2009/03/20 - 2009/03/28
187位(同エリア316件中)
よつやんさん
3月21日
いよいよ今日からトレッキング開始。
そもそも、日本でも日帰りトレッキングくらいしかしたことが無い我々だ。
でも、この日のために、新兵器スーパーフィートのインソールを用意していたのだ。
ちなみに細君が購入したのはコンフォーマブルのインソール。
その効果は、先日陣馬山で確認済みだ。
今日は、シャウレバザール(1170m)まで3時間のトレッキング。
愛用のCW-Xを装着し、LEKIの杖も持ち、出発だ。
【旅データ その2】
日本語でやり取りできる現地旅行社をWebで探し、いくつか見積もりを取り、日通ペリカントラベルネットのフランチャイズをしているシャングリラツアーズ(ヒマラヤンジャーニー)さんにお願いすることに。
1.空港⇔ホテル送迎(カトマンズ)
2.カトマンズ⇔ポカラ 航空運賃
3.ホテル:ロイヤル シンギ2泊
4.6日間フルサービス ティーハウストレック
(全ロッジ泊・全ロッジ食・ガイド・ポーター)
5.TIMS & Acap取得代行
6.Des. Surcharge
7.ダッフルバッグ
8.シュラフ貸し出し
以上、全部こみこみで、US$ 800/人。
もう少し安いところもあったんだけど、我々二人だけで組んでくれるということと、対応してもらった堀口さんが質問に丁寧に答えてくれたことで、ここに決定。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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-
朝4時ごろに目が覚める。
日本との時差は3時間15分だから、目が覚めるわけだ。
シャングリラツアーズ提供のダッフルバックに着替えやら何やら詰め込んで、行動中に必要なものは自分で担ぐリュックに入れ、一応準備完了。
6時半くらいに食事をして、ちょっと時間があったので街を散策。
ここが泊まったロイヤルシンギホテル。
喧騒の街カトマンズも、この時間はまだ静かだ。 -
8時半にシャングリラツアーズの堀口さんがホテルに迎えに来てくれる。
今回の旅行については、ずっとこの堀口さんとメールでやり取りしてた。
旅の手配をしていただいたり、いろいろな質問に親切に答えていただいたり、お世話になりました。
トレッキングに持っていかない道具はスーツケースに入れ、ホテルのクロークに預けておける。
ダッフルバックとリュックを持って、車で空港の国内便乗り場に送ってもらう。
このころには大分車も増えて、クラクションの音がすごい。
堀口さんとは、空港の国内線入り口前で別れる。
その日に、別に100人近い団体も同じ飛行機に乗るらしく、そちらの対応もあるとのことだ。 -
ここからブッダエアーでポカラまで。
国内便の待合室では、いったい自分の飛行機に乗るためにどうしたら良いのか、よくわからないぞ。
たまに職員らしき人が、飛行機の便名らしき単語を連呼しているが、あれが飛行機が出るぞの合図らしい。
よし、聴覚に集中して聞き逃さないようにしなくては。
などと考えていると、そのうち日本人と思われる(三越の袋持ってたし)大勢の団体さんが入ってきた。
「100人くらいの団体さんって、あの人たちじゃない?」
うむ、おそらくそうだな。
トイレに行きがてら、さりげなく横を通る。間違い無い。同じ便の切符を持ってた。
そうこうしているうちに
「ブッダエアー うんたらかんたら」との声が...
もしやこれか。
お、団体さんが動き出したぞ。さあ、ついて行くのだ。
かくして、無事目的の飛行機に搭乗できたのだった。 -
カトマンズ〜ポカラ便は、右側の席に乗るべきとのこと。
雲の間からヒマラヤの山々が見える。
美しい山々の風景に、飛行機の中のテンションがあがる。
さすがヒマラヤ。飛行機の中から見ても、高さがわかる。 -
ポカラ空港着。
これが乗ってきたブッダエアーの飛行機。
50人乗り位か。
後で聞いたら、例の100人の団体さんは、2便に分かれて来たそうだ。
ポカラ空港には、シャングリラツアーのポカラ支店長さんが迎えに来てくれていた。
ここで、サーダー(ガイド)のマンさんとポーターのダンさんと合流。 -
車で出発点のナヤプルに。
さてここからトレッキングの始まりだ。
13時前くらい。
私と細君、スタッフはサーダーのマンさんとポーターのダンさん。合計4人パーティで出発。
ナヤプルは商店街っぽい町なのか、お店が多い。 -
1時間弱歩いて、ビレタンティ(1110m)という村で昼食。
ここは定番のダルバートを頼む。
うむ、思ったほど辛くない、ってかぜんぜん辛くない。
これは結構いける。付け合わせのジャガイモの煮たようなのもうまい。
ネパールのジャガイモって、うまい。
細君が頼んだのは、チャーハンみたいな料理。
これも結構おいしい。
食べ物が合うのかって若干心配があったけど(地球の歩き方にも「食物不適合による下痢」とかって記述があるし)、まったく心配なさそうだ。
ダルバートを食べてるときは油断してはいけない。ぼっとしていると、どんどんおかわりがくる。
おなかがいっぱいになったらこう言う。
「プギョ」← 最初に何も見ないで言えるようになったネパール語だ。
ここ、ビレタンティは、ゴレパニ方面とガンドルン方面の分岐点。
我々は今日の宿泊地シャウレバザール目指してガンドルン方面へ。 -
歩いているうちに雨が降ってきたので、レインスーツ着用。
3年半前にモンベルにて購入のレインスーツも、まさか初めて役に立つのが遠く異国のネパールとは思いも寄らなかっただろう。
途中のお茶屋では、大阪からの朝○ツアーご一行(6名様+スタッフ)と一緒に雨宿り。
ツアーリーダーの人が「こっちに向かってくるのを見て、日本の人だとわかりましたよ。」
え?なんで?
「モンベル着てる人って日本人しかいないでしょ。」
朝○ツアーご一行は、我々と同じルートをトレッキングなんだそうだ。
この後、朝○ツアーご一行とは、つかずはなれず行く先々でご一緒になることとになる。 -
16時過ぎに最初の宿泊地、シャウレバザールのロッジに。
ここでは、欧米人数名のパーティと、日本からのア○パインツアーご一行十数名(スタッフ入れたら20名以上だ)の大パーティと一緒になる。
ア○パインツアーのパーティも我々と同じルート(しかも同じ日程)らしい。
やっぱり定番コースなのだな。 -
中庭でチベット人のおばさんがおみやげ物を売ってた。
細君は石のネックレスとか好きなんで、さっそく物色。
この緑色の石のネックレスいくら?
「20ドルだよ。いいやつだから。」
ねえ、マンさん、ネギリってきくのかな。
で、マンさんが値切ってくれて、最終的に16ドルにて購入。
他のお客さんも、何人かお土産買ってた。
おばさんうれしそう。今日は商売繁盛って顔だ。 -
シャワーを浴びたあと、ネパールの蒸留酒 ラクシーを試してみた。
マンさんいわく「お客さんに飲ませると、ちょっとおなかが心配。」
えぇっ、もう飲んでっしまったよ。
「今日大丈夫だったら、毎日飲んでも大丈夫」
独特のくせはあるけど、ちょっと焼酎のお湯割りに似ているな。
結構ラクシーを気に入ってしまった私は、毎日のように飲んで、最終的に細君の怒りを買ってしまうのだが、それはまだ先の話。 -
このシャウレバザールのロッジでは、電気が無かった。
こんなこともあろうかと、大枚はたいて新兵器ブラックダイヤモンド社の高輝度ヘッドランプを二人分用意してきているのだ。
で、細君が「ヘッドランプ、ホテルに預けてきた荷物の中に忘れてきちゃった (;_;)」
何だって!悩んだ末に買ったブラックダイヤモンド社の高輝度ヘッドランプ2つのうち1つが、今頃はスーツケースの中で眠ってるというのか。 -
晩御飯はキャンドルの光で食べる。
これはこれで、なかなかいいもんだ。
ちなみに今食べてるのは「モモ」。
ギョーザみたいな食べ物で、甘辛いたれにつけて食べた。
これもおいしい! -
部屋はこんな感じ。3畳位の部屋にベッド。
トレッキング中のロッジの部屋は、多少の違いはあっても、大体こんな感じだった。
シェラフにもぐりこんで寝る。
で、うとうとしてたら、欧米人のパーティの大騒ぎの声が...
うるさいなぁ。
そのうちトイレでげぇげぇ言ってる声まで。
どんだけ飲んでるんだ。
と、普段の自分を棚に上げて憤慨しているうちに、眠りに落ちてしまった。
【「その3」に続く】
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