1962/01/21 - 1962/01/21
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ソフィさん
1962年1月21日(日)
サンルイ島から、すぐ隣下流にあるシテ島の眺めが美しい。
とくにノートルダム寺院背面の、彫刻された石材がダイナミックに行き交う姿は、いつ見ても見事なものだ。
しかし華麗さと荘厳さを兼ね備え、個性的な輝きに満ちた美しさといえば、同じシテ島にあるゴチック建築の、サンルイ王が建てた「サント・シャペル礼拝堂」が、ノートルダムの上を行っているように思う。
初めてこの建物に出会ったときの感動を思い出し、足を延ばすことにする。
サント・シャペルは工期僅か3年で、1248年に完成された。
塔の高さは75mで、決して小さなものではない。
特徴は、構造を軽くしようと無駄を除いた骨組、明るい内部空間、そして宝石箱のように眩いばかりの色彩に満ちたステンドグラスである。
ここを訪れた人は、誰でもその美しさに一瞬息をのむ。
収められている聖遺物は、キリスト受難時の荊冠や十字架の一部などだが、荊冠はサンルイ王がラテン帝国の皇帝から、礼拝堂建築費の3倍以上で買ったとされる。
パリの曇り空は、そろそろ薄暗く、夕暮れの気配が立ち込めているが、もう少し歩きたいので、サン・ミッシェル橋を渡ってリブ・ゴーシュ(セーヌ左岸)に戻る。
サン・ミッシェル大通りは、いつもどおりいっぱいの人出だ。
「マロン・ショー」
焼栗売りの声に、ふとパリにいることを思い出す。
映画を見ようと思ったが、良さそうな映画には長い列ができている。
あきらめて、リュクサンブールからメトロで帰る。
日本館に立ち寄り、3か月遅れほどの日本の新聞にざっと目を通して、帰室する。
筋向いのベルギー館はダンスパーティとて、華やいでいる。
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