ヨルダン・シリアの旅２００８夏（６）

2008/08/21 - 2008/09/09

約３週間でヨルダン・シリアをまわってきました。
http://buraritabicamera.seesaa.net/　にも旅行記あります。

エリア アレッポ(シリア)

シリア第２の都市、古代都市アレッポ。ダマスカスほど近代的ではないが大きな街。ダマスカスと同じように街が世界遺産として登録されている。それでもダマスカスより宿代などは安く、過ごしやすい。
アレッポ石けんが有名らしく、何軒もの石けん屋が並んでいた。

ちょうどアレッポに着いた日からラマダンが始まった。食べ物は我慢できるが、この暑さの中で水は我慢できないとずっと心配していた。でも、街に出てみると、数は少ないが食堂もフレッシュフルーツジュース屋も開いてるし、人も入っている。一安心。
だけど、開いてるのはローストチキン屋ばかりだったのは不思議だったし、すぐに飽きて困った。

この旅で、ペトラのエル・ハズネと同じぐらい感動したのがアレッポ城。
シリア人がアレッポと聞けばこの城を思い浮かべ、コインにもその姿が刻まれているという代物。
ガイドブックにも同じ写真が載っていたし、特に期待もせずに行ったが見事にやられた。

アレッポ城に感動し、１時間以上、夕陽に染まって行く城をぼーっと眺めていた。こんなことができるのも一人旅ならでは。

ラマダン中は、夕陽が沈む頃には街から人がいなくなる。太陽が沈めば食事ができるからだ。モスクから太陽が沈んだ合図が流れ、人々が家で食事をとり終えると、また店は開き出し、街に活気が戻る。この後、深夜まで街はにぎやかだった。