2008/10/04 - 2008/10/04
680位(同エリア735件中)
まみさん
野草コースの今どきの花は、ホトトギスや秋の七草のようです(9/19情報)。
うーん、ホトトギスは近所のお宅のを撮ったことがあるし、秋の七草といっても全部ではなくて、あるのは地味そうなフジバカマ。
秋の七草はこのあいだ神代植物公園でたっぷり見たから、別にいいや。
───だから、スルーするつもりでした。
しかし、野草コースは、コスモス花壇と最寄りの駐車場の間にあります。
スルーするにはちょっと気なるところ。
コース入口の最新花情報をチッェクし、ユウゼンギクを求めて、ちょっとだけ寄ってみました。
奥まで行かず、手前のみで15時15分〜35分の20分くらい。
そして次の目的地に向かうサイクリングコースの途上では、光を透かしたススキが輝き、渓流広場沿いでは、
サルビアがさながらボーダー花壇!
思ったより道草を食ってしまいました。
でもそれが、森林公園の楽しみといえます。
園内での思わぬ対象に夢中になれるのが嬉しい!
───そのためにもう1つの目的のボーダー花壇を見逃したとしても。
一応、ハイライトのコスモスは押さえた後ですしね。
関連の旅行記
「神代植物公園じっくり再訪&深大寺めぐり(1)しみじみとゆかしい秋の花」(2008年9月14日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10272544/
森林公園の野草コースの写真のある旅行記
「梅と福寿草まつりの森林公園(3)野草コースまで足をのばして」(2008年2月17日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219782/
※初めて回ってみた野草コース、念願のセツブンソウを撮ることができました@
さすがに草花が少ない時期で、ほかにはコース全体の様子とかヤブランの実の写真。福寿草もちょこっとありました。
「真夏日の森林公園(2)もう一つのハイライト、コリウスガーデンと夏の草花たち」(2008年8月3日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10261291/
※このときは夏の花(キキョウ、キンミズヒキ、キボウシ、フシグロセンノウ、ヒヨドリバナ、ヘクソカズラ)の写真を撮りました@
野草コースにもヤマユリがありましたが、ヤマユリの写真はこちらにまとめました。
「真夏日の森林公園(1)まだまだ見頃だった、大輪のやまゆり」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10261288/
今年(2008年)7回目の森林公園の旅行記一覧
□(1)さわやかな秋晴れのサイクリングコース
□(2)これぞ森林公園のコスモス
■(3)野草コースで秋の花
□(4)とっても育っていたコリウスガーデン
この旅行記「(3)野草コースで秋の花」では、野草コースと、コリウスガーデン近くの渓流広場にたどり着くまでのサイクリングコースで撮った写真を集めました。
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岩の上の落ち葉
あざみくぼ沼に流れるはずの枯れ滝を背景に
初めて見たときも、まだ冬と言って良い初春の、枯れ滝状態でした。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13420518/
「梅と福寿草まつりの森林公園(3)野草コースまで足をのばして」(2008年2月17日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219782/
初夏には、水をなみなみと湛えた本来の滝の姿を見ることができました。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/13772644/
関連の旅行記
「今年5回目の森林公園(1)緑と赤と黄色と水色の世界」(2008年4月29日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10237118/ -
野草コースのホトトギス
背景の木漏れ日が、近眼の人が裸眼で見るような水玉になる写真に挑戦!
「ホトトギス(ユリ科)
ヤマジノホトトギスが咲いた後に群落で咲き誇ります。コース内にはシロバナもあり、これは園芸種?と首をかしげます。ただ、花の模様が苦手という人にはおすすめです。
中国では「油点草」と書きます。葉に油を落としたような黒いシミがあるからです。
由来:花の斑点を鳥のホトトギスの胸の模様に見立てて名付けられました。」
(森林公園オリジナル冊子「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」より) -
お行儀よく並んで咲いているホトトギス
虫食いの葉もアクセント@
「ホトトギス(杜鵑草)別名ユテンソウ(油点草)キク科
秋草らしい風情のつつましい花
花に紫色の斑点があり、それが野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから杜鵑草(ホトトギス)と名付けられました。葉に、油の染みに似た黒い斑点が入ることから、中国では油点草(ゆてんそう)と呼び、日本でも別名になっています。油点は一般に春の新葉のころに濃く、次第に淡くなります。小ぶりのユリのような花形から英名はトードリリー(ヒキガエルのユリ)です。」
(「花のいろいろ」(実業之日本社)より) -
野草コースの白いホトトギス
印象がずいぶん変わりますね。
先にオーソドックス・タイプを見ていなかったら、ホトトギスと気付かなかったかもしれません。 -
白いホトトギス
野草コースならやっぱりこういう背景がお気に入り@ -
野草コースのユウガギク
「優雅な菊」といわれても納得@
日に当たっている花を狙いました@
「ユウガギク(キク科)
大株になり何百もの花が咲き誇る姿は見事です。はっきりとした色ではありませんが木陰ではかえってそれが怪しさすらかもしだすから不思議です。
名の由来にもなった香りですが、実際はあまりしません。「優雅」に咲くからユウガギクと覚える人もいます。
由来:葉をもんで匂いを嗅ぐと「柚(ゆず)」の香りがするので「柚香菊」となりました。」
(森林公園オリジナル冊子「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」より) -
野草コースのワレモコウ
ほんと、お花と思えません@
「ワレモコウ(バラ科)
秋の風情に欠かせない花として親しまれてきました。和歌に詠まれることも多い花です。
花には花びらがありません。赤く見えるのはがくです。
名前の由来には諸説あり、それに伴って漢字名も「吾木香」「吾亦紅」「割木瓜」などがあります。
由来:「木瓜(もこう)」という布の紋に花が似て、つぼみが十字に割れていることから。」
(森林公園オリジナル冊子「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」より) -
野草コースのノハラアザミ
アザミは最近、わりとお気に入りです。
「ノハラアザミ(キク科)
アザミの仲間は似たものが多く、区別がしにくいものの1つです。
ノハラアザミは別掲のノアザミとよく似ています。違いはまず秋咲きであること。そして花の首の部分が粘らないことです。
花期が長く、花が少ない初冬まで楽しめる植物です。
由来:秋の野原に咲くアザミなので、こう名付けられました。」
(森林公園オリジナル冊子「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」より) -
ぺんぺん草の集まりみたいなこの花は……?
背景の淡い木漏れ日がカメラを惑わすのか、なかなかピントが合わず、苦労しました -
それとも、もと花、かな。
-
上から見たところ
ひょっとしてオトコエシ!?
「オトコエシ(オミナエシ科)
大形なので存在感があり、まとまって咲くと圧倒されてしまいます。
実にはうちわのような翼があり、風の力を借りて遠くまで運ばれます。
根元からつる状の枝を出し、その先端に翌年の株を作り殖えていきます。
別名は「敗醤(はいしょう)」と言います。
由来:黄花のオミナエシによく似て、白花で大きな草姿なので「男」をつけ、男郎花に。」
(森林公園オリジナル冊子「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」より)
「オトコエシ(男郎花)オミナエシ科
オミナエシに似ている。全体に毛があり、葉の烈片が大きくて茎も太く、強そうに見えるのが、名の由来。実にはうちわ状の翼があって、風で運ばれる。オミナエシよりやや暗い場所に生える。直立する茎のほか、根元から出て地表をはう走出枝もあり、先端に子株をつくって繁殖する。」
(「ヤマケイポケットガイド 野の花」(山と渓谷社)より) -
木漏れ日に輝く白いホトトギス
まだまだ野草コースですよ。 -
木漏れ日に輝くユウガギク、群生を背景に
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まるで神のおつげを受けているかのようなユウガギク
逆光は神秘的な雰囲気が得られます@ -
木漏れ日に輝くユウガギクの群生の中のホトトギス
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日が透けて輝くススキ
駐輪場のそばにて
「ススキ(イネ科)
秋の七草の1つです。斜陽に照らされて輝く銀色の輝きは代表的な秋の風景です。十五夜にも欠かせません。
「オバナ(尾花)」や茅葺き屋根の材料として使われたことから「カヤ」の別名を持ちます。また、家畜の飼料や燃料にも使われるなど人間の生活に関わってきた植物です。
由来:「スス」はすくすくと伸びる、「キ」は茎や草の意味だとされています。」
(森林公園オリジナル冊子「花のさんぽみち 野草コース山野草ガイド」より) -
セイタカアワダチソウのレモン色の煌き
「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)キク科アキノキリンソウ属
日本に入ってきたのは明治時代だが、第二次大戦後急速に広まった。表土が削られたり、入れ替わったりした場所に入りこむので、造成地や埋め立て地、休耕地、河川敷などに多い。茎の上部で横に広がる枝を多数出し、頭花を上向にびっしりつける。舌状花は細いリボン状。」
(「ヤマケイポケットガイド 野の花」(山と渓谷社)より) -
サイクリングコースで輝くススキとオギ
太陽の光って、ほんと偉大@
「ススキ(オバナ)(薄、茫)イネ科ススキ属
古名はオバナで、秋の七草のひとつに加えられ、月見には欠かせない。また、カヤとよんで屋根をふくのに使われた。花序はオギに似て、長さは20〜30cm。小穂の基部の毛はオギより短く、小花には長いのぎがある。茎は群がって大きな株立ちとなり、下部にも葉が多く、後まで残っている。
オギよりも乾いたところに株立った群落をつくり、大河川の下流域の川原には生えない。」
(「ヤマケイポケットガイド 野の花」(山と渓谷社)より)
「オギ(荻)イネ科ススキ属
大群落をつくるが、根茎を長く縦横に伸ばして繁殖するので、よく似たススキと違って株立ちにはならない。花序は長さ25〜40cm。枝は単一で、節ごとに柄に長短のある2個の小穂をつける。小穂は1小花よりなり、基部に白色のつやのある毛が密集する。小花にのぎがないので、ススキと区別できる。
ススキより全体が大形で、水辺に生える。茎は1本立ちで、下部の葉は少ない。」
(「ヤマケイポケットガイド 野の花」(山と渓谷社)より) -
サイクリングコースのサルビア群生
ビロード質の花ですが、これもサルビアの仲間@
順光のもとで、健康的な色合いの写真になりました。
「ブルーサルビア(シソ科)
一昔前まで、サルビアは赤の印象。本来サルビア属は、日本のシナノアキギリのような黄花に青花や紫花もあって、多彩。青花の中で、ブルーサルビアの名で扱われているのは、サルビア・ファリナケアというテキサスからメキシコに分布する種。花茎や咢は白く粉を帯び、ケショウサルビアの名も。」
(「花おりおり その五」(朝日新聞社)より) -
逆光で撮ると、とたんに妖しげな雰囲気に@
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逆光の中のなまめかしいサルビア
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オーソドックスなブルーサルビアも、逆光の中では妖しいかんじ@
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頭を垂れたサルビア
降臨する神々を出迎えるかのよう@
この旅行記のタグ
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この旅行記へのコメント (2)
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- jyugonさん 2008/10/13 22:39:18
- 秋の訪れ
- 表紙の画像素敵です。
白いホトトギスも雰囲気が違って好きです。
小さな秋の訪れを感じます。
jyugon
- まみさん からの返信 2008/10/14 01:40:18
- RE: 秋の訪れ
- jyugonさん、コメントありがとーー@
> 表紙の画像素敵です。
うふふ。これはとっても気にいってます。
光が木々の間からか差し込むほんの一瞬を偶然とらえたものです。
気に入ってるからこそ表紙にしたのですが、注目してもらってうれしいです@
紅葉の季節も楽しみになりましたね。
白いホトトギスには私もびっくり。
森林に囲まれた野草コースは逆光狙いがとても楽しかったです。
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