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光前寺<br /> 開祖本聖上人は、比叡山にて研学修行の後、太田切黒川の瀑の中より不動明王の尊像を授かりこの地に寺を開かれました。<br />以来一千百余年の長い歳月の間には幾多の火災などにより古記録を焼失しました。<br />古くは武田・羽柴家などの武将の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の60石の寺領と10万石の大名格を与えられるなど隆盛をきわめました。<br />明治以降は多くの末寺なども廃寺となりましたが、今なお樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内には十余棟の堂塔を備え、長野県下屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広い信仰をあつめております。<br />また、境内全域が名勝庭園として国の文化財に指定されています。<br />そのほか霊犬早太郎の伝説はあまりにも有名です。<br />また、伊那七福神の弁財天をまつる寺でもあります。<br /><br /><br />行程<br /><br />駒つなぎ桜→昼神温泉→千人塚公園→光前寺→駒ヶ根高原→<br />蔵沢寺→中沢花桃の里→中曽根桜→みはらし温泉→さくらの湯<br /><br />→高遠城址→花の丘公園→六道の桜→青島堤→かんてんぱぱ

南信州の桜?(光前寺のしだれ桜とすいせん)

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2009/04/18 - 2009/04/18

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ターちゃん

ターちゃんさん

光前寺
 開祖本聖上人は、比叡山にて研学修行の後、太田切黒川の瀑の中より不動明王の尊像を授かりこの地に寺を開かれました。
以来一千百余年の長い歳月の間には幾多の火災などにより古記録を焼失しました。
古くは武田・羽柴家などの武将の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の60石の寺領と10万石の大名格を与えられるなど隆盛をきわめました。
明治以降は多くの末寺なども廃寺となりましたが、今なお樹齢数百年の杉の巨木に囲まれた境内には十余棟の堂塔を備え、長野県下屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広い信仰をあつめております。
また、境内全域が名勝庭園として国の文化財に指定されています。
そのほか霊犬早太郎の伝説はあまりにも有名です。
また、伊那七福神の弁財天をまつる寺でもあります。


行程

駒つなぎ桜→昼神温泉→千人塚公園→光前寺→駒ヶ根高原→
蔵沢寺→中沢花桃の里→中曽根桜→みはらし温泉→さくらの湯

→高遠城址→花の丘公園→六道の桜→青島堤→かんてんぱぱ

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  • 光前寺に行く手前のすいせん畑です。

    光前寺に行く手前のすいせん畑です。

  • 南アルプス<br />左から仙丈ケ岳 H=3033、北岳 H=3193、間ノ岳  H=3189

    南アルプス
    左から仙丈ケ岳 H=3033、北岳 H=3193、間ノ岳  H=3189

  • すいせんと中央アルプス<br />左から檜尾岳 H=2728 ひとつ飛ばして 宝剣岳  H=2931 木曾駒ケ岳  H=2956

    すいせんと中央アルプス
    左から檜尾岳 H=2728 ひとつ飛ばして 宝剣岳  H=2931 木曾駒ケ岳  H=2956

  • 宝剣岳とホテル千畳敷

    宝剣岳とホテル千畳敷

  • 光前寺 仁王門

    光前寺 仁王門

  • 杉並木参道と三門

    杉並木参道と三門

  • 鐘楼としだれ桜

    鐘楼としだれ桜

  • 三門

    三門

  • 三重塔と霊犬早太郎<br />伝説<br />昔むかし、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われていました。<br /><br />その頃、遠州(静岡県)見付村では、田畑が荒らされないようにと毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、いけにえにとして神様にささげる人身御供という悲しい習わしがありました。<br /><br />ある年、村を通りかかった旅の坊様は、神様がそんな悪いことをするはずがない、その正体を見とどけようと、祭りの夜に様子をうかがっていると、大きな怪物が現れ、「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」などと言いながら娘をさらっていってしまいました。<br /><br />坊様は早太郎に助けを求めようとすぐ信州へ向かい、光前寺の早太郎をさがし出すと借りて急いで見付村へと帰りました。<br /><br />次の祭りの日には、早太郎が娘の身代りとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。<br /><br />早太郎は傷つきながらも光前寺までたどりつくと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高くほえて息をひきとってしまいました。<br /><br />現在光前寺の本堂の横に早太郎のお墓がまつられています。<br />また早太郎を借り受けた旅の坊さまは早太郎の供養にと「大般若経」を写経し光前寺に奉納いたしました。<br />この経本は現在でも光前寺の寺宝として大切に残されております。<br />

    三重塔と霊犬早太郎
    伝説
    昔むかし、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われていました。

    その頃、遠州(静岡県)見付村では、田畑が荒らされないようにと毎年祭りの日に白羽の矢の立てられた家の娘を、いけにえにとして神様にささげる人身御供という悲しい習わしがありました。

    ある年、村を通りかかった旅の坊様は、神様がそんな悪いことをするはずがない、その正体を見とどけようと、祭りの夜に様子をうかがっていると、大きな怪物が現れ、「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」などと言いながら娘をさらっていってしまいました。

    坊様は早太郎に助けを求めようとすぐ信州へ向かい、光前寺の早太郎をさがし出すと借りて急いで見付村へと帰りました。

    次の祭りの日には、早太郎が娘の身代りとなって怪物と戦い、それまで村人を苦しめていた怪物(老ヒヒ)を退治しました。

    早太郎は傷つきながらも光前寺までたどりつくと、和尚さんに怪物退治を知らせるかのように一声高くほえて息をひきとってしまいました。

    現在光前寺の本堂の横に早太郎のお墓がまつられています。
    また早太郎を借り受けた旅の坊さまは早太郎の供養にと「大般若経」を写経し光前寺に奉納いたしました。
    この経本は現在でも光前寺の寺宝として大切に残されております。

  • 杉並木参道にある光苔<br />光前寺には昔より、「光苔」が自生しております。<br />参道の石垣の石の間、本坊客殿奥の庭園に面した外縁の床下などに、光線に反射して美しく、神秘的な光を放っております。(4月下旬〜11月上旬)<br />

    杉並木参道にある光苔
    光前寺には昔より、「光苔」が自生しております。
    参道の石垣の石の間、本坊客殿奥の庭園に面した外縁の床下などに、光線に反射して美しく、神秘的な光を放っております。(4月下旬〜11月上旬)

  • 本堂<br /><br />本尊不動明王及び八大童子をまつる祈願霊場。<br /><br />嘉永4年(1851)再建。

    本堂

    本尊不動明王及び八大童子をまつる祈願霊場。

    嘉永4年(1851)再建。

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