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母沢御用邸を後にして、次は中禅寺湖へ向かいました。久々に華厳の滝を見に行きます。<br /><br />まずはエレベーター乗り場へ。<br />ここから100mほど地下へ降りて観曝台へ向かいます。¥530。

華厳の滝から中禅寺へ。

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2008/04/27 - 2008/04/27

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フロッガー

フロッガーさん

母沢御用邸を後にして、次は中禅寺湖へ向かいました。久々に華厳の滝を見に行きます。

まずはエレベーター乗り場へ。
ここから100mほど地下へ降りて観曝台へ向かいます。¥530。

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  • 一応、上の売店があるあたりからも見えています。

    一応、上の売店があるあたりからも見えています。

  • 華厳の滝がTOP画像ですが、中段からがこの十二滝。滝壺は大谷川になります。この日は水量が少なめということで、観曝台にかかってくる水しぶきも少なめでした。それでも細かい霧になった水煙が漂います。水量が多いと傘や合羽がないとビショビショになります(笑)。

    華厳の滝がTOP画像ですが、中段からがこの十二滝。滝壺は大谷川になります。この日は水量が少なめということで、観曝台にかかってくる水しぶきも少なめでした。それでも細かい霧になった水煙が漂います。水量が多いと傘や合羽がないとビショビショになります(笑)。

  • そして中禅寺へ向かいます。中禅寺は、いろは坂を登った後の橋を左方向へ。華厳の滝に行くのと逆方向。中禅寺湖が見える交差点を手前方向に、また左に曲がって湖畔を進みます。歌ヶ浜から中禅寺湖。

    そして中禅寺へ向かいます。中禅寺は、いろは坂を登った後の橋を左方向へ。華厳の滝に行くのと逆方向。中禅寺湖が見える交差点を手前方向に、また左に曲がって湖畔を進みます。歌ヶ浜から中禅寺湖。

  • そして中禅寺へ。中禅寺は正式には「日光山・中禅寺」。日光山・輪王寺の別院で、坂東三十三観音霊場の第十八番となっています。堂内は撮影不可です。1階部分に本尊、三階部分に登ると五大明王像が並びます。ついているお坊さんが詳しく説明をしてくれます。<br /><br />中禅寺の創建は延暦三年(784)、勝道上人の開山です。本堂に祀られる本尊は十一面千手観音菩薩で通称は立木観音と呼ばれています。この千手観音は、高さ約6mあります。勝道上人が桂の立木に自ら彫刻したとの言い伝えから立木観音と呼ばれました。見ることはできませんが、お堂の下には根がはっているそう。千手部分は寄木で造られています。写真はないのですが、近いのでかなり大きい像です。詳しくは下の関連にリンクしてあります。<br /><br />この像は後の調査によって、実際の製作年代は平安時代後期と推定されました。脇侍の四天王像は源頼朝が戦勝祈願に寄進したものといわれています。明治三十五年(1902)の大山津波によって中禅寺湖に流されたそうですが、3日後に湖畔に奇跡的に浮かび上がって現在の地に安置されることとなりました。

    そして中禅寺へ。中禅寺は正式には「日光山・中禅寺」。日光山・輪王寺の別院で、坂東三十三観音霊場の第十八番となっています。堂内は撮影不可です。1階部分に本尊、三階部分に登ると五大明王像が並びます。ついているお坊さんが詳しく説明をしてくれます。

    中禅寺の創建は延暦三年(784)、勝道上人の開山です。本堂に祀られる本尊は十一面千手観音菩薩で通称は立木観音と呼ばれています。この千手観音は、高さ約6mあります。勝道上人が桂の立木に自ら彫刻したとの言い伝えから立木観音と呼ばれました。見ることはできませんが、お堂の下には根がはっているそう。千手部分は寄木で造られています。写真はないのですが、近いのでかなり大きい像です。詳しくは下の関連にリンクしてあります。

    この像は後の調査によって、実際の製作年代は平安時代後期と推定されました。脇侍の四天王像は源頼朝が戦勝祈願に寄進したものといわれています。明治三十五年(1902)の大山津波によって中禅寺湖に流されたそうですが、3日後に湖畔に奇跡的に浮かび上がって現在の地に安置されることとなりました。

  • 仁王門。表に仁王像、内側に風神・雷神がいます。

    仁王門。表に仁王像、内側に風神・雷神がいます。

  • 愛染明王堂。

    愛染明王堂。

  • 本堂。奥から入場します。中に立木観音が祀られています。

    本堂。奥から入場します。中に立木観音が祀られています。

  • 大黒堂。波之利(なみのり)で「はしり」。<br />勝道上人が日光山を開いた時に、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀ったそうです。

    大黒堂。波之利(なみのり)で「はしり」。
    勝道上人が日光山を開いた時に、中禅寺湖の波の上に現れた大黒天を祀ったそうです。

  • 五大堂。堂内に不動明王を中心として降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王と五大明王像が並びます。この五大明王像は江戸時代の作で、東照宮境内の護摩堂に安置されていた像です。<br /><br />勝道上人・開山1200年記念事業として建てられたもので、昭和44年に完成しました。京都の清水寺を模した建物です。<br /><br />五大堂の天井には大雲竜が描かれています。この大雲竜は日光東照宮に描かれている復元された鳴き龍と同じ作者、堅山南風(かたやまなんぷう)が描いた物です。

    五大堂。堂内に不動明王を中心として降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王と五大明王像が並びます。この五大明王像は江戸時代の作で、東照宮境内の護摩堂に安置されていた像です。

    勝道上人・開山1200年記念事業として建てられたもので、昭和44年に完成しました。京都の清水寺を模した建物です。

    五大堂の天井には大雲竜が描かれています。この大雲竜は日光東照宮に描かれている復元された鳴き龍と同じ作者、堅山南風(かたやまなんぷう)が描いた物です。

  • 五大堂から男体山。

    五大堂から男体山。

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