善光寺と上林温泉塵表閣

2009/03/21 - 2009/03/22

義父の７０歳のお祝いで、義父母・義妹・我家の家族４名の総勢７名で温泉に一泊旅行です。
１台で全員乗れる車を借りて、わいわい楽しく♪
温泉宿は、友人の紹介で上林温泉「塵表閣」１００年以上の歴史ある老舗旅館に宿泊です。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー

長野市善光寺入口付近にある『元屋』さんというお蕎麦屋さんへ。おそばが大好きなご主人が始めたとか・・・。お彼岸の３連休、店内はかなり混みあっていました。

灯明そば。
とろろと天ぷらが付いています。
おそばは硬めで私好み。美味しかったです。欲を言えば、天つゆだけ先に出てきてさめてしまっていたのが残念。

善光寺の山門です。
とても良い天気で、のんびりと午後のお散歩です。

仁王様が大きいです。

仁王様の脚。

仲見世。
仏具屋さん、土産物店、食べ物屋さんなどが並んでいます。

今年は４月から７年に一度の御開帳。既に御開帳ムードが漂っています。
この牛は「牛に引かれて善光寺参り」の牛なの？
皆でなでなでしてきました。

大きなお地蔵様

善光寺のトイレに入ったんだけど・・・。
張り紙が面白かったので・・・。

トイレは決して綺麗ではなかった・・・。
３連休で確かに人は多かったが、こんなことでは御開帳の混雑時はどうなるんだろう？と考えてしまった。

善光寺です！

そうそう、私もやってきた。
ご利益ありますように・・・。って。

仲見世のお土産屋さんの外に居た。
このお店には入らなかったけど、他のお店での感想を言わせてもらうと、全体的に感じが悪かった。
和小物（布物）を手に取って見て「へえ〜。こうやって作ればいいんだー。」としゃべっていたら店員さんが「素人にそんなに簡単に作れるんだったら土産屋では売らないわよ。」と言われてしまった。（感じわるーい。だまって聞き流してほしかった・・・。）と思ってそそくさと店を後にした。別の店でも中まで入っていったら「何か買うの？」と言われた。（中まで入らないと、買うか買わないかわからないよ〜。）と思ってここでもさっさと出てきた。お茶をしたお店には『ベビーカーはたたむ』『ソフトクリームは外の窓口で注文してください』など色々張り紙がしてあったり、「二人で来たなら二人掛けに座って！」と指示が飛んだり。落ち着かなかった・・・。みんな、不景気でお金落としていかないから、こんなにガサガサした感じになっちゃうのかなあ？こんなお店ばかりじゃないと思うが、ちょっとがっかりだったなあ。

さあ、気を取り直して今日のメイン、上林温泉『塵表閣」へ！
１００年以上続く老舗旅館です。
湯田中温泉よりもう少し志賀高原拠り。おサルの温泉地獄谷温泉の近くです。温泉街ではないけれど、静かなところです。

文人墨客・著名人が多く泊まられた宿です。
夏目漱石・伊藤博文・川端康成・・・。縁の品々が館内のいたるところに展示されています。

今日泊まったお部屋。本館２階の２部屋を家族で占領しました。この宿は、中庭にある渡り廊下でつながる温泉や離れの部屋が点在しています。離れの古いお部屋を期待していたけど、本館の新しいお部屋でした。まあ、子どもらが騒ぐとうるさいし、歴史ある品々を壊してもいけないので・・・。

部屋は二間です。
コタツがいいですね。
こたつがけは手作りっぽいです。

テレビは薄型♪（朝のニュースしか見なかったけど・・・。）

鏡台がかわいいです。

硯箱・針箱。
これもかわいい。

お風呂もきれい。
温泉に入るから、使わなかったけど・・・。

トイレも快適。
予備のトイレットペーパー入れは手作り？気配りが感じられますね。

洗面台。
普通の洗面台に手書きかなあ？素敵な絵。
かたくりの花。

渡り廊下で食事処や温泉、離れに行けます。
でも真冬は寒いだろうなあ。雪も吹き込んでくるだろうなあ。

温泉入口。
源泉賭け流しの温泉は熱いです。大人でも水をじゃあじゃあ入れて、体を慣らしてから入りました。

温泉の写真は・・・。写真が撮れませんでした。。。案内図のみですみません。
なんと！露天は混浴です。
女性にはガーゼ素材の『湯浴み』がありました。「混浴はちょっと・・・」って人の為に一箇所は完全に仕切りがある露天風呂もありました。
ただ・・・。隣にどでかいマンションが建てられていて、露天風呂丸見え。明るい内に入るのはちょっと勇気いるかも。

温泉の脱衣所はこんな感じ。
私はわからなかったけど、義妹が「このドライヤー高いんだよ。いいやつだよ」と誉めていた。へえー。
ボディーソープや化粧水とかも、そこらへんの温泉にあるのではなく、一般家庭用のメーカー品だった。
私が感心したのは、子供用のシャンプー等があった事。無添加ソープだった。

食事は女将自ら手がける創作料理。
あまごのそば衣焼きや、信州牛のしゃぶしゃぶ等でした。美味しかった〜。写真撮るの忘れるほど食べ続けた。

こちらは朝食。
野菜のセイロ蒸しとか・・・。地元の旬のものがふんだんに使われていて親切な内容でした。

今回は、長男が旅先で高熱で倒れる・・・。というハプニング付き。長男が長野中央病院の救急外来を受診している間に、他の人は善光寺参拝。
本当は地獄谷のサルにも会いに行くはずだったけど、駐車場から３０分位歩かなくてはいけないらしく、これも断念。でもまあ、お宿はとても親切で、氷枕や体温計を貸してくれたり色々心配してもらいました。
従業員さんはみなさんとても気さくで一生懸命でした。『塵表閣』素晴らしかったです。
皆「ゆっくりできたね。美味しかったね。楽しかったね」と言ってくれました。長男は「辛かった・・・。」ようですが・・・。