2009/02/26 - 2009/03/01
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Weiwojingさん
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瑠璃色に輝く仏像たちを訪ねてみました。御堂の暗闇の中で瑠璃色に光輝く仏像を見るのは素晴らしいものです。
東洋的な仏像と背後に輝く西洋的なステンドグラスの組み合わせは大変新鮮に映ります。このような組み合わせを奈良の寺院で見ることが出来るとはとても興味深いです。
ステンドグラスと言えば、普通は西洋の教会建築をを思い浮かべますが、実はイスラム教のモスクや仏教寺院でも見ることができます。今回奈良を訪ねて、寺院に設けられているステンドグラスを見て回りました。
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「大和文華館」です。広大な敷地の中にあり、美術館そのものは大きくありませんが、いつも充実した展示が行われているようです。
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その敷地の中に「文華ホール」があります。
このホールは1985年(昭和60)に開館25年記念として、辰野金吾設計による奈良ホテルのラウンジ(1909年、明治42)の一部が移築されてできたものです。 -
文華ホールを入ると、すぐドアの上部に花や鳥が描かれたステンドグラスがはめ込まれています。そんなに大きな作品ではありませんが、繊細な作品に心惹かれました。
このステンドグラスはドイツ留学から戻って、日本で初めてステンドグラス工房を作った宇野澤辰雄の制作と思われます。 -
ホールはそんなに大きくはありません。入口の反対側にも宇野澤辰雄制作のステンドグラスがはめ込まれています。
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近鉄奈良駅からバスで「新薬師寺」へ出かけてみました。バスを降りて寺まで歩くのが大変でした。25分以上は歩いたでしょうか。
南門を入るとすぐ本堂があります。本堂は天平時代、1250年頃に造られたとされています。国宝に指定されています。 -
この本堂には素晴らしいステンドグラスが飾られていると聞き、やって来ました。
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確かに、本堂には東光瑠璃光を表すステンドグラスがはめ込まれています。外の光を受けて、美しく輝いています。
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ステンドグラスの前で親子連れの3人がうっとりとながめています。きっと言葉では表せないその美しさに魅せられていたのでしょう。
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瑠璃光が最も輝くのは早朝。ステンドグラスが太陽の光を受けて輝いています。その輝きが本堂の石の床に投げかけています。
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仏像を通して瑠璃色のステンドグラスが輝いています。
ステンドグラスがはめ込まれたのは2002年(平成14)のことで、この寺の中田聖観貫主の発案で行われました。
「世界中を旅して西洋の教会のステンドグラスの荘厳さに惹かれ、これを1250年続く新薬師寺の伝統文化と一つにしたかったのです。ただし、なんといっても国宝、傷つけることは許されず、釘一本使わずに作りつけてもらいました。薬師如来様、お薬師様の浄土を東からの光によつて表現しました」と語っています。 -
十二神将の一人である伐折羅(はさら)大将像がステンドグラスが作りだす瑠璃色のまばゆい光に照らし出されています。
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宇陀市大宇陀に「松源院」という禅寺があります。
ここにはステンドグラスのある禅堂があり、数年前台風で茅葺屋根が壊された時に、屋根裏に禅堂を設け、その際ステンドグラスが作られたそうです。 -
この禅堂には2枚のステンドグラスがはめ込まれています。どちらも地元の水野まりさんというリトグラフ作家によるものです。
「禅は自由なものなので、固定観念にとらわれず、より抽象的のものができたらと思い、依頼しました」とこの寺の住職が語っています。
上は、各種の色ガラスや大小のブロックガラスなどが巧みに使われている正面のステンドグラスです。下は、上の作品と向い合わせに作られている、藍や墨色、紫が大変個性的のステンドグラスです。どちらも複雑な質感と抽象性に見事としか言いようがありません。禅堂にこれほど異質のものがまさにぴったりと収まっているのには驚きです。
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