オー・クン☆カンボジア一人旅?　～アンコール・ワット＆プノン・バケンの夕日～

2009/04/14 - 2009/04/20

カンボジアへ一人旅に行ってきました ｡+.ﾟヽ(*´∀｀)ﾉﾟ.+｡


４月は換気でカンボジアでも一番暑いといわれる月。
日中では４０度を越す日もありました。

美しく壮大なアンコール遺跡群。まるで古代にタイムスリップしたみたい・・。
忘れられない旅になりました。

オー・クン　カンボジア
　（※オー・クン＝ありがとう：クメール語）

★。、::。.::・'☆。.::・'★。、::。.::・'★。、::。.::・'゜☆。.::・'★。、::。.::・'゜


そして、
４月１４から１６日まではカンボジアのお正月
家族みんなで遺跡に参拝に行き、遺跡でピクニックをするのが習慣で、 各寺院はカンボジア人でワイワイ♪賑やかでした。

　 ☆ Happy New Yewr! （スーサダイ・チュナム・タメイ）☆




【日程】　★←ココから始まります。

４月１４日：成田→ホーチミン空港→シェムリアップ空港→ホテル
　　１５日：アンコール・トム→タ・プローム→★アンコール・ワット→プノン・バケン（サンセット）→ホテル
　　１６日：アンコール・ワット（サンライズ）バンテアイ・スレイ→クバル・スピアン→ホテル
　　１７日：プリア・カン→ニャック・アポン→タ・ソム→東メボン→スラ・スラン→バンデアイ・グデイ→ホテル
　　１８日：ロリュオス遺跡群→コーケー遺跡→ベンメリア→ホテル
　　１９日：アンコール・ワット→オールドマーケット散策→ホテルにてエステ→シェムリアップ空港→ホーチミン空港→成田（翌朝２０日）


【滞在ホテル】
SHINTA　MANI　シンタマニ　
http://www.shintamani.com/rooms/index.php

【現地旅行会社】
Happy　Smile　Tour
http://www.happysmiletour.com/tour_top.html

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ベトナム航空

午前中、アンコール・トム、タ・プロームに行き、
お昼を食べて、
一度ホテルに戻って来たものの、
なんだか興奮して落ちつかず、

ホテル内をウロウロ探検（〃＾∇＾）o_彡☆


←中庭には大きなプール。

午後２時半。


再びガイドのサイさんと合流です！

午後は、いよいよ
アンコール・ワットへε=ε=ε=囲⊃ヽ(*'▽')/

☆アンコール・ワット。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。
【１２世紀初期に建立】


アンコール・ワットは『寺院のある町』という意味で、
クメールの寺院の中でもっとも壮大、かつ崇高な寺院建築です！



←守護神・シンハがお出迎え♪(*^ｍ^*)

お堀の周りには、

お正月で田舎からお祝いにやってきた
たくさんの家族がピクニックをしていました♪


アンコール・ワットで‘お花見‘と言ったところでしょうか！！！
゜+.(≧艸≦)゜+.゜ うらやましい〜☆

アンコール・ワットは西向きに建てられたため、
西門塔が正面で一番大きな造りになっています。


東西１．５ｍ、南北１．３ｍ、幅１９０ｍの
濠に囲まれた面積２００ha余りの
アンコールで最大規模の寺院！
この西参堂前になっただけで、
その大きなスケールを感じます！！！！！

環濠。


今は乾季なので、ちょっと水が少なめ。

このテラスの石畳には

　数字　が刻まれています。


当時組み立てるときの番号だったのかな？？？

！（＠＠）！

みんな四角い石畳なのに、
巨大な‘足‘を発見！！！！！！！


私の足と比べてもこの大きさ。

サイさん曰く、
南大門の阿修羅の足跡らしいです・・。

どんどん西塔門が大きくなってきます

　ドキドキヾ(≧▽≦)ノ

西塔門。


周壁西側には５つの門が設けられ、
外側左右に２つの塔門はゾウや馬車が通り抜けできるように階段がなく、大きく作られています！

このまっすぐな道を歩いてきました。


後ろにはアンコール・バルーンが空に浮いています☆

中央西門塔から回廊を右に行くと、

　４ｍの‘ヴィシュヌ神立像‘　が安置されています。



聖鳥ガルーダにのり、４本の手を持ち、
人類滅亡の危機には１０化身して現れる神です。

塔門や壁面には２０００体余りの天女アプサラスやデバターの浮き彫りが並んでいます。

美しい腰布を巻き、
王冠髪飾り、ネックレス、腕輪、足輪を付けて、

豊かな胸と引き締まった腰、

切れ目の目、
笑みを浮かべた様々な表情のデバターがいます☆

　
　　゜+.(≧艸≦)゜+.゜ キレイ☆

とても珍しい

歯を見せて笑うデバター♪

とんがり頭が見えてきたっヾ(●´▽｀●)ノ彡☆



３５０ｍにも及ぶ石畳の参堂。


まるで空に繋がる道のよう☆

砂岩の石畳を敷き詰めた参堂の両側には、

蛇ナーガの欄干と
　　獅子シンハ像がいます！



ここにはかつて基盤の目のように整列した住居地が存在していたようです。

参堂の途中には経蔵が左右にあります。


中に入ってみると・・・

なんと窓からは祠堂が、

　まるで額に入った絵のように見えます〜。
　　　゜+.(・∀・)゜+.゜ うわぁ〜☆
　
　
しかも窓には欧米の観光客の女性が座っていました。

　これもまた‘絵‘になる！

聖池が見えてきました。



いよいよ・・・いよいよ・・・
　あの　アノ絶景が見れます！！！！！！

。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。
　　　逆さアンコールぅ
　　　　　　　。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。


しばし鑑賞に浸る・・・。
　
　　水面がまるで鏡のよう・・・☆


　・・・来てよかった ゜+.(≧艸≦)゜+.゜


最終日にもう一度見に来たときは、
風が強くて水面が揺れ、全く映っていませんでした。

池の中には、

　なんと！四葉のクローバーだらけ！


　幸せがいっぱいの池なんですね(*´∀｀)

聖池の隣奥には寺院、

　手前には食堂、おみやげ物屋さんが並びます。

西門からではなく、

　少し先の北門から入ります。

こちらは祠堂とは反対側の道。



　緑いっぱいの密林に囲まれていることが分かります。

長〜い第一回廊。

第一回廊・北面はあまり人がいなくて、
とても閑散としています。



中は
　涼しい〜ヾ(;´▽｀A``
　　　（外の気温は３９度）

ヴィシュヌ神の化身・クリシュアと

　阿修羅・バーナとの戦い。


サイさん曰く、
　角刈りの人（左）のギザギザがないのは
彫るのを忘れちゃったから。もしくはわざと？

第一回廊・西側。

高さ２ｍ、長さ６００ｍもの壁には
壮麗な絵巻物のような浮き彫りが
　
　ずら〜っと　

　　　　飾られています゜+.(・∀・)゜+.゜

紀元前４，５世紀に現在の形に成立した世界最大の長編叙事詩、

　『ラーマーヤナ』！！！
ラーマ王子が加勢するハヌマーンのサル軍と
魔王ラヴァーナが率いる悪魔軍の戦い。




←サル軍の将、ハヌマーンの肩に乗って弓を射るラーマ王子

サル軍は歯を使って

　頭を・・噛み付く。

　　　　♪ガブっ♪(。＞0＜。)

またまた鋭い歯で
　腰を、背中を・・かぶりつく！！！


　♪ガブ、ガブっ♪(。＞0＜。) (。＞0＜。)

←ハヌマーン軍に対するは、

　２０本の腕を１０の頭を持つ



　　　魔王・ラヴァーナ！！！！！！！

第一回廊と第二回廊を連結させる

　十字回廊。


天上や柱には朱色が残っています。





←お正月なのでお供えの礼拝が祭られています。

十字回廊の南側には

　千体仏と呼ばれる坐像や立像の仏像が並んでいます。

お正月のお供えは

　手前：松ボックリ
　両サイド：バナナで作った塔

この塔は必ず‘奇数‘の塔台になっています。
（ヒンズー教より）


ほかの遺跡のピラミッド様式なども
　奇数壇で建てられています。

１７世紀後半に、
後生を願うためにはるばる参詣した

　肥後（佐賀県）の森本右近太夫の墨書

十字回路から出ると、

柱のない１２ｍ四方の４つの窪んだ空間があり、

　身を清めるための聖池　

だったと言われています。

屋根は

　ヘビの形をデザイン！

ここにも

　美しいデバターがいっぱい。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。

石柱には繊細な彫刻。

中庭には

　遺跡の石で積み上げたピラミッド。


現地の子供たちが遊びで作ったそうです。

右手：第一回廊、

左手：第二回廊です。



中央祠堂も見えます(*´∀｀) ☆

第一回廊南側の天上には
　修復された　花紋状　の模様。
　　　
　　　カワイイ〜ヾ(●´▽｀●)ノ彡☆


ここではアンコール・ワットの創建者である
スーリヤヴァルマン2世の偉大な功績を称えた戦争や歴史物語が９４ｍにも及ぶ壁画になっています。

←えん魔大王‘ヤマ‘！！！

　　。・゜゜・(。＞0＜。)。・゜゜・

東側には
‘天国と地獄‘　が３段に分かれて描かれています。


上段：
善行を積んだクメールの王や王の家族が天国へと導かる様子

中段：
地上での王族や従者たち

下段；
地獄でさまざまな罰を受ける人々の姿

←えん魔大王が剣を突きつけて
天国行きか、地獄行きか判決を下す場面。


　生か死か・・別れ道。（−−）

判決は・・・
　　！地獄行き！（＠＠）

←地獄へ落とされる人々。

そして、
逆さづりにされ棍棒で打たれる・・

　ぎゃぁ〜(。＞0＜。)！！！



彫刻がとてもリアルで怖い。
　　　　　・・・夢に出てきそう。

←火あぶりの刑(。＞0＜。)


他に舌抜き、針責め、トラに噛み付かれるなど
さまざまな罰を受ける人々の残酷な姿が描かれています。

第一回廊東側は
ヒンズー教聖典‘プラーナ‘のエピソード
　‘乳海攪拌（にゅうかいかくはん）‘
が４９ｍの壁画に描写されています。



※２００９年４月現在修復工事中。

前には写真が展示されています。

が、
少し見ることが出来ました。

整列した９２体の阿修羅と反対側には神々が一致団結
して
大蛇の胴体を綱として引き合うシーン。
　

神々軍の最後には

　サルの将軍・ハヌマーン　がいます！
　　　

　　ヾ(≧▽≦)ノ がんばれ〜！！！
　　　　（ｂｙハヌマーンのファン。）

　

いよいよこの階段を上って

　第二回廊　へ入ります！！！



　

　　回廊の暗闇を抜けると・・・

高く聳え立つ中央祠堂と
　四隅の祠堂の素晴らしい光景が見えます☆


　　　　。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。

　中央祠堂がこーんなに近くに！

しかし・・・


　第三回廊は２００９年４月現在、
　　修復工事のため、見学できませんでした(￣∇￣*)


中央祠堂へ上るための階段は、
　　‘噂どおり‘かなりの急勾配。
下から見上げても本当に上れるのか？との大迫力！！

でも、
この階段を制した暁には、
アンコール・ワット最高峰から素晴らしい眺望が待っているそうです。


今回は残念でしたが、
修復が終わった次回、かならず挑戦したいです(*´∀｀)

　　

僧侶の姿も・・・。



・・失礼かと思いつつも、一枚♪パシャ♪。

連子窓の両サイドには

　多くの美しいデバターが並んでいますヾ(≧▽≦)ノ

鏡を見るおしゃれなデバター☆


　女性たるもの、身だしなみは大事です
　　　　 ゜+.(・∀・)゜+.゜

下書きのデバター。


こうした過程で天女デバターが彫られていったのですね。

ここでちょっと休憩しましょう〜！
　・・・とサイさん。


　現実に戻ると？！外は３７℃！！！

　　言葉に出してはいけないけど、
　　　　やっぱ暑い・・ヾ(;´▽｀A``

　持ってきたキャンディーを
　　　祠堂を眺めながらサイさんと食べる。
　
すると、
ポツポツ・・雨が降ってきたぁ！！！

サイさん！雨だよ、雨！・・と一人騒ぐ私(≧▽≦)

あ、雨ですね・・・とのんきなサイさん。

第二回廊へ入りましょう！と

　入った途端、♪ザーーーーーぁぁぁ♪
　　と大雨に！

　これじゃ、サンセットは見れない・・（泣）
というと、

サイさん：これはすぐやみます、たぶん１０分くらいで！
と予言者ように語るサイさん。

再び第一回廊へ戻って来たら・・・

　日差しが！！ヾ(●´▽｀●)ノ彡☆！！



　本当に１０分で雨が止んだ・・・。

　私のサイさんを見る目が゜+.(・∀・)゜+.゜
　　神様！仏様！になっていたことは言うまでもなく。

しかも、

　もしかしたら虹が出てるかもしれないですよ！とサイさん。

　　　（〃＾∇＾）o_彡☆ えぇぇ〜どこ、どこ？

　慌てて外に出て後ろを振り向くと、

ちょうど３つの祠堂に架かるように虹が出ていました。
　　 ゜+.(≧艸≦)゜+.゜ ステキ〜☆
←写真だと分からないですね・・。すみません。

←回廊内で雨宿りをしていた観光客がいっせいに外に出てきたので、テラスは大混雑！

そして、
キレイな青空も見えてきたので、
　
　これなら今日の夕日は見れますよ、きっと！とサイさん。



　うん、私はサイさんを信じるよっ！！！


←雨に濡れて服を脱いでしまったチビッコちゃん。
暑いからちょうどいいかも・・( ´艸｀)

何度も振り返りながら

　振り返りながら


　　　アンコール・ワットを後にする。

おお、

　日差しがまぶしい〜ヾ(≧▽≦)ノ



　ステキなサンセットが見れますように・・・。☆

カンボジアの子供は裸足で元気いっぱい(*´∀｀)




・・・なので、ジュース缶の蓋やガラス瓶、タバコの吸殻等を捨てるのは
子供達の怪我のモトになるので気をつけましょう！

雨上がりでいっそう暑さが増してきた気がする・・
ヾ(;´▽｀A``　
　　あづい・・・。


参堂では氷入り砂糖キビジュースを販売しているお姉さんがいました。

さっそくお客さん！





お次は、サンセットを見にプノン・バケンに移動です〜
ε=ε=ε=囲⊃ヽ(*'▽')/

正面の山の麓の東口から木の根がはびこる急斜面の坂道は、
事故も多発し、危ないことから

　右側からの緩やかな勾配を歩いていきます。


　左側はゾウさんの通る道！←乗れます。

この道を登っていきます。


お正月なので、
　外国人観光客よりもカンボジア人が多かったです。


←おじいちゃんもおばあちゃんも孫も！
家族みんなで登り、夕日を拝みに行きます！

☆プノン・バケン。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。
【９世紀後半から１０世紀初期に建立】


山の勾配を利用した高さ６０ｍに及ぶピラミッド型で、
アンコール第一次都城の中心寺院です。

←階段を上っていきます！！
ちょっぴり急な勾配ヾ(;´▽｀A``
軍手を持っていったので大活躍でした。

ぜーぜー・・・(≧▽≦)

　急な階段をがんばって上った後のご褒美は・・

　　
　　。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。頂上からの絶景！
　　　３６０°のパノラマが広がっています☆


　

。+.゜ヽ(*´∀｀)ノ゜.+。

　東南にはアンコール・ワットが見えます。


　さっきまであそこにいたんだ。

シェリムアップの街並。

リンガの上に座っている少年。

家族で記念写真☆

　夕日を待つ間、
座りながらサイさんといろいろおしゃべり♪


　サイさんは４人兄弟の２番目。
お兄さんは結婚したばかりの新婚さん。
（カンボジアでは結婚すると奥様方に住むそうです。）
なので今は妹さんと弟さんと一緒にアパート暮らし。

そして、ここで思わぬびっくり事実が発覚！！！
弟さんは何歳？と聞いたところ、２５歳という。
！えっ！
私：じゃあ、じゃあ、（お兄さんである）サイさんて何歳？？？
サイさん：○○デス！
私：w(*゜o゜*)w　ウソぉ〜！見えないぃぃ。
サイさん：よくそう言われます。（ハニカミ＾＾）

２２、２３歳ぐらいだと思っていたので、びっくりでした。




←西バライの湖がキラキラ光ってます☆

気づくと回りには人、人、人！！！


　皆、太陽が沈んでいくのを
　　　静かに見守っています。

゜+.(≧艸≦)゜+.゜ サンセット。

　　カンボジアの一日が終わろうとしています。


そして、
　　　世界の永久の平和を願う。。(*≧人≦）


　　　　

夕日を見終えて、
　階段を下ります。

(￣□￣;)!!
登りより、下りの方が怖い気も・・・。

最後に全体のプノン・バケン！


中央祠堂の周辺には
ヒンズー教、仏教の宇宙観において吉兆☆の数字、
！１０８！基の大小の祠堂が立ち並んでいたそうです。

アンコール・ワット前の環濠のほとりでは、


たくさんの人々がお正月を祝って宴会中 (*´∀｀)

車から・・。

陽が沈み、
　空がピンクに染まっています☆



明日も晴れますように・・*+。(*'ｖ`*)。+*

ホテルに戻ってきました。



今日も
　サーバイ♪サーバイ♪な一日でした！！！
　　　※サーバイ：楽しい（クメール語）

明日は朝日を見にアンコール・ワットへ行き、

　　サイさんと合流して、
　　　バンテアイス・レイ　
　　　　　と　　クバール・スピアン

　　　を見に行きますヾ(●´▽｀●)ノ彡☆


←お部屋に差し入れされていたクッキー。
　しかもハート型。


明日はどんなステキな遺跡に会えるのかな・・☆

リアタレイ・スーサダイ（おやすみなさいZzzz)