2008/07/26 - 2008/07/26
1050位(同エリア1671件中)
みにくまさん
京都世界遺産めぐり? 「醍醐寺」
1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。
地下鉄醍醐駅より徒歩10分、JR山科駅からはバスも出ています。
私たちは清水寺からタクシーで向かいました。所要時間は約30分、2500円前後でした。
豊臣秀吉が晩年に「醍醐の花見」を行った地として有名です。
下醍醐の金堂・五重塔の他、上醍醐には薬師堂・清瀧宮拝殿、三宝院の唐門・表書院と、国宝の建築物が数多く揃っています。
拝観料:600円(複数拝観で割引あり)
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醍醐寺
真言宗醍醐派の総本山で、山上の上醍醐と山下の下醍醐からなる壮大な寺です。
京都府では最古の五重塔をはじめ、国宝や重要文化財を4万点保有しています。 -
「古都京都の文化財」
世界遺産のゴールドプレート(勝手に命名)
今までに回った5箇所の遺産のうち、清水寺以外は同じものがありました。 -
醍醐寺周辺地図
上醍醐に行くには、下醍醐から約1時間、険しい山道を登らなければなりません。
今回訪れた時は、とても暑い時期で、猛暑対策や山登りの準備をあまりしていなかったので、上醍醐に行くのは諦めました。 -
史跡 醍醐寺境内
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寺の外壁
総門へ向かう入り口付近から外壁を撮ってみました。
伏見区東方の醍醐山に200万坪以上の境内を持つ広大な寺院です。 -
唐門 国宝
1599年、豊臣秀吉(秀頼)により建立 -
唐門
この門は三宝院の正門だと思われます。
三宝院見学をする場合は、この門の隣に設けられた別の門から入ります。 -
唐門
真ん中の扉には桐紋が描かれています。
これは豊臣秀吉が皇室から下賜されたものだと思われます。
秀吉は己の権力の誇示のために、この桐紋を積極的に工芸品に付けたそうです。これは太閤紋と呼ばれました。 -
西大門(仁王門)先の並木道
西大門(仁王門)は、1605年に豊臣秀頼により再建されました。左右に並ぶ仁王像は1134年に作られたものです。
★私たちが行った時には、西大門は補修工事中だったので、通り抜けはできましたが、外観は見えなくなっていました。 -
左右は林に
この日は猛暑で37度近くあるような暑さでした。
しかし、この並木道はとても涼しく、林の方から吹き付けてくる風がひんやりと気持ちが良かったです。 -
清滝宮 重要文化財
実はこの清滝宮というのが、どこのことなのか分かりませんでした。
この看板の先には2つの建物があり、それぞれの名称は
清瀧宮本殿・清瀧宮拝殿なのです。
この2つを合わせて清滝宮というのでしょうか。 -
清瀧社 重要文化財
この清瀧社というのもよく分かりません。
ちなみに上醍醐には、清瀧宮拝殿という国宝がありますが、下醍醐にも同じ名前の建物があるのがよく分かりません。 -
清瀧宮本殿 重要文化財
1517年の再建。
毎年4月1日から21日まで、清瀧権現桜会の様々な行事の中心になっています。 -
清瀧宮拝殿
上醍醐にある国宝の「清瀧宮拝殿」とは別の建物です。 -
清瀧宮拝殿
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五重塔 国宝
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五重塔
醍醐天皇の菩提を弔うため952年に完成した。
京都府下で最古の建造物で、内部の壁画は、日本密教絵画の源流をなすものといわれています。
応仁の乱の戦火によって、下醍醐のほとんどの建物が焼失する中、五重塔だけは戦火を免れました。 -
記念撮影
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五重塔
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相輪
五重塔の高さは38mですが、屋根の上の相輪だけで13mあります。
相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えています。 -
五重塔
五重塔はそれ自体が国宝に指定されていますが、内部に描かれた壁画も独立して国宝に指定されている。
特に空海像は、現存する空海の絵画としては日本最古のもので、非常に貴重なものです。 -
五重塔
京都の世界遺産巡りで、いくつかの五重塔(三重塔)を見てきましたが、何度見ても素晴らしい建築美です。
1000年以上前に建てられたものとは、にわかには信じがたいですね〜。 -
鐘楼
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金堂 国宝
醍醐天皇の御願により、926年に創建された。
当時は釈迦堂といわれていたが、永仁・文明年間に2度焼失しました。
現在の金堂は、豊臣秀吉の命により紀州湯浅より移築計画され、1600年に完成しました。
この金堂が、醍醐寺の中心のお堂であり、安置されている薬師如来座像が醍醐寺の本尊です。 -
金堂
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金堂
写真右の看板に「出口口」と書いてあったのが気になりました。「出入口」の間違いでは?? -
釣灯篭
たくさんの釣灯篭が吊られていました。
金色で細かい意匠が施してあり綺麗でした。 -
金堂内
中央に薬師如来像、その左右に日光・月光菩薩。
この薬師三尊の左右には、四方を守護する四天王立像が配されています。
ここより先は撮影禁止の看板がありました。 -
金堂から
左手に五重塔が見えます。 -
金堂
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不動堂
建物の前に不動明王?の石像がありました。
堂内にも不動明王を中心に5体の明王が安置されています。
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真如三昧耶堂
入母屋桧造り平屋建て
もとは949年に朱雀天皇の御願により建てられ「法華三昧堂」と呼ばれていましたが、1470年に焼失しました。
現在の建物は、1997年に建立されたものです。 -
祖師堂
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祖師堂
真言宗を開いた弘法大師・空海と、その孫弟子で醍醐寺を開創した理源大師・聖宝が祀られています。 -
祖師堂内
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門
名前は分りませんが、とても古い門です。 -
門の天井
派手な鬼瓦
柱には無造作に張られた紙。
これって何でしょうね〜?
古い門の内側天井を見ると、必ずといっていいほどこの札のようなものがたくさん貼られています。
名前と地名が書いてあるのでしょうか。
昔の名刺のようなものですかね〜。 -
伝法院大講堂
伝法院というのは、大講堂を中心に広がる、林泉及び弁天堂、地蔵堂、鐘楼、伝法学院等を総称したものです。 -
伝法院大講堂
醍醐天皇一千年御忌を記念し、1930年に造られました。
大講堂は、石を積み上げた土台の上に立つ宝形造りの大建築で、醍醐寺のなかで最大の建物です。 -
大講堂の屋根
名称は分かりませんが、とても大きく綺麗なものが屋根の上にありました。 -
弁天堂
★楽しみにしていた弁天堂庭園は、工事中で水が抜かれており、作業の車が入っていました。 -
弁天堂庭園
観光地で工事中の庭園を見られることも少ないかな〜と思い、もう一枚記念に撮ってきました。 -
橋の上から
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鐘楼堂
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桜並木
春になると、この並木道は物凄いことになりそうです。
手前に見える枝垂れ桜は、たくさんの桜の中でもひときわ立派なものでした。 -
醍醐寺霊宝館
国宝や重要文化財だけで4万点、未指定の文化財を含めると10万点の寺宝を収蔵しています。
この手の施設としては一般的なのでしょうか、公開は春秋の一定期間のみです。
特別展
春 3月中旬〜5月中旬
秋 10月初旬〜12月初旬 -
三宝院 拝観口
写真左手の建物で拝観料を払って入場します。
拝観料は600円、伽藍の拝観料が600円で、セットで買うと1000円に割引されます。 -
三宝院 本堂
現在の三宝院は1598年に豊臣秀吉が再建したもので、表書院が国宝に、その他の建物も大半が重要文化財に指定されています。
★本堂内は写真撮影が禁止です。
中に入ると、しつこいほど「撮影禁止」の張り紙が貼ってあります・・。 -
特別史跡・名勝 三宝院庭園
1598年に秀吉が「醍醐の花見」に際し築庭させた三宝院庭園は、桃山時代を代表する回遊式庭園で、太閤秀吉の栄華を偲ばせる。
名石藤戸石(千石石)は聚楽第より運ばれたものです。 -
クローン桜
三宝院本堂の前にありました。 -
クローン桜
★醍醐寺では、けっこうやり残した事が多くありました。
上醍醐があるということを知らなかったので、山登りの準備をしておらず、また猛暑のため今回は諦めました。
西大門(仁王門)・総門・弁天堂庭園が工事中だったので、見られなかったのが痛いです。
霊宝館は時期が合わず開館していませんでした。
秋には素晴らしい紅葉が・春には桜が見られるので、もう一度、時期を見計らって来たいと思います。
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