沖縄の味！素材も食べ方も不思議でおもしろ美味い♪石垣編

2008/04/30 - 2008/05/05

石垣島では島料理居酒屋「あだん亭」で夕食となりました。
実はこの店の前に別の店に足を運んだのですが満席で座れず、延々歩いてたどり着きました。

ここも満席だったのですが、ちょうど１回転するころだったので気を利かせた島の方が席を空けてくれました。

料理は島の食材をたっぷり使っていて、観光客にも興味深いですが、地元の人が多いのもポイント！
海外でも国内で地元の人が多い店を選ぶのは外さないコツです。

あだんっていうのは沖縄に生育している植物で、この芽を食べます。

でもね。この植物をここで知ってからあちこちの南の島に行ったら普通に生えてました。
八丈島でもインドネシアでも。食べるのは沖縄だけなんだろうか〜？

（写真はインドネシア：ギリアイル島のアダンの木）

エリア 石垣島(沖縄)

• 交通手段: JALグループ ANAグループ

まずはピパーズの天ぷら。

ピパーズとはこちら特有の島こしょうのことで、胡椒自体は八重山そばやなどにおいてありますし、おやつのページにピパーズ風味のクッキーも掲載してます。

新芽を天ぷらでも食べるんですねぇ。

青臭く野手あふれる味だった気がします。
（記憶が・・・すいません）

これはおなじみ。すくがらすとうふ。

こちらの感覚から言うと堅めと感じる沖縄豆腐の上にすくがらす。アイゴの稚魚の塩漬けです。

すくがらすは、これでパスタ作っても美味しいですよ。自宅用に買って帰るのによいお土産です。

うむずなー（島の小ダコ）のニンニク炒め。

ええと、さっきから食べていて思っているのですが、日本というより東南アジアの島に来ているようです。
こういうのあるよねぇ。（たこはあまりないけど）

ホントは別のたこ料理を頼もうと思ったらもう終わっていたのでこれになりました。

味はたぶん皆さんの想像通りです。

かわいい容器に入って出てきました。

ぱかっ。

オオタニワタリのごまあえ。


オオワニワタリってカニの一種かと思ったら、これも沖縄の植物でした。沖縄ってホントに本土と生態系が違うのだなぁとビックリです。

オオタニワタリの原型は昆布みたいにふよふよとドレープがはいったシダ植物でした。へぇ〜。

はい。ちょっとは肉も食べたかった。

足てびちです。

ふるふるにコラーゲンたっぷりの豚足。やわくてうまい。（コメントそれだけか）

あちこーこー焼き。→ヒラヤーチ。

あちこーこーとは、沖縄の方言でで熱々という意味の単語だそうで、熱々焼き。沖縄版お好み焼きだ。

韓国のチヂミと似ているというコメントもありましたが、外側がかりかりに焼けているところがこれはピザに近かったように思う。

お好み焼きの野菜少ないバージョンで生地厚めでかりかりになったと。でも中身はふんわりです。

だから沖縄風お好み焼きという表現は正しいかも。

お店の雰囲気です。

レジの後ろにずらっと泡盛の瓶が並んでいます。

こちらのお店は島中の泡盛をそろえてあるところが特徴だそうだ（あれ？沖縄中だっけ？）

でも、私はオリオンビールですかね。
昔ビール苦手だったのに何でだろ。

お店に飾ってあったあだんの写真。

こういう風にお店で使っている沖縄の変わり食材の実際の生育している写真がインテリアとして飾ってあります。

「これなんですか？」
「あれは？」

なんて、つい聞いてしまう。

お仕事の邪魔してすいません。

お店の外観です。

お店はホテル日航八重山のすぐ近くにあるため、このホテルに宿泊している人は便利でしょう。
私は離島ターミナルの近くに泊まっていたので結構歩きましたが、帰りは坂を下っていくので、腹ごなしにちょうどいいです。

石垣島では是非どうぞ。

あだん亭
石垣市大川430　0980-83-5221