2009/05/05 - 2009/05/06
2743位(同エリア3286件中)
つみきさん
今回の日光行きの一番の目的はホテルです。
そのホテルとは「日光金谷ホテル」。
日本最古のクラシックリゾートホテルです。
これまで
軽井沢の「万平ホテル」や
奈良の「奈良ホテル」など
クラシックホテルはいくつか利用してきましたが
いいですよ〜、日光金谷ホテル。
クラシックホテルがお好きな方にはオススメです。
- 交通手段
- 私鉄
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-
ホテルは神橋の近くなのですが
橋の近くの信号から
さらにぐぐ〜っと急な坂をあがります。
坂の途中には、和風な灯篭。
坂の中ほどには
別の宿や、ステーキハウスもありました。 -
新緑が爽やかなんですが
既に東武日光駅からこの場所まで
ずーっと坂を上がってきているもので
最後のこの坂が
苦しいのなんのって。
みなさんは是非シャトルバスか
タクシーを利用してくださいね。
※この日は連休中で大渋滞の為、タクシー断念。 -
ようやくホテルが見えてきました。
-
ホテルの前は、車寄せ兼駐車場。
右手には別館も見えます。 -
よく写真で拝見するエントランスですね。
二階の灯りは、メインダイニングの一部です。 -
お部屋は、29号室。
ドアはオートロックですが
鍵はずいぶんと、クラシック。 -
デラックスというだけで
かなり広ーいお部屋です。 -
天井も高ーい!
-
天井のあしらいにも
日本の技を感じます。 -
チェックイン前に預けていたトランクには
こんなタグがついていました。 -
お部屋まで案内してくれたのは
ベテランの男性スタッフでしたが
芭蕉が日光を訪れたのも、新緑の時期だったそうで
その時に芭蕉が詠んだという俳句を教えてくださいました。
「あらたうと 青葉若葉の 日の光」
日光だから「日の光」。
さぞかし、その時も若葉が鮮やかだったのでしょうね〜。
とても気の効いているこのスタッフ。
お部屋の調度品も、100年以上前のものだと教えてくださったのですが
「こちらは違いますけどね」と指差した先に
シャープの薄型テレビ。
えぇ、それは100年前には
きっと無かったでしょうねぇ(笑)
笑顔のステキな方でした。
このお部屋の少し奥に家族風呂があるそうなんですが
「浴衣でお部屋に戻られてもいいですよ。
湯冷めする前にお部屋に戻れますからね」って教えてくれました。
これは、家族風呂に近いお部屋だけの特権なんだそうです。
普通、ホテルの廊下で浴衣姿なのは
マナー違反ですもんね。 -
クラシックホテルは
館内見学も、滞在中の楽しみの一つ。
こちらは、2階にあるお手洗いと家族風呂。
お部屋に何人かで滞在するとき
お手洗いを使いづらい事ありますよね。
外にもお手洗いがあるのって
結構助かるもんです。 -
家族風呂は、温泉ではないんですが
かけ流しで、いつも清潔なお湯がたっぷり。 -
ホテルのお風呂って
そんなに広くないから
小さなお子さん連れには良いかも。
こちらのお風呂は
空いていれば好きなときに利用できて
使い終わったら、フロントに電話をします。
その度に、お風呂を清掃し
バスマットも新しいものに交換してくれます。
清潔って、何よりも嬉しいサービスだと思います。 -
メインダイニングの入口に程近い階段の手すりには
なんともオリエンタルな飾りが。
すぐそばには小食堂もあるのですが
大昔はダンスパーティーの会場にも使われていたそうで
だから、こんなに凝った飾りをつけたのかしら?
と、思いました。 -
メインダイニングの入口近くには
宿泊者がくつろげるスペースがありますが
ここは、フロント前の吹き抜けとつながっているので
天井近くに飾られている鹿とも
だいぶ近いです(笑) -
メインダイニングとは別に「小食堂」があり
自由に見学していいそうなので入ってみました。 -
天井は見事な装飾。
これは、私が持っているクラシックホテルの本
「クラシックホテル案内」の表紙にもなっている場所でした。 -
メインダイニングの入口の柱にも
こんなに見事な彫刻が。 -
ちなみにメインダイニングは
こんな感じ。
外から見るより、だいぶ広いです。
奥のほうには
お庭を眺めながらお食事が出来る席もあり
夜には、この見事な天井と
レトロな照明が反射して
それもステキな眺めになっておりました。 -
柱の上も、東照宮ばりにオリエンタル。
-
これは翌朝撮った一枚ですが
フロントから少し奥に入ったところがロビーになっていて
そこには、ちょっと手紙を書いたり出来るようなデスクがありました。
設置されている便箋は少し事務的なデザインなので
売店で絵葉書を買った方がいいかも。 -
滞在中は、ちょうど「金谷ホテル蔵出し写真展」を開催中でした。
金谷ホテルに埋もれていた創業当時からの写真を
修復して展示していたのです。 -
会場は、スケートリンクやプールがある
「竜宮」という場所。
3階まで上がって、奥へ、奥へ。
さらに、奥へ。 -
最後に、
ツツジが咲いている
この階段を上がって -
ここへ出てきまして
-
そこには
アイススケートのリンクとプールが! -
スケートリンク横の建物が
写真展の会場です。
著作権の問題もあるので
中での撮影は控えましたが
明治時代の写真を中心にした展示でしたが
いい写真が、いろいろありました。 -
ホテルのショップで
写真集を売っていたので
帰りに一冊買いました。
1,500円は、お値打ちだと思います。 -
続きまして、屋外の様子を…。
ホテルのエントランスの右手には
和風な館があります。
こちらは別館。
実は私、ここで通りかかったスタッフを呼び止めました。
お名刺を頂きたかったのです。
なぜ、スタッフの名刺を?
と、お思いの方もいるでしょうが
実はコチラのホテル
スタッフの名刺が写真入でして
名刺を集めると、ちょっとした写真集が出来ちゃうんです。
でもね、私が呼び止めたスタッフ
新入社員さんで、まだ名刺をお持ちで無かった(笑)
すごく恐縮しちゃって
「あの、他のスタッフなら、あ、ちょうどあそこに!」なんて
わざわざ名刺を貰ってこようとまでしてくれちゃいそうになったもんだから
「いやいやいや、いいんですよー」と
大笑いして止めちゃいました。
一生懸命な新入社員さん、
早く、名刺が支給されるといいですね。 -
入口だけでも
装飾が凄いですね〜。
柱は、鳳凰?鶏?なんて話していたら
ん?尾が長い。
どうやらこれは
尾長鶏のようです。 -
入口の彫刻だけでも
じっくり眺めていたくなります。 -
宿泊者は入ってよいとの事だったので
扉を開けて中に入ると…
「おす」ぢゃなくて「をす」でした(笑)
※これは、本館も「をす」でした。 -
ちなみにお庭から
大谷川へ降りていく散策ルートがあり
杖も用意されていました。
けっこうな健脚コースだし
前日は雨が降っていたので
杖は、かなり助かりました。 -
川の近くまで降りていくと
意外な方向から、神橋を望む事ができます。 -
マイナスイオンが、たっぷり出ていそうです。
-
紅葉する樹木が多かったので
秋も、ステキな景色になるのでしょうね。
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