チャーン島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 チャーン島2日目<br />今年は雨期が長く、例年であれば明けているこの頃なのに<br />なぜか、毎夕方になるとバケツの底が抜けたような<br />土砂降り続き。<br />今日は一応、アイランドホッピングをする予定だけれど、<br />天気はどうなんでしょうね。<br /><br /> 外が少し明るくなると、リゾートも周辺も<br />いろいろな鳥の鳴き声で満たされる。<br />この緑の濃いリゾートは、すぐ裏からジャングルが<br />奥深い山へ続いています。<br />そこから沢山の野鳥が飛来してくるせいか<br />一日中、鳥の声がしています。<br />まだ薄暗いうちから、ホテルのスタッフがジムや<br />キッズルームを清掃する姿が見えます。<br />私は、ぼんやりとデイベッドに座って、そんな早朝の<br />雰囲気をモーニングコーヒーとともに味わっていると<br />ああ、リゾートだなあって幸せな気分になってしまいます。<br /><br /> 相棒も起きてきたので、チョッピリ早めの朝食を<br />取りに川べりにあるレストランへ。<br />朝食ブッフェは、アメリカンとタイの数々。<br />種類はそんなに多くはないけど、まあ、十分でしょう。<br />お決まりのタイ風おかゆをピリ辛にして、ベーコンと<br />ポテトも、ついでに焼きソバ、センヤイもとお皿は盛りだくさん<br />ついつい食いすぎてしまう。<br />8時のアイランドツアーのお迎えまでまだまだ時間も充分。<br />フルーツとコーヒーでゆっくりとする。<br /><br /> 8時ちょうどにツアーのお出迎え。<br />ピックアップトラックに乗って、クロンプロウリゾート先の<br />ビーチへ。<br />このビーチも広くて、白い砂浜が眩しい綺麗なビーチでした。<br />今度は小さなボートに乗り換え、ちょっと沖に停泊する船で<br />いよいよアイランドホッピングとスノーケリングツアーの<br />出発です。<br />同行はフランス人とタイ人のカップル、オーストラリア人の一家の4人、それとわれら二人、この思ったより大きな船では<br />ちと寂しいと思っていたら、ロンリービーチでボートのお出迎えがあり、ロシア人の団体さん10数人と一挙に倍増したツアーで<br />賑やかしいものになりました。<br />船はプーケットやクラビなどにあるスピードの出るクルーザーとは違い、ここのは漁船を改造したような観光船。<br />ドコドコと鈍い音を立てながらのんびりと南を目指して進みます<br />いつしか島の南端をかすめ、いくつもの無人島を右に左にやりすごし、最初のスノーケルポイント、コー・ワイ(ワイ島)沖に<br />到着。<br />ここは魚影が濃く、縞模様の魚(勝手に模様から<br />タイガーフィッシュと呼んでいる)がうようよと寄ってくる。<br />島へ向かって泳いでいくと、少しサンゴも見られる、なかなか綺麗な海です。背のたつようなところまで泳げば、そこは砂地で<br />島へ上陸できます。<br />島には小さなリゾートがあり、茅葺きのバンガローが椰子の林<br />の中にポツン、ポツンと建っています。<br />こんな場所で数日間過ごすのも悪くないなあ。<br /><br /> 小一時間すごし、次の島、ここらでは大きく、そこそこの規模のリゾートのあるコー・マーク(マーク島)へ向けてまた南に向かいます。<br />マーク島へ向かう間に、船上では昼食のブッフェの準備が出来ています。<br />今日の献立は、ペンネマカロニとピザパイのイタリアン、<br />それと、タイ風のチャーハン、焼きソバ、酢豚と色も綺麗に<br />盛られ大皿が並びました。<br />客はそれらを好きなだけ取り分けて食べるシステムです。<br />肝心な料理の味は、こんな時と場所を考えると、期待した以上の<br />思いっきり美味しいもので、バンザイものです。<br />食後のフルーツもばっちり。<br /><br /> マーク島は、白い砂浜と椰子が茂るいかにも南国タイの島です<br />遠浅の海は透き通って、透明から薄い緑、エメラルドから青と<br />グラディエーションを変えながら沖へと続いています。<br />この島へは本船からボートで送迎してくれます。<br />島にはいくつかのリゾートがあり、ビラやバンガローをどこも<br />備えた癒しスポットのようでした。<br />24時間オープンの屋外バーなどもあり、欧米人に人気の隠れ家的<br />存在だそうです。<br />我々はここでも1時間ほどのお遊びの後、迎えのボートで本船へ<br />帰着。<br /><br /> この頃より島の向こうに見えていた黒雲がぐんぐん容積を増して、一気に近づいたと思うまもなく、風が一陣ザーと吹き渡り、<br />その後は、横殴りのドシャ降り、天地がひっくり返る大雨。<br />船が横倒しになるかと思うような横風も受けて、<br />船上はロシア人の若い娘さん達のキャー、キャーという声で<br />大騒ぎ、先ほどまで綺麗に並んでいた果物とケーキの皿もひっくり返り、デッキに綺麗に並べられた椅子も右へ左へ動き出す始末<br />私も、相棒も柱にしがみ付いて耐えてます。<br /> もう、てっきりここで悪天のため引き返すかと思いきや、<br />陽気なタイの船長は、この先にあるこの界隈で一番の<br />ダイビングスポット、ラン島へ船を向けています。<br />もう、船はギッたんバッタン、きゃーきゃーと<br />すさまじい様子で、ラン島沖の小さな岩礁に停泊。<br />風下側に船をまわし、ここでダイビング。<br />多少、風も弱く、波も島でさえぎられるので、ちょっとはマシ。<br />で、さっそく潜ってみたけれど、やはりあいにく<br />海が強い波でゴチャゴチャと掻き回されて、透明度は今ひとつ。<br />波が荒いので、息つぎにも苦労するほどで、早々に退散。<br /> 船に戻り、熱いコーヒーを入れてもらい、柱にしがみ付きながらフーフーとすすって過ごしました。<br /><br /> さて、しばらくすると<br />さすがのスコールも収まり、弱いながらも陽も差してきて、<br />帰路の船上は、びっくり体験した者同士の妙な連帯感で<br />とても和気藹々。<br /> タイ人のスタッフの入れてくれた紅茶を飲んで笑いの絶えない<br />ツアーになりました。<br />午後5時、長かったような短かったようなツアーも<br />出発地のクロンプロウビーチで終了。<br /><br /> ああ、楽しかった。<br /><br />

行き当たりばったりチャーン島 その7

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2008/10/22 - 2008/10/29

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booboocatさん

 チャーン島2日目
今年は雨期が長く、例年であれば明けているこの頃なのに
なぜか、毎夕方になるとバケツの底が抜けたような
土砂降り続き。
今日は一応、アイランドホッピングをする予定だけれど、
天気はどうなんでしょうね。

 外が少し明るくなると、リゾートも周辺も
いろいろな鳥の鳴き声で満たされる。
この緑の濃いリゾートは、すぐ裏からジャングルが
奥深い山へ続いています。
そこから沢山の野鳥が飛来してくるせいか
一日中、鳥の声がしています。
まだ薄暗いうちから、ホテルのスタッフがジムや
キッズルームを清掃する姿が見えます。
私は、ぼんやりとデイベッドに座って、そんな早朝の
雰囲気をモーニングコーヒーとともに味わっていると
ああ、リゾートだなあって幸せな気分になってしまいます。

 相棒も起きてきたので、チョッピリ早めの朝食を
取りに川べりにあるレストランへ。
朝食ブッフェは、アメリカンとタイの数々。
種類はそんなに多くはないけど、まあ、十分でしょう。
お決まりのタイ風おかゆをピリ辛にして、ベーコンと
ポテトも、ついでに焼きソバ、センヤイもとお皿は盛りだくさん
ついつい食いすぎてしまう。
8時のアイランドツアーのお迎えまでまだまだ時間も充分。
フルーツとコーヒーでゆっくりとする。

 8時ちょうどにツアーのお出迎え。
ピックアップトラックに乗って、クロンプロウリゾート先の
ビーチへ。
このビーチも広くて、白い砂浜が眩しい綺麗なビーチでした。
今度は小さなボートに乗り換え、ちょっと沖に停泊する船で
いよいよアイランドホッピングとスノーケリングツアーの
出発です。
同行はフランス人とタイ人のカップル、オーストラリア人の一家の4人、それとわれら二人、この思ったより大きな船では
ちと寂しいと思っていたら、ロンリービーチでボートのお出迎えがあり、ロシア人の団体さん10数人と一挙に倍増したツアーで
賑やかしいものになりました。
船はプーケットやクラビなどにあるスピードの出るクルーザーとは違い、ここのは漁船を改造したような観光船。
ドコドコと鈍い音を立てながらのんびりと南を目指して進みます
いつしか島の南端をかすめ、いくつもの無人島を右に左にやりすごし、最初のスノーケルポイント、コー・ワイ(ワイ島)沖に
到着。
ここは魚影が濃く、縞模様の魚(勝手に模様から
タイガーフィッシュと呼んでいる)がうようよと寄ってくる。
島へ向かって泳いでいくと、少しサンゴも見られる、なかなか綺麗な海です。背のたつようなところまで泳げば、そこは砂地で
島へ上陸できます。
島には小さなリゾートがあり、茅葺きのバンガローが椰子の林
の中にポツン、ポツンと建っています。
こんな場所で数日間過ごすのも悪くないなあ。

 小一時間すごし、次の島、ここらでは大きく、そこそこの規模のリゾートのあるコー・マーク(マーク島)へ向けてまた南に向かいます。
マーク島へ向かう間に、船上では昼食のブッフェの準備が出来ています。
今日の献立は、ペンネマカロニとピザパイのイタリアン、
それと、タイ風のチャーハン、焼きソバ、酢豚と色も綺麗に
盛られ大皿が並びました。
客はそれらを好きなだけ取り分けて食べるシステムです。
肝心な料理の味は、こんな時と場所を考えると、期待した以上の
思いっきり美味しいもので、バンザイものです。
食後のフルーツもばっちり。

 マーク島は、白い砂浜と椰子が茂るいかにも南国タイの島です
遠浅の海は透き通って、透明から薄い緑、エメラルドから青と
グラディエーションを変えながら沖へと続いています。
この島へは本船からボートで送迎してくれます。
島にはいくつかのリゾートがあり、ビラやバンガローをどこも
備えた癒しスポットのようでした。
24時間オープンの屋外バーなどもあり、欧米人に人気の隠れ家的
存在だそうです。
我々はここでも1時間ほどのお遊びの後、迎えのボートで本船へ
帰着。

 この頃より島の向こうに見えていた黒雲がぐんぐん容積を増して、一気に近づいたと思うまもなく、風が一陣ザーと吹き渡り、
その後は、横殴りのドシャ降り、天地がひっくり返る大雨。
船が横倒しになるかと思うような横風も受けて、
船上はロシア人の若い娘さん達のキャー、キャーという声で
大騒ぎ、先ほどまで綺麗に並んでいた果物とケーキの皿もひっくり返り、デッキに綺麗に並べられた椅子も右へ左へ動き出す始末
私も、相棒も柱にしがみ付いて耐えてます。
 もう、てっきりここで悪天のため引き返すかと思いきや、
陽気なタイの船長は、この先にあるこの界隈で一番の
ダイビングスポット、ラン島へ船を向けています。
もう、船はギッたんバッタン、きゃーきゃーと
すさまじい様子で、ラン島沖の小さな岩礁に停泊。
風下側に船をまわし、ここでダイビング。
多少、風も弱く、波も島でさえぎられるので、ちょっとはマシ。
で、さっそく潜ってみたけれど、やはりあいにく
海が強い波でゴチャゴチャと掻き回されて、透明度は今ひとつ。
波が荒いので、息つぎにも苦労するほどで、早々に退散。
 船に戻り、熱いコーヒーを入れてもらい、柱にしがみ付きながらフーフーとすすって過ごしました。

 さて、しばらくすると
さすがのスコールも収まり、弱いながらも陽も差してきて、
帰路の船上は、びっくり体験した者同士の妙な連帯感で
とても和気藹々。
 タイ人のスタッフの入れてくれた紅茶を飲んで笑いの絶えない
ツアーになりました。
午後5時、長かったような短かったようなツアーも
出発地のクロンプロウビーチで終了。

 ああ、楽しかった。

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  •  夜明け間近のアアナリゾート<br />鳥の声が間断なく聞こえてきます。<br />うっすらと明けてくる様は、まるで童話の世界のようでした。

     夜明け間近のアアナリゾート
    鳥の声が間断なく聞こえてきます。
    うっすらと明けてくる様は、まるで童話の世界のようでした。

  • アアナリゾートの川べりにあるレストラン<br />川風に吹かれながらの食事は、とっても贅沢な気分にさせてくれます。

    アアナリゾートの川べりにあるレストラン
    川風に吹かれながらの食事は、とっても贅沢な気分にさせてくれます。

  • アアナリゾートの朝食ブッフェ

    アアナリゾートの朝食ブッフェ

  •  ツアー出発のクロンプロウ・ビーチ<br />白い砂と遠浅の綺麗な浜でした

     ツアー出発のクロンプロウ・ビーチ
    白い砂と遠浅の綺麗な浜でした

  •  結構大きなアイランドホッピングで乗った<br />観光船。<br />ダイビングも出来るようにシャワーの施設も完備。<br />ランナーカフェ紹介のタイファン号でした

     結構大きなアイランドホッピングで乗った
    観光船。
    ダイビングも出来るようにシャワーの施設も完備。
    ランナーカフェ紹介のタイファン号でした

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