グレート・バリア・リーフクルーズ　-６（空からのグレート・バリアー・リーフ）

2007/07/28 - 2007/08/04

　キャプテンクッククルーズでグレートバリアーリーフを巡り、念願のリザード島へ上陸しました。
　このクルーズのを利用する日本人客は、年間で２０名程度だそうです。　今回はオーストラリア人５０名強、アメリカ人１０名、イギリス人４名、ニュージーランド人４名、デンマーク人３名、オランダ人２名、日本人２名のクルーズでした。　
　少人数でしたので、プライベートヨット感覚でした。

　詳しいＨＰはこちらにあります。
http://www.tanaka-ke.com/cruise/2007endeavour/top/
　
　＝　クルーズコース　＝
１日目：ケアンズ〜フィッツロイ島
２日目：クックタウン〜ツーアイルス
３日目：リザード島
４日目：リボンリーフNo.5（アウターリーフ）
５日目：ケアンズ

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 船
• 航空会社: カンタス航空

　２０年ぶりのケアンズは、見違えるような近代的な街に変身していました。　リゾートマンションの建築ラッシュです。　建物の値段は、２０年前の５倍くらいになってしまったのではないでしょうか。　買っときゃよかったな....。

　昔はここも海だったのになー。
綺麗に整備された海岸通にびっくりです。
　２０年前にい一週間ほど滞在した安宿はもうありませんでした。　地上げ屋に脅されてしまったのしょうか、その場所に豪華マンションを建築中でした。

　海岸通の湿原は、鳥たちのオアシスとなっていました。　ペリカンよりもクロコダイルを探しましたが、本日は留守のようです。

　人々は、公園で日光浴を楽しんでいました。　昔たくさんいたアボリジニーはいません。　どこへ行ってしまったのでしょうか。　気になります。

タクシーの運転手も、晴天なので今日もラブリーデイ！だっと言ってご機嫌です。　窓を全開にして、ポップス音楽も全開でガンガン走りますが、お客の意向はあまり関係ないようです。地元っぽくて好きです。　
　空港へ向かいます。

　昼食後、街をブラブラしていたら旅行屋さんの店頭で激安遊覧飛行のパンフレットを発見！。
　さらに交渉の結果、４５分のフライトでお一人様約１万円で成立。　「いつ乗るのか？」っと言われたので、「天気がいいから今すぐに！」っといったら、ビックリしてハフハフ手配をしてくれました。
　白黒のパンフレットには、”当社は低価格を実現するために、コストを最小限に抑えてありあます。　従ってパンフレットは白黒印刷ですが、素晴らしい景色はあなたの目で確かめてください。”と書かれていました。
　妙な宣伝文句だなーっと思いきや、空港で飛行機を見て納得してしまいましたね。
　機体も超コスト削減なのです。　座席はクタクタで機体はガムテープで目張りがしてあります。　なんだかネジや部品も転がっていますが....。お願いしますね。パイロットさん。　安全な飛行は、あなたの「腕だけ」にかかっているのですから。　ついでに、ズボンにはちゃんとベルトはめてくださいね。ずりおちてますので。

　大型ジェット機が飛び立つ中、なんとか割込んで離陸に成功！　キャセイ航空機がわれらの離陸を待っていてくれました。　お先にーー。

　離陸後すぐにケアンズの街が見えてきました。　
今晩宿泊するホテルも良く見えます。　左上が街の中心地です。

　街の中心と桟橋です。　つい６日前にリーフエンデバーで出港したところです。

　リーフエンデバーが港にいないなーと探していると、いましたいました。　お客さんを乗せてさっそく次のクルーズを始めています。　デッキに誰もいないところをみると、レストランで説明会をしているのでしょう。

　１０分ほどで、グリーン島とその他の島が見えてきました。

　グリーン島上空です。
たくさんの船が来ていました。

　飛行機は、珊瑚礁にそって飛行します。
眼下には広大な珊瑚礁が広がっています。　この中を遥か彼方まで航海したとは、感無量です。

　パイロットは、このハート型？の珊瑚礁がお気に入りで、何度も旋回してくれました。
　「引潮で、波が無く、日差しが斜めから射しているときが最高なんだ」とさかんに訴えますが、なかなかそんな好条件はありませんよね。　どうだどうだ見えるだろ・・っと言われてもねーー。

　副操縦士の席に座っていたカレンさんが、イギリスの自宅から送ってくれた写真です。　こちらのほうは少しハート型に見えますね。

　こちらの砂浜に水上飛行機でピクニックに来るツアーもあるらしいです。　ランチボックス付きで５万円くらいだったかな。　けっこうお勧めかもしれません。新婚旅行にいかがでしょうか。

　こちらのくぼみの方がハート型に見えますが。

　素敵な島も発見しました。　ここも水上飛行機でこれそうです。

　こちらもカレンさんが送ってくれました。　ケアンズへの帰り道ですが、とても楽しそうな島です。　次回はぜひ訪れてみたいものです。

　リーフエンデバー号もフィッツロイ島にだいぶ近づいてきました。

　ケアンズ空港の滑走路南方向より、着陸態勢に入ります。

　もう一度言います。「お願いしますね。パイロットさん。」機体を壊さないようにそっと着陸ですよ。　ソフトランディングゥ〜！！

　無事生還！　ふと見ると、フライングドクターサービスの飛行機が止まっていました。　広いオーストラリアを、空の病院や時には救急車として大活躍です。

　メルキュールホテルからの景色。
インターネットで直接スペシャルパッケージを頼んだので、日本で予約するよりか安い値段で、いい部屋にしてくれました。　街から少しだけ離れていますが、お値打ちのホテルです。

ケアンズ最終日の朝です。　きょうもお天気が良さそうですね。　海岸通にはさっそくジョギングする人や散歩をする人が見えました。　こちらは、これからチェックアウトして日本へ向かうことにします。