2008/05/03 - 2008/05/03
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M-koku1さん
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中世のヨーロッパはキリスト教の暗い支配という時代を持つ。教会が、「黄金の羅針盤」に出てくる、強権そのものであった時もあった。ムーズ川とウルト川の合流地点にあるリエージュの町は、その交通の要所という利点を生かして発展した町で、現在ではリエージュ州の州都である。そしてかつてキリスト教の中心地として栄えた宗教都市の名残を見せる町でもある。ナミュールからアーヘンに向かう途中のローカル列車の乗換駅である。通過するつもりだったが、天気も良かったので。ちょっと立ち寄ってみた。
2020.08.06 追記
2020東京オリンピック 公式エンブレム問題の発端の劇場は ここにありました。考えてみると 最初から問題続きのオリンピック。どうなっちゃうんでしょうねえ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ナミュールからリエージュまで、車窓からのどかな風景が楽しめます。
ローカル列車で45分
費用は1000円ぐらい考えておいてください -
リエージュの駅。
今建築中で、まだ完成していません。
かなり近代的です。
5月現在駅舎はまだプレハブでした。リエージュ ギマン駅 現代・近代建築
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ここで乗り換えて、ブラッセルに向かう人、パリに向かう人、色々です。
リエージュ ギマン駅 現代・近代建築
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ホームです。斬新でしょう?
ほぼ完成して使用が始まったばかり
まだ一部工事中でした
スペインの建築家 サンティアゴ・カラトラヴァの設計リエージュ ギマン駅 現代・近代建築
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ホームからこんな風景が見えているのです。興味を引かれるではありませんか。途中下車に決定。
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駅前からバスに乗って、とにかく繁華街まで行くことにしました。これはオペラ座。
Théâtre de Liège
1918年にベルギー国王アルベール1世が設立した国立のギムナジウムが起源
2020年東京オリンピックの公式エンブレム(2015年9月1日に使用中止を決定)が
リエージュ劇場のロゴと酷似していると指摘され問題になったので
覚えている方もいらっしゃるかも
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Tokyo_2020_Olympics.svg -
デパートとか、お店の建ち並ぶ、いわゆる繁華街でバスを降りたものの、どこへ行ったらいいのかわからず、とりあえずムーズ川に向かって歩き始めました。
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川にはたどり着いたものの、何もない。これが小さい町と大きな町の違い。大きな町に行く時には、やはり基本的な知識が必要ね。ただウロウロしてもだめみたい。
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まずはおいしそうなレストランを探すことから始めることにした。
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鼻がきくのか、何故かいつの間にかレストランが並んでいる場所にたどり着く。
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多分、市役所だと思う。
ジョルジュシムノンの銅像は このあたりにあったはず -
これが ジョルジュ・シムノンの銅像
一連のメグレ警視シリーズ
面白かった記憶があります
https://www.mystery.co.jp/programs/maigret_rowan -
その前が広場のようになっていて、カフェやレストランがあるある ^O^
旧市街にあるマルシェ広場 -
レストラン街は君主司教宮殿の隣だと気づいた。
リエージュは フランス語圏の中心地で
かつては強大な権力を持つ司教領首都として
隆盛をきわめた宗教都市
16世紀ルネサンス様式の建物
南側だけ18世紀に再建されたそうです
エラスムスの「痴愚神礼讃」に想を得た彫刻が
あるので ご興味のある方はどうぞプランス エベック宮殿 城・宮殿
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食事をしている人たちも垢抜けている。
ペロンの噴水 モニュメント・記念碑
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注文したお料理を待つ間、通りの方をのんびりと眺めて。
ペロンの噴水が見えている。ペロンの噴水 モニュメント・記念碑
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鴨肉を使ったコールドサラダ。
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イチオシ
田舎に比べてやはり都会はおしゃれ。
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紫の花が建物の表を這っている。ヨーロッパだなあ〜
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おなかが落ち着いたところで、本格的に探訪開始。
ワロン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ビジターセンタで地図を手に入れ、一人ウォーキングツアー。
旧市街地散策です! -
きれいな建物。
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http://www.belgium-travel.jp/wallonia/liege.html
このリエージュ紹介のサイトによると
「リエージュは古くからヨーロッパ各地の交易の中継地としてその名を馳せた西ヨーロッパの十字路です。また、中・近世においては欧州屈指の鉄砲の生産地として知られています。」
とのこと・・・ -
イチオシ
シタデルがある高いところから景色を見たかったので、ビューラン山の上まで登ることにしました。
ビューラン山 建造物
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でも坂の下に来て愕然。何なの、この階段!
コルマールから来たおじさん二人組み。別に知り合いじゃありませんが、なんだかこの階段を目の前にすると、「階段を制覇する」という目標を前に、一種の仲間意識ができてくるのが不思議。ビューラン山 建造物
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階段は実に373段あるんだそうです。25段で1階と考えると、15階建てぐらいだけど・・・
ビューラン山 建造物
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フーフー言いながら次々に登ってくる人間が、面白いのでしょうか。熱心にのぞいていた地元犬。
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途中にいくつかベンチが置いてありましたが、みんないっぱい。
ビューラン山 建造物
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やっと一番上まで来ました。これじゃ、サンフランシスコも顔負け!
ビューラン山 建造物
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と思ったら、階段がまだまだあります。今回のベルギーは登りが多いなあ〜
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それでも山の上からムーズ川と、Arches橋の眺望が、眼下に広がり、疲労が消えていく感じ。
沢山の歴史的な建物もあり
ちょっと立ち寄るだけでは もったいない街でした
いつの日か再訪したい街の一つです
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この旅行記へのコメント (2)
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- Komuさん 2008/11/13 00:35:12
- きれいな街並みですね
- M-koku1さん、こんばんは。
今年は年始の旅で、ベルギーのブリュッセル周辺に
行ってみようかと思っていたのですが、
少しピンとこなかったり、予算などもあり断念したのですが、
リエージュという街、色合いがなんとなく好みの色で、
いいなぁと思いました。
暖かい時期は旅行代金も高くなりそうですが、
ベルギーにはできれば夏とかに、
いつか行ってみたいという思いが、
ますますわいてきました。
- M-koku1さん からの返信 2008/11/14 08:02:54
- RE: きれいな街並みですね
- komu55さん
ベルギーは、フランスと似ている面も多いのですが、
ずっと地味で、
一つ一つの町も小ぶり。
でもその一つ一つに趣があって、
昔から好きな国です。
北のゲントから、ブルージュ、ブリュッセル
そしてアルデンヌ地方の
ナミュール、ディナン みんな好きです。
リエージュは、大きな町でした。
上手に観光するととても面白いですよ。
足が疲れますが…
ドイツのアーヘンを一緒に回られることをお勧めします。
リエージュとアーヘンはとても近いので…
ではまた M
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