ヨーロッパ鉄道旅行記（４）スイス編−その２

2008/08/24 - 2008/09/08

ドイツ、フランス、スイス、イタリア、オーストリアを約2週間かけて旅行しました。ユーレイル・グローバル・パスを使った個人旅行で、パックツアーでは訪問しなさそうな場所にも行ってきました。今回はその第四回、スイス編（その２）です。

エリア ベルニナ急行(スイス)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アシアナ航空

【本日の日程／６日目】

レーティッシュ鉄道・ベルニナ線（ベルニナ急行）

（SBB / S-Bahn）
Glattbrugg 06:12 → Zurich HB 06:23

（SBB / IC）
Zurich HB 06:37 → Chur 07:52

（Rhatische Bahn）
Chur 08:28 → Tirano 12:35［ベルニナ急行・展望車］
Tirano 13:38 → Pontresina 15:50
Pontresina 16:02 → Samedan 16:08
Samedan 16:17 → Chur 18:03

（SBB / IC）
Chur 18:09 → Zurich HB 19:23

（SBB / S-Bahn）
Zurich HB → Glattbrugg

※写真はクール（Chur）に向かうIC一等車内

今日は朝早いので、ホテルの朝食はいただきませんでした。5時起きで、6時にホテルを出ました。

クール（Chur）へ向かうICの左手にはチューリヒ湖が出現します。

IC車内より。

クール（Chur）に到着しました。ここでベルニナ急行に乗り換えます。写真の右手には隣のホームに行くためのスロープがありますが、スイスではこれをよく見かけました。スーツケースを持っているときは便利です。

クール（Chur）を出たばかりなのですが、早くも素晴らしい景色が広がっています。

ティーフェンカステル（Tiefencastel）に到着しました。

トンネルに入りまーす。

素晴らしい景色が続きます。何気なく写真を撮っているようにみえるかもしれませんが、走行中なので木などに邪魔されやすいので、シャッターボタンを押すタイミングが難しいです。また、この車両は窓が開かないので、窓に反射したものが映らないように心がけています。

こんなところに住んでみたい。

サメダン（Samedan）に到着しました。

こんな場所でハイキング、いいですねえ。

山をだいぶ下りてきました。

座席のテーブルにはレーティッシュ鉄道の路線図が描かれています。

ティラノ（Tirano）に到着しました。ここはもうイタリアです。写真は駅の正面です。これから写真右手のカフェで休憩・食事をします。財布の中にはスイスフランとユーロの両方を入れてあります。

カプチーノを注文しました。海外でのオープンテラス初体験です。

ピザも注文しました。本場のカプチーノに本場のピザ、最高です。カプチーノは円換算で200円ほどと、えらい安かったです。

オープンテラス外観。

再びベルニナ線に乗り、来た道を戻ります。帰りは展望車ではなく、普通の車両です。こちらは指定席券は要りません。ユーレイル・グローバル・パスのみで乗車できます。

展望車と違って窓が開くので、写真撮影にはこちらの車両が適していると思います。今回は一等に乗りましたが、ポントレジーナ（Pontresina）までのこの列車の一等の座席数は限られていて、満席でした。車窓は左右両側ともに素晴らしいので、二等に乗車するほうがいいのかもと思いました。

列車右手に湖が見えてきます。

氷河の雪解け水でしょうか。

ポスキアーヴォ（Poschiavo）に到着しました。ここはスイス領内なのですが、駅名は明らかにイタリア語です。

窓の外にカメラを出して撮ってみました。

クール（Chur）からチューリヒ（Zurich）に向かうIC一等では、通路をはさんで軍人さんが座っていました。外国では街の中で当たり前のように軍人さんを見かけます。

チューリヒ（Zurich）に到着した後、駅の地下にあるスーパー「ミグロス」で買い物をしました。そして、写真のSバーンに乗ってグラットブルク（Glattbrugg）に戻りました。駅の中には待合室もありましたが、利用している人は少なめでした。時間が20時前であるため、立つことになっても人の多いところで列車を待つほうが安全なように思えました。