2008/11/15 - 2008/11/16
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maki5963さん
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徳之島を出航したフェリーは予定より20分ほど早く、3時半に奄美大島南部の古仁屋港に着きました。船はこの後宿泊地の名瀬にも寄港するのですが、加計呂麻島との間の海峡内を戻るだけでもかなり大回りで時間がかかるので、バスで移動したほうがずっと早く着けるのです。バスは1時間あまりで名瀬に着きました。
翌日1日は大浜海浜公園→マングローブパークでカヌー→大島紬村→奄美パーク→あやまる岬などを回りました。奄美空港出発が予定より40分遅れたので鹿児島便も遅れ、名古屋着は9時半頃になりました。
今回南部から北部までを縦断したのですが、奄美は大きい、と実感しました。整えられた観光地ではない海辺や島など、まだまだ美しいところがたくさんあるだろうと思います。
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奄美大島。古仁屋までは加計呂麻島との間の大島海峡を10km以上、入り組んだリアス式の海岸や島の間を縫うように進んでいきます。
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集落が見えたりきれいな入り江が続きます。
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古仁屋には3時半に着。ここからバスで宿泊する名瀬まで行きます。
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車窓から翌日行く住用のマングローブ林が見えました。
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名瀬市中心部にあるホテル、ウエストコースト奄美。
島を廻ってくると名瀬がとても都会に感じます。 -
ホテルについて夕食までの間、街の商店街の散策に出かけました。アーケード街があります。
たまたま見た舞踊教室で踊っていた、まだ中学生という子がとても上手でしばらく見とれてしまいました。琉球舞踊のような柔らかな仕草の踊りです。 -
アーケードでは果物を探してまわりました。他で買った物も含めてコレクションした一部を記念撮影。手前から:
・島みかん(5cmくらいの小さなミカン、甘い)
・マコモダケ(野菜・タケノコの1種らしい。みそ汁や炒め物においしいと聞き試食用に少々)
・シャカトウ(アイスクリームみたいな味と聞き購入、甘くておいしい)
・パッションフルーツ(香りがよく甘酸っぱい、種が多くてジュース向き)
・島バナナ
・ドラゴンフルーツ(サボテンの実、中は皮より鮮やかな濃い赤紫色。探し求めたのはこれ。独特の味)
・与論島のスターフルーツ -
夕食はホテル近くの居酒屋「喜多八」で。
このあたりは居酒屋街でたくさんの店が集まっています。 -
美人のおかみさんと家族がやっている小さな店で、島唄ライブもある人気店とのこと。島の黒糖焼酎「やんご」と共においしい島料理の数々を頂きました。
唄と料理で楽しく盛り上がりましたが写真はうまく撮れずじまい。 -
翌朝、出発までの短い時間港まで散歩に出かけました。漁港のセリは終わっていたのか静かでした。
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名瀬からも近い大浜海浜公園。 海洋展示館やプール、キャンプ場などいろんな施設があります。ここは奄美で行った唯一の東シナ海側の海岸になります。
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園内は芝が美しい広々した公園になっています。
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極楽鳥花
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まだ早いので他に人気はなくひっそり。
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アダンの繁る海岸。
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住用のマングローブパーク館。レストランや展示がある施設で、ここでカヌーの受付をします。(1500円)
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パーク内案内。一人用カヌーで住用川を1時間周遊します。
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それぞれパドルを持ち事前のレクチャーを受けます。ためらっていた人も誰でもできるからと言われ全員参加です。私は大いに楽しみ♪
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マングローブは熱帯の海岸沿いの海水と淡水の混じり合う場所に生育する植物の総称。ここのマングローブは国内第2位の規模の原生林だそうです。
一部悪戦してる人もいますが気持ちのいい川面です。 -
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岸辺のマングローブまで近づいてみます。浅瀬のオヒルギの木のそばに芽を出した木が見えます。
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オヒルギの花。種が落ちて増えていきます。
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のんびり写真を撮りながら漕いでいます。
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係りの方が2名ほど随行し、それぞれのカメラで写真を撮ってくれます。
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引き潮なら浅瀬にシオマネキやガザミなども見られるそうですが、何も見つけることができませんでした。
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大きな木になるヒカゲヘゴ。葉のシルエットがきれい。
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オオバナソシンカ。大きくて鮮やかなので人目を引きます。
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昼食後龍郷町のつむぎ村への移動途中、何箇所か寄り道しました。ここは奥まった湾に面し、住用からもほど近い地元の小さな販売所のサン奄美前。みんなの希望でこういうお店に寄りたいということで、地元の婦人会の方たちが農産物や製品を売っているここに寄ってくれました。少人数なのでこういうのは融通が利きます。
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名瀬上方地区にある画家、田中一村の最後に住んだ家を外観だけ。今は立派な美術館もある有名画家ですが、生前は生活も苦しく恵まれませんでした。あとで美術館に行くのですが、貧しげな家との落差にびっくり。
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大きな酒びんがある龍郷町の焼酎工房、浜千鳥館。焼酎試飲ができ、各種お土産も売っています。
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龍郷町の大島紬村。泥田でつむぎの泥染めをしています。製作過程を見学したり体験できたりします。
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絹糸を染める過程も織るのも気が遠くなりそうな手間隙かかる作業です。高価なのも当然かと納得できます。つむぎは薄くしなやかで、着物だけでなく洋服の製品もたくさん展示販売しています。
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ベンガルハヤカズラ。大きな薄いパープルブルーの花が藤のように垂れ下がって咲いてきれい。
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アリアケカズラ。
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奄美の自然や歴史、文化を紹介する奄美の郷と田中一村美術館などからなる奄美パーク。
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まずは総合展示ホールを一回り。暮らしを再現したここではリアルな人形がそてつの実を割ったり糸を紡いだりします。
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田中一村美術館。すごく立派な建物ですが大人でも入場料は200円、共通券でも400円と格安です。
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1908年生まれのこの日本画家は中央画壇とは一線を画し50歳で奄美に移住、紬の染色工として生計を立てながら奄美を題材にした絵を描き昭和52年に先ほど見た家で亡くなりました。生前貧しくて思うように絵が書けなかったのが惜しまれるような素晴らしい絵です。
これはアダンと海を題材にしてます。 -
題材はクワズイモ。
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この展望台からはまわりがよく見えます。
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もと飛行場だったところがこの施設になっているということで、滑走路がそのまま残っています。
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こちらがすぐ近くの海にある現在の空港。
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すぐ前は海。
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奄美の郷の方は逆光ですがこんな敷地です。なんだか箱モノ行政の典型という気がなきにしも非ず、、、
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11月から12月頃が花期らしいサキシマフヨウの花。色は白っぽいのからピンク色まで様々らしいですがこれはやや白っぽい。
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最後に空港からも近いあやまる岬へ。高台で展望のいいところですが、残念ながら時間が遅すぎちょっとうす暗くなってしまいました。
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暗めでも海はきれい。こちらはみな太平洋側です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- azianokazeさん 2009/02/08 21:20:15
- なつかしく拝見しました。
- 徳之島・闘牛の旅行記にはコメントをいただきありがとうございました。
「南西諸島の旅」を拝見しました。
飛行機からの眺め、海、花々・・・どの写真もきれいに撮れていますね。
奄美では4年間ほど暮らしましたが、この1月に宮崎県の五ヶ瀬町に引っ越しました。
スキー場もある寒い山里です。
そんなこともあって、maki5963さんの旅行記をとてもなつかしく楽しみました。
あの花は「サキシマフヨウ」というのですね。
島のあそこそこで咲いていましたが、はじめて知りました。
本当に「命短し・・・」ですから、私も行きたいところには周囲の迷惑顧みず、バッグを引きずって歩ける間にできるだけ出かけてみたいと思っています。
- maki5963さん からの返信 2009/02/09 00:14:48
- RE: なつかしく拝見しました。
- azianokazeさん、過分なお褒めの言葉とコメント、それに投票も頂きありがとうございます。
奄美の海から宮崎の山村にお引っ越しされたんですね。あの美しい奄美で4年も過ごされたなんて羨ましいです。たとえ住んだとしても大きな島ですから、隅々まで見て回ろうとすればかなり時間のかかることでしょう。
奄美だけでなくazianokazeさんの沖永良部の海の写真もすごくきれいで憧れです。私もいつかぜひゆっくり行ってあの海の色を堪能したいと思います。アダンと海の夕景は田中一村の絵を彷彿とさせました。どれも素晴らしい!
たくさんのアジアの旅行記などまた少しずつ見せていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
maki
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