ジョルジュ･シムノンの故郷/宗教都市リエージュ（DOWN)

2008/05/03 - 2008/05/03

メグレ警視シリーズで世界中に(だと思うのですが）有名なジョルジュ・シムノンは実はこの町で生まれました。リエージュの新聞社(ガセット・ド･リエージュ)の新聞記者として書き始めたのがきっかけで、1922年20代の最初にパリに引っ越すまで、ここに住んでいたそうです。上品な感じのメグレ警視が育ったのは、こんな素敵な旧市街が残る町だったんです。

2020.06.07．詳細追記

エリア リエージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

373段の階段を上りきったところにあったのは、戦争記念碑。

ビューラン山上にあります。

記念碑の前から見えるリエージュの市街地とムーズ川。

せっかく上ってきたのだけれども、一度登ってしまったら、後は下りるだけ。今度は階段を使わずに、街路地を行くことにしました。

リエージュにも通ってきた　ディナンやナミュールのように　
実はシタデルがあり　それはこのビューラン山頂にあります。

時間に余裕のある方は
すぐに下りずに、遊歩道がありますから、散歩するのもいいでしょう。

ビューラン山 建造物

私はこのあとアーヘン迄行かなければならなかったので、シタデル見学はやめて、下っていきました。

途中で見かけたレリーフ。

ここからは細い小道をクネクネと下りていきます。

あれだけの急な上り階段だったのですから、この下り坂が、こんな調子でも、仕方ないのでしょうね。

こちらは人も少なく、いい雰囲気。

こちらから上がってくる人達は、階段を下りなければならないんでしょうね。正直言って、膝を悪くしそう。

美しい木組みの建物。いつごろのものなのだろう。

地面に対して垂直ではありませんね。

展望を楽しめるテラスへの入り口が全然見つからなかったのですが、実はこの建物の中から行けたのです。

17世紀に作られたのですね。ミニムの僧院跡。

1614年フランスに建てられたクヴォン・ド・ミニム（ミニムの僧院）では　植物や薬草を育てていて、　植物学者のルイ・フュイエという人がここで得た知識で、ルイ14世につかえたこともあったとか。　
薬草から香水を作っていたレシピはこの僧院のものらしいです。

今の「ロクシタン」のもとになったようです。
「ロクシタン」大好きですが、こんな所にルーツがあったとは。

町の屋根も、なめった用になってたりしていて、面白い風景。

一方　僧院跡の庭だからかしら、花のついた草木がいっぱい。

市民の憩いの場に使われているようです。

戦争記念碑に比べるとかなり海抜が低いところですが、なかなかいい感じの場所でした。

きれいな紫の花が咲いていました。

jijidarumaさんから　これはライラックの花だと　
教えていただきました。

この花もなんだか知りません。でもきれい。

さあどんどん下っていきましょう。

こちらが反対側の出入り口。

それにしても小路の細いこと。

迷路みたい。

私が抱いている、宮部みゆきの「ブレイブストーリー」に出てくる「ガサラ」の町のイメージは、こんな感じ。

https://www.amazon.co.jp/ブレイブ・ストーリー-上-角川文庫-宮部-みゆき/dp/4043611110

漫画化され、アニメにもなっているが、それは見ていない。　イメージが違ったらいやだなと思って。

何度読んだかわからない　
大好きな本

ウ～ン　狭いネエ　(-_-;)

80㎝ぐらい・・・

猫道か!!!　猫の恩返しか!!!　ジブリの世界か!!!

住んでいる人たち、引越しなんてできないでしょうね。旅行に行く時、スーツケースが重かったらどうするのでしょう。

やっと下まで下りてきたみたいです。

秋の写真みたいに見えますが、春です。5月です。

お花です。　　説明になっていない･･･　　(ー_ー;)

NUN'sというレストランのようです。

https://www.youtube.com/watch?v=CXUZPhWaciA

ビューラン山 建造物

振り出しに戻って、レストランのところまで来ました。

マルシェ広場。

すごい音と煙に包まれた車が来て、何だろうと思ったら、地元のチームが勝ったんだそうです。

何のスポーツだったか･･･　　忘れました。

バスに再び乗って、駅まで戻り、アーヘンへ移動です。

リエージュ ギマン駅 現代・近代建築

ローカルの電車だったので、ガラガラでした。

この旅行記へのコメント （2）

• jijidarumaさん 2020/06/06 17:33:39

  ライラック(リラ)の花だと思います。

  M-koku1さん 、
  花には詳しくないのですが、これは分かりました。
  ≪きれいな紫の花が咲いていました。≫　＝＞ライラック(リラ)の花に
  花も葉もそっくりです。
  5月のヨーロッパではこの花をよく見かけます。
  
  Der Mai ist gekommen　5月がやってきた。
  http://www.youtube.com/watch?v=9dwfF3WS9pU
  
  jijidaruma

  M-koku1さん からの返信 2020/06/07 22:26:41

  Re: ライラック(リラ)の花だと思います。

  jijidarumaさん　
  
  以前の旅行記は　どうしても　情報が不足していますね。
  この頃はけっこう忙しく　あちらこちらへ飛び回っていたので　
  実に適当に書いています。
  お恥ずかしい限りです。
  それだけに　jijidarumaさんの旅行記なんか見ていると　
  読み物として面白く　ちょっと自己反省中です。
  
  youtubeの貼り付けもありがとうございました。
  天気のいいヨーロッパの田園風景、　素敵ですね。
  
  いつかまた　ブラブラ行きたいです。
  
  まずは　新型コロナにつかまらないことが基本ですが。
  
  書き込みありがとうございました。
  
  Mより