行き当たりばったりチャーン島　その１１

2008/10/22 - 2008/10/29

　象乗りキャンプを終え、ホテルに戻ったのが2時過ぎ。
ちょっと遅めのランチを外へでるのも面倒なので、
アアナでいただく事にします。
　濡れたTシャツと短パンを着替え、レストランへ
昼間のレストランは人もまばらで、閑散としたところが
リゾートのけだるさが出ていて、これもなかなかの風情ですね。

　顔なじみになったボーイさんに席まで案内され、
川べりのこれまたいつもの席で、メニューを広げて見ます。
ランチだからそうは沢山は食べるつもりがなかったのに、
メニューを見ると、あれもこれも食べたくなってしまう。
とっても駄目なオイラです。
いろいろ迷って、またまた揚げ春巻き、チキンのグリーンカレー
ヤムウンセン、センレックの焼きソバ。
う〜ん、どう考えても食いすぎだろ！
このレストランの主のような白黒ブチの猫が足元にジャレついて
きます。
これが、案外可愛いんだ。
でも、我々がホテルのスタッフに見つからないように、そっと
あげる残り物をバクバクっと食うと、さっと身を翻して
他の席のお客に愛想を振りまく現金ネコでもあります。

　さて、夕方に再度ランナーカフェへ行き、バンバオの
美味しいシーフードの店を紹介していただくのと、バンコクまで
の帰りをリゾートからバンコクの最寄場所までノンストップ、
一気にミニバンで運んでくれる、まっこと便利な送迎バスが
あるらしいので、それの詳細も聞いて、予約できればしちゃいましょってことで、夕方までの時間をお気に入りの
ヒルトッププールで時間つぶしをします。
このプールは大のお気に入り。高い位置からリゾート全体と
クロンプロウ川、そしてビーチまで眺めることができます。
プール自体はちっちゃいのですが、深い場所は首から上が
やっと出る程度です。バナナの大きな葉が目の位置にあって、
ビラのとんがり屋根も目の高さで、なんか楽しいのです。

　もう、迷うことなくランナーカフェへ。
気まぐれ猫のパンケーキもソファーの上で大あくび。
ウタさんに事情を話し、バンコクまでの直行、送迎バスを
予約完了。一人９００バーツなり。
（これは、相当に快適でした。フェリーに乗り換える時だけ
車を降りますが、あとはずっと運転手にお任せで、
バンコクのホテル玄関まで手を煩わすことなく一気、
これは、ほんとお勧めです）

　バンパオはチャーン島の南端の漁港です。
桟橋の両脇に海産物のお土産屋、食堂が軒を連ねています。
ここのなかほどにある、チョウレイ・シーフードが美味しいと
ウタさんに教わり、またこの店の数あるメニューの中でも
一押しのとっておきメニューを現地語で発音出来ない我らに
わざわざ、メモに書いてくれました。
　カイベイビーチよりバンバオまでは、びっくり仰天の
ヘアピンカーブとアップダウンがりますが、例のごとく
ソゥンテイ代は一人100バーツ
　まあ、それはともかく、チョウレイ・シーフードは
海の上に張り出したシービューの風通しのいい店。
生簀には大きな海老、かに、魚が飼われています。
注文取りの兄さんに、早速書いてもらったメモを渡し、
これを注文、それと、空芯菜の炒め物、イカの丸焼き、
海鮮チャーハン、海鮮のサラダを追加注文して、
待つことしばらく、良いにおいのお皿が出てきました。
これが彼女ご推薦の海老のタマリンドソース炒め。
　うんまいなあ。口から出るのは、うんまいなあ。
甘いようなすっぱいような微妙な味わい。
パリパリとした海老の食感、最高でした。
　それと、イカの一夜干しのから揚げ、これも磯の香り
たっぷりでビールの肴に良し、飯のおかずに良しの
優れものでした。
暮れ行く海とポツポツと灯る桟橋のイルミネーション、
ゆらゆらと明かりを映す海面を眺めながらの食事は、
それだけでご馳走になりました。
　
　あとは、途中でマッサージを受けるだけ。
極楽、極楽。
　

エリア チャーン島(タイ)

アアナリゾートでのランチ
グリーンカレーがとってもマイルドでした。
自分は、もう少し　ヒィってなるくらい辛いのが好きです。

アアナリゾートのお気に入りのヒルトッププール
ちょうど視点がこんな具合で、なかなか楽しいアングルです。

　バンバオの長い桟橋に連なるお店を歩く
両脇には、食堂、土産物や、釣具や、乾物屋
見て歩くだけでも随分と楽しいです。

　チョウレイ・シーフードの店内
この旅行記の表紙の写真はチョウレイの店内から外の暮れ行く海を撮ったものです。

　これが絶品、チョウレイ・シーフードの
海老の揚げたものにタマリンドのソースで炒め
これは、ともかくウンマイので是非お試しあれ。

　イカの一夜ぼしの空揚げ
これも、ウンマイですゥゥ。