2004/05/06 - 2004/05/24
8位(同エリア30件中)
カメちゃんさん
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フロリダ州のフォートローダーデール港を出港して6日目に、「サミット号」はパナマ運河に到着しました。パナマ運河を大西洋側から太平洋側へと通り抜けるのが、このクルーズの最大の見せ場でもあるのですから、お客さんの期待もかなり大きなものがありました。もちろん私達もね。
ここでは、私の写真をすべて出して、人類の大偉業であったパナマ運河の今の姿を見ていただきたいと思います。ビデオとの一人二役であったために、これぞパナマ運河!!と決め手になる写真に欠けてしまっているのが、残念ですけど・・。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船
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-
夜が明けて、私たちの船はパナマ運河の西の入口であるコロンの港に近づいてきました。観光地で観光バスが集まってくるようにここではいろいろな船が運河をめざして集まってきます。
これは貨物船ですね。波を蹴立てて一生懸命走っていますね。ガンバッテ!! -
これも貨物船ですね。早く着いてしまったのか、コロン港外で停泊しています。今頃は朝ご飯でも用意しているのかな? 海の男達が妻や子を家に残してガンバッテいるんだね。左右を見れば数々の船が停泊していて、運河に入る順番を待っているようです。
-
ここはすでにコロン港の中です。船の数がグ〜ンと増えてきました。
パナマ運河に入るには、コロンに入港してそのまま運河に進みます。しかし、順番または時間があるのか、多くの船が停泊しています。
これらの船は、私たちの「サミット号」と比べれば随分小さいです(「サミット号」は全長が294メートルもありますけど、これらの船の全長はせいぜい150m前後ですよ)
↓をクリックすると、コロン港の位置が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OJ0.HF9.YD1.CZ6-coropanaca04512 -
小舟が大変な勢いでやってきました。これはパイロットでしょうか。パナマ運河では大型船の通行を支援するさまざまな船が働いています。こういう船が近づいてきますと、いよいよだなぁと思いますよ(^o^)
-
コロンの港の内外で多くの船が停泊してパナマ運河へ入るのを待っているのに、われわれの船は水門に直行しています。待っている多くの船には何となく申し訳ないような気がしますよね。
この写真は、大型船が階段を上っている様子を望遠で撮ったもので、運河の状況がよくわかりますね。 -
しばらくすると、上まで上がっていた船が水門を離れて、ガツン湖での移動を開始していく様子が見えました。ガツン湖というのは川をせき止めて作られたダム湖です。
私たちは大西洋側からパナマ運河に入るわけで、こちら側の水門を「ガツン水門」と言うそうです。手前の海と上の湖との高さの違いは25.8mあるそうです。 -
私たちの「サミット号」は、この写真でお分りのように水門の正面には来ていないようです。それと、左側の船は1段目から2段目へ進入しているところですね。
<追記します>
水門入り口の右側の角部を見て下さい。タイヤのようなものが2本見えますね(表紙写真の水門の左側にもあるのが分かります)。これが何なのかはまだよく分かりません。ご存じの方、教えて下さいね。
水門の左右には芝生などが植えられてきれいに整備されていて、公園のようですね。
パナマ運河のことは下記サイトを参照されてみて下さい。
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/heart_thoughts/panama/canal.html -
タグボートがやってきました。私たちの船の位置を修正するのでしょうか。さて、どうなりましょうか。前をゆく船が去ってしまったので、水門を見通せるようになりました。
下を見ると、この船の一番前のヘリポートが解放されたようです。このヘリポートはなかなか解放されなくて、だから私たちは12階のデッキから見ていたんですよ。(-_-;) 本当は一番先にあのヘリポートの一番前に行きたかったんですけどね。 -
ガラス越しに撮影しているのでちょっと暗いですが、だんだんと水門に近づいてきました。ヘリポートの人々もだいぶ増えてきましたね。あんまり沢山集まっても前のほうが見えないんじゃないかな。
「おかあさん、あんなに狭いところに入れるんかね?」
「入れるから来たんじゃないの?」
ごもっともなお話で……。
しかし、この大きな「サミット号」が本当に入れるのかと心配になってもおかしくないよね(^_^;)。皆さんもどう思われますか。 -
左側の船は2段目への進入をが終わって扉が閉まろうとしているところです。たくさんの高い柱が立っていますがこれはどうやら照明用の柱のようです。右と左の水門の間には、たくさんの機関車がいるのが分りますでしょうか。(これは望遠で撮影しています)
あの真ん中の建物は作業の司令所??でしょうかね。私が分からなきゃはじまらないね。 -
いよいよ水門への進入態勢が整ったようですね。あの水門にまっすぐ入っていくゆっくりとした動きが、私たちを緊張させたり焦らさせたりするのです。
ところで、あの一つ一つの段を「ロック(閘門)」と言うのだそうです。船を入れて水門を閉め、水を入れたり出したりして船を上下させ、水位が合ったところで水門を開いて次に進ませる仕組(装置)みのことをロックというのだそうです。ちょっと難しい話しですね。
閘門については下記サイトをご参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8B%E6%B2%B3 -
後ろを振り返ると大型のコンテナ船が迫ってきていました。タグボートが支援をして、水門への狙いを定めているようですね。
-
いよいよ突入です。本当に大丈夫でしょうか。
こんな時って、ジッとしておれないんですよね。私までが右を見たり左を見たりして、ちゃんと水門に入るかどうかを心配してしまうのですよ。
カミさんは、そういうことに関心がないみたい(^_^;) -
ちょっと写真がボケてしまいましたが、あの船は上昇が完了して、前の水門の扉が開いたようですね。それにしてもたくさんのコンテナを積んでいますね。
説明によりますと、一隻の船がパナマ運河を通過する際に使う水の量は約20万トンとのことでした。 -
私たちの船も一段目の上昇を終わり、2段目への進入を始めようとしています。右下の機関車と船と結ぶ2本のワイヤーが見えますか?
前を行く船は3段目への上昇を完了しているようですね。 -
ヘリポートの方のお客さんがだいぶ減ってきたので、私たちはこちらに移動しました。ここですと、周囲の設備が随分身近に感じられます。この建物はパナマ運河の管理と作業に使うものでしょうか。
太平洋側のミラフローレス水門には観光者向けの建物もあって、そこでは大勢の人が歓声をあげて手を振ってくれました。我々も手を振って応えたものでした。でも、撮影を忘れてしまいました。
この写真の建物は、そのような観光用のものではないようです。
↓のサイトをクリックされますと、観光者向けの建物が分かります。
http://quetzal.gozaru.jp/q042/pa01.html -
2段目への進入が完了したようです。もう少し前へ出て見みたいんですが、大勢の人で出るにも出られません。このコンクリート壁の色を見ますと、随分古びた感じがしますけどよく持ちこたえているものだと感心してしまいます。
このパナマ運河が完成したのは1913年で、その翌年に営業が開始されたというのですから、私たちが通過しようとしている今は、パナマ運河の営業が開始されてからちょうど90年目ということになります。点検と保守がされているとはいえ、建設当時の設計・施工の水準とコンクリートや機材の質がかなりよかったのだと思いますね。 -
どなたかが記念写真を撮っているようですね。
そうそう、船が運河に入ろうとしていた時、私たちはあの上のほうからみていたんですよ。 -
その上の人たちを望遠で撮ってみました。あそこからですと本当に見晴らしが良いのですが、運河や設備の様子を身近に見れないのが欠点なんですね。
-
あと1段までに迫ってきました。遠くに船が航行しているところは、海ではなくて「ガツン湖」というダム湖です。
我々の「サミット号」は、水位の上昇を持っているところです。 -
どんどん水が入れられ、水位が上昇していきます。水面が渦状になっているのは、水が注入されているからです。この水位の上昇の早さは、このロック全体の大きさを考えると割りと早く感じられます。
二本のワイヤーは機関車と本船とを繋いでいるもので、ピーンと張り詰めていますね。カミさんと私を繋いでいるものは張り詰めた緊張なのか、何なのか、分かりませんねぇ(~o~) -
コンクリート壁と船との隙間を真上からみたものです。人の肩幅ほどもないような気がしますけど。
その右の白い線は機関車が通るレールです。そのすぐ右の少し太い線は、機関車の歯車がかみ合う「ラック」という歯車を平坦に伸ばしたようなものです。そのまた右にあるのが右側のレールです。早い話が登山電車の仕組みと同じです。
こんな大きな船を牽引するんですから、歯車で確実に移動しないと牽引できませんよね。
↓のサイトの、歯車を使う「ラック式鉄道」をご参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E5%BC%8F%E9%89%84%E9%81%93 -
この上の光っている丸い棒は、水門の扉を開け閉めするシャフトです。恐らくは油圧シリンダーのシャフトだと思いますけど……。
これこそパナマ運河の機能の中心となっている設備ですね。かなり大型で強力な油圧シリンダーが地下に設置されていると思いますよ。
油圧シリンダーについては、下記サイトをご参照下さい。パワーショベルのアーム(腕)の根本に2つ、その上に1つ、ショベルを動かすところに一つの4ついているのが、油圧シリンダーです。黄色の筒の部分に高圧の油を注入することで、シャフトが出たり戻ったりします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Hydraulic_excavator.jpg -
「おかあさん、見て!! 船がどんどん来ているよ!」
また、要らぬことを口走ってしまいました。恐妻家のくせにドジなんだから……(-_-;)
ホントに、振り返ってみると続々と船がやってきます。先ほど我々の船の後ろについていたコンテナ船は、私たちの左後のロックに進んできていました。さらにその後には、左右ともにバラ積み船が続いています。 パナマ運河の作業は今日も大忙しということでしょうか。
↓をクリックすると、現在地点が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OI8.HF9.FF2.FG4-3danmegatumon04512 -
撮影の位置を変えて左後ろのコンテナ船を撮影してみました。ずいぶんと下の方に見えますね。
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ガツン湖で先にゆく船、何故か停泊している船。パナマ運河通航の様子も一様ではないようですね。
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この停泊している船は、パナマ運河通行の最大サイズの大型コンテナ船です。
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私たちの前にいたコンテナ船は、水門を出るとさっさと移動していきました。この船も身近に見れば驚くほどの大型船です。私たちの近くの名古屋港でも、このような大型コンテナ船はそれほどたくさん来るわけではありません。
↓をクリックするとガツン湖が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OI5.HF9.WH2.XJ1-mizugatulake04512 -
となりの水門です。
この水門を横に見るということは、我が「サミット号」は同じ位置の水門を通過中ということになります。 -
水門を脱出して、ダム湖である「ガツン湖」を航行しています。大型客船がダム湖を航行するなんて、今まで考えたこともありません。そして、船から自然をこんなに近くに見るなんて本当に初めてです。ちょっと感動!!だったね。
この写真は10階のレストランからです。 -
「ガツン湖」でタンカーとすれ違いです。
近くでみると、その大きさに圧倒されます! -
コンテナ船がやってきました。積み荷がいっぱいで、かなり大きそうです。
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「ウォー!! スッゲー!!」←私
「お父さん!! スゴ〜イ!! 大き〜い!!」←これ、黄色い声です!
エッ!? オレのこと??(*^_^*) 私のことを、いつも「小さい」とばかり言っているカミさんにしては珍しい(^O^)
やぁやぁ、ホント、どえりゃ〜大きい船だぎゃ〜。ド迫力だなも。 -
またコンテナ船がやってきました。これも大型ですね。
山に囲まれた湖で、普段見ることもない大型船を見るのは本当に不思議な気がします。
たとえ船のことでも、カミさんが喜んでくれると嬉しいですね。 -
ガツン水門でわれわれの先に入っていたコンテナ船が、ここでも先行していました。
-
今度は自動車専用船が対航してきました。これも背の高い船ですねえ。
パナマ運河を通行できる船は、水門のサイズに制約されますので、せいぜい6万〜7万トンくらいのようです。客船では9万トンクラスまでです。私達の「サミット号」は長さ・幅ともにパナマ運河ギリギリのサイズです。(貨物船と客船では「トン」の測り方の基準が違いますけど)
パナマ運河は「動く船の博物館」とも言えますよね。船好きの私にはたまりませんよ! -
皆さんがお昼ご飯や休憩などで、このデッキにいる人も少なくなりました。ここらで記念写真でも。
はい、パチリ(^^) -
先程の船がゲイラード水路の方向に進入していきます。
いつの間にやら、タグボートがうしろについていますね。どこからタグボートが出て来たのか知りませんでした。ゲイラード水路を行く大型船には、多くの場合タグボートが後ろにつきます。確かな理由は分かりませんが、操舵支援の役割かな?と思いますけど。ご存知の方がみえたら教えてくださいね。 -
この鉄橋は、パナマ運河鉄道(パナマ地峡鉄道)の鉄橋です。
パナマ運河にほぼ平行して走る鉄道で、朝と晩片道ずつ走り、1日に一往復しか走らないと言われています。もちろんコンテナなどと、観光客も運びます。
私がこのクルーズのオプショナルツアーで、パナマ運河鉄道を利用したツアーに申し込もうとしましたが、料金が高くてやめてしまいました。このような観光ツアーの場合は貸し切り運転があるのかも知れませんね。でも詳しいことは知りません。
ご存じの方がみえたら、教えて下さいね。
↓をクリックされますと、この鉄道の位置が分ります。「航空写真」でも見て下さいね。
http://locapoint.com/OI2.HG3.FY5.MF9-panamarailhasi4512
パナマ運河鉄道については↓をクリックしてみて下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%9E%E5%9C%B0%E5%B3%A1%E9%89%84%E9%81%93 -
ゲイラード水路を航行中、作業中の船を見たので思わず手を振ってしまいました。この手はカミさんの手ですね。パナマ運河は東西の水門と、ガツン湖、そしてこのゲイラード水路でつながっているのです。
ゲイラード水路は山を切り開いて作ったもので、難工事が続いたとの事です。水路の名は、水路掘削に貢献したゲイラード大佐の名に由来するとのことです、この水路はいつも浚渫されたりして、維持・管理の作業が行われています。 -
「おかあさん、何か見えてきたよ!」
旅というものは、感動や思いを伝えられる人と一緒に行きたいものですね(^o^)
だけどね。あんまり言い過ぎると、「もう、うるさいわね!」となりますので、そこの加減が難しいのであります。
どうやら橋のようですが、もう少し近づいてから詳しく見てみましょう。 -
ゲイラード水路を跨ぐように、両方から橋が伸びていますね。これは大変な工事ですよ。実はこの2年後に完成した橋を見たんですよ(私のブログの「カリブ海・パナマ運河クルーズ(その5)」に写真が載っています)。
この橋の下を通過する時、作業をしている人たちが、歓声とともに手を振ってくれましたよ!(^O^) もちろんこちらの乗客も精一杯応えましたけどね。
↓をクリックされますと、この橋の位置が表示されます。「航空写真」でもご覧下さいね。
http://locapoint.com/OH9.HG4.EI2.QT6-sentebripana04512 -
ガツン水門とガツン湖、そしてゲイラード水路を抜けて、太平洋側の最初の水門である「ペドロミゲル水門」に到着しました。今度は下りです。私達の前を航行していたコンテナ船が進入態勢に入ろうとしているところですね。
↓をクリックされますと、「ペドロミゲル水門」の位置が表示されます。「航空写真」でもご覧下さいね。
http://locapoint.com/OH8.HG5.RL7.AA2-pedorogatepa04512
この水門に進入している船は「クリスタル・シンフォニー(約51000トン)」かも?? -
ここでも、パナマ運河鉄道が見られますね。また、運河に関わる作業所でしょうか。町工場程度の作業場が見られます。このとき、私達はヘリポートの一番前に陣取っていました。最高の指定席というわけです。
このとき、私達の隣には日本のおば様が座っておられて、私達とズーッとお話をされてみえましたね。本来は無口な私も、ついついしゃべってしまって…(^o^) 私にとって、パナマ運河は「お喋り運河」でもあったのですよ(^_^) -
先ほどのコンテナ船が進入態勢を整えたようですね。もしこの運河がなければ、南米の南端のマゼラン海峡を回らなければなりません。パナマ運河の通過の所要時間は約9時間とのことですが、マゼラン海峡を回ることを考えれば、時間が長いとは言えませんね。
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私たちの「サミット号」も水門の正面にやってきました。
「向こうの方にも、船がいるね」
「あれは、自動車専用船かも……だよ」
遠くのほうに最後の水門である「ミラフローレス水門」に入っている船が見えていますね。 -
前の船は下降中のようですね。
この「ペドロミゲル水門」は、一段のみです。この写真で、前方に青い船がいる「ミラフローレス水門」までは1.7km 程度しかありません。その間の湖は「ミラフローレス湖」と言われる人造湖です。 -
ヘリポートから11デッキに移動して、閘門通過の様子を見にきました。
この写真は「サミット号」の影です。あのギザギザしているところは10デッキの「ウォーターフォールレストラン」のあるところです。あのような造りだから、眺めがよいのです。 -
私たちよりも先に水門に入っていったコンテナ船です。左右に機関車がついてますね。うしろ右側の船と閘門の隙間を見るとほんの僅かです。これで船体に傷を付けずに通過していくのですから、難しい作業ですよね。
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水門の扉の上を人が歩いています。このように扉の上を人が行き来するのはよく見ました。多い時には何人も歩いていましたよ。これこそ「パナマ運河横断」なんですよね?
それで、この扉を開いて壁側(白い船が描いてあるところの下)に収納する時は、歩行用の柵を寝かせてしまうんですよ。 -
コンテナ船を間近に見ました。船員達がなにやらゴソゴソしていますね。
このような船でも、客を乗せないことはないようです。でも、どうやったら乗れるのか、誰にどう頼めばよいのか知りませんけど・・。
でも、このような船に乗客として乗っても娯楽設備はあまりなくて、それこそ退屈してしまうかもね。 -
運河と船との隙間をもう一度見てみました。本当に人のかた幅ほどもありませんね。長くて大きな船がこの幅を保ちながら無傷で通過していくのですから、本当に大変ですね。
これこそ、パナマ運河見物の「見せ場」であり「スリル」というものではないでしょうか。 -
5デッキで見た運河と船の間隔です。本当に僅かな隙間です。
それと、地面と同じ高さなので、船に乗っているという感じがしませんでした。もし陸側に人がいたら握手するのも簡単なこと。
日本の現在の客船では、船のサイズが小さいため、このようなスリルを味わうことはできません。8万トンから9万3千トンくらいまでの客船でしたら、こんな感じでパナマ運河を抜けていきますよ。 -
こんなところで小さな貨物船が停泊していました。運河というものは、さっさと通行してしまうものとばかり考えていましたので、こういう風景は意外でした。
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この「ペドロミゲル水門」は船が一段さがるだけです。でも、扉は2重になっています。ここでも人が扉の上を歩いています。この運河の関係者でしょうか。ここで働く人にとっては、水門の扉は同時に通路でもあるということですね。
人が歩いている扉の根元に近い黄色の所から、黒い棒がコンクリートの下に伸びていますねが、あれが扉を開閉するシャフトです。(手前の扉の右端にも少しだけ見えます。)
それと、手前の扉をみて下さい。黄色い柵が、外側方向に倒されています。扉を動かすときは、このように歩行者用の柵は倒されるのですね。 -
この建物は作業の指示を出すところでしょうか。
1日くらいはこのような所に詰めて、いろいろな船を撮影してみたいものですね。
追記します。
この追記を書いている時点(08年9月)で“Google Earth”に写っている船のことですが、この水門を大西洋方向に向かっている客船は、「クリスタル・シンフォニー号(日本郵船系列のクルーズ会社所属)」だと思います。間違っていたらゴメンナサイ。
↓をクリックされて、「航空写真」に切り替えてご覧下さい。
http://locapoint.com/OH8.HG5.PS9.BP5-kurisingo0405 -
望遠でもう一段下の「ミラフローレス水門」の方を見てみました。自動車専用船があんなに低くなってしまっていました。
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手前の扉が開き始めました。
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私達が入っている閘門の水が抜かれて、怒濤のように流れ出しています。実際に見ているとスゴイ勢いですよ! 右側に写っているコンテナ船は、そろそろこの「ペドロミゲル水門」から脱出のようですね。
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右側の船がこの水門を抜け出して、自力航走を始めたようですね。
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水門が開けられ始めました。歩行者用の柵も寝かしてありますね。
ここでも、水門出口の左側コーナー部にタイヤのようなものがあるのを確認できます。 -
私達が「ミラフローレス水門」に入ろうとしている時、後ろの船も近づいて来ていました。タグボートが横から押していますね。
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船の姿勢が水門に平行に寄せられました。こういう風に見られたのは初めてです。
↓をクリックすると、「ミラフローレス水門」の場所が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH7.HG5.WZ2.LQ0-mirahurogae04512 -
私達が最後の閘門にいる時、後ろの船も進入してきましたね。
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パナマ運河の通行を終えてしまいました。パナマ運河通過の際の一つ一つの場面は、まさにショーそのものと言えます。水門で働いている人たちと手を振り合ったのも、よいおもいでです。
さて、この橋はパナマ運河の東(太平洋側)の出入り口とも言える位置にある「アメリカ橋」です。実際にアメリがお金を出してつくった橋のようです。
この橋の下をくぐると、太平洋です。
↓をクリックすると、アメリカ橋の位置が表示されます(画像右上の「航空写真」に切り替えてご覧下さい)。
http://locapoint.com/OH5.HG5.WV3.YM4-ameusbri04512 -
パナマ運河通行のドラマを終えた?大型のコンテナ船が目的地目指して航海を始めました。この次の港はどこでしょうか。日焼けした海の男の心意気が忍ばれますね。
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今夜もディナーがはじまりました。真ん中の女性は私達のテーブルを担当してくれているもう一人のウェイターさんです。
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船はパナマ運河を出てから、明日の朝までパナマの沖合で停泊します。
ディナーが終わってから、テンダーボートでパナマ市に上陸しましたが、食後ですし、大したものもなく何も撮影せずに船に戻ってしまいました。
この写真は船に戻る時に撮ったものです。ちょっとブレていますけど。
↓をクリックされますと、テンダーボートで上陸した位置が表示されます。「航空写真」でもご覧下さいね。
http://locapoint.com/OH6.HG6.YP1.QS5-seapopanan04512 -
一夜が明けて、パナマの沖に停泊するタンカーを見ました。小型のタンカーですね。
ところで、パナマ市も超高層ビルが林立する街なのですが、夜の寄港・上陸と言うことでそれらの景色を見ることはありませんでした。 -
この貨物船も、大海原に向かって進み始めました。
なんか知らないけど、「さいなら〜」と言ってしまいました。
「サミット号」はきょう一日航海を続けて、明朝にはプンタレナスに入港です。
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この旅行記へのコメント (7)
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- kuniさん 2009/04/22 18:51:47
- はじめまして
- 訪問して、投票いただいたようで、ありがとうございます。
(ちょびれさん、つながりですかね〜)
いつかはクルーズ!してみたいです。まだ私には早いですかね。
一応、世界は東アジア中心に10カ国以上は行った記憶はあるのですが、
写真がなくて...私のはさびしいページですみません。
では。
- カメちゃんさん からの返信 2009/04/22 21:40:27
- RE: はじめまして
- kuniさん こんばんは〜!
ご訪問と書き込み、そして投票までしていただいてありがとうございました。m(_ _)m
お名前がドイツでお世話になった方に似ていたので(発音が似ていました)、親しみを感じました。(*^_^*)
kuniさんはマラッカには20回ほどお出掛けになってみえるとか、外国旅行などはかなり豊富なんですね。
お言葉も種々お出来のようで、羨ましいことです。
私達夫婦の海外観光旅行は定年してからですので、新しいものを見るたびに子供のように喜んでおります!!
> いつかはクルーズ!してみたいです。まだ私には早いですかね。
いえいえ!早いなんてことはないですよ!!(^o^)
どんなことも、早くやってみる・・。
そして、新しい世界をご体験になり、そして、さらに次へのステップへ・・(^_-)(^o^)
楽しいこと、良いことは早くやってみるに越したことはありませんからね。
クルーズ費用も時期と場所によっては下記のようなものもあります。
http://4travel.jp/traveler/2egatsrofsu/album/10297949/
語学がご堪能のようですので添乗員のない「個人」で申し込まれますと、もっと安価に行けることが多いですよ〜。
> 一応、世界は東アジア中心に10カ国以上は行った記憶はあるのですが、
> 写真がなくて...私のはさびしいページですみません。
御写真が少しでもあれば是非UPされて、お話などもお聞かせくださいね!!
また、これからの話題もUPされてくださいね。
お待ちしております!!(^_^)v
それでは、また・・
これからもよろしくお願いします!
カメちゃんより
-
- ちょびれさん 2009/04/21 08:54:09
- あっぱれ!パナマ運河!
- カメちゃんさん
おはようございます。遅くなっちゃった、カメちゃんさんの定年記念クルーズ旅行記にお邪魔しまーす。
ちょびれの旅行記もご覧頂き本当にありがとうございました(__)
さてさて・・・
リアルタイムでカメちゃんさんの解説、ガイドさんが耳元にいるよう(*^_^*)確か小学校とかでもパナマ運河については概要ちらりと教えられて
いた・・・はず。でもー、船が行き来出来るように、狭い運河に作られた
開閉式の水門・・ぐらいしか知らなかった。
これは凄い!こういうからくり(!)になっていたのですね〜
段階を踏んで少しずつ水位を上げたり下げたりして船をとおしていたなんて!
しかも、それを実況するカメちゃんさん。
オー凄いぞ、無料で解説聞けるツアーに参加してるみたいな臨場感だあ。
この船幅?がきっちり水門にハマるってのが驚異です。よくテレビである
せまーい場所にも車の駐車選手権みたい〜
これはもう、かじ取りが神業だ。
今の大型クルーザーは勿論すべて手動ではなく、最新式のコンピューター
制御でしょうが、飛行機の離着陸が手動のように、船もやっぱりそうです
か???
そこんとこが一番気になるゥ。
クルーザーに乗ってらっしゃるみなさんの悲鳴と賞賛の嵐の声が聞こえそう
ですよ。多分奥さまのお声が一番かも???
デイナーに座ってらっしゃる奥さまの素敵なイブニングドレスにビックリ♪
ドレスコードがあるのですよねー。これは思い出になります。
で、カメちゃんさんはどんないでたちだったのお?
見たーい!(^^)!
まだ続く船旅レポ、これからゆっくりと拝見しまーす。
まずは一作目、大作にポチ一票。
ちょびれ
- カメちゃんさん からの返信 2009/04/21 10:54:08
- RE: あっぱれ!パナマ運河!
- ちょびれさん こんにちは〜!(^_^)v
> ちょびれの旅行記もご覧頂き本当にありがとうございました(__)
心温まる(涙も出ちゃった?)ちょびれさんのお話、楽しみ学ばせていただいております!!(^-^)
デンマークの息子さん!お帰りになってしまわれたんですね。愛し合い信頼しあう人間関係!って本当にステキ!!です。
お話の全編を通じて、ちょびれさんの優しさと心意気!!があふれていましたね!!
先だっての「田中酒造」のお酒も息子さんに味わっていただけたでしょうか?(*^_^*)
> この船幅?がきっちり水門にハマるってのが驚異です。よくテレビである
> せまーい場所にも車の駐車選手権みたい〜
「運河特集」をご覧くださって、ありがとうございました。m(_ _)m
9万トンもの大型客船が運河を通過する様子は、本当に面白かったですよ〜!! 水に浮いているだけの大型船を、僅か数十センチの間隙を維持しながら通過する様子は本当にスゴイと言えますね。
運河で作業をしている人たちとも身近に声を掛け合いましたが(写真に撮るのを忘れてしまいました(-_-;) )、これも楽しい思いでした。
> 今の大型クルーザーは勿論すべて手動ではなく、最新式のコンピューター
> 制御でしょうが、飛行機の離着陸が手動のように、船もやっぱりそうです
> か???
> そこんとこが一番気になるゥ。
私も細かいところは未だ分からず・・(-_-;)
でも、本当にスゴイですね!!
陸上の作業員と船の乗組員の緊張感もかなりのものでしょうね。
ですよ。多分奥さまのお声が一番かも???
> ドレスコードがあるのですよねー。これは思い出になります。
> で、カメちゃんさんはどんないでたちだったのお?
> 見たーい!(^^)!
ドレスコードを楽しむ!!
これがクルーズを楽しむ上でも、大事な要素にもなると思いますね。
私はこの時黒のスーツに蝶ネクタイでした。(*^_^*)
(この時、タキシードはまだでした。いずれそのお話も・・)
> まだ続く船旅レポ、これからゆっくりと拝見しまーす。
> まずは一作目、大作にポチ一票。
ありがとうございます!!
これからもよろしくお願い申し上げます。
カメちゃんより
- カメちゃんさん からの返信 2009/04/21 15:26:34
- RE: RE: あっぱれ!パナマ運河!
- ちょびれさん
私からの返信文の一部に、ちょびれさんからのお話の一部が混じってしまいました。下記の部分です。
> ですよ。多分奥さまのお声が一番かも???
お知らせして、お詫び申し上げます m(_ _)mm(_ _)m
これからもよろしくお願いします。
カメちゃんより
- ちょびれさん からの返信 2009/04/21 18:30:52
- RE: RE: RE: あっぱれ!パナマ運河!
- ありゃま!
気が付きませんでした、ご丁寧にありがとうございます!
こちらこそ宜しくお願い致します♪
明後日から娘が住む上海に4泊5日で突撃訪問してきます、
また帰国しましたらお邪魔しますね、暫し・・・行ってきます(^^)/
ちょびれ
- カメちゃんさん からの返信 2009/04/21 20:24:15
- お気を付けて・・(^_^)/~
- ちょびれさん
お許しをいただき、ありがとうございました<(_ _)>
> 明後日から娘が住む上海に4泊5日で突撃訪問してきます、
> また帰国しましたらお邪魔しますね、暫し・・・行ってきます(^^)/
行ってらっしゃ〜い!!(^_^)/~
そして、お気を付けて!!
土産話を楽しみにしています!!(^_^)
カメちゃんより
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