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2004年8月18日(水)<br /><br />雨の音で目が醒める。ついでに雷も鳴っている。あーあ、今日は雨か…と思いながら二度ね。起きた時には、すでにじぇにファーはいなかった。ボン ボヤージュと心の中で祈った。<br /><br />リヨン駅からルーヴルまでメトロ?を使って一本で行けるのがありがたい。早めに行き、カフェでマフィンとクロワッサン、カプチーノを食べる。カプチーノは美味しかった〜。私が宿を出るときは、雨が上がり、晴れていた。<br /><br />ルーヴル美術館の入口で荷物チェックをし、チケットを買う。8.50ユーロ。ルーヴルはかなり広いと言う事を聞いていたので、今日は丸々一日費やす決意だ。<br /><br />シェリーウイングから入り、定期等にぐるぐる回る。去年、大英博物館で見たような古代エジプトのものから見た。すごく印象に残ったのが、人が包帯に巻かれたミイラ。多分これは本物だと思う。ぞっとするくらいリアリティがある。トイレに行きたいが、はじめに行ったトイレは使用不可。「は?」と想いながら諦める。こんな広いところで、トイレが使えないなんてなんやねん!と思いながらぞろぞろ歩く。<br /><br />一番込んでいたのが、二階。なんてったて、あのモナリザやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品などがあるからだ。途中、韓国人の団体のマナーの悪さにあきれる。<br /><br />イタリアやフランス、スペインなどの西洋の油絵には、聖書を題材にしたものや、神聖をモチーフにしたものが多い。とにかく官能的で肉体のタッチが素晴らしいから、色んなことを想像してしまう。モナリザは写真もビデオもダメで、スルーって感じでじっくり干渉することはできなかった。たくさんの作品があり、段々疲れてきた。最後に三階に行く。モネやルノアールの作品があり、喜ばしい。私はルノアールの絵が大好きなのだ。というのも、ルノアールの絵のタッチは優しくて、やわらかいからである。ロンドンのナショナルギャラリーにも、数点展示されているが、あちらの作品も見事である。あと、気に入ったのが、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールという画家の絵だ。彼の作品は、不気味でカッキがない。蝋燭の火を囲む人人や、沈んだ顔をした人物像がある。笑いや微笑はない。私は、こういった、寂しい絵が好きだ。単調の音楽が好きなように。<br /><br />おなかもすいてきたし、もう鑑賞する元気もないので出る。サンドイッチとクッキーをほおばる。その後、お土産を買う。かなり買った。トータルで23ユーロ。日本円で約三千円ちょっと。ああいうのを見ると、全部欲しくなってしまうから困るんだよね。<br /><br />そのまま帰宅。フロントのおじさんと少し仲良くなる。ついでに郵便局を教えてもらった。はがきを二枚だす。シャワーを浴びる。どうしても、明日の宿が心配だ。どうにかなって欲しいが…。<br />

憧れのルーヴル美術館

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2004/08/18 - 2004/08/18

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鹿間玲子

鹿間玲子さん

2004年8月18日(水)

雨の音で目が醒める。ついでに雷も鳴っている。あーあ、今日は雨か…と思いながら二度ね。起きた時には、すでにじぇにファーはいなかった。ボン ボヤージュと心の中で祈った。

リヨン駅からルーヴルまでメトロ?を使って一本で行けるのがありがたい。早めに行き、カフェでマフィンとクロワッサン、カプチーノを食べる。カプチーノは美味しかった〜。私が宿を出るときは、雨が上がり、晴れていた。

ルーヴル美術館の入口で荷物チェックをし、チケットを買う。8.50ユーロ。ルーヴルはかなり広いと言う事を聞いていたので、今日は丸々一日費やす決意だ。

シェリーウイングから入り、定期等にぐるぐる回る。去年、大英博物館で見たような古代エジプトのものから見た。すごく印象に残ったのが、人が包帯に巻かれたミイラ。多分これは本物だと思う。ぞっとするくらいリアリティがある。トイレに行きたいが、はじめに行ったトイレは使用不可。「は?」と想いながら諦める。こんな広いところで、トイレが使えないなんてなんやねん!と思いながらぞろぞろ歩く。

一番込んでいたのが、二階。なんてったて、あのモナリザやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品などがあるからだ。途中、韓国人の団体のマナーの悪さにあきれる。

イタリアやフランス、スペインなどの西洋の油絵には、聖書を題材にしたものや、神聖をモチーフにしたものが多い。とにかく官能的で肉体のタッチが素晴らしいから、色んなことを想像してしまう。モナリザは写真もビデオもダメで、スルーって感じでじっくり干渉することはできなかった。たくさんの作品があり、段々疲れてきた。最後に三階に行く。モネやルノアールの作品があり、喜ばしい。私はルノアールの絵が大好きなのだ。というのも、ルノアールの絵のタッチは優しくて、やわらかいからである。ロンドンのナショナルギャラリーにも、数点展示されているが、あちらの作品も見事である。あと、気に入ったのが、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールという画家の絵だ。彼の作品は、不気味でカッキがない。蝋燭の火を囲む人人や、沈んだ顔をした人物像がある。笑いや微笑はない。私は、こういった、寂しい絵が好きだ。単調の音楽が好きなように。

おなかもすいてきたし、もう鑑賞する元気もないので出る。サンドイッチとクッキーをほおばる。その後、お土産を買う。かなり買った。トータルで23ユーロ。日本円で約三千円ちょっと。ああいうのを見ると、全部欲しくなってしまうから困るんだよね。

そのまま帰宅。フロントのおじさんと少し仲良くなる。ついでに郵便局を教えてもらった。はがきを二枚だす。シャワーを浴びる。どうしても、明日の宿が心配だ。どうにかなって欲しいが…。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道

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