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今回の旅の最後の訪問地はエルツ城。モーゼル川から山の中へ分け入った谷間にひっそりと建つこの城は、まるでおとぎの世界。1年のうち5ヵ月近く閉まっていることもあってなかなか行くチャンスがありませんでしたが、今回やっと訪れることができました。<br /><br /><br />★エルツ城(Burg Eltz)URL(英語):<br />http://www.burg-eltz.de/e_index.html<br /><br />※2008年の開館期間は3月21日~11月1日。

モーゼルとザール河畔の町を訪ねて(6)~谷間にひっそりと建つおとぎの城 エルツ城

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2008/09/21 - 2008/09/21

170位(同エリア257件中)

ショコラ

ショコラさん

今回の旅の最後の訪問地はエルツ城。モーゼル川から山の中へ分け入った谷間にひっそりと建つこの城は、まるでおとぎの世界。1年のうち5ヵ月近く閉まっていることもあってなかなか行くチャンスがありませんでしたが、今回やっと訪れることができました。


★エルツ城(Burg Eltz)URL(英語):
http://www.burg-eltz.de/e_index.html

※2008年の開館期間は3月21日~11月1日。

  • エルツ城方面へ向かう途中の風景。<br /><br />ドイツを旅していると必ずといっていいほど目にする、この風力発電機。ドイツは風力発電量が世界一なんだそうです。

    エルツ城方面へ向かう途中の風景。

    ドイツを旅していると必ずといっていいほど目にする、この風力発電機。ドイツは風力発電量が世界一なんだそうです。

  • 空が不思議なグラデーション!

    空が不思議なグラデーション!

  • 午後2時近くになり、エルツ城にほど近いモーゼル川沿いの村トライス・カルデン(Treis-Karden)で遅いランチをすることにしました。<br /><br />道路の左手奥にある《Schloss-Hotel Petry》のレストランへ。

    午後2時近くになり、エルツ城にほど近いモーゼル川沿いの村トライス・カルデン(Treis-Karden)で遅いランチをすることにしました。

    道路の左手奥にある《Schloss-Hotel Petry》のレストランへ。

  • 《Schloss-Hotel Petry》の看板。凝ってますね〜。<br /><br /><br />★ホテル・レストラン《Schloss-Hotel Petry》のURL:<br />http://schloss-hotel-petry.de/index.php?option=com_content&amp;task=view&amp;id=13&amp;Itemid=28&#9001;=de<br /><br />ミシュラン・ガイドにも載っています。

    《Schloss-Hotel Petry》の看板。凝ってますね〜。


    ★ホテル・レストラン《Schloss-Hotel Petry》のURL:
    http://schloss-hotel-petry.de/index.php?option=com_content&task=view&id=13&Itemid=28〈=de

    ミシュラン・ガイドにも載っています。

  • ランチの時間の終わり間際だったみたいですが、なんとか入ることができました。<br /><br />店内はいい雰囲気。

    ランチの時間の終わり間際だったみたいですが、なんとか入ることができました。

    店内はいい雰囲気。

  • 店内にあった壁掛け。ここもワインの村なのかな。<br /><br />夫がオーダーしたのはシュ二ッツェル(夫は旅先で必ず1回は食べている気がする)、わたしはグラーシュ。付け合せのジャガイモもホクホクで美味でした〜。

    店内にあった壁掛け。ここもワインの村なのかな。

    夫がオーダーしたのはシュ二ッツェル(夫は旅先で必ず1回は食べている気がする)、わたしはグラーシュ。付け合せのジャガイモもホクホクで美味でした〜。

  • お腹が一杯になったところで、モーゼル川沿いをもう少し走ってエルツ城へ向かいます。

    お腹が一杯になったところで、モーゼル川沿いをもう少し走ってエルツ城へ向かいます。

  • エルツ城は山を分け入ったエルツ川の谷間にあります。車以外でのアクセスはあまりよくありませんが、ふもとの町モーゼルケルン(Moselkern)から城までハイキング路があるので、徒歩でもアクセス可能です(所要約1時間)。<br /><br />駐車場から城まではこの道を下っていきます。駐車場からミニバスも運行していましたが、下りなので歩きました。<br /><br />ドイツのお城は山の上にあることが多いので、下っていくというのはちょっと不思議な感じ〜。

    エルツ城は山を分け入ったエルツ川の谷間にあります。車以外でのアクセスはあまりよくありませんが、ふもとの町モーゼルケルン(Moselkern)から城までハイキング路があるので、徒歩でもアクセス可能です(所要約1時間)。

    駐車場から城まではこの道を下っていきます。駐車場からミニバスも運行していましたが、下りなので歩きました。

    ドイツのお城は山の上にあることが多いので、下っていくというのはちょっと不思議な感じ〜。

  • 駐車場から歩くこと5〜6分。急に視界が開け、エルツ城が姿を現わしました。その外観は本当におとぎの国の城のよう! 雲までファンタジックな感じになってます♪<br /><br />エルツ城は日本のガイドブックでは小さくしか扱われていませんが、ドイツではとても有名な城で、旧西ドイツの500マルク札のデザインにも使われていたほど。ドイツのカレンダーでもこの城の写真がしばしば使われています。我が家の今年のカレンダーも9月の写真はエルツ城でした。

    駐車場から歩くこと5〜6分。急に視界が開け、エルツ城が姿を現わしました。その外観は本当におとぎの国の城のよう! 雲までファンタジックな感じになってます♪

    エルツ城は日本のガイドブックでは小さくしか扱われていませんが、ドイツではとても有名な城で、旧西ドイツの500マルク札のデザインにも使われていたほど。ドイツのカレンダーでもこの城の写真がしばしば使われています。我が家の今年のカレンダーも9月の写真はエルツ城でした。

  • 城へいく途中にある展望台からの眺め。これまでよく見たエルツ城の写真はここから撮ってたのか〜。というわけで、ここで写真タイム。

    城へいく途中にある展望台からの眺め。これまでよく見たエルツ城の写真はここから撮ってたのか〜。というわけで、ここで写真タイム。

  • 城は山に囲まれた谷間にあり、素人のわたしから見ると敵に包囲されやすくて、槍や石がどんどん飛んできそうな感じがしてしまいますが、実際は1157年の築城以来、一度も陥落したことのない難攻不落の城だそうです。

    城は山に囲まれた谷間にあり、素人のわたしから見ると敵に包囲されやすくて、槍や石がどんどん飛んできそうな感じがしてしまいますが、実際は1157年の築城以来、一度も陥落したことのない難攻不落の城だそうです。

  • 城は12世紀から増築を重ね、今の姿になるまで500年の月日がかかったそうで、ドイツで最も保存状態のよい城塞の1つとのことです。<br /><br />ほんと絵になる、美しい城〜。ドイツでも指折りの美城といわれるだけのことはあります。

    城は12世紀から増築を重ね、今の姿になるまで500年の月日がかかったそうで、ドイツで最も保存状態のよい城塞の1つとのことです。

    ほんと絵になる、美しい城〜。ドイツでも指折りの美城といわれるだけのことはあります。

  • 谷へ下りてきたところからの城の眺め。

    谷へ下りてきたところからの城の眺め。

  • 城の手前の道沿いの壁にこんなものがありました。なんだろう?

    城の手前の道沿いの壁にこんなものがありました。なんだろう?

  • ガイドブックには駐車場から城まで徒歩約20分とありましたが、まっすぐ歩いてきたら10分ちょっとで着きます。

    ガイドブックには駐車場から城まで徒歩約20分とありましたが、まっすぐ歩いてきたら10分ちょっとで着きます。

  • 城はエルツ伯爵家の3つの分家「リューベナッハ家(Ruebenach)」「ローデンドルフ家(Rodendorf)」「ケンペニヒ家(Kempenich)」によって増築され、分割所有されてきたそうで、建築様式もロマネスク様式やゴシック様式など、建築された時代によってさまざまです。そんなふうにばらばらに建てられたにもかかわらず、統一感があるのが不思議。<br /><br />現在もエルツ家の末裔が城を所有しているそう。入館料は城の維持費に当てられていると、もらったリーフレットに書かれていました。

    城はエルツ伯爵家の3つの分家「リューベナッハ家(Ruebenach)」「ローデンドルフ家(Rodendorf)」「ケンペニヒ家(Kempenich)」によって増築され、分割所有されてきたそうで、建築様式もロマネスク様式やゴシック様式など、建築された時代によってさまざまです。そんなふうにばらばらに建てられたにもかかわらず、統一感があるのが不思議。

    現在もエルツ家の末裔が城を所有しているそう。入館料は城の維持費に当てられていると、もらったリーフレットに書かれていました。

  • 築城された当時、この地域ではこのように一族の分家たちが寄り合ってひとつの城を造るということは珍しくなかったようです。それは当時の法律で遺産は後継者全員で分配するよう定められていたため、それぞれがひとつの城を築くには資力が足りなかったからだそう。

    築城された当時、この地域ではこのように一族の分家たちが寄り合ってひとつの城を造るということは珍しくなかったようです。それは当時の法律で遺産は後継者全員で分配するよう定められていたため、それぞれがひとつの城を築くには資力が足りなかったからだそう。

  • 城は8階建てで、部屋は100以上もあるそうです。<br /><br />あっ、ドラゴンだ! あれは雨樋??

    城は8階建てで、部屋は100以上もあるそうです。

    あっ、ドラゴンだ! あれは雨樋??

  • 城の中庭から見上げた様子。<br /><br />城内はガイドツアーで見学します(所要約40分)。わたしたちが参加したツアーはドイツ語でしたが、英語の説明リーフレットがありました。<br />写真撮影禁止だったのが残念。<br />

    城の中庭から見上げた様子。

    城内はガイドツアーで見学します(所要約40分)。わたしたちが参加したツアーはドイツ語でしたが、英語の説明リーフレットがありました。
    写真撮影禁止だったのが残念。

  • ←ガイドツアーの入り口<br /><br />城内のホールや各部屋の建築様式や内装、武器や甲冑や調度品など、どれも当時のままになっていて、とても見ごたえがありました。<br /><br />とくに興味をひかれたのはリューベナッハ館のトイレ。雨水による水洗式になっていて、下水管を通って下の谷に流れるようになっていたこと。部屋が造られた15世紀にこの設備があるなんて、この城はかなりハイテクだったようです。城内にトイレは20あるそうですが、すべてが水洗式だったかどうかはちょっとわからず。<br /><br />このほか、コネクティングルーム式になっている子ども部屋や1500年に造られた厨房なども興味深かったです。ちなみに、城の厨房は3つの分家それぞれの館にあるそうです。<br /><br />ところで、トイレに関してリーフレットにおもしろいことが書かれていました。中世時代、用足し後は干草やキャベツの葉で拭いていたそうです。干草は想像つくけれど、キャベツの葉もとは知らなかった〜。<br /><br />

    ←ガイドツアーの入り口

    城内のホールや各部屋の建築様式や内装、武器や甲冑や調度品など、どれも当時のままになっていて、とても見ごたえがありました。

    とくに興味をひかれたのはリューベナッハ館のトイレ。雨水による水洗式になっていて、下水管を通って下の谷に流れるようになっていたこと。部屋が造られた15世紀にこの設備があるなんて、この城はかなりハイテクだったようです。城内にトイレは20あるそうですが、すべてが水洗式だったかどうかはちょっとわからず。

    このほか、コネクティングルーム式になっている子ども部屋や1500年に造られた厨房なども興味深かったです。ちなみに、城の厨房は3つの分家それぞれの館にあるそうです。

    ところで、トイレに関してリーフレットにおもしろいことが書かれていました。中世時代、用足し後は干草やキャベツの葉で拭いていたそうです。干草は想像つくけれど、キャベツの葉もとは知らなかった〜。

  • 増築を重ねた城だけに内部は複雑に入り組んでいて、まるで迷路のようでした。<br /><br />中世時代の暮らしが垣間見られる、こういう生活感のある城って好きだな〜。<br /><br />←見学を終えて、ここから城の外へ出ます。

    増築を重ねた城だけに内部は複雑に入り組んでいて、まるで迷路のようでした。

    中世時代の暮らしが垣間見られる、こういう生活感のある城って好きだな〜。

    ←見学を終えて、ここから城の外へ出ます。

  • 城の外にはカフェ兼ショップがありました。

    城の外にはカフェ兼ショップがありました。

  • 城門。<br /><br />帰りは上り坂なのでミニバス(有料)でもどることにしました。楽チ〜ン♪と思いながらバスから外を見ると、松葉杖をつきながら駐車場まで歩いている人が――あぁ、楽なほうに走ってしまった自分がなさけない……。<br /><br /><br />1泊2日の旅はこれにて終了。短いながらも充実した楽しい旅でした♪<br /><br />      〜 Ende 〜

    城門。

    帰りは上り坂なのでミニバス(有料)でもどることにしました。楽チ〜ン♪と思いながらバスから外を見ると、松葉杖をつきながら駐車場まで歩いている人が――あぁ、楽なほうに走ってしまった自分がなさけない……。


    1泊2日の旅はこれにて終了。短いながらも充実した楽しい旅でした♪

     〜 Ende 〜

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この旅行記へのコメント (4)

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  • maki5963さん 2009/05/31 15:40:27
    ドイツへの旅
    ショコラさん、こんにちわ。

    明日から1週間ドイツへ行ってきます。ストップオーバーでその後友人と待ち合わせ、クロアチア方面へ2週間あまりと長い旅になります。
    ドイツは一人でライン、ハルツあたりをDBパスを使って行こうと時刻表と格闘し、ようやく作り上げ準備OKと思ってたら、20日足らず前になってドイツの友人が合わせて休みを取ったからどこでも車で廻ってくれる、、という話になりました。エェ〜!!てな感じですが、せっかくの好意なので電車では行きにくい便の悪い所に行くのもいいかと、ショコラさん紹介のエルツ、モーゼルなどに行きたいと思ってます。グルメや高級ホテルは縁がなさそうですが、ショコラさんの旅行記はどれも魅力的で参考になります。エルツは遠いのであとはどうなるか行ってから相談、、という行き当たりばったりの旅です。

    帰国の頃はショコラさんはお引っ越しでお忙しいことでしょうね。
    残り少ないドイツを目一杯お楽しみくださいね。

    maki

    ショコラ

    ショコラさん からの返信 2009/06/02 16:07:07
    RE: ドイツへの旅
    makiさん、こんにちは。

    ドイツ&クロアチア3週間のご旅行とはすごい〜。
    今はもうドイツにいらっしゃるのですね。ドイツのお友だちが休暇をとって案内をかってでてくださったとは、makiさんの人徳ですね。エルツ&モーゼルはとてもおすすめです。今週はお天気がよさそうですので、ご旅行には最高ですね。

    実は、先週末から昨日まで友だちが夫婦で日本か遊びにきていまして、おとといモーゼル河畔のコッヘムへ案内してきたところです。これがモーゼルの見納めかと思うとちょっと寂しくなっちゃいました。

    どうぞ楽しい旅をなさってください。旅行記を拝見するのを楽しみにしています。

    ショコラ
  • マイラーさん 2009/01/24 17:00:51
    はじめまして
    ショコラさん こんにちは〜

    初めて書き込みしま〜す。

    ディープなドイツ旅行記だなって見ていたんですが
    ドイツ在住なんですね。

      どうりで、通り一遍の旅行記じゃあないんだ

    ど納得した次第です!

    なかなか1週間の日程程度ではいけないところばかりで
    楽しく&羨ましく(赤面)拝見しました。

    とりあえず、ちょろちょろ他の旅行記に浮気(反省)をしながらも
    今日めでたくモーゼル&ザール旅行記完読どぅえ〜す。
    失礼かと思いながら、感謝の気持ちを込め、まとめてポチッと投票
    させてもらいました。

    まだまだ、読ませてもらいますのでこれからもよろしくお願いします。

    2008年ドイツに行けなかった miler1k です。
           ↑↑
          悔し泣き

    ショコラ

    ショコラさん からの返信 2009/01/25 06:49:46
    RE: はじめまして
    miler1kさん、はじめまして!

    モーゼル&ザールの長い旅行記に最後までお付き合いくださってありがとうございます〜。たくさん投票もしてくださって感謝です。

    モーゼルやザールはライン川みたいにメジャーじゃありませんが、川沿いの風景が美しく、河畔に点在する村々もかわいくて、なんだかんだとけっこう足を運んでいます。

    ザール川流域は交通の便があまりいいとはいえませんが、モーゼル川流域でしたら交通の便もいいので、現地3〜4泊くらいで回れそうに思います。季節的にはぶどうの実がなる夏から秋がとくに川沿いの風景が綺麗なのでおすすめです。もしワインがお好きでしたら、この時期は川沿いの村々でワイン祭りも行なわれるので、試飲して回るのも楽しいかも。ご参考まで〜。

    旅行記の作成ペースはのろのろですが、これからも見ていただけるとうれしいです。

    ショコラ

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