2008/08/21 - 2008/09/09
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kazchiさん
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約3週間ヨルダン・シリアをまわってきました。
http://buraritabicamera.seesaa.net/ にも旅行記あります。
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次に目指したのはデリゾール。お目当てはユーフラテス川、と夜行列車。
夜行列車の切符をとるために、オールドダマスカスに近いヒジャーズ駅へ。
このヒジャーズ駅は、駅と行っても列車は来ない。切符だけを売っている駅である。(それって「駅」なのだろうか??)
ところが、このヒジャーズ駅では、1等と2等の切符は売ってるけど寝台の切符は売ってないという。しかも、列車の発車時刻は19時。このときすでに18時少し前。あわててほんとの駅であるカダム駅へ向かう。が、タクシーの運転手に英語が通じず、ジェスチャーにゲーム状態に。OKという運転手を疑いつつタクシーは走り出した。無事到着。 -
カダム駅について安心したのもつかの間、チケット窓口に行くと長い列。しかたなく並び始めたものの、並ばずに横から窓口に割り込む不届き者が大量。そんなのに負けてたまるかと奮起し、列の前の人にぴったりくっつき、窓口際では不届きものを押しのけ、お金を差し出して「デリゾール」と叫ぶ。そんな姿の日本人が可哀想に見えたのか、チケット係はすぐにお金を受け取ってくれ、なんとか切符をゲット。
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食料と飲み物を買い込み列車に乗り込む。
隣の部屋には地元の家族連れがいて、子どもたちが興味と恥ずかしさ半々で挨拶をしてくれる。車掌は陽気なおっちゃん。日本人の友達がいるといって名刺を見せてくれ、「明日の朝は俺が起こしてやる」と請け負ってくれる。
隣の家族がパンを差し入れてくれ、お腹いっぱいで列車の揺れの中、すぐに眠りに落ちた。 -
目を覚ますと窓の外の風景は砂の世界から畑へと変わっていた。昔、学校で習った肥沃な三日月地帯という言葉を思い出す。
6時40分デリゾール着。もっとなにもない所を想像していたが、大学も高級ホテルもある町だった。ただ、泊まった安宿は1日に5回も停電し、暑さの中田舎町を実感した。 -
暑い日中を避け、夕暮れ時にユーフラテス川を見に行くと、そこには川にかかる橋から飛び込む子どもたちの姿があった。
地元では悪ガキらしい彼らも、日本の悪ガキに比べたら可愛いく見える。これもイスラム教が関係しているのだろうか。 -
夕陽の沈むユーフラテス川。世界的に有名な川もほかの川と見た目はかわらない。でも、この川が文明を生み、そして現在も人々の生活を支えている。そう考えると、この川に敬意を払わずにはいられない。
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