2008/12/29 - 2008/12/29
19位(同エリア45件中)
デコさん
このダルムシュタットは、帰国便に乗るはずの日の午前中に訪れようと思っていたにもかかわらず、
突然そのつもりもなかったのに行くことになってしまいました。
この日はバート・ヴィンプフェンに行くはずで、先ずフランクフルトからハイデルベルグまでICに乗り、
そこで乗り換えてバート・ヴィンプフェン向かう予定にしていました。
次はハイデルベルグと思って降り立った駅がMan・Friedrichsfeld!
近くにいた人に尋ねると、「ここでハイデルベルグ行きに乗り換えるんだよ」
「電気系統のトラブルがいくつか重なったみたいだよ」と教えてくださった。
そう言えば、先ほどからやたらと車内放送が入っていたなぁと気付く!
地下道をくぐって、ハイデルベルグ行きの電車が停まっているのでそれに乗り換えしばらくたつと、またまた車内放送。
しかもドイツ語のみなので、見当もつかず、
先ほどの人に尋ねると、この電車も動かないらしいから、また地下道をくぐって、
MOSBACH行きに乗り換えて、途中で降りればいいとの事。
またもや、たくさんの人の移動が始まり、MOSBACH行きに乗り込み、発車を待つ…???
でも、なかなか発車しないし…周りの人たちに聞いても、誰にもいつ発車するのかもわからず、
とにかくいつかは出るでしょう、とのんびり構えているのは地元の人たち。
仕事に行くはずの人たちは携帯で職場に連絡を入れ、のんびり構えているのです。
旅行者風の人たちも多く、その人たちはそわそわ、もう1時間近くもたっています。
そのうちに運転席から運転手さんが出てきたので、ハイデルベルグへ行きたいんだけどと訊ねると、
ちょっと自分にもわからない事態なので、ここでしばらく待っているようにとの事。
もしかして、バスしかないかも?ともおっしゃったので、まさか?
MOSBACH行きの電車も、運転手が居なくなってなかなか発車する様子もない。
そのうちに、バスしかないからとの情報で、大きなスーツケースを持った人たちもたくさんいたのですが、
みんなまたまた地下道をくぐって、駅舎の外にあるバス乗り場へ移動。
しかし、バスはなかなか来なさそうで、バス停の時刻表にも、そのようなバスの表示はないし。
そのうちに、今度はマンハイム行きに乗ってハイデルベルグへ向かうという情報で
みんなまた駅舎に戻り始めて、マンハイム行きの電車を待ちました。
そしてやっときたマンハイム行きに乗ってマンハイムでハイデルベルグ行きに乗り換えようとすると、
いきなり、その電車も運行しないという表示が出ました。
なんやねん!!どないなってんねん!!
動かないことになったハイデルベルグ行きの電車の車掌さんに尋ねると、
どうやら架線事故などが重なって、ハイデルベルグ方面には電車が出ないとのことでした。
そこで、考えた挙句、フランクフルトに戻って今から行ける所は
ダルムシュタット?
ということで、このダルムシュタットに行くことになってしまったのです。
まあ、レイルパスがあったから、チケットの買い替えなどはせずにすんだからまだよかったけれど、
ほんとに朝から振り回された一日の始まりでした。
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次はハイデルベルグ!のはずで降りた駅は
Man・Friedrichsfeldでした。
この駅でハイデルベルグ行きの列車に乗り込むのですが… -
思ったより大きな駅だったダルムシュタット駅
朝早く出てきてこの駅を通り過ぎ、ハイデルベルグに向かっていたのは4時間近くも前でした。 -
ダルムシュタット駅舎
駅舎を背に右手に進み、ライン通り出たら左折 -
ライン通りを真っ直ぐ進んで
駅から徒歩20分ほどで到着したルイーゼン広場には
目立つ塔があります。
高さ39メートル、ルートヴィヒ塔です。
てっぺんにあるのは、ルートヴィヒ1世の像 -
たしかに、ルートヴィヒの文字がありますね。
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ルイーゼン広場に面している建物もご立派
18世紀末建築のコレギエンハウス、州の行政府だそうです。 -
ライン通りの突き当たりには城博物館が建っています。
時間があれば入ろうと思っていたのですが、
先ずはマチルダの丘に向かいます。 -
城博物館前広場の像
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ヘッセン州立博物館
ドイツでは必見の美術館のひとつ、と
ガイドブックに紹介されていたので期待していたのですが
残念ながら、この日は閉館日でした!
予定の日に来たら入れたのですが… -
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城博物館北側の入り口
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Karolinen広場に面しているのは工科大学の建物
近代的です -
坂道を上って行きます
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いくつかのバス停を通り過ぎて右手の坂道をふと見ると
マチルダの丘に建つ結婚記念塔が見えてきました。
駅からでは40分以上歩いたようです。
できればバスF番を利用すれば楽に到着できます。 -
結婚記念塔
ルードヴィヒ公とマチルダ妃の結婚を記念してオルブリヒ氏が設計したもので、
結婚式の時の大公の宣誓の手をモチーフにしたため、
5本の指を表す5つの丸屋根になったそうです。
この塔へは登れるはずなのですが、鍵がかかっていて登れませんでした。
(冬場は開いていないそうです) -
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鍵のかかっている、鉄の扉越しに
中の壁を撮らせてもらいました。 -
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前の公園です
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おっとっと!落っこちそうな人が・・・
建物の上のオブジェです -
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丸屋根天井のモザイク
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塔の外壁には日に輝くモザイクの時計
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日時計になっています
周りには12星座のモザイクです -
ロシア教会
建築家ベノイが19世紀末に作ったそうです -
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ロシア教会正面
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ロシア教会前の池は凍っていました!
寒いはず!! -
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ベーレンス・ハウス
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オルブリヒ作のグリュッケルトハウス
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グリュッケルトハウスの玄関
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ハウス・ダイタース
オルブリヒ作で、現在はギャラリーになっているそうです -
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ハウス・ダイタースの玄関
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通りの角にあるこの噴水の奥には
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オルブリヒハウス
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結婚記念塔に隣接する芸術家コロニー美術館の入り口
これも、オルブリヒ氏作 -
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塔の裏側の通りにもキレイなモザイクがあります
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これがそのモザイク
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城博物館前のライオン像
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駅に戻ってきました。
この後、バート・ヴィンプフェンまで行くと暗くなってしまいそうで、エーベルバッハまでならいけるかな?それともミッヒェルシュタットにしようか?と駅のインフォメーションに調べに行って気がついたことは、ハイデルベルグまでの電車が動いている!
午前中は列車では移動できず諦めたルートです。
動いているのなら、ハイデルベルグへ行こう!と即決でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- とんちゃん健康一番さん 2009/03/18 18:07:28
- お邪魔しますぅ☆
- デコさんへ♪
ダルムシュタット!
懐かしいですぅ☆
ここまで行くのにタクシーを使ってしまい、
意外と遠くてびっくりした思い出がありますぅ☆
ルイーゼン広場の近くにあるビアーホールで
初めてりんご酒を飲み、想像していた味とは全く違って
ショックを受けた思い出もあります。
また、ダルムシュタットに足を運びたくなりました。
- デコさん からの返信 2009/03/19 19:06:06
- RE: お邪魔しますぅ☆
- とんちゃん健康一番さんへ
ダルムシュタット懐かしんでくださってありがとうございます♪
ほんと、マチルダの丘って、予想より遠くって
歩いてしまった事を後悔しながら・・・でした。
実はこの日、とんちゃんがいらっしゃったバート・ヴィンプフェンを目指していたのですが
列車の運行がストップ!で、まずフランクフルトからハイデルベルグまでが
行けなくなってしまったもので、予定外の訪問になってしまいました。
とんちゃんの旅行記を拝見して、是非行きたかったバート・ヴィンプフェン!
いつか、行ってみたいと思っています(~~)
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