2008/12/27 - 2009/12/27
197位(同エリア923件中)
デコさん
さて、ミルテンベルグからローテンブルグへ行こうといろいろ調べたのですが、
帰りはどうしても列車利用となるので、バスで移動できたらいいなぁと思い
ミルテンベルクから列車でヴァイカースハイムまで行き、
そこからバスに乗り換えてクレクリンゲンへ移動し、
さらにバスに乗り換えてローテンブルグ入りしようと計画しました。
夏なら、ビュルツブルグからヨーロッパバスが走るロマンチック街道のコースになるルートです。
列車やバスの時刻表ではバッチリ乗り継げるものが出てきたので
しっかりそれを信じて移動開始したものの
クレクリンゲンから出るはずのバスは、特別に土曜日は、
発車1時間前に電話を入れておかないといけないようでした。
クレクリンゲンまで無事に着き、乗り換えのバスについてどこから乗れるのか訊ねて
初めて運転手さんから聞いてわかったのが[NO BUS!]
え〜〜〜〜〜?????どうしよう・・・
と、そこで・・・
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ミルテンベルクからこの列車でヴァイカースハイムへ
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ミルテンベルクからアシャッフェンブルグへ戻り、
そこからビュルツブルグ行きに乗り換え
シュタイナッハまで行ってまたまた乗り換えて
ローテンブルグへ行く方法があったのですが、
それなら、このルートより1時間遅く着いてしまう…
少しでも早くローテンブルグについてデトヴァングへ行きたかったので
こちらのルートを採用!!したのが失敗でした。 -
先の事はこの時はまだ分からず、
のんびりと風景を眺めていたのです。 -
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ヴァイカースハイムに到着
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電車から降りて
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駅舎を出たら、すでに乗るはずのバスが待ってくれています。
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たしかに、クレクリンゲンという町の名前も確認!
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それにしても、ちっちゃなバス!
夏なら、このルートはヨーロッパバスが運行していて、
フランクフルトやビュルツブルグからアクセスできるのですが、
残念ながら、冬場はないようでした。 -
バスに乗り込んで、クレクリンゲンへ
レイルパスを見せると、バス代は要らないとの事でした。
ラッキー!!と思ったのもここまで、とはこの時もまだ知らず。 -
運転手さんのほかは、途中の町で一人の学生さんらしき人が降り、
クレクリンゲンまで乗ったのは私ともう一人の男性だけ。 -
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途中いくつかの町を通って
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クレクリンゲンの町に入りました。
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この前のバス停が5〜6番ある所を通り越して降ろされたので、
ローテンブルグへ乗り継ぐバスはどこから乗れるのか運転手さんに尋ねたら
英語はわからないらしく、もう一人乗っていた男性が英語とドイツ語でやり取りしてくれました。
それで、初めてわかったのは、「ここからのバスはないよ!」とのこと。
男性曰く、明日もバスはないから、あさっての月曜のバスでローテンブルグへ行けばいいよ。
この町もいいところだから、ホテルくらいすぐ確保できるし、この町でゆっくりしていけばいいから・・・
たしかにおっしゃるように、見て周るとよさそうな雰囲気なのはよくわかったのだけれど、
今日中にはフランクフルトに戻らないと・・・と言うと、 -
それなら、僕についておいでと、公衆電話まで行って
私の持っていたバスの連絡所に電話してくれたけど、
(このときに初めて、土曜日は発車1時間前に電話する必要があると書いてある事を彼から知らされた)
(フランス語で何か書いてあるなぁとは気付いてたけど、気にも留めていなかった・・・)
もう発車時刻の1時間前はとっくに過ぎていて人は誰もいないらしいとのこと。
もう一つの連絡先にも電話してくれたけど、土曜日はクローズされているとの事。
それならあとはタクシーしか移動手段はないということで、
閉店準備している薬屋に飛び込んで電話帳を借りてきてタクシーの連絡先を捜してタクシーを呼んでくれたのでした。
薬屋のおばさんも一緒に出てきて、しばらく様子をながめてくれていたけれど、彼にお任せするよと店に入っていった。
ドイツ語ができない私なんかのためにいろいろ電話を掛けてくれ、
(しかも彼のテレフォンカードを使って、)
おまけにタクシーが来るまで10分ほどあるからそれまで一緒に待ってあげるとの事。
貴重な時間を割いて、しかも電話代だけでもお渡ししようとしてもそれは要らない、少しでも役に立ったのなら嬉しいとまで言ってくださった彼にほんとに感謝!の一言でした。 -
きっと、彼にも予定があるだろうに、
一緒に待っていただくなんて申し訳ないので、
どうぞお仕事に行ってくださいね、と伝えると、
それなら、と何度も振り返りながら手を振り振りして
お別れしてきました。
ほんとに、こんな私なんかのために親切にしていただいて感謝感謝です。
さらに、タクシーが、10分以上待っても来なければ
ここに電話しなさいとまで番号を教えて下さいました。 -
会えてよかったよ!とまで言ってくださって
握手をしてお別れ・・・
それを言うのはこちらのセリフなんですが・・・
この後右に曲がってからも、何度も振り返って
手を振ってくださった彼、どうかお元気で!お幸せに!
ありがとうございました!! -
そして、待つこと10分ほどで
タクシーとは思えない個人の車のような車が停まり、
女性が降りて、誰かを探しているような・・・
公衆電話前で待っているはずだったのですが、
少しうろちょろして離れていたので、
その車を見て走って戻ってくるとその人がタクシーの人でした。 -
彼がきっと、日本人女性でこんな格好で・・・
と知らせてくれていたようで、
彼女はすぐに私とわかり、ローテンブルグへ向かって走り出してくれました。
彼女もとっても感じのいい人で、途中の町で写真が撮れそうないい景色のところでゆっくり走ってくれたり車を止めてくれたり、説明までしてくれたり・・・ -
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このルートもヨーロッパバスのコースです。
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ローテンブルグの駅前についてお別れしました。
お世話になってありがとう!!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ココアさん 2009/07/21 05:59:52
- やっぱり!ヴェルトハイムでは!?
- 大分以前の、この旅行記に、(今頃になって)掲示板カキコ失礼します。
大変なアクシデントでしたね。もし私だったらパニックで、何も出来ずにあきらめています。現地の方と、上手く交渉され、さすがデコさん凄いですね。しかも冷静に、ご親切な方の写真まで撮られる余裕というか^_^;
でも、ドイツって(イタリア、フランスなどもそうでしょうが)小さな、名前の知らない村々の方が、田舎街好きにはたまらないですよね。
ビックリしたのが、『あれ、これもしかして』と目が釘付けになったのが、5枚目からの3枚。これは間違いなく、ヴェルトハイムですよね。マイン川からタウバー川が分岐した直後の写真ですね。このタウバー川の対岸から、この街をみた事はありませんが、きっとそうです。
うぅ〜っ、興奮しました、さすが、これまた、鋭い感性と良い街への嗅覚で、しっかりお写真をものにされていますね(*^_^*)。
ココア
- デコさん からの返信 2009/07/21 06:51:06
- RE: やっぱり!ヴェルトハイムでは!?
- ココアさん、書き込みありがとうございます(~~)
ホントに、ドイツ語が読めないにもかかわらず
あんな計画を立ててしまってお恥ずかしい!
一緒に乗ってくださっていた方があの彼でホントに助かりました。
なんだか、一生忘れられないかも・・・
それにしても、あの町が「ヴェルトハイム」だったのですね?
ココアさんのおかげで、初めてわかりました♪
列車の車窓風景も楽しみで、素敵な町だなぁ!と思っていたのです。
おっしゃるとおり、たしかに川が分岐した後だったと記憶しています。
さすが、ココアさん!よくおわかりですね〜
ローテンブルグへ行く予定がなければ、
途中下車して訪ねてみたいと思えたところでした。
ほんとに、名前もよく知らずちょろちょろしていますが
素敵な小さな村や町が散在するヨーロッパにますます魅せられています。
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