低いのが一般的だったのに、
ここは内側の二階部分が倉庫ではなく、居室になっているようだ。
屋根というか庇が無くて、テラスになっており開放的だ。
単元を区切る壁も厚い。 -
門庁はさっきの永興楼と違ってキレイに片付いてるが、
片付いてはいるが、横のドブの臭気たるや猛烈を通り越してる…
知らずに門庁通過に息をすると、中庭に達するまでに倒れて窒息死の怖れあり! -
おお、ここは通りに面して開かれた半円楼だ。
グーグルの航空写真でもこの近辺でよく見かけたタイプの円楼だ。 -
学校帰りに雨でもないのに傘を差して歩くのは万国共通か…
それともアジア共通か…
この土楼も外側はいちお、キレイだったが、中はかなり悲惨でした。 -
お次は鎮福楼。上饒鎮馬坑村。
運ちゃんが道を間違って通り過ぎちゃったけど、「あそこにデカイのがある」って言ったのに… -
その手前にもありました、砥柱楼。
康熙年間の石楼額でした。 -
そして、鎮福楼。
こちらは明の永楽帝の時代に建てたとか。
600年も前でっせ… -
ここの門庁は匂いはしなかったけど、
同じように気をつけないと通過するのに
3回ぐらい鶏のフンを踏んづけます… -
中に入ったら…
デカ〜イ! 広〜い!
正面の人がいるところが門庁です。 -
完全なる3階建てではなくて、一部2階の所もありました。
自転車の人が繰り返し奇声をあげてました。 -
シカシテ、ソノショウタイハ
お豆腐やさん… -
鎮福楼外側の楼包。
-
おっ!家建ててる…
どんな家になるか楽しみでんなー -
基礎と柱・鉄筋でこんな感じ。
この段階の建築途上の建物をよく見かけました。。
上の鉄筋が出ている部分はどうするのでしょう?
このあと壁をレンガで組んでゆく。 -
それが、こんな感じでレンガの壁を構築していく…
-
他にも
高崗楼というのもありました。
康熙年間の楼額でした -
次はさらに戻って、饒洋鎮を街道から「鎮福楼」のように少し入ったところにある「新彩楼」だ。
でも、ここでも探しあぐねた。
あれがそうでないかい?
かなりでかいで…
しかも、高さもある。
ここでも、運ちゃんは通り過ぎてしまった。 -
で、着いたのは別な土楼だった。
だいいち、コンパクトすぎる。
これはこれでいいけど…
ということでチョット中を覗いてみましょ -
和饒楼っていうんだ…
完全な円ではなくて少し長円形をした小型の円楼で、保存状態はまあまあキレイでした。 -
そして、やっと新彩楼に着いた。
饒平方面では珍しく4階建ての大型円楼だ
明後期の万暦年間の築という事だから結構古い。 -
では、中に入ってみましょ。
な、なんだ門庁中間の窪みは… -
4階建てなんで、内廊下がないけど福建の土楼に似ている感じだが、
あまり大勢の人は住んでいないようですな… -
その、新彩楼の前の池で遊ぶ子どもたちと大人一人。
-
さて、新彩楼も見たし新豊鎮の街まで戻ってきました。
宿泊地の三饒までもう少しだ。 -
新豊と言えば潤豊楼だ。
街道には案内板まで立っていたが、
辿り着けなかった…
もう、五時を回った。
ソロソロ帰らなくては… -
あっ!危ない!
すいてる帰路を飛ばしていると…
チョットオ!
渡るんなら手お挙げて渡んなよ! -
6時チョット前に三饒に着いたけど、
まだ明るいんで、三饒鎮南聯村、世に有名な道韵楼に行って見ました。
さすがにでかい! -
中も3重になってる。
中国最大の八角土楼という事だが
そう言われれば程度で、デカ過ぎてよく判りませんでした。 -
夕方で静まりかえっていたけど、よく観光客が来るのかキレイに整備されてる。
-
親切にも全景が判るようにデカイ看板も立ってる。
集合写真の背景用なのか?
そ、その横に公衆電話が! -
これで、今日一日で最大土楼の朝陽楼、鎮福楼、道韵楼の三土楼に行くことができた。
メデタシ、メデタシ。
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