2009/03/20 - 2009/03/28
227位(同エリア316件中)
よつやんさん
3月23日
トレッキング3日目。
朝起きたら、なんと携帯のアンテナが立っていた。
ここ、携帯が通じるぞ。
さっそく、留守に残してきた息子たちの無事を確認するため電話して見る。
「あ゛あ゛・・・」
なんだその声は?
「あ゛、今起きたとこ」
日本時間だと、10時回ってるじゃないか。親が留守なのいい事に、どうやら気を抜きまくった生活をしているようだな。
今日は、タダパニ(2721m)まで約4時間のトレッキング。
途中、ネパールの国花の石楠花(ラリー・グラス)の林を通る。
楽しみだ。
【旅データ その4】
日本との時差は、3時間15分。
微妙な時差なので、現地の時間に体が順応せず、やたら早く目が覚める。
しかしそのおかげで、日の出が拝めて、トレッキングにはむしろ良いかもしれない。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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-
子供たちの無事を確認した後、朝ごはんを食べて、8時前に出発。
石段をあがっていると、朝○ツアー一行が出発の準備をしているところに出会った。
お先です。
前方にヒマラヤの山が見える。 -
こっちの写真のほうが、山がよく見えるかな。
アンナプルナ・サウスとヒウンチュリだと思う、多分。
この日は良く晴れてたので、ちょっと雲がかかっていたけど、日の光が当たってすっごく綺麗だった。
迫ってくるような大迫力だ!!
今日は暑くなりそうだ...とこの時は思っていた。 -
石楠花を発見。
まず、木がでかい。
普通に、山の中のでかい木並みにでかい。
日本の石楠花とはえらく違う。
真っ赤な花が綺麗だ。 -
上り坂が続く。
しかし、ポーターさんって凄いな。
あんな大きな荷物頭に引っ掛けて、我々なんかよりよっぽど早く、すいすい登っていく。 -
かなり登ったので、ちょっと一休み。
この辺は、石楠花の木がぽつぽつ増えてきた。
ダンさんの後ろにあるピンクの花もそうだ。
花をよく見ようと、上を向いてキョロキョロしてしまう。
綺麗な花を見てると、疲れが癒される気がする。 -
バイシカルカまで登って、ここでちょっと早い昼食にする。
左の人は、マレーシアから来たそうだ。歩くのが凄く早い。
朝○ツアー一行が、少し遅れて着いた。
やはりここで昼食らしい。
朝○ツアーのお客さんから
「お二人は新婚旅行かなって話してたんですよ」
え?とんでもない。そんなに若くありません。留守宅には大学生の息子までいるんですよ。
「WBCどうなりました」
香港空港にあったPCで確認した時点では、日本は予選1位通過でしたよ。
朝○ツアーのパーティはコック同行。
日本食もあるそうだ。 -
お昼ごはん済ませて出発。
再び、林の中を歩く。
石楠花をバックに、細君のおすまし姿を1枚。
後ろのうっそうとした木々、これほとんど全部石楠花の木。
満開の時には凄い見ごたえがありそうだ。
今年は咲くのが若干早かったのか、落ちてる花が結構あった。 -
お昼過ぎ、今日の目的地のタダパニに到着。
大きなロッジがいくつもある村。
既にに到着している一行が、いくつかあった。
今日の宿はここ。手前の建物はトイレ。
到着して、お茶飲んで一休みしてから、細君は部屋で休息。
その間ヒマだったので、村の散策を始めた。 -
外には、お土産物屋(屋外のテーブルの上にお土産物を広げて売っている)が何人か店を広げていた。
一番宿に近いお土産屋で仏像を見ていると、
「雨が降りそうで店じまいするから、安くしておくよ。」
この像良いな。いくら?
「いつもは650ルピーだけど、店じまいだから500ルピーでいいよ。」
もうちょっとまけてよ。
「ヤクの骨で作ったハンドメイドだよ。あまり安くできないよ。」
え〜っ。ほんとにヤクの骨かな。
で、結局350ルピーにしてもらって購入。
シヴァとパールヴァティに抱かれた赤ちゃんのガネーシャの像だ。 -
宿に戻るとマンさんが
「その辺見て回らないですか?」
それはぜひ!
部屋にいた細君も合流して再び散策。
マンさんは村の中の、売店みたいなところのカウンターの内側に我々を招いている。
いいんですか?入っちゃっても。
中では女の子が店番。その辺りの椅子に座って、ラクシーを注文。
後ろのヤカンが、ラクシー温めてたもの。
で、今作ってくれてるのが、水牛の干し肉の煮たやつ。
相変わらずうまい。
ここは、ガイドさんとか村の人たちのたまり場なのかな。
お土産物屋の女の子がやってきて縫い物してたり、別のパーティのサーダー(日本語上手)とかがやってきてお茶飲んだりしてた。 -
水牛つついてラクシー飲んでたら、いきなり雨が強くなってきた。
おや、これ雨じゃないな。雹(ヒョウ)じゃないか。
みるみるあたりは、雹でまっしろ。
明日、大丈夫かよ
と、ちょっと暗澹たる気持ちになった...
が、この雹のおかげで、翌朝すばらしい感動が待っているとは、この時にはまだ気がついていなかった。 -
雹が小降りになったので、ロッジに戻る。
なんと、朝○ツアーご一行も同じロッジ。
奇遇ですね。
ロッジの食堂では、朝○ツアーのツアーリーダーが持ってきた折紙を使って、大折紙大会になっていた。
参加者は、朝○ツアーの方々と別の日本人パーティ、それにフランス人パーティと現地スタッフの方々。
やっぱりヨーロッパの人には折紙は珍しいのか、なかなか興味深そうだった。
細君はスタッフの人に
「ここをキッチリ」って言いながら指導。
おい、それ日本語だよ。通じるのか?
おや、通じているようで、ちゃんと折鶴完成。
この日の夜は本当に寒かった。昼間は半袖でも良い位暑かったのにだ。
「え?ダウン持ってきてないの。せっかく買ったのに?」と細君。
フリースで充分と思ったんです...
シェラフにもぐりこんでも寒い。
【「その5」に続く】
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