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メルヘン街道の旅3日目のこの日は、ハーメルン近郊のホテルをチェック・アウトして、まっすぐハン・ミュンデンへ向かいました。<br /><br />ドイツでは木組みの街並みがあちこちで見られますが、この町には600軒近い木組みの家があるそう。ハルツ地方の町クヴェトリンブルクの1200軒に数では及ばずとも、大きな木組みの家々が軒を連ねる街並みは圧巻。また、この町はヤブ医者の代名詞《鉄ひげ博士》が住んでいたことでも知られ、博士が暮らした家が今も残っています。

メルヘン街道の旅(4)~美しき木組みの町 ハン・ミュンデン

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2008/05/24 - 2008/05/24

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旅行記グループ メルヘン街道の旅

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ショコラ

ショコラさん

メルヘン街道の旅3日目のこの日は、ハーメルン近郊のホテルをチェック・アウトして、まっすぐハン・ミュンデンへ向かいました。

ドイツでは木組みの街並みがあちこちで見られますが、この町には600軒近い木組みの家があるそう。ハルツ地方の町クヴェトリンブルクの1200軒に数では及ばずとも、大きな木組みの家々が軒を連ねる街並みは圧巻。また、この町はヤブ医者の代名詞《鉄ひげ博士》が住んでいたことでも知られ、博士が暮らした家が今も残っています。

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  • ハーメルンからハン・ミュンデンへ向かう途中の風景。<br />緑がまぶしい〜♪

    ハーメルンからハン・ミュンデンへ向かう途中の風景。
    緑がまぶしい〜♪

  • ハン・ミュンデンに到着!<br />川(写っているのはフルダ川)の向こうに木組みの街並みが広がっています。屋根がぜんぶオレンジ色〜。

    ハン・ミュンデンに到着!
    川(写っているのはフルダ川)の向こうに木組みの街並みが広がっています。屋根がぜんぶオレンジ色〜。

  • フルダ川の中州 Unterer Tanzwerder にかかる屋根付きの橋。ルツェルン(スイス)のカペル橋とちょっと似てるような……。

    フルダ川の中州 Unterer Tanzwerder にかかる屋根付きの橋。ルツェルン(スイス)のカペル橋とちょっと似てるような……。

  • 橋からの眺め。

    橋からの眺め。

  • 橋の中(?)はこんな感じ。

    橋の中(?)はこんな感じ。

  • 橋を渡ったら、もうそこは旧市街。は〜、これは壮観! 道の両側に木組みの家並みがずず〜っと向こうまで続いています。<br /><br />←町のメインストリート、ランゲ通り(Langestr.)。

    橋を渡ったら、もうそこは旧市街。は〜、これは壮観! 道の両側に木組みの家並みがずず〜っと向こうまで続いています。

    ←町のメインストリート、ランゲ通り(Langestr.)。

  • 屋根だけはオレンジ色に統一されていますが、ファサードのバリエーションはすごいの一言。

    屋根だけはオレンジ色に統一されていますが、ファサードのバリエーションはすごいの一言。

  • あっ、ドラゴン発見!

    あっ、ドラゴン発見!

  • 噴水でおおはしゃぎする子どもたち&わんこ。<br />このわんこはちょっと臆病ちゃんで、水になかなか近づけずにいました。

    噴水でおおはしゃぎする子どもたち&わんこ。
    このわんこはちょっと臆病ちゃんで、水になかなか近づけずにいました。

  • こちらもランゲ通り。<br />この家並みは何百年も変わっていないんだろうなぁ。

    こちらもランゲ通り。
    この家並みは何百年も変わっていないんだろうなぁ。

  • ランゲ通り79番地のこの建物が(中央のクリーム色の家)、鉄ひげ博士(Dr. Eisenbarth)が住んでいた家。博士はこの家で亡くなったのだそう。<br /><br />現在、1階はスーパーになっています(某ガイド・ブックでは「薬局」となっていたけど)。

    ランゲ通り79番地のこの建物が(中央のクリーム色の家)、鉄ひげ博士(Dr. Eisenbarth)が住んでいた家。博士はこの家で亡くなったのだそう。

    現在、1階はスーパーになっています(某ガイド・ブックでは「薬局」となっていたけど)。

  • 建物2階の中央部分に、大きな注射器をもった鉄ひげ博士の像があります。<br /><br />鉄ひげ博士って、鉄のようにごわごわの髭を生やしていたからそう呼ばれていたのかと思っていたら(そんなことを思うのはわたしだけかな)、アイゼンバルト(鉄ひげ)という名字だったんですね。像にも髭はありませんね(^^;)。<br /><br />この鉄ひげ博士は17〜18世紀にかけて生きた実在の人物で、外科医&眼科医だったそうです。やぶ医者の代名詞になっていますが、実際はとても研究熱心な医者で、新しい治療法を生み出したり、手術用具を開発したりもしていたそうです。<br /><br />博士のことをネットで調べて知ったのですが、『アイゼンバルト博士(ICH BIN DER DOKTOR EISENBARTH)』という歌があり、ドイツの学生たちに歌い継がれているようです(博士の治療法の数々を面白おかしく歌ったものらしい)。<br />以下のサイトでその歌の一部が視聴できます。<br />    ↓<br />http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=COCQ-84365<br />

    建物2階の中央部分に、大きな注射器をもった鉄ひげ博士の像があります。

    鉄ひげ博士って、鉄のようにごわごわの髭を生やしていたからそう呼ばれていたのかと思っていたら(そんなことを思うのはわたしだけかな)、アイゼンバルト(鉄ひげ)という名字だったんですね。像にも髭はありませんね(^^;)。

    この鉄ひげ博士は17〜18世紀にかけて生きた実在の人物で、外科医&眼科医だったそうです。やぶ医者の代名詞になっていますが、実際はとても研究熱心な医者で、新しい治療法を生み出したり、手術用具を開発したりもしていたそうです。

    博士のことをネットで調べて知ったのですが、『アイゼンバルト博士(ICH BIN DER DOKTOR EISENBARTH)』という歌があり、ドイツの学生たちに歌い継がれているようです(博士の治療法の数々を面白おかしく歌ったものらしい)。
    以下のサイトでその歌の一部が視聴できます。
        ↓
    http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=COCQ-84365

  • ランゲ通り南端に建っていた塔。

    ランゲ通り南端に建っていた塔。

  • 木組みの家々に囲まれたキルヒプラッツ(Kirchplatz)。

    木組みの家々に囲まれたキルヒプラッツ(Kirchplatz)。

  • ランゲ通りのひとつ東のブルク通り(Burgstr.)。<br />人通りの多いランゲ通りから1本入れば、このようにとても静かなたたずまい。<br /><br />1階はお店になっているところもありますが、これだけ人が少ないと、商売あがったりでは?と余計な心配をしてしまう……。

    ランゲ通りのひとつ東のブルク通り(Burgstr.)。
    人通りの多いランゲ通りから1本入れば、このようにとても静かなたたずまい。

    1階はお店になっているところもありますが、これだけ人が少ないと、商売あがったりでは?と余計な心配をしてしまう……。

  • ブルク通り(南方面)。<br />これらの家に今も普通に人が住んでいるなんてすごい。<br /><br />ドイツのうちの借家も築100年と古いほうだけれど、これらの家の年数と比べると新築みたいなもの?

    ブルク通り(南方面)。
    これらの家に今も普通に人が住んでいるなんてすごい。

    ドイツのうちの借家も築100年と古いほうだけれど、これらの家の年数と比べると新築みたいなもの?

  • ブルク通りで見かけたペットショップの看板。

    ブルク通りで見かけたペットショップの看板。

  • マルクト通り(Marktstr.)。<br />この町で一番気に入った通り。通り全体がまるで博物館のよう。

    マルクト通り(Marktstr.)。
    この町で一番気に入った通り。通り全体がまるで博物館のよう。

  • このマルクト通りにもいろいろな鉄看板がさがっています。

    このマルクト通りにもいろいろな鉄看板がさがっています。

  • 気になったのがこの靴屋さんの看板。<br /><br />金色の靴がさがっていますが、これってグリム童話の〈灰かぶり〉が落としていった金の靴をモチーフにしてるのでしょうか?

    気になったのがこの靴屋さんの看板。

    金色の靴がさがっていますが、これってグリム童話の〈灰かぶり〉が落としていった金の靴をモチーフにしてるのでしょうか?

  • 市庁舎横のロッツェ通り(Lotzestr.)。<br />こちらも木組みの家がずらり。

    市庁舎横のロッツェ通り(Lotzestr.)。
    こちらも木組みの家がずらり。

  • 市庁舎前のマルクト広場。

    市庁舎前のマルクト広場。

  • 似ているけどちょっと違う、兄弟みたいなふたつの家。どちらもビミョーに傾いてる。

    似ているけどちょっと違う、兄弟みたいなふたつの家。どちらもビミョーに傾いてる。

  • 市庁舎。マルクト広場に面しているこちらが、実は後ろ側。このファサードの中央上部に鉄ひげ博士の仕掛け時計があり、1日3回動きます。

    市庁舎。マルクト広場に面しているこちらが、実は後ろ側。このファサードの中央上部に鉄ひげ博士の仕掛け時計があり、1日3回動きます。

  • しかけ時計の始まり、始まり〜♪<br /><br />右が鉄ひげ博士、左が患者さんのようです。

    しかけ時計の始まり、始まり〜♪

    右が鉄ひげ博士、左が患者さんのようです。

  • 歯を抜く場面のようですが、抜く前から鉄ひげ博士の手にはすでに歯がある(笑)。

    歯を抜く場面のようですが、抜く前から鉄ひげ博士の手にはすでに歯がある(笑)。

  • (すでに抜けている)歯をギコギコ抜く博士。<br /><br />仕掛け時計が動いているとき、鐘が音楽をかなでるのですが、これに合わせてわたしのまわりにいた人たちが歌っていました。どうやらこの音楽が『アイゼンバルト博士』だったみたいです。わたしも一緒に歌えたら面白かっただろうな〜。

    (すでに抜けている)歯をギコギコ抜く博士。

    仕掛け時計が動いているとき、鐘が音楽をかなでるのですが、これに合わせてわたしのまわりにいた人たちが歌っていました。どうやらこの音楽が『アイゼンバルト博士』だったみたいです。わたしも一緒に歌えたら面白かっただろうな〜。

  • 町歩きはそろそろおしまいです。<br /><br />←旧市街を出る途中で見かけた家。こりゃ、かなりゆがんでますな〜。

    町歩きはそろそろおしまいです。

    ←旧市街を出る途中で見かけた家。こりゃ、かなりゆがんでますな〜。

  • 町を出る前に見ておきたかったのがここ。ハン・ミュンデンの町の北側にはフルダ川とヴェラ川の合流地点があり、その2つが合わさってヴェーザー川になります。<br /><br />こちらはヴェラ川(合流地点の右手)。

    町を出る前に見ておきたかったのがここ。ハン・ミュンデンの町の北側にはフルダ川とヴェラ川の合流地点があり、その2つが合わさってヴェーザー川になります。

    こちらはヴェラ川(合流地点の右手)。

  • ここが川の合流地点。右手がヴェラ川、左手がフルダ川。ここから先がヴェーザー川。<br /><br />この写真の手前にヴェーザーシュタイン(Weserstein)という記念碑があるのですが、写真を撮るのを忘れました。

    ここが川の合流地点。右手がヴェラ川、左手がフルダ川。ここから先がヴェーザー川。

    この写真の手前にヴェーザーシュタイン(Weserstein)という記念碑があるのですが、写真を撮るのを忘れました。

  • ヴェーザー川をゆく遊覧船。<br /><br />このヴェーザーシュタインのそばに遊覧船乗り場がありました。

    ヴェーザー川をゆく遊覧船。

    このヴェーザーシュタインのそばに遊覧船乗り場がありました。

  • 実は、もう1ヵ所、立ち寄りたいところがありました。ハン・ミュンデンの町が一望に見渡せるというティリーシャンツェ展望台。写真の地図の下のほうにあるのがそれなのですが、結局、行けずに終わってしまいました。車で行けると思ってうろうろ走った末、展望台へは歩いてしか行けないらしいとわかりました。それがわかったときには空模様が変わり、今にも雨が降り出しそうになっていました。そんなわけであきらめることに……。最初から歩いて登っていればよかったです。<br /><br />展望台へ行かれた方の旅行記を拝見すると、本当にすばらしい眺めのようです。これからハン・ミュンデンへ行かれる方は、どうぞ展望台もお見逃しなく。<br /><br />3日目の宿泊地はハン・ミュンデンから車で30分ほどのところにある、ネルテン・ハーデンベルクという町です。続きは「メルヘン街道の旅(5)」にて。

    実は、もう1ヵ所、立ち寄りたいところがありました。ハン・ミュンデンの町が一望に見渡せるというティリーシャンツェ展望台。写真の地図の下のほうにあるのがそれなのですが、結局、行けずに終わってしまいました。車で行けると思ってうろうろ走った末、展望台へは歩いてしか行けないらしいとわかりました。それがわかったときには空模様が変わり、今にも雨が降り出しそうになっていました。そんなわけであきらめることに……。最初から歩いて登っていればよかったです。

    展望台へ行かれた方の旅行記を拝見すると、本当にすばらしい眺めのようです。これからハン・ミュンデンへ行かれる方は、どうぞ展望台もお見逃しなく。

    3日目の宿泊地はハン・ミュンデンから車で30分ほどのところにある、ネルテン・ハーデンベルクという町です。続きは「メルヘン街道の旅(5)」にて。

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